JP3070962U - ふとん収納装置 - Google Patents

ふとん収納装置

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JP3070962U
JP3070962U JP1999010030U JP1003099U JP3070962U JP 3070962 U JP3070962 U JP 3070962U JP 1999010030 U JP1999010030 U JP 1999010030U JP 1003099 U JP1003099 U JP 1003099U JP 3070962 U JP3070962 U JP 3070962U
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康弘 越戸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ふとんの出し入作業を軽減し、子供、老人の
みならず、大量のふとんを処理する場合にも、作業者が
短時間のうちに効率よく、かつ簡易に出し入れ作業をな
しうるふとん収納装置を提供する。 【解決手段】 内部スペースを有する収納庫と、前記収
納庫に形成された開放部から前記内部スペースへ出入可
能に設けられ、かつふとんを載置する台車部と、前記内
部スペースにおいて上下移動可能に設けられ、かつふと
んを載置する棚板部とからなる。そして電動モータで駆
動する駆動機構を作動して前記台車部を前後方向に移動
し、また電動モータの駆動する上下移動機構を作動して
前記棚板部を前記内部スペース内で上下移動する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ふとんの収納装置、すなわち日常のふとんの出し入れなどを省力化し たふとんの収納装置にかんする。
【0002】
【従来の技術】
従来ふとんの出し入作業は人力に頼っており、日常生活において子供、老人が単 独でその作業を行なうのが相当に困難であり、また旅館、福祉施設などにおいて は小人数で一度に大量の布団を処理するため、作業にあたる従業員の大きな負担 となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような状況のもと、本考案は、ふとんの出し入作業を軽減し、子供、老人の みならず、大量のふとんを処理する場合にも、作業者が短時間のうちに効率よく 、かつ簡易に出し入れ作業をなしうるふとん収納装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するため本考案にかかるふとん収納装置は次のような手段を採用 する。 すなわち、内部スペースを有する収納庫と、前記収納庫に形成された開放部から 前記内部スペースへ出入可能に設けられ、かつふとんを載置する台車部と、前記 内部スペースにおいて上下移動可能に設けられ、かつふとんを載置する棚板部と からなる。
【0005】 また、電動モータで駆動する駆動機構を作動して前記台車部を前後方向に移動し 、また電動モータの駆動する上下移動機構を作動して前記棚板部を前記内部スペ ース内で上下移動する。
【0006】 また、台車部の駆動機構は、電動モータと、電動モータの回転軸に固定された回 転自在の駆動用歯車と、駆動用歯車と噛合して回転を減速して伝達するピニオン と、台車部の下面部に形成され、かつピニオンと噛合して台車部に水平方向の駆 動力を付与するラックとからなり、電動モータの駆動により駆動用歯車が回転す るとピニオンとラックとの協同により台車部に対して水平方向の駆動力が付与さ れ、台車部が前後方向に移動する。
【0007】 また、棚板部の上下移動機構は、電動モータと、電動モータの回転軸に固定され た回転自在の駆動用歯車と、駆動用歯車と噛合して減速回転する歯車と、歯車の 中心から収納庫の両側部へそれぞれ延びる回転軸と、回転軸の両端部あるいはそ の近傍に設けられ、かつ前方ワイヤーと後方ワイヤーをそれぞれ巻回する一方プ ーリーと他方プーリーを具備する前方ダブル・プーリーと、他方プーリーに巻回 される後方ワイヤを水平方向から垂直へ方向を変更する後方案内プーリと、前方 ダブル・プーリーの一方プーリーと他方プーリーにそれぞれ巻回される前方ワイ ヤと後方ワイヤに連結されて高さ方向に摺動する摺動部と、摺動部に突設された 棚板部を支持する支持片とからなり、前記回転軸の回転によりダブル・プーリー にそれぞれ巻回される前方ワイヤと後方ワイヤーを同時に上下方向に同じ方向に 同じ距離だけ移動し、摺動部が上下方向に摺動する。
【0008】
【考案の実施の形態】
ふとん収納装置1は全体形状がボックス状であり、内部スペース2を有する収納 庫3と、ふとんを載置する台車部5と、同じくふとんを載置する棚板部6を具備 し、また前面に開放部が形成してある。上面に布団を載置する台車部5は両側部 に一対の車輪ローラ9を回動自在を具備し、収納庫3内に設けた一対のローラガ イド10に案内されて前後方向に移動する。台車部5は駆動機構を作動して移動 することができるが、手動であってもよい。いずれの場合においても棚板部5は 前後方向(水平方向)に移動し、これにより棚板部6は収納庫3外から開放部を 通過して内部スペース2へ、また逆に内部スペース2から収納庫3外へとそれぞ れ移動する。
【0009】 台車部の駆動機構は、電動モータ11と、電動モータ11の回転軸に固定された 回転自在の駆動用歯車13と、駆動用歯車13と噛合する減速ピニオン15と、 台車部5の下面部に形成され、かつ減速ピニオン15と噛合するとともに台車部 5に水平方向の駆動力を付与するラック16とからなる。駆動源である電動モー タ11はリモート・コントロールの操作(図示せず)により、正・逆転すように なっており、電動モータ11の駆動により駆動用歯車13が回転すると、減速ピ ニオン15とラック16との協同により台車部5に対して水平方向の駆動力が付 与され、この駆動力により台車部5が前後方向に移動する。
【0010】 上面にふとんを載置する棚板部6は内部スペース2で上下移動可能に配置してあ り、棚板部6の上下移動は移動機構を作動して行なう。棚板部の移動機構は、電 動モータ17と、電動モータ17の回転軸に固定された駆動用歯車21と、駆動 用歯車21と噛合して減速回転する歯車22と、歯車22の中心から収納庫3の 両側部へそれぞれ延びる回転軸23と、回転軸23の両端部あるいはその近傍に 設けられ、かつ前方ワイヤ25と後方ワイヤ26をそれぞれ巻回する前方ダブル ・プーリー27(一方のプーリー27aと他方のプーリー27b)と、他方のプ ーリー27bに巻回される後方ワイヤ26を水平方向から垂直下へ方向を変更す る案内プーリー29と、前方のダブル・プーリー27にそれぞれ巻回される前方 ・後方ワイヤ25、26の下端に連結されてガイドチャンネル30内を高さ方向 に摺動する摺動部31と、摺動部31から突出して棚板部6を支持する支持片3 2とからなる。
【0011】 そこで回転軸23が回転すると、ダブル・プーリー27(一方のプーリー27a と他方のプーリー27b)にそれぞれ巻回された前方・後方ワイヤ25、26は 同時に巻き上げられ、あるいは巻き下げられ、同じ方向に(上下方向)に、同じ 距離だけ移動し、これにより前方ワイヤ25と後方ワイヤ26の下端の連結子3 3を介して連結された摺動部31がガイドチャンネル30内を上下方向に摺動す る。 この摺動部31の上下方向の摺動により、摺動部31から突出し、かつガイドチ ャンネル30の縦長の細孔35に挿通された支持片32が上下方向に移動し、支 持片32に支持された棚板部6が内部スペース2内を上下方向に移動する。 この場合、リモート・コントロールの操作(図示せず)により、電動モータ17 の始動、停止や回転の正・逆を調整することができる。なお収納庫3の両側部に は強度を高める凹部36が形成してあり、収納庫3の上部には天板37と上蓋部 39の間に上部スペース部50が形成してある。
【0012】 このような構成されたふとん収納装置1は台車部5と棚板部6にそれぞれふとん などを載置して収納庫3に収納するものである。すなわち台車部5を引き出した 状態で比較的重い敷ふとんなどを台車部5に積み上げる一方、電動モータ11の 駆動により駆動機構を作動し、開放部を通して台車部5を収納庫3に引き込む。 またふとんなどを搬出するときは、電動モータ11を反転させて台車部5を前方 向へ移動し、開放部を通して台車部5を収納庫3の外へと引き出す。
【0013】 また棚板部6にふとんなどを載置するには、棚板部6を下げた状態で開放部から 棚板部6へ掛けふとんなどを積み上げるとともに、リモート・コントロールの操 作による電動モータ17の駆動により移動機構を作動し、棚板部6を内部スペー ス2内で上方あるいは中央付近に移動する。またふとんを搬出するには逆に棚板 部6を下方に移動し、棚板部6に載置されたふとんを開放部から取り出せばよい 。また内部スペース2は地震などの非常時に、必要があれば一時的に避難するシ ェルターとしても利用でき(ふとんなどを搬出してから利用するのが望ましい) 、さらに上部スペース50には非常食、水、救護用品が収納できる。
【0014】
【考案の効果】
このように本考案にかかるふとん収納装置は、ふとんの出し入作業を軽減化し、 子供、老人のみならず、従業員などが大量の布団を処理する場合にも、短時間の うちに簡易かつ効率よく処理しうる。またふとんなどが取り出された内部スペー スには人が入り込めるところから、非常時には災害から身を守る一時的なシェル ターともなり、また上部スペースに収納して保管される非常食、水、救護用品と あいまって有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるふとん収納装置の斜視図であ
り、台車部を引き出した状態を示す。
【図2】本考案にかかるふとん収納装置を構成する収納
庫の斜視図であり、棚板部を配置した状態を示す。
【図3】本考案にかかるふとん収納装置のダブル・プー
リーと案内プーリーを示す拡大説明図である。
【符号の説明】
1 ふとん収納装置 2 内部スペース 3 収納庫 5 台車部 6 棚板部 9 車輪ローラ 10 ローラガイド 11 電動モータ 13 駆動用歯車 15 減速ピニオン 16 ラック 17 電動モータ 21 駆動用歯車 22 歯車 23 回転軸 25 前方ワイヤ 26 後方ワイヤ 27 ダブル・プーリー 29 案内プーリー 30 ガイドチャンネル 31 摺動部 32 支持片 33 連結子 35 細孔 36 凹部 37 天板 39 上蓋部 50 上部スペース部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部スペースを有する収納庫と、前記収納
    庫に形成された開放部から前記内部スペースへ出入可能
    に設けられ、かつふとんを載置する台車部と、前記内部
    スペースにおいて上下移動可能に設けられ、かつふとん
    を載置する棚板部とからなるふとん収納装置。
  2. 【請求項2】電動モータで駆動する駆動機構を作動して
    前記台車部を前後方向に移動し、また電動モータの駆動
    する上下移動機構を作動して前記棚板部を前記内部スペ
    ース内で上下移動する請求項1に記載のふとん収納装
    置。
  3. 【請求項3】台車部の駆動機構は、電動モータと、電動
    モータの回転軸に固定された回転自在の駆動用歯車と、
    駆動用歯車と噛合して回転を減速して伝達するピニオン
    と、台車部の下面部に形成され、かつピニオンと噛合し
    て台車部に水平方向の駆動力を付与するラックとからな
    り、前記電動モータの駆動により前記駆動用歯車が回転
    すると前記ピニオンと前記ラックとの協同により前記台
    車部に対して水平方向の駆動力が付与され、前記台車部
    が前後方向に移動する請求項1に記載のふとん収納装
    置。
  4. 【請求項4】棚板部の上下移動機構は、電動モータと、
    電動モータの回転軸に固定された回転自在の駆動用歯車
    と、駆動用歯車と噛合して減速回転する歯車と、歯車の
    中心から収納庫の両側部へそれぞれ延びる回転軸と、回
    転軸の両端部あるいはその近傍に設けられ、かつ前方ワ
    イヤと後方ワイヤをそれぞれ巻回する一方プーリーと他
    方プーリーを具備する前方ダブル・プーリーと、前記他
    方プーリーに巻回される前記後方ワイヤを水平方向から
    垂直へ方向を変更する後方の案内プーリと、前記前方ダ
    ブル・プーリーの前記一方プーリーと前記他方プーリー
    にそれぞれ巻回される前記前方ワイヤと前記後方ワイヤ
    に連結されて高さ方向に摺動する摺動部と、前記摺動部
    に突設された棚板部を支持する支持片とからなり、前記
    回転軸の回転により前記ダブル・プーリーにそれぞれ巻
    回される前記前方ワイヤと前記後方ワイヤーを同時に上
    下方向に同じ距離だけ移動し、前記摺動部が上下方向に
    摺動する請求項1に記載のふとん収納装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101415049B1 (ko) * 2013-01-18 2014-07-04 양영희 서랍부에 브레이크가 구비된 캐비닛

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