JP3071411U - 鼠撃退器 - Google Patents

鼠撃退器

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道明 雪本
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株式会社ユタカメイク
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鼠が家屋の天井裏や床下などに進入したり、
住み着くようなことを効果的に防止できる鼠撃退器を提
供する。 【解決手段】 赤外線センサー1からの出力信号に基づ
いてドライバー9を駆動し発振器1から鼠が嫌う20〜
25KHzの高周波数を発振することにより、スピーカ
3から上記周波数の超音波を放射し鼠侵入を防止する鼠
撃退器であって、赤外線センサー1による鼠の動き検出
をして追尾変調機8から発振器1への出力を変動させ
て、発振器1からの周波数を鼠の動きに追従するように
変調させる。一方、スイッチング回路10からの出力信
号を発光器4とオゾンガス発生器6とに入力して、スピ
ーカ3からの超音波放射と同時に強力なフラッシュ光を
放つとともに、鼠に対する刺激臭をもつオゾンガスを発
生させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、家屋の天井裏や床下などに鼠が侵入したり、住み着くようなこと を防止するための鼠撃退器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、高周波帯域の周波数をもつ超音波を放射して鳥獣の撃退を行う鳥獣撃退 器は数多く提案されており、例えば、実開昭62−178884号公開公報など で示される鳥獣害防止装置がある。
【0003】 この公開公報に記載された鳥獣害防止装置は、マイクロ波受信兼用の発振器を 用いて鳥獣の侵入を検出し、その検出信号に基づいて発振器を駆動して、高周波 帯域、例えば、3〜40KHzの高周波数をもつ超音波をスピーカから放射する 。これによって鳥獣は驚くとともに不快感を感じ逃げ去ることになり、また、上 記スピーカからの超音波は鳥獣の侵入時にのみ放射するものであるから、鳥獣の 超音波に対する馴れが極力抑えられることになって、その効果を永く維持できる ものであ。
【0004】 また、他の提案として上記発振器からの周波数を断続させるだけでなく、基本 周波数に対し発振周波数を上下数KHzの範囲内で変動させて、鳥獣の馴れを効 果的に防止するように構成したものもある。
【0005】 ところが、上記従来の鳥獣撃退器にあっては、鳥獣、殊に、犬猫に対して十分 効果的に忌避撃退できるものとは言えないものであった。
【0006】 そこで、本願の考案者は先に、赤外線センサーにより犬猫の侵入を検出すると ともに、犬猫の動きに基づく検出信号の変動を追尾変調器で変調して発振器に入 力し、発振器からの高周波によりスピーカから放射される超音波を犬猫の動きに 対応して変調するように構成し、以て、赤外線センサーの検出エリア内に侵入し てきた犬猫に対して常に監視され、追尾されているかのような恐怖感を与えて、 犬猫の忌避撃退効果を飛躍的に高めるべくした犬猫撃退器を考案し出願した。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかして、今回上記した先の出願に係る犬猫撃退器の技術を応用して、鼠に対 しても的確に撃退することができ、家屋の天井裏や床下などに侵入したり、住み 着いたりするようなことを一層効果的に防止できる鼠撃退器を提供しようとする ものである。
【0008】
【考案を解決するための手段】
上記した課題を達成するために本考案は、鼠の動きを検出するための赤外線セ ンサーと、鼠が嫌う高周波帯域の周波数を発振する発振器と、当該周波数の超音 波を放射するスピーカと、侵入する鼠に対して光を放つ発光器とを備え、赤外線 センサーによる検出信号に基づくスピーカからの超音波の放射と、発光器からの 数回の発光とを行うように構成するとともに、赤外線センサーによる検出信号を 追尾変調器を介して発振器に入力して、追尾変調器から出力される変動信号に基 づき発振器からの高周波を鼠の動きに対応して変調するように構成し、かつ、赤 外線センサーによる検出信号に基づきオゾンガスを発生するオゾン発生器を設け たことを特徴とする。
【0009】 また、上記オゾンガス発生器は、赤外線センサーによる検出信号に基づき所定 時間オゾンガスを発生するためのタイマーと、その発生回数を設定するためのタ イマーとを備えていることを特徴とする。
【0010】
【作用】
この考案によれば、赤外線センサーの検出エリア内に鼠が侵入すれば、その侵 入の検出をして赤外線センサーから所定レベルの検出信号を出力する。この検出 信号は増幅器で増幅してスイッチング回路と追尾変調器とに入力されるもので、 スイッチング回路はドライバーに駆動信号を出力し、該ドライバーを作動させて 発振器を駆動し、所定帯域の高周波数(20〜25KHz)を発振する。この発 振器からの出力に基づきドライバーを介してスピーカから高周波数の超音波を放 射する。このとき、上記追尾変調器は赤外線センサーからの検出信号が鼠の動き に対応するように変化し、この変化に対応して追尾変調器からの出力が変動して 発振器に入力され、該発振器からの発振周波数が鼠の動きに追従するように変調 される。
【0011】 一方、スイッチング回路からは発光器およびオゾンガス発生器にも出力信号を 発するもので、スピーカからの超音波の放射と同時に、スイッチング回路からの 出力信号が発光器およびオゾンガス発生器に入力されて、超音波の放射と同時に 強力なフラッシュ光を3〜5/0.5〜1.0sec回放出するとともに、オゾ ンガスを所定の濃度(0.01〜0.02PPM)になるように発生させる。こ れは鼠に対し極めて有効な撃退効果を発揮する。すなわち、スピーカからの超音 波放射によって鼠が振り向いた瞬間に目潰し的に強力なフラッシュ光を発射する とともに、鼠の臭覚を強烈に刺激するものであるから、鼠にとっては非常な驚き となり、その忌避撃退は極めて効果的なものである。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。 図1は、本案鼠撃退器の実施形態を示すブロック図である。 同図において、1は鼠の動きを検出するための赤外線センサー、2は鼠が嫌う 高周波帯域、例えば20〜25KHzの周波数を発振する発振器、3は高周波数 の超音波を放射するスピーカ、4は閃光やレザー光などを発する発光器、5は所 定量のオゾンガスを発生するオゾンガス発生器、6は送風ファンである。
【0013】 上記赤外線センサー1は家の天井裏や床下などの適当場所に設置するもので、 該センサー1の検出エリア内に鼠が侵入すれば、その侵入検出をして所定レベル の検出信号を出力し、増幅器7で増幅して発振器2に入力する。このとき、増幅 器7と発振器2との間には後記する追尾変調器8が介在されている。
【0014】 上記発振器2はドライバー9を介してスピーカ3に接続されるもので、ドライ バー9による駆動をして発振器2から高周波帯域の周波数(20〜25KHz) を発振する。これによって上記した鼠が嫌う高周波帯域の周波数をもつ超音波が スピーカ3から放射される。ドライバー9はスイッチング回路10に接続される もので、増幅器7からの出力信号に基づくスイッチング回路10のトリガー動作 によりドライバー9の駆動が行われる。
【0015】 上記追尾変調器7には赤外線センサー1からの検出信号が増幅器7で増幅して 入力される。このとき、赤外線センサー1からの検出信号は鼠の動きに伴って変 化するもので、この変化に対応して追尾変調器8からの出力が変動し、例えば、 赤外線センサー1に対面する鼠の体表面積の変化、つまり、赤外線センサー1に 対する鼠の向きや鼠までの距離の変化などに伴い追尾変調器8からの出力に強弱 の変動を付与して発振器2に入力することになり、発振器2からの発振周波数が 鼠の動きに追従するように数KHzの範囲内で変調し、上記した鼠が嫌う高周波 帯域の周波数をもつ超音波として瞬時にスピーカ3から放射される。したがって 、赤外線センサー1の検出エリア内に侵入した鼠に対し、常時得体の知れない外 敵に追い掛けられているような恐怖感を与えることができ、すなわち、鼠が検出 エリア内で少しでも動くと、その動きに連れて異なる周波数の超音波が放射され 、鼠は何かに狙われ、追い掛けられている感じを持ち、その撃退効果が飛躍的に 増大するのである。
【0016】 上記スイッチング回路10からの出力信号は、フラッシュ回路11を介して発 光器4に入力されて、強力なフラッシュ光を3〜5/0.5〜1.0sec回発 するとともに、第1タイマー12および第2タイマー13を介してオゾンガス発 生器5に入力されて、オゾンガスを一定時間1乃至数回に渡って発生させる。こ のことは、鼠に対し極めて有効な撃退効果を発揮する。すなわち、上記スピーカ 3からの超音波放射により鼠が振り向いた瞬間に目潰し的に強力なフラッシュ光 が放たれ威嚇するとともに、強烈な刺激臭を受けるものであるから、鼠にとって 非常に大きな驚きとなり、その忌避撃退はより一層効果的なものとなるのである 。
【0017】 上記オゾンガス発生器5によるガス発生濃度は、発生時間が第1タイマー12 により制御し、発生回数が第2タイマー13により制御して調整されるもので、 対象空間(設置される天井裏や床下など)の大きさに対応すべく任意に変更調整 でき、つまり、オゾンガスの濃度を高めるときには第1タイマー12で発生時間 を長くすれば、また、対象空間が大きいときには第2タイマー13で発生回数を 多くすればよい。そして、実施例のごとくオゾンガス発生器5に送風ファン6を 付設することにより、対象空間へのオゾンガスの充満が迅速に行われる。
【0018】 なお、上記した実施例において、発光器4からのフラッシュ光をスイッチング 回路10からの出力信号に対し一回としているが、これは自動的に適当時間ごと に数回発光するように構成したり、スイッチング回路10からの出力信号ごとに 対応して発光するように構成してもよい。
【0019】 また、上記した実施例での電源としては、AC電源や電池、その他ソーラー電 源など任意のものが採用できる。
【0020】
【考案の効果】
以上、説明したように本考案の鼠撃退器によれば、鼠に対する高周波数の超音 波放射に基づく鼠の撃退に加え、当該鼠の動きに連れて超音波の周波数を常に変 動させているので、鼠の忌避撃退効果を飛躍的に高めるとともに、超音波の常時 変動により撃退効果の馴れによる低下を防止することができ、その上、上記した 超音波放射に伴い数回の強烈なフラッシュ光を放つとともに、所定濃度のオゾン ガスを放出させるものであるから、鼠は超音波の放射で振り向いた瞬間に目潰し 的に光が発射され威嚇されるとともに、強烈な刺激臭を受けることになるので、 鼠にとって非常な驚きとなり、その忌避撃退効果はより一層確実なものとなる実 用的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例による鼠撃退器のブロック
図である。
【符号の説明】
1 赤外線センサー 2 高周波発生器 3 スピーカ 4 発光器 5 オゾンガス発生器 8 追尾変調器 12 第1タイマー 13 第2タイマー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鼠の侵入を検出するための赤外線センサ
    ーと、鼠が嫌う高周波帯域の周波数を発振する発振器
    と、当該周波数の超音波を放射するスピーカと、侵入す
    る鼠に対して光を放つ発光器とを備え、赤外線センサー
    による検出信号に基づくスピーカからの超音波の放射
    と、発光器からの数回の発光とを行うように構成すると
    ともに、赤外線センサーによる検出信号を追尾変調器を
    介して発振器に入力して、追尾変調器から出力される変
    動信号に基づき発振器からの高周波を鼠の動きに対応し
    て変調するように構成し、かつ、赤外線センサーによる
    検出信号に基づきオゾンガスを発生するオゾン発生器を
    設けたことを特徴とする鼠撃退器。
  2. 【請求項2】 オゾンガス発生器は赤外線センサーによ
    る検出信号に基づき所定時間オゾンガスを発生するため
    のタイマーと、その発生回数を設定するためのタイマー
    とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の鼠撃
    退器。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013135644A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Ikari Shodoku Kk 通信装置、通信方法およびプログラム
JP2014135916A (ja) * 2013-01-15 2014-07-28 Houwarikou Co Ltd 害獣侵入防止装置
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CN105662065A (zh) * 2016-03-10 2016-06-15 邹燕燕 一种安全的岸边盛水的水杯
CN105768506A (zh) * 2016-03-10 2016-07-20 邹燕燕 一种安全的岸边盛水杯
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