JP3070617U - 建築物の窓や戸に使用するサッシの旋錠装置 - Google Patents
建築物の窓や戸に使用するサッシの旋錠装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 窓や戸に使用するサッシにおいて、その引き
戸の一部を開いた状態でも旋錠できるようにする。 【解決手段】 壁等に固定する取付枠1と、その取付枠
1の上枠部2と下枠部3に設けたレールをスライド自在
な内外一対の引違い構造の引き戸4,5とからなるサッ
シにおいて、その内側の引き戸4にクレセント16を取
付け、又、引き戸4,5が全閉状態において上記のクレ
セント15が掛合可能なクレセント受け18aを外側の
引き戸5に設けるとともに、引き戸4,5の一部開口状
態において上記のクレセント15が掛合可能なクレセン
ト受け18bを同じく外側の引き戸5に設けたことを特
徴とする。
戸の一部を開いた状態でも旋錠できるようにする。 【解決手段】 壁等に固定する取付枠1と、その取付枠
1の上枠部2と下枠部3に設けたレールをスライド自在
な内外一対の引違い構造の引き戸4,5とからなるサッ
シにおいて、その内側の引き戸4にクレセント16を取
付け、又、引き戸4,5が全閉状態において上記のクレ
セント15が掛合可能なクレセント受け18aを外側の
引き戸5に設けるとともに、引き戸4,5の一部開口状
態において上記のクレセント15が掛合可能なクレセン
ト受け18bを同じく外側の引き戸5に設けたことを特
徴とする。
Description
【0001】
本考案は、建築物の窓や戸に使用するサッシの旋錠装置に関する。
【0002】
従来のサッシは、引違い構造の内外一対の引き戸を有して、その内側の引き戸 にクレセントを取付けるとともに、引き戸を全閉した状態で上記のクレセントが 掛合可能なクレセント受けを外側の引き戸に設けた構造になっている。
【0003】 ところで、部屋の換気を行なうために、又は猫などが出入りできるように、窓 や戸の一部を開いて置きたい場合がある。このような場合、従来は旋錠できない ので、そのまま部屋を離れると泥棒等に侵入される恐れがあった。
【0004】
そこで本考案は、窓や戸に使用するサッシにおいて、その引き戸の一部を開い た状態でも旋錠できるようにすることを課題とする。
【0005】
上記課題を解決するために、本考案の建築物の窓や戸に使用するサッシの旋錠 装置は、壁等に固定する取付枠1と、その取付枠1の上枠部2と下枠部3に設け たレールをスライド自在な内外一対の引違い構造の引き戸4,5とからなるサッ シにおいて、その内側の引き戸4にクレセント16を取付け、又、引き戸4,5 が全閉状態において上記のクレセント15が掛合可能なクレセント受け18aを 外側の引き戸5に設けるとともに、引き戸4,5の一部開口状態において上記の クレセント15が掛合可能なクレセント受け18bを同じく外側の引き戸5に設 けたことを特徴とする、という構成を採るものである。
【0006】 また、上記の本考案における建築物の窓や戸に使用するサッシの旋錠装置は、 引き戸4,5の一部開口状態においてクレセント15が掛合可能なクレセント受 け18bを外側の引き戸5における位置が異なる複数箇所に設けることが好まし い。
【0007】 さらに、上記の本考案における建築物の窓や戸に使用するサッシの旋錠装置は 、外側の引き戸5に横桟17を取付けて、その横桟17にクレセント受け18a ,18bを設けることができる。
【0008】
以下、図を用いて本考案の実施の形態について説明する。まず、取付枠1はス チール、アルミ等の金属製で、その上枠部2と下枠部3にそれぞれレール(図示 せず)を設けている。この取付枠1は壁等に固定する。
【0009】 取付枠1の中には内外一対の引き戸4,5を上記のレールによってそれぞれ左 右方向へスライド自在に組み付けている。この内外一対の引き戸4,5は引違い 構造になっている。引き戸4,5はガラス板6,7などの周囲に上記の取付枠1 と同一金属製の枠を取り付けた構造になっていて、その枠は左縦カマチ8,9、 右縦カマチ10,11、上カマチ12,13及び下カマチ14,15によって構 成されている。なお、ここでの左又は右は引き戸4,5を内側から見た場合の方 向をいうものとする。
【0010】 内側の引き戸4は左縦カマチ8の略中高部にクレセント16を取付けている。 なお、クレセント16の取付位置は略中高部に限定するものではない。
【0011】 外側の引き戸5は、内面側の左縦カマチ9と右縦カマチ11間に上記のクレセ ント16と同一高さで水平な横桟17を架設している。この横桟17も左縦カマ チ9や右縦カマチ11と同一金属製であることが好ましい。横桟17は、例えば 、左右両端にホゾのような部位を設けるとともに、左縦カマチ9と右縦カマチ1 1の対向する側面にそれぞれホゾ穴のような部位を設けて、そのホゾ穴状部位に ホゾ状部位を差し込むことによって取付けることができる。しかしながら、横桟 17の取付方法は自由であり、これに限定するものではない。
【0012】 横桟17には右端位置と、右端から左方へ偏倚した位置にそれぞれ上記のクレ セント16と同一金属製のクレセント受け18a,18bを設けている。これら クレセント受け18a,18bは横桟17と一体成形してもよいし、横桟17と は別個に形成したものを横桟17に固着してもよい。
【0013】 横桟17の右端から左方へ偏倚した位置に設けるクレセント受け18bは、偏 倚距離が異るように複数箇所に設けることが好ましい。
【0014】 なお、横桟17の右端位置に設けるクレセント受け18aは、横桟17の代わ りに外側の引き戸5の右縦カマチ11に設けることも可能である。
【0015】 また、これらクレセント受け18a,18bは横桟17に設けずに、外側の引 き戸5の上カマチ13又は下カマチ15に設けることも可能である。その場合は もちろんクレセント16の高さもそれに合わせる。
【0016】 また、図4に示すように、クレセント受け18a,18bを設けた横桟17は 、引き戸4,5の略中高部に設けたクレセント16及びクレセント受け18aと は別個に、外側の引き戸5の任意箇所、例えば上カマチ13や下カマチ15の近 傍などに取付けることも可能である。その場合は、クレセント16も同一高さの 位置にもう一つ設けることになる。このようにクレセント16を2箇所に設けれ ば2重ロック構造となって安全性が高まる。
【0017】 内外の引き戸4,5を全閉した状態では、図2に示すように、横桟17の右端 位置又は外側の引き戸5の右縦カマチ11に設けたクレセント受け18aに対し クレセント16を掛合することによって施錠することができる。
【0018】 また、内外の引き戸4,5を一部開口した状態では、図3に示すように、、横 桟17の右端から左方へ偏倚した位置に設けたクレセント受け18bに対しクレ セント16を掛合することによって施錠することができる。
【0019】 なお、クレセント16を掛合するクレセント受け18bをチェンジすれば開口 の広さを変化させて調整することができる。このように引き戸4,5を一部開口 した状態で施錠する場合、その開口は泥棒等が侵入できない広さにするのは当然 だが、たとえ腕の一部を挿入できてもクレセント16に手が届かないような広さ となるように、最も左側に位置するクレセント受け18bの位置を設定する。
【0020】
請求項1に記載した本考案の建築物の窓や戸に使用するサッシの旋錠装置は、 上記のように、部屋の換気や猫などの出入りが可能となるように、窓や戸の引き 戸4,5の一部を開いた状態にしても、クレセント16をクレセント受け18b に掛合して旋錠することができるので、そのまま部屋を離れても泥棒の侵入を防 止することができる。
【0021】 また、請求項2に記載した本考案の建築物の窓や戸に使用するサッシの旋錠装 置は、上記の請求項1に記載した考案が奏する効果に加えて、窓や戸の引き戸4 ,5の一部を開口する場合に、その開口の広さを変化させて調整することができ るという利点がある。
【0022】 さらに、請求項3に記載した本考案の建築物の窓や戸に使用するサッシの旋錠 装置は、上記の請求項1に記載した考案又は請求項2に記載した考案が奏する効 果に加えて、横桟17を使用することによりクレセント受け18a,18bを設 けるのが容易であるという利点がある。
【図1】要部斜視図である。
【図2】引き戸を全閉して施錠した状態の正面図であ
る。
る。
【図3】引き戸を一部開口して施錠した状態の正面図で
ある。
ある。
【図4】引き戸を全閉して施錠した状態の正面図であ
る。
る。
1 取付枠 2 上枠部 3 下枠部 4 引き戸 5 引き戸 6 ガラス板 7 ガラス板 8 左縦カマチ 9 左縦カマチ 10 右縦カマチ 11 右縦カマチ 12 上カマチ 13 上カマチ 14 下カマチ 15 下カマチ 16 クレセント 17 横桟 18a クレセント受け 18b クレセント受け
Claims (3)
- 【請求項1】 壁等に固定する取付枠1と、その取付枠
1の上枠部2と下枠部3に設けたレールをスライド自在
な内外一対の引違い構造の引き戸4,5とからなるサッ
シにおいて、その内側の引き戸4にクレセント16を取
付け、又、引き戸4,5が全閉状態において上記のクレ
セント15が掛合可能なクレセント受け18aを外側の
引き戸5に設けるとともに、引き戸4,5の一部開口状
態において上記のクレセント15が掛合可能なクレセン
ト受け18bを同じく外側の引き戸5に設けたことを特
徴とする建築物の窓や戸に使用するサッシの旋錠装置。 - 【請求項2】 引き戸4,5の一部開口状態においてク
レセント15が掛合可能なクレセント受け18bを外側
の引き戸5における位置が異なる複数箇所に設けた請求
項1記載の建築物の窓や戸に使用するサッシの旋錠装
置。 - 【請求項3】 外側の引き戸5に横桟17を取付けて、
その横桟17にクレセント受け18a,18bを設けた
請求項1又は請求項2記載の建築物の窓や戸に使用する
サッシの旋錠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000000301U JP3070617U (ja) | 2000-01-27 | 2000-01-27 | 建築物の窓や戸に使用するサッシの旋錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000000301U JP3070617U (ja) | 2000-01-27 | 2000-01-27 | 建築物の窓や戸に使用するサッシの旋錠装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3070617U true JP3070617U (ja) | 2000-08-11 |
Family
ID=43203997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000000301U Expired - Lifetime JP3070617U (ja) | 2000-01-27 | 2000-01-27 | 建築物の窓や戸に使用するサッシの旋錠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3070617U (ja) |
-
2000
- 2000-01-27 JP JP2000000301U patent/JP3070617U/ja not_active Expired - Lifetime
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