JP3071097B2 - 二枚刃安全かみそり - Google Patents
二枚刃安全かみそりInfo
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- JP3071097B2 JP3071097B2 JP6155507A JP15550794A JP3071097B2 JP 3071097 B2 JP3071097 B2 JP 3071097B2 JP 6155507 A JP6155507 A JP 6155507A JP 15550794 A JP15550794 A JP 15550794A JP 3071097 B2 JP3071097 B2 JP 3071097B2
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Description
二枚刃の安全かみそりに関する。
−ドフィルムのようなものは装着されておらず、単に一
枚の金属板だけから形成され、刃縁は刃体の全長に亘っ
て露出している。しかし、ひげ剃りは複雑な凹凸面のあ
る顔に刃縁をあてがってひげを剃るので、伝統的な刃体
のような長い刃縁を顔にあてがうと、顔の一部に刃縁が
強くあたり、その部分の皮膚が傷ついたりかみそり負け
を起こす原因となっていた。
有しているので、この欠点を除去するための改良品が既
に提案されている。それは、実公昭56−46701に
開示されているように、多数の孔部を一列に並べて設け
たガ−ドフィルムを、刃体の刃縁に巻き付けて、それら
を二枚重ねた安全かみそりは存在していた。この改良品
は刃縁がガ−ドフィルムの孔部から露出しているので、
それぞれの刃縁の長さが短く、隣合う刃縁の間にエッジ
ガ−ド部が介在し、且つこのエッジガ−ド部はその厚み
の分だけ刃縁の先方に突出している。使用時にはエッジ
ガ−ド部が最初に顔にあたるので、顔に複雑な凹凸があ
っても刃縁が必要以上に強くあたることがなく、皮膚を
傷つけたりかみそり負けを起こすことを防止することが
できるのである。
各孔部の幅と、二つの孔部間の幅が同一であって、一方
の刃体のエッジガ−ドが他方の刃体の露出した刃縁に重
なるので、使用時には必ず上下いずれか一枚の刃体での
みひげを剃ることになって、ひげ剃りの効率が悪くせっ
かくの二枚刃の利点を享受することができなかった。
枚刃でなくて、一枚の刃体だけを有する場合は、ひげ剃
りの効率がいかに悪いとはいえ、かみそり負け等を有効
に防止するためにエッジガ−ド部の幅は孔部の幅と同程
度であることが必要である。しかし、二枚刃の安全かみ
そりに従来のガ−ドフィルム付き刃体を用いた場合は、
せっかく二枚の刃体があるにかかわらず、大して効率的
にひげ剃りをするこができない。そこで、本発明はかみ
そり負け等を起こさない二枚刃安全かみそりであって、
上述したガ−ドフィルム付き安全かみそりよりも、はる
かに効率的にひげを剃ることができる安全かみそりを提
供することを目的とする。
1と下刃体2がスペ−サ−3を介して重ねられている二
枚刃安全かみそりにして、各刃体1,2には、多数の孔
部4を一列に並べて設けたガ−ドフィルム5が刃縁6に
巻き付けられ、刃縁6が前記各孔部4から露出している
二枚刃安全かみそりにおいて、隣合う二つの孔部4の間
に介在するエッジガ−ド部7の幅は、孔部4の幅に比し
てきわめて狭く形成され、重ねられた二枚の刃体の一方
のエッジガ−ド部7は他方の刃体の孔部4の中央に位置
していることを特徴とするものである。
る。ガードフィルム5は薄い合成樹脂のフィルムで形成
されているが、本発明においてはこれに限定されるもの
でなく、例えばアルミニウム等の薄い金属箔であっても
よい。ガードフィルム5は四角形であって、多数の楕円
形の孔部4が並べて設けられている。この孔部4の幅に
対して、隣接する孔部4,4間のエッジガード部7の幅
はきわめて狭く形成されている。例えば、孔部4の幅が
1.4mmに対してエッジガード部7の幅は約0.3m
m程度である。
在させた二枚の刃体1,2が天板8と刃台9との間に固
着されている。各刃体1,2の刃縁にはそれぞれガード
フィルム5が巻き付けられ、且つ上刃体1に巻き付けら
れたガードフィルムと下刃体2のガードフィルムとは半
ピッチずれている。したがって、上刃体1のガードフィ
ルムの孔部4の中央に、下刃体2のエッジガード部7が
位置する。
合う二つの孔部4,4の間に介在するエッジガード部7
の幅は、孔部4の幅に比してきわめて狭く形成され、重
ねられた二枚の刃体の一方のエッジガード部7は他方の
刃体の孔部4の中央に位置している。したがって、上刃
体1及び下刃体2のいずれも、それらの孔部4から刃縁
が長めに露出し、一方の刃体の刃縁はその中央に重なる
他方の刃体のエッジガードよりも幅広く延在する。この
ため、下刃体2で剃り残されたひげはほぼ上刃体1で剃
ることができるので、前述した従来のガードフィルム付
き二枚刃安全かみそりよりも効率的にヒゲを剃ることが
できる。また、本発明ではエッジガード部7の幅がきわ
めて狭く形成されているので、従来のような幅の広いエ
ッジガード部を有する刃体に比べて、エッジガード部の
効用が減殺され使用時に皮膚を十分に保護できるか否か
の問題が生じる。しかしながら、両刃体1,2の間に介
在しているスペーサー3は薄く形成されているから、両
刃体1,2の間隔はきわめて接近している。したがっ
て、一方の刃体の刃縁6に接触している皮膚は、その刃
縁6の両側のエッジガード部7,7に保護されるのであ
るが、同時にその刃縁6の中央に位置する他方の刃体の
エッジガード部7によっても保護されるのである。この
ために、一枚の刃体のみを使用した場合に比べて皮膚を
傷つけたりかみそり負けを起こす虞がない。しかも、本
発明はガードフィルムに多数の孔部4が設けられている
から各孔部の幅はかなり狭く形成されており、各エッジ
ガード部の幅は、その狭く形成された孔部4の幅に比し
てきわめて狭く形成されている。したがって、本発明の
エッジガード部の幅は従来のものに比べて比較にならな
いほど狭く形成されているから、一枚刃の場合あるいは
従来のガードフィルム付き二枚刃に比べてはるかに能率
的にひげを剃るこ とができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 二枚の刃体がスペ−サ−を介して重ねら
れている二枚刃安全かみそりにして、各刃体には、多数
の孔部を一列に並べて設けたガ−ドフィルムが刃縁に巻
き付けられ、刃縁が前記各孔部から露出している二枚刃
安全かみそりにおいて、隣合う二つの孔部の間に介在す
るエッジガ−ド部の幅は、孔部の幅に比してきわめて狭
く形成され、重ねられた二枚の刃体の一方のエッジガ−
ド部は他方の刃体の孔部の中央に位置していることを特
徴とする二枚刃安全かみそり
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6155507A JP3071097B2 (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 二枚刃安全かみそり |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6155507A JP3071097B2 (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 二枚刃安全かみそり |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08850A JPH08850A (ja) | 1996-01-09 |
JP3071097B2 true JP3071097B2 (ja) | 2000-07-31 |
Family
ID=15607565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6155507A Expired - Fee Related JP3071097B2 (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 二枚刃安全かみそり |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3071097B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3545148B2 (ja) | 1996-01-08 | 2004-07-21 | 味の素株式会社 | 食用マイクロカプセル及びそれを含有する食品 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5646701U (ja) * | 1979-09-14 | 1981-04-25 | ||
JPH04117987A (ja) * | 1990-09-06 | 1992-04-17 | Kaijirushi Hamono Kaihatsu Center:Kk | 二枚刃安全剃刀における刃先の露出構造 |
-
1994
- 1994-06-15 JP JP6155507A patent/JP3071097B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08850A (ja) | 1996-01-09 |
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Legal Events
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