JP3070976B2 - 培養装置 - Google Patents

培養装置

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JP3070976B2
JP3070976B2 JP3151956A JP15195691A JP3070976B2 JP 3070976 B2 JP3070976 B2 JP 3070976B2 JP 3151956 A JP3151956 A JP 3151956A JP 15195691 A JP15195691 A JP 15195691A JP 3070976 B2 JP3070976 B2 JP 3070976B2
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賢治 岩佐
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は植物の組織培養や固体の
順化、育成実験等に用いられる培養装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の培養装置は実開平2−1
34840号公報に記載されているように、圧縮機を使
用した圧縮循環式の冷却装置からなる冷却手段と、電気
ヒーターからなる加熱手段と、複数の螢光灯からなる照
明装置と、これらの運転或いは通電制御を行なうマイク
ロコンピュータからなる制御装置とを備え、培養室内の
温度、湿度、光量を任意に制御できるよう構成されてい
る。
【0003】また、湿度にあっては低湿環境で培養する
ものや、逆に高湿環境で培養するもの等、種々存在する
ので、加湿装置が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の構
成によると、照明装置の照度、即ち螢光灯の点灯本数に
よって培養室内の熱負荷が変化し、それに応じて冷却装
置の冷凍能力や冷却器の温度が変化するため、結果とし
て、螢光灯の点灯時には除湿能力が大きくなり、消灯時
には除湿能力が小さくなってしまうという問題があっ
た。
【0005】本発明は斯る点に鑑み為されたもので、照
明装置の照度の多少に拘らず、常に一定の除湿能力を確
保できる培養装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、冷却手段(27)
と、加熱手段(26A,26B)と、照明装置(8A,8B,8C)と、こ
れらを制御する制御装置(38)とを備え、培養室内の温
度、湿度、光量を任意に制御できるよう構成した培養装
置において、制御装置(38)は、この制御装置(38)が制御
した照明装置(8A,8B,8C)の照度に応じて、冷却手段(27)
或いは加熱手段(26A,26B)の能力も制御するものであ
る。
【0007】
【作用】本発明の培養装置は上記の構成により、例え
ば、照明装置の照度が多い場合には加熱手段の能力を下
げる制御を行なう一方、照度が少ない場合には加熱手段
の能力を上げる制御を行なうことにより、照明装置の照
度の多少に拘らず、常に一定の除湿能力を確保すること
ができ、培養室内を所定の湿度に維持できる。
【0008】また、同様に冷却手段を制御しても良く、
この場合は、照度が多いときは冷却手段の能力を下げ、
照度が少ないときは冷却手段の能力を上げる制御を行な
えば良い。
【0009】また、照明装置の照度に応じて上述した冷
却手段と加熱手段とを併用して制御するようにしても同
様の作用が得られる。
【0010】
【実施例】以下図面に基づいて実施例を説明する。
【0011】図2はグロースキャビネットと称される培
養装置1の斜視図を示し、図3はその縦断面図を示して
いる。
【0012】培養装置1は、大学や研究機関において植
物組織の培養や、固体の順化・育成実験に用いられるも
ので、2は断熱箱体で前方に開口しており、特に左右側
壁2A,2Bには透明ガラス3,4が填め込まれ、更
に、内部の培養室12内には複数段の棚5,6が架設さ
れている。7は断熱箱体2の開口を開閉自在に閉寒する
透明ガラス製の内扉であり、この内扉7の外側には内面
に複数の螢光灯8…を取り付けた遮光性の外扉9が設け
られ、内扉7を含む断熱箱体2の開口を開閉自在とされ
ている。更に、断熱箱体2の左右側面には、これも内面
に複数の螢光灯8…を取り付けた遮光性の左右外被1
0,11が一側を回動自在に取り付けられており、透明
ガラス3,4を含む断熱箱体2の左右側壁2A,2Bを
露出或るいは隠蔽可能に構成している。
【0013】断熱箱体2の培養室12内背部には仕切板
13が設けられ、その後方に冷却室14が構成されてお
り、ここにヒーター26と冷却器15が配設される。培
養室12の天部には吸引型の送風機16が配設され、吸
込口17を穿設したグリル18によってカバーされてお
り、更に、最下段の棚6の下方に位置する仕切板13下
端部には吹出口19が構成されている。送風機16が運
転されると、図3中矢印の如く冷却器15と熱交換した
空気が吹出口19から培養室12内に吹き出され、室1
2内を上昇して吸込口18から吸い込まれる空気循環が
構成される。
【0014】20は断熱箱体2の下部に形成された機械
室であり、その内部には冷却器15と共に冷却装置27
を構成する圧縮機21や凝縮器22が設置されている。
23は超音波加湿器であり、機械室20内に設置され、
断熱箱体2の底壁2Cを貫通して培養室12内に延びる
吸入管24及び本願のノズル25を有しいる。吸入管2
4は吹出口19の直前或るいは内部まで延在しており、
加湿器23が運転されている状態では、吹出口19から
の空気は吸入管24を通って加湿器23に導入され、噴
霧と混ぜられてノズル25から培養室12内に流出す
る。
【0015】次に図4は冷凍装置27の冷媒回路図を示
している。尚、封入される冷媒はR502である。
【0016】圧縮機21から吐出された冷媒は凝縮器2
2に流入して放熱し、乾燥器28を経た後、減圧器29
に至る。
【0017】この減圧器29は2本の細管(即ち、キャ
ピラチューブ)30,31を冷媒流通方向に対して直列
に接続し、更に上流側の細管30にはバイパス管32を
接続し、且つ、このバイパス管32に電磁弁33を介設
して構成されている。このバイパス管32及び電磁弁3
3によって流通抵抗切り換え手段34が構成される。即
ち、電磁弁33を開放すると冷媒は殆どバイパス管32
から細管31に流れるので流通抵抗は小さく、電磁弁3
3を閉じると冷媒は細管30から細管31に流れるので
流通抵抗は大きくなる。
【0018】細管31を出た冷媒は蒸発器15に流入
し、蒸発器15内で冷媒が蒸発して周囲から潜熱を奪う
ことにより、蒸発器15は冷却作用を発揮する。蒸発器
15を出た冷媒はサクションパイプ35を通過して圧縮
機21に帰還するが、このサクションパイプ35には電
動制御弁36が介設されている。
【0019】電動制御弁36は例えばステップモータに
よって駆動せられてその開度を高精度で調整できるもの
で、それによってそこを通過する冷媒の流量を高精度で
増減するものである。即ち、弁36が全開の時の冷凍能
力を1とすると、開度の減少に伴い冷凍能力が減少す
る。又、冷凍能力の減少によって圧縮機21の負荷が軽
くなるので結果的に消費電力も減少する。この弁36に
は多少漏れがあるので全閉状態でも冷凍能力は残存して
いる。
【0020】図1は培養装置1の制御装置37の電気回
路のブロック図を示す。38は汎用マイクロコンピュー
タであり、そこには図示しない培養室12内の温度を検
出するセンサー39と、培養室12内の設定温度(例え
ば、−10℃〜+50℃)及び設定湿度(例えば、20
%〜95%)を出力する温度・湿度設定スイッチ40
と、図示しない培養室12内の温度を検出するセンサー
41、除湿切り換えスイッチ42及び照度設定スイッチ
43の出力を入力とし、圧縮機21、電動制御弁36、
ヒータ26A,26B、送風機16、電磁弁33、加湿
器23及び螢光灯8…に出力を発生してこれらを制御
し、培養室12内を所定の温度、湿度、照度に維持す
る。
【0021】マイクロコンピュータ38は電源が投入さ
れている間、送風機16を運転する。また、照度設定ス
イッチ43の設定操作に基づき、螢光灯8…の発光量、
発光本数を制御して培養室12内の照度を所定の値に制
御する。
【0022】ここで、図1に示す如く、複数の螢光灯8
A,8B,8Cは各々リレースイッチ44,45,46
及びトランジスタ47,48,49を介してマイクロコ
ンピュータ38に接続されており、また、2個のヒータ
ー26A,26Bはソリッドステートリレー(SSR)
50,51及び電流制限抵抗52,53を介して電源5
4及びマイクロコンピュータ38に接続されている。
【0023】そして、例えば螢光灯8A,8B,8Cが
すべて点灯している場合は、リレースイッチ44,4
5,46が附勢され、トランジスタ47,48,49が
すべてONとなり、この信号を受けたマイクロコンピュ
ータ38の信号によってSSR50,51の双方はOF
F状態とされ、2個のヒーター26A,26Bのいづれ
にも通電されない。この結果、培養室12内の除湿作用
は螢光灯8A,8B,8Cによる作用だけとなる。
【0024】次に、螢光灯8Aだけが点灯し他の螢光灯
8B,8Cは消灯している場合は、リレースイッチ44
だけが附勢され、トランジスタ47だけがONとなり、
この信号を受けたマイクロコンピュータ38からの信号
によってSSR50だけがONとなり、1個のヒーター
26Aだけに通電される。この結果、培養室12内の除
湿作用は螢光灯8Aとヒーター26Aとによる作用とな
る。
【0025】また次に、螢光灯8A,8B,8Cのすべ
てが消灯している場合は、リレースイッチ44,45,
46が消勢され、トランジスタ47,48,49がすべ
てOFFとなり、この信号を受けたマイクロコンピュー
タ38からの信号によってSSR50,51の双方がO
Nとなり、2個のヒーター26A,26Bの双方に通電
される。この結果、培養室12内の除湿作用は2個のヒ
ーター26A,26Bにより行なわれる。
【0026】このように、螢光灯8A,8B,8Cの点
灯本数が多い場合には、ヒーター26A,26Bの加熱
能力を下げる一方、点灯本数が少ない場合には、ヒータ
ー26A,26Bの加熱能力を上げるという制御を行な
うことにより、螢光灯8A,8B,8Cの点灯本数の多
少に拘らず、常に一定の除湿能力を確保することがで
き、培養室12内を所定の湿度に維持できる。
【0027】尚、本実施例では、螢光灯を8A,8B,
8Cの3本にて説明したが、実際には40Wの螢光灯が
15本装備されており、15本の点灯或いは消灯本数に
応じてヒーター26A,26Bの容量制御されることに
なる。
【0028】また、ヒーターを容量制御する場合にヒー
ター26Aを温度のPID制御専用とし、ヒーター26
Bを除湿能力制御専用として、このヒーター26Bの通
電時間や通電電流を制御するようにしても良い。
【0029】更に、本実施例では螢光灯8A,8B,8
Cの点灯本数に応じてヒーター26A,26Bの加熱能
力を制御するものについて説明したが、螢光灯8A,8
B,8Cの点灯本数に応じて冷却装置27の冷凍能力を
制御しても培養室12内の除湿作用を調整することがで
き、このような方法でも何等本発明を逸脱するものでは
ない。
【0030】例えば、螢光灯8A,8B,8Cの点灯本
数が多い場合には電動制御弁36の開度を絞って冷媒循
環量を減らすことにより、冷凍能力(除湿能力)を下
げ、逆に、点灯本数が少ない場合には電動制御弁36の
開度を大きくして冷媒循環量を増やすことにより、冷凍
能力(除湿能力)を上げるようマイクロコンピュータ3
8にて制御すれば良い。
【0031】また、冷凍能力を制御する場合には圧縮機
21のON−OFFやインバータ等による回転数制御
よっても同様の作用が得られる。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、照明装置
の照度の多少に拘らず、常に安定した除湿能力を確保す
ることができ、培養室内の湿度制御を精度良く行なえ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】培養装置の制御装置を示す電気回路図である。
【図2】培養装置の斜視図である。
【図3】培養装置の縦断面図である。
【図4】冷媒回路図である。
【符号の説明】
8A,8B,8C 螢光灯 12 培養室 26A,26B ヒーター 27 冷却装置 38 マイクロコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01G 7/00 A01G 9/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却手段と、加熱手段と、照明装置
    と、これらを制御する制御装置とを備え、培養室内の温
    度、湿度、光量を任意に制御できるよう構成した培養装
    置において、前記制御装置は、この制御装置が制御した前記照明装置
    の照度に応じて、前記冷却手段或いは前記加熱手段の能
    力も制御することを特徴とする培養装置。
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