JP3071744B2 - 診断処理システム - Google Patents

診断処理システム

Info

Publication number
JP3071744B2
JP3071744B2 JP9338616A JP33861697A JP3071744B2 JP 3071744 B2 JP3071744 B2 JP 3071744B2 JP 9338616 A JP9338616 A JP 9338616A JP 33861697 A JP33861697 A JP 33861697A JP 3071744 B2 JP3071744 B2 JP 3071744B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diagnostic
command
circuit
control device
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP9338616A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11175365A (ja
Inventor
秀樹 安田
Original Assignee
甲府日本電気株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 甲府日本電気株式会社 filed Critical 甲府日本電気株式会社
Priority to JP9338616A priority Critical patent/JP3071744B2/ja
Publication of JPH11175365A publication Critical patent/JPH11175365A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3071744B2 publication Critical patent/JP3071744B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、診断処理システム
に関し、特に情報処理装置の障害処理に使用される診断
処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の診断処理システムとしては、例え
ば特開平1−290043号公報で開示されている診断
プロセッサがある。図5は、この公報における発明の一
実施例を示すブロック図であり、以下図5を用いて説明
する。
【0003】図5において、診断プロセッサ90から信
号線501を介し診断コマンドを受信したシステム制御
装置91は、被診断装置(演算プロセッサ92,93,
主記憶装置94)から集めた情報によりリプライフレー
ムを生成し、信号線502を介して診断プロセッサ90
に送信する。送信中にシステム制御装置91内部でエラ
ーが発生した場合、送信中のデータは信用出来ないもの
なのでキャンセルする必要がある。そのために専用の診
断インタフェース503を設け、送信中にシステム制御
装置91内でエラーが発生したことを診断プロセッサ9
0に報告していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術に
おいては、情報処理装置の装置間通信送信制御における
命令実行結果をデータフレームとして前記命令を発行し
た装置に返却するとき、データフレーム送信中に送信側
の装置内で発生したエラーを受信側装置に報告するため
に、装置内にこの装置内で発生したエラーを検出するエ
ラー検出回路と、エラー信号を発生させるためのエラー
信号発生回路と、送信中のエラー報告を行うための専用
インタフェースとを設けているため、ハードウェアを増
加させ制御が複雑になるという問題がある。
【0005】本発明は、上記送信中のエラー報告をより
少ないハードウェアで実現する診断処理システムを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の診断処理
システムは、診断コマンドを診断制御装置から診断装置
に発行し、前記診断装置が被診断装置に前記診断コマン
ドを実行させ、前記実行結果を前記診断制御装置に報告
する診断処理システムであって、前記診断装置,診断制
御装置間に前記診断装置が動作可能状態であることを示
す診断可能信号を設け、前記診断可能信号をON状態に
することにより前記診断制御装置に対して前記診断コマ
ンドの受信準備完了を通知するとともに、前記診断コマ
ンド実行結果の送信中に前記診断可能信号が連続してO
N状態にあることにより前記診断コマンド実行結果の送
信データが有効であることを前記診断制御装置に報告す
ることを特徴とする。
【0007】本発明の第2の診断処理システムは、診断
コマンドを診断制御装置から診断装置に発行し、前記診
断装置が被診断装置に前記診断コマンドを実行させ、前
記実行結果を前記診断制御装置に報告する診断処理シス
テムであって、前記診断装置,診断制御装置間に前記診
断装置が動作可能状態であることを示す診断可能信号を
設け、前記診断コマンド実行結果の送信中に前記診断装
置内でエラーが発生した場合、前記診断可能信号を一定
時間OFF状態にすることにより、前記診断制御装置に
対して前記診断コマンド実行結果の送信データが無効で
あることを報告することを特徴とする診断処理システ
ム。
【0008】本発明の第3の診断処理システムは、診断
コマンドを診断制御装置から診断装置に発行し、前記診
断装置が被診断装置に前記診断コマンドを実行させ、前
記実行結果を前記診断制御装置に報告する診断処理シス
テムであって、前記診断装置,診断制御装置間に前記診
断装置が動作可能状態であることを示す診断可能信号を
設け、前記診断可能信号をON状態にすることにより前
記診断制御装置に対して前記診断コマンドの受信準備完
了を通知するとともに、前記診断コマンド実行結果の送
信中に前記診断可能信号が連続してON状態にあること
により前記診断コマンド実行結果の送信データが有効で
あることを前記診断制御装置に報告し、前記診断コマン
ド実行結果の送信中に前記診断装置内でエラーが発生し
た場合は、前記診断可能信号を一定時間OFF状態にす
ることにより、前記診断コマンド実行結果の送信データ
が無効であることを前記診断制御装置に報告することを
特徴とする。
【0009】本発明の第4の診断処理システムは、本発
明の第1〜第3の診断処理システムにおいて、前記診断
可能信号は、前記診断装置,被診断装置を備えたシステ
ムの初期化完了またはリセット後にON状態にされ、前
記診断装置が動作可能状態にある間はON状態を維持す
ることを特徴とする。
【0010】本発明の第5の診断処理システムは、診断
コマンドを診断制御装置から診断装置に発行し、前記診
断装置が被診断装置に前記診断コマンドを実行させ、前
記実行結果を前記診断制御装置に報告する診断処理シス
テムであって、前記診断装置に、前記診断装置,被診断
装置を備えたシステムの初期化完了またはリセットによ
り診断可能信号をONにする診断可能信号生成回路と、
診断コマンドを受信,解読してコマンド発行回路にコマ
ンドを送信する診断コマンド解読回路と、前記被診断装
置に前記診断コマンドの実行を指示するコマンド発行回
路と、前記被診断装置からの前記診断コマンドの実行結
果を受信し、受信した実行結果をリプライフレーム生成
回路に送るリプライ受信回路と、前記診断コマンドの実
行結果から定められたフォーマットのデータフレームを
形成し、前記診断制御装置にリプライフレームを送信す
るリプライフレーム生成回路と、を有し、前記診断制御
装置に、前記診断装置の診断可能信号生成回路から前記
診断可能信号を受信し、前記診断可能信号がONになっ
たことで前記診断装置が動作可能状態になったことを診
断コマンド発行回路に通知する診断可能信号受信回路
と、前記診断可能信号受信回路から前記診断装置が動作
可能状態になったことを受信して、前記診断装置の診断
コマンド解読回路に対して前記診断コマンドを発行する
診断コマンド発行回路と、前記診断装置のリプライフレ
ーム生成回路からのリプライフレームを受信するリプラ
イフレーム受信回路と、を有することを特徴とする。
【0011】本発明の第6の診断処理システムは、診断
コマンドを診断制御装置から診断装置に発行し、前記診
断装置が被診断装置に前記診断コマンドを実行させ、前
記実行結果を前記診断制御装置に報告する診断処理シス
テムであって、前記診断装置に、前記診断装置,被診断
装置を備えたシステムの初期化完了またはリセット後に
診断可能信号をONにするとともに、前記診断装置内の
診断コマンド解読回路,コマンド発行回路,リプライ受
信回路,リプライフレーム生成回路のいずれかまたは複
数の回路でエラーが発生した場合、エラー報告を受信し
て前記診断可能信号を一定時間OFFにする診断可能信
号生成回路と、診断コマンドを受信,解読してコマンド
発行回路にコマンドを送信する診断コマンド解読回路
と、前記被診断装置に前記診断コマンドの実行を指示す
るコマンド発行回路と、前記被診断装置からの前記診断
コマンドの実行結果を受信し、受信した実行結果をリプ
ライフレーム生成回路に送るリプライ受信回路と、前記
診断コマンドの実行結果から定められたフォーマットの
データフレームを形成し、前記診断制御装置にリプライ
フレームを送信するリプライフレーム生成回路と、を有
し、前記診断制御装置に、前記診断装置の診断可能信号
生成回路から前記診断可能信号を受信し、前記診断可能
信号がONになったことで前記診断装置が動作可能状態
になったことを診断コマンド発行回路に通知し、リプラ
イフレーム受信回路が前記診断装置からリプライフレー
ムを受信中に前記診断可能信号がOFFになった場合、
OFFの時間をカウントして一定時間後に再びONにな
ると受信中の前記リプライフレームを無効にするととも
に、前記診断コマンドのリセットを前記診断コマンド発
行回路に指示する診断可能信号受信回路と、前記診断可
能信号受信回路から前記診断装置が動作可能状態になっ
たことを受信して、前記診断装置の診断コマンド解読回
路に対して前記診断コマンドを発行し、前記診断可能信
号受信回路から前記診断コマンドのリセットを指示され
て、前記診断装置の診断コマンド解読回路に対して前記
診断コマンドのリセット信号を発行する診断コマンド発
行回路と、前記診断装置のリプライフレーム生成回路か
らのリプライフレームを受信するリプライフレーム受信
回路と、を有することを特徴とする。
【0012】本発明の第7の診断処理システムは、本発
明の第1〜第6の診断処理システムにおいて、前記診断
制御装置と前記診断装置とは、1個:1個または1個:
複数個の組合わせで構成されることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して詳細に説明する。
【0014】最初に、本発明の一実施の形態の概要につ
いて図1を用いて説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施の形態の構成を示
すブロック図であり、中央処理装置1,2,3と、診断
コマンドを発行する診断制御装置10とから構成され
る。中央処理装置1,2,3はそれぞれ同じ構成であ
り、各中央処理装置は、被診断装置である演算処理装置
30,汎用ポート制御装置40,システム制御装置50
と、バス100を介して診断コマンドを解読し演算処理
装置30,汎用ポート制御装置40,システム制御装置
50との診断インタフェース120,121,122を
直接制御する診断装置20とを備えている、なお、11
0〜112は、本発明の特徴とするところの診断装置2
0が動作可能状態であることを示す信号線でありバス1
00とは別に設けている。
【0016】次に、このように構成された本発明の一実
施の形態の動作の概要について説明する。なお、中央処
理装置1,2,3は同じものであるため、ここでは中央
処理装置1を例に説明する。
【0017】中央処理装置1の初期化完了後またはリセ
ット後、診断装置20は診断可能信号線110の診断可
能信号をアクティブにする。このアクティブ状態は、診
断装置20が動作可能状態である間は維持される。診断
可能信号がアクティブになったことで診断制御装置10
は、診断装置20が動作可能状態であることを認識し、
診断装置20に対して診断コマンドをバス100を介し
て発行する。
【0018】診断装置20は、診断コマンドを受信,解
読し、例えばそれが演算処理装置30に対する診断コマ
ンドであった場合、診断インターフェース120を介し
て演算処理装置30に診断コマンドを発行し、演算処理
装置30からのリプライを待つ。そして、診断装置20
は、演算処理装置30からのリプライを受信するとリプ
ライフレームを生成し、診断制御装置10にバス100
を介して送信する。
【0019】この診断装置20から診断制御装置10へ
のリプライフレーム送信中に、診断装置20内部でエラ
ーが発生した場合には、送信中のリプライフレームは信
用出来ないデータであるため無効にする必要がある。こ
のために、通常は診断装置20が動作可能であることを
示す診断可能信号110を一定時間非アクティブにする
ことで、診断装置20のエラーを診断制御装置10に報
告する。
【0020】そして診断制御装置10は、診断可能信号
が一定時間非アクティブになると診断装置20から受信
中のリプライフレームを破棄する。その後、診断制御装
置10は、診断装置20に対して診断コマンドをリセッ
トするリセット信号を図示していない信号線を介して送
出し、診断装置20はバス100を介して状態情報を送
信する。
【0021】次に、本発明の一実施の形態について図2
を用いてさらに詳細に説明する。
【0022】図2は、図1の診断装置,診断制御装置の
詳細な構成を示すブロック図である。診断制御装置10
には、診断コマンド発行回路11と、診断可能信号受信
回路12と、リプライフレーム受信回路13とを備え、
診断装置20には、診断コマンド解読回路25と、コマ
ンド発行回路26と、リプライ受信回路27と、リプラ
イフレーム生成回路28と、診断可能信号生成回路29
とを備えている。被診断装置60は、演算処理装置3
0,汎用ポート制御装置40またはシステム制御装置5
0である。
【0023】なお、各回路間には、診断コマンド発行回
路11から診断コマンド解読回路25に診断コマンドを
送信するバス100、診断可能信号生成回路29から診
断可能信号受信回路12に診断可能信号を送信する信号
線110、リプライフレーム生成回路28からリプライ
フレーム受信回路13にリプライフレームを送信するた
めのバス100、診断コマンド解読回路25で解読した
コマンドをコマンド発行回路26に送信する信号線21
0、リプライ受信回路27で受けたリプライデータをリ
プライフレーム生成回路28に送信する信号線211、
診断コマンド解読回路25,コマンド発行回路26,リ
プライ受信回路27,リプライフレーム生成回路28で
発生したエラーを診断可能信号生成回路29にエラー報
告する信号線220,221,222,223、コマン
ド発行回路26から被診断装置60にコマンドを送信す
る信号線120,121,122、被診断装置60から
リプライ受信回路27にリプライデータを送信する信号
線120,121,122を備えている。
【0024】このような構成において、以下その動作に
ついて詳細に説明する。
【0025】中央処理装置1の初期化完了後またはリセ
ット後、診断装置20の診断可能信号生成回路29は、
診断可能信号110をアクティブにする。このアクティ
ブ状態は、診断装置20が動作可能状態である間は維持
される。診断制御装置10の診断可能信号受信回路12
は、診断可能信号110がアクティブになったことで診
断装置20が動作可能状態であることを認識し、診断装
置20に対して診断コマンド発行回路11から診断コマ
ンドをバス100を介して発行する。ここでは、被診断
装置60の内、演算処理装置30に対する診断コマンド
が発行されたものとして説明する。
【0026】診断装置20の診断コマンド解読回路25
は、診断コマンドを受信,解読し、信号線210を介し
てコマンド発行回路26にコマンドを送信する。コマン
ドを受けたコマンド発行回路26は、診断インタフェー
ス120を介して演算処理装置30に診断コマンドを発
行し、演算処理装置30からのリプライを待つ。
【0027】演算処理装置30は、前記コマンドの実行
結果を信号線120を介してリプライ受信回路27に送
信する。リプライ受信回路27は、受信した実行結果を
信号線211を介しリプライフレーム生成回路28に送
る。リプライフレーム生成回路28では、演算処理装置
30からの実行結果から定められたフォーマットのデー
タフレームを形成し、バス100を介して診断制御装置
10のリプライフレーム受信回路13にリプライフレー
ムを送信する。
【0028】このリプライフレームの送信中に、診断装
置20内の診断コマンド解読回路25,コマンド発行回
路26,リプライ受信回路27,リプライフレーム生成
回路28のいずれかまたは複数の回路でエラーが発生し
た場合、仮にリプライフレーム生成回路28でエラーが
発生したとすると、リプライフレーム生成回路28は信
号線223を介して診断可能信号生成回路29にエラー
報告する。
【0029】エラー報告を受信した診断可能信号生成回
路29は、診断装置20が動作可能状態であることを示
す信号線110を一定時間非アクティブにする。信号線
110が非アクティブになると、診断可能信号受信回路
12は信号線110の非アクティブクロックT数をカウ
ントし、一定時間後に再びアクティブになると受信中の
前記リプライフレームを無効にする。その後、診断制御
装置10は、診断装置20の診断コマンド解読回路25
をリセットし、診断装置20の状態情報を送信させる。
【0030】次に、診断可能信号の生成について図3お
よび図4を用いて詳細に説明する。図3は、診断可能信
号生成回路の一例を示す図であり、図4は、図3の診断
可能信号生成回路の動作を示すタイムチャートである。
【0031】FF0フリップフロップ71のパリティチ
ェック回路75、FF1フリップフロップ72のパリテ
ィチェック回路76、FF2フリップフロップ73のパ
リティチェック回路77またはFF3フリップフロップ
774のパリティチェック回路78のいずれかまたは複
数のフリップフロップでエラーを検出した場合、パリテ
ィチェック回路75の出力信号251、パリティチェッ
ク回路76の出力信号261、パリティチェック回路7
7の出力信号271、パリティチェック回路78の出力
信号281をOR回路80にて論理和をとり、エラー代
表信号300、301を生成する。仮に、図4(イ)に
示すように、診断コマンド解読回路25のFF0フリッ
プフロップ71のパリティチェック回路75でエラーを
検出したとすると、図4(ウ)に示すように、同時にO
R回路80がアクティブになる。
【0032】そして、OR回路80の出力信号301を
ERRDフリップフロップ84で受けてから反転した信
号302と前記エラー代表信号300とをAND回路8
1で論理積をとった結果のカウントアップトリガ信号3
03が1T間アクティブになり、加算器85のカウント
開始のトリガとなる。
【0033】加算器85の結果はCNTR(0:4)レ
ジスタ86に格納され、CNTRレジスタ86の出力信
号306をOR回路83で論理和をとった信号線307
と前記トリガ信号線303とをOR回路82で論理和を
とった信号が、図4(カ)に示すCNTRレジスタ86
のストローブ信号308となる。つまり、カウントアッ
プトリガ信号303がアクティブになり、加算器85が
初期値0(hex)からカウントアップし始め、加算器
85がオーバーフローする(0に戻る)までの間ストロ
ーブ信号308はアクティブになり続ける。
【0034】また、図4(ケ)に示すOR回路83の出
力信号309をインバータ87で反転させた信号310
と、図4(コ)に示す初期化中を表す信号を反転した信
号401とをAND回路88で論理積をとった図4
(シ)に示す信号110が、本発明の特徴である診断可
能信号となる。
【0035】このように診断可能信号は初期化完了後に
アクティブになり、フリップフロップ71〜74の少な
くとも1個のフリップフロップでエラーが発生して加算
器85がカウントしている間(本例では15T間)非ア
クティブになり、その後アクティブに戻る。
【0036】
【発明の効果】上述したように、本発明は、診断装置か
ら診断制御装置へのリプライフレーム送信中の診断装置
内のエラー報告を、通常はアクティブにしている診断装
置の診断可能信号を一定時間非アクティブにすることに
より行っているため、エラー報告用の専用インタフェー
スや複雑な制御回路を用いることなく診断装置内でのエ
ラーを診断制御装置に報告できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示すブロック図
である。
【図2】図1の診断装置,診断制御装置の詳細な構成を
示すブロック図である。
【図3】診断可能信号生成回路の一例を示す図である。
【図4】図3の診断可能信号生成回路の動作を示すタイ
ムチャートである。
【図5】従来の技術の一実施例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1,2,3 中央処理装置 10 診断制御装置 11 診断コマンド発行回路 12 診断可能信号受信回路 13 リプライフレーム受信回路 20 診断装置 25 診断コマンド解読回路 26 コマンド発行回路 27 リプライ受信回路 28 リプライフレーム生成回路 29 診断可能信号生成回路 30 演算処理装置 40 汎用ポート制御装置 50 システム制御装置 60 被診断装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 11/22 - 11/26

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 診断コマンドを診断制御装置から診断装
    置に発行し、前記診断装置が被診断装置に前記診断コマ
    ンドを実行させ、前記実行結果を前記診断制御装置に報
    告する診断処理システムであって、 前記診断装置,診断制御装置間に前記診断装置が動作可
    能状態であることを示す診断可能信号を設け、前記診断
    可能信号をON状態にすることにより前記診断制御装置
    に対して前記診断コマンドの受信準備完了を通知すると
    ともに、前記診断コマンド実行結果の送信中に前記診断
    可能信号が連続してON状態にあることにより前記診断
    コマンド実行結果の送信データが有効であることを前記
    診断制御装置に報告することを特徴とする診断処理シス
    テム。
  2. 【請求項2】 診断コマンドを診断制御装置から診断装
    置に発行し、前記診断装置が被診断装置に前記診断コマ
    ンドを実行させ、前記実行結果を前記診断制御装置に報
    告する診断処理システムであって、 前記診断装置,診断制御装置間に前記診断装置が動作可
    能状態であることを示す診断可能信号を設け、前記診断
    コマンド実行結果の送信中に前記診断装置内でエラーが
    発生した場合、前記診断可能信号を一定時間OFF状態
    にすることにより、前記診断制御装置に対して前記診断
    コマンド実行結果の送信データが無効であることを報告
    することを特徴とする診断処理システム。
  3. 【請求項3】 診断コマンドを診断制御装置から診断装
    置に発行し、前記診断装置が被診断装置に前記診断コマ
    ンドを実行させ、前記実行結果を前記診断制御装置に報
    告する診断処理システムであって、 前記診断装置,診断制御装置間に前記診断装置が動作可
    能状態であることを示す診断可能信号を設け、前記診断
    可能信号をON状態にすることにより前記診断制御装置
    に対して前記診断コマンドの受信準備完了を通知すると
    ともに、前記診断コマンド実行結果の送信中に前記診断
    可能信号が連続してON状態にあることにより前記診断
    コマンド実行結果の送信データが有効であることを前記
    診断制御装置に報告し、 前記診断コマンド実行結果の送信中に前記診断装置内で
    エラーが発生した場合は、前記診断可能信号を一定時間
    OFF状態にすることにより、前記診断コマンド実行結
    果の送信データが無効であることを前記診断制御装置に
    報告することを特徴とする診断処理システム。
  4. 【請求項4】 前記診断可能信号は、前記診断装置,被
    診断装置を備えたシステムの初期化完了またはリセット
    後にON状態にされ、前記診断装置が動作可能状態にあ
    る間はON状態を維持することを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか1項記載の診断処理システム。
  5. 【請求項5】 診断コマンドを診断制御装置から診断装
    置に発行し、前記診断装置が被診断装置に前記診断コマ
    ンドを実行させ、前記実行結果を前記診断制御装置に報
    告する診断処理システムであって、 前記診断装置に、 前記診断装置,被診断装置を備えたシステムの初期化完
    了またはリセットにより診断可能信号をONにする診断
    可能信号生成回路と、 診断コマンドを受信,解読してコマンド発行回路にコマ
    ンドを送信する診断コマンド解読回路と、 前記被診断装置に前記診断コマンドの実行を指示するコ
    マンド発行回路と、 前記被診断装置からの前記診断コマンドの実行結果を受
    信し、受信した実行結果をリプライフレーム生成回路に
    送るリプライ受信回路と、 前記診断コマンドの実行結果から定められたフォーマッ
    トのデータフレームを形成し、前記診断制御装置にリプ
    ライフレームを送信するリプライフレーム生成回路と、
    を有し、 前記診断制御装置に、 前記診断装置の診断可能信号生成回路から前記診断可能
    信号を受信し、前記診断可能信号がONになったことで
    前記診断装置が動作可能状態になったことを診断コマン
    ド発行回路に通知する診断可能信号受信回路と、 前記診断可能信号受信回路から前記診断装置が動作可能
    状態になったことを受信して、前記診断装置の診断コマ
    ンド解読回路に対して前記診断コマンドを発行する診断
    コマンド発行回路と、 前記診断装置のリプライフレーム生成回路からのリプラ
    イフレームを受信するリプライフレーム受信回路と、 を有することを特徴とする診断処理システム。
  6. 【請求項6】 診断コマンドを診断制御装置から診断装
    置に発行し、前記診断装置が被診断装置に前記診断コマ
    ンドを実行させ、前記実行結果を前記診断制御装置に報
    告する診断処理システムであって、 前記診断装置に、 前記診断装置,被診断装置を備えたシステムの初期化完
    了またはリセット後に診断可能信号をONにするととも
    に、前記診断装置内の診断コマンド解読回路,コマンド
    発行回路,リプライ受信回路,リプライフレーム生成回
    路のいずれかまたは複数の回路でエラーが発生した場
    合、エラー報告を受信して前記診断可能信号を一定時間
    OFFにする診断可能信号生成回路と、 診断コマンドを受信,解読してコマンド発行回路にコマ
    ンドを送信する診断コマンド解読回路と、 前記被診断装置に前記診断コマンドの実行を指示するコ
    マンド発行回路と、 前記被診断装置からの前記診断コマンドの実行結果を受
    信し、受信した実行結果をリプライフレーム生成回路に
    送るリプライ受信回路と、 前記診断コマンドの実行結果から定められたフォーマッ
    トのデータフレームを形成し、前記診断制御装置にリプ
    ライフレームを送信するリプライフレーム生成回路と、
    を有し、 前記診断制御装置に、 前記診断装置の診断可能信号生成回路から前記診断可能
    信号を受信し、前記診断可能信号がONになったことで
    前記診断装置が動作可能状態になったことを診断コマン
    ド発行回路に通知し、リプライフレーム受信回路が前記
    診断装置からリプライフレームを受信中に前記診断可能
    信号がOFFになった場合、OFFの時間をカウントし
    て一定時間後に再びONになると受信中の前記リプライ
    フレームを無効にするとともに、前記診断コマンドのリ
    セットを前記診断コマンド発行回路に指示する診断可能
    信号受信回路と、 前記診断可能信号受信回路から前記診断装置が動作可能
    状態になったことを受信して、前記診断装置の診断コマ
    ンド解読回路に対して前記診断コマンドを発行し、前記
    診断可能信号受信回路から前記診断コマンドのリセット
    を指示されて、前記診断装置の診断コマンド解読回路に
    対して前記診断コマンドのリセット信号を発行する診断
    コマンド発行回路と、 前記診断装置のリプライフレーム生成回路からのリプラ
    イフレームを受信するリプライフレーム受信回路と、 を有することを特徴とする診断処理システム。
  7. 【請求項7】 前記診断制御装置と前記診断装置とは、
    1個:1個または1個:複数個の組合わせで構成される
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の診
    断処理システム。
JP9338616A 1997-12-09 1997-12-09 診断処理システム Expired - Fee Related JP3071744B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9338616A JP3071744B2 (ja) 1997-12-09 1997-12-09 診断処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9338616A JP3071744B2 (ja) 1997-12-09 1997-12-09 診断処理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11175365A JPH11175365A (ja) 1999-07-02
JP3071744B2 true JP3071744B2 (ja) 2000-07-31

Family

ID=18319862

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9338616A Expired - Fee Related JP3071744B2 (ja) 1997-12-09 1997-12-09 診断処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3071744B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11175365A (ja) 1999-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI394048B (zh) 系統裝置、處理器及存取記憶體單元之方法
KR20000006576A (ko) 디지탈데이터처리시스템내의다수의호스트컴퓨터사이에서자원의공유를용이하게하기위한시스템
JPH0310980B2 (ja)
US7685473B2 (en) Computer system, method of detecting a stall in a computer system, and signal-bearing medium embodying a program causing a computer system to perform a method of detecting a stall in a computer system
JP3071744B2 (ja) 診断処理システム
JP3891994B2 (ja) 順番のある(in−order)キューをドレインする(drain)システムおよび方法
JP2003330905A (ja) コンピュータシステム
JP3151966B2 (ja) バス制御装置
JP2793391B2 (ja) バス能力制御方式
JP2834062B2 (ja) 情報処理システム
JP2578186B2 (ja) 故障検出回路の診断方式
JP2707663B2 (ja) メツセージ転送チエツク方式
JP2770494B2 (ja) 二重化制御ユニット
JP2856573B2 (ja) データ転送装置
CN116455557A (zh) 用于哈希运算的装置和复位方法
JPH0588995A (ja) データ通信システム
JP2875808B2 (ja) トレース制御方式
JP2676609B2 (ja) データ伝送方式
JP3051873B2 (ja) データ衝突検出装置
JPH05224969A (ja) 障害情報処理方式
JP2749994B2 (ja) 数値制御装置
JPH0981465A (ja) 主記憶制御装置
JPH0691565B2 (ja) 相手処理装置の動作監視装置
JPH05158723A (ja) 分散処理型制御装置の異常診断装置
JPH03101448A (ja) 従局の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000509

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090526

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100526

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees