JPS5842734B2 - ねずみ誘引装置 - Google Patents

ねずみ誘引装置

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JPS5842734B2
JPS5842734B2 JP54121328A JP12132879A JPS5842734B2 JP S5842734 B2 JPS5842734 B2 JP S5842734B2 JP 54121328 A JP54121328 A JP 54121328A JP 12132879 A JP12132879 A JP 12132879A JP S5842734 B2 JPS5842734 B2 JP S5842734B2
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JP
Japan
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oscillator
ultrasonic waves
attracting device
frequency
mouse
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JP54121328A
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JPS5645152A (en
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勉 逢沢
洋介 渡辺
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Ikari Shodoku Co Ltd
Original Assignee
Ikari Shodoku Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はねずみを特定の場所に誘引する装置に関する
ものである。
家住性ねずみであるドブネズミ(l(attusn□r
vegleus )やクマネズミ(Rat tus
ra −ttus)は食物等を食い散らしたり、病原菌
の伝染源となったりして各種の有害を及ぼすので、これ
らねずみを駆送したり、捕えたりする必要がある。
従来からねずみを追いはらう装置として超音波を使用し
た防鼠装置が各種市販されているが、これらは2000
0サイクル程度の超音波をねずみに照射することにより
、ねずみが忌避行動を示す事実から製作されたものであ
る。
しかしながらこれらの防鼠装置はいずれもねずみに音圧
の大きい(100デシベル前后)超音波を照射してねず
みにショックを与えることが主目的で構成されているた
め、ある程度使用するとこれらの防鼠装置から出力され
る超音波にねずみがなれてくるのでねずみの駆送効果が
不充分となり、また超音波が強力に届く極めて狭い領域
内でしか効果がなく、完全なねずみ防除は困難であり、
特に天井裏、物陰等に生息行動するねずみには効果が少
ない欠点があった。
またねずみを捕えたり、駆送したり、殺鼠剤を食べさせ
たりするためにはねずみを特定の場所に誘引すると薬剤
消費量、安全性、作業能率等の効率を高めることができ
るが、従来ねずみを有効に誘引する装置は見当らなかっ
た。
この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは置注性ねずみを広領域から特定の場所に
確実に誘引できるとともに、操作も容易にできるように
したねずみの誘引装置を提供せんとするものである。
置注性ねずみであるドブネズミやクマネズミは人間には
不可聴音である超音波を発していることが報告されてい
るが、個々間については知られておらず、また、その発
している超音波の波形を明瞭に研究したものは見当らな
かった。
本発明者はねずみが発している(超音波の波形を分析し
て検討し、各種の実験を行った結果、ねずみを誘引でき
る波形を見出し、この特定の波形の超音波を合成する装
置を開発し、この装置を用いてねずみを特定の場所に誘
引することを確認し本発明に到達したものである。
即ち、ねずみの雌雄間における求愛行動時に発する超音
波の波形、雄側体間の斗争時に発する超音波の波形摂食
時に発する超音波の波形等の各種の行動、動作における
波形を解析し、これら各種の波形のうち特定の波形の超
音波を発生させてねずみを特定の場所に誘引できる装置
を発明したものである。
ねずみが発生する超音波は周波数20〜40KHzの範
囲内に集中しており、その超音波は周波数の変調及びビ
ブラートを有しなから吹鳴時間、休止時間の比率が5=
1で間欠的に発振されていることが確認された。
この超音波を合成しねずみに放射したところ、特に周波
数24〜32 KHzの範囲内の超音波において効果が
大きく、音圧70デシベル前后の領域内にねずみを誘引
することができた。
誘引する超音波は、上記したように周波数を変調させか
つビブラートをかけて間欠的に放射するのが最もねずみ
誘引の効果はあるが、周波数24〜32KHzの範囲内
の超音波があれば効果において多少の差はあるが周波数
の変調及び/あるいはビブラートの有無もしくは間欠、
連続放射の差違に拘らずねずみ誘引の効果を有する。
本発明の要旨は、超音波の特定の音圧領域内にねずみを
誘引する装置であって、発振器と電気音響変換器とから
なり、上記電気音響変換器から周波数24〜32KHz
の上記超音波を連続的あるいは間欠的に放射するように
したねずみ誘引装置である。
即ち、本発明は、前述したようにねずみの個体間の交信
状態を探求し、その交信状態とはゾ同一の領域(周波数
24〜32KHzの超音波の特定の音圧領域、例えば音
圧70デシベル前後の領域)を人為的に作り出し、この
領域内にねずみを誘引することを最大の特徴とするもの
である。
尚、上記特定の音圧領域は、ねずみの個体差、種類の相
違によって変更されるものであり、あらかじめ予備実験
を行なって決定されるものである。
以下図面に示す実施例に基づいて本発明を具体的に説明
する。
図は本発明に係る装置のブロックダイヤグラムとそれに
対応する超音波のタイミングチャートを示す。
Aタイプは最も基本的な構成で周波数24〜32KHz
の信号を発生する発振器1と電気音響変換器(例えば
七うツミックスピーカ)6とから構成されており、一定
周波数の超音波(波形Wt )を連続的に放射すること
ができる。
Bタイプは発振器を発振器1aとパルス発振器2とから
構成し、パルス発振器2で例えばデユーティ比1:5の
パルスを作り、このパルス発振器2からの信号により発
振器1aが間欠発振しスピーカ6をドライプレ波形W2
の超音波を間欠的に放射する。
Cタイプは発振器を、パルス発振器2と鋸歯状波発振器
3と電圧制御発振器4とスピーカ6とを直列に接続して
構成し、発振器3からの信号で発振器4の周波数を変調
して、波形W3の超音波を連続的に放射できる。
このCタイプにパルス発振器2と同調してオン−オフ作
動するスイッチ7を電圧制御発振器4とスピーカ6との
間に組込んで構成する事によりCタイプで得られる超音
波を間欠的(波形W4 )に放射することができる(D
タイプ)。
Eタイプは発振器を、相互に若干の周波数差△fをもっ
て発振する二つの発振器(24〜32KHz ) 1
b t 1 cとこの二つの発振器l b t 1 c
から発振する信号を混合するミキサー5とから構成し、
ビブラートのかSつた超音波W5を連続的に放射するこ
とができる。
このEタイプのミキサー5とスピーカ6との間にパルス
発振器2と同調してオン−オフ作動するスイッチ7を組
込んで構成したFタイプにおいては、Eタイプの超音波
を間欠的(波形We )に放射することができる。
Gタイプは発振器をパルス発振器2と鋸歯状波発振器3
を直列に接続し、この鋸歯状波発振器3とミキサー5と
の間に若干の周波数差△fをもって発振する二つの電圧
制御発振器4 a F 4 bを並列に接続して構成し
、上記発振器3の信号により上記二つの発振器4at4
bの周波数に周波数変調をかけ、この周波数の異なる二
つの信号をミキサー5で混合し、スピーカ6より周波数
を変調させかつビブラートのか5つた超音波(波形W7
)を連続的に放射することができる。
このGタイプにおけるミキサー5とスピーカ6との間に
パルス発振器2と同調してオン−オフ作動するスイッチ
7を組込んで構成したHタイプは、最もねずみが発する
超音波に近似した波形を合成することができるもので、
Gタイプの超音波を間欠的(波形W8)に放射すること
ができる。
尚、上記した実施例A−Hに用いる発振回路はCMO8
で構成するとよく、この場合消費電力が少ないため乾電
池を用いても長時間作動でき、また電源電圧を安定させ
発振周波数の変動を少なくしている。
次に上記A−Hの構成からなるねずみ誘引装置を用いて
実験した例を示す。
実験例 1 屋外実験 装置を設置すべき場所の周辺に無毒粉剤を散粉し、3日
間観察しねずみが来ていないことを確認し、4日目に本
装置を設置して超音波を放射し続けた。
5日目の朝観察したところねずみの足跡が残っており、
明らかにねずみが誘引されていることが確認された。
なお、上記足跡は超音波の音圧が70デシベル以下のと
ころに集中していた。
実験例 2 屋内実験 本装置を天井裏に設置し超音波を放射し続け、その周辺
に粘着性捕鼠剤を配置し、5日後観察したところ、くま
ねずみ2個体が捕獲されており誘引効果が確認された。
くまねずみが捕獲された位置はいずれも超音波の音圧が
70デシベル以下の領域であり、70デシベル以上の音
圧領域にはねずみの出現は認められなかった。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の回路を示すブロック図とそれに対応する超
音波のタイミングチャートを示す。 1・・・・・・発振器、2・・・・・・パルス発振器、
3・・・・・・鋸歯状波発振器、4・・・・・・電圧制
御発振器、5・・・・・・ミキサー、6・・・・・・電
気音響変換器、7・・・・・・スイッチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 超音波の特定の音圧領域内にねずみを誘引する装置
    であって、発振器と電気音響変換器とからなり、上記電
    気音響変換器から周波数24−32KHz の上記超音
    波を連続的あるいは間欠的に放射するようにしたことを
    特徴とするねずみ誘引装置。 2 発振器は、パルス発振器を適宜組込んで構成し、超
    音波を間欠的に放射することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のねずみ誘引装置。 3 発振器は、パルス発振器と鋸歯状波発振器と電圧制
    御発振器とを直列に接続して構成し、周波数を変調させ
    た超音波を連続的に放射することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のねずみ誘引装置。 4 発振器は、相互に若干の周波数差をもって発振する
    二つの発振器とこの二つの発振器から発振する信号を混
    合するミキサーとから構成し、ビブラートのかSつた超
    音波を連続的に放射することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のねずみ誘引装置。 5 発振器は、パルス発振器と鋸歯状波発振器を直列に
    接続し、この鋸歯状波発振器とミキサーとの間に、二つ
    の電圧制御発振器を並列に接続して構成し、周波数を変
    調させかつビブラートのか\つた超音波を連続的に放射
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のねず
    み誘引装置。 6 発振器は、適宜の間隔でオン−オフ作動する構成と
    し、周波数を変調させた超音波を間欠的に放射すること
    を特徴とする特許請求の範囲第3項記載のねずみ誘引装
    置。 7 発振器は、適宜の間隔でオン−オフ作動する構成と
    し、ビブラートのかへった超音波を間欠的に放射するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第4項記載のねずみ誘引
    装置。 8 発振器は、適宜の間隔でオン−オフ作動する構成と
    し、周波数を変調させかつビブラートのかかった超音波
    を間欠的に放射することを特徴とする特許請求の範囲第
    5項記載のねずみ誘引装置。
JP54121328A 1979-09-20 1979-09-20 ねずみ誘引装置 Expired JPS5842734B2 (ja)

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JPS5645152A JPS5645152A (en) 1981-04-24
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