JP3070585B2 - 楽音特性設定装置 - Google Patents

楽音特性設定装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明が属する技術分野】この発明は、電子楽器の技術
分野に属するもので、外部から音色あるいは効果などの
楽音特性を指定するための指定値を示す情報を入力し、
入力された指定値に応じた楽音特性の適切な設定を行な
い、この設定に応じて発生楽音を制御するようにした楽
音特性設定装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、楽音の音高データあるいは音色、
効果等を指定するための楽音制御用データに基づき楽音
の発生を制御する楽音発生手段を備えた電子楽器におい
て、当該電子楽器の外部から音高データあるいは楽音制
御用データを供給し、当該電子楽器で発生される楽音の
音高、音色あるいは効果等を制御することが行なわれて
いたが、外部から供給する音高データあるいは楽音制御
用データをそのまま利用するようになっていた。 【0003】一般に、このような電子楽器としては、低
級機種から高級機種まで種々のものがあり、高級機種は
低級機種に比べて音域(音高範囲)が広く、また、音色
・効果等の機能数も多いのが普通である。また、同級機
種間においても、その仕様によって音域や音色・効果の
機能数が異なる場合がある。このため、音高データや楽
音制御用データは各機種毎にその機種に適した形で構成
されており、ある機種の音高データや楽音制御用データ
をそのまま用いては、他の機種の電子楽器を制御できな
いことがしばしばあった。すなわち、電子楽器の機種
(特に低級機種)によっては、その楽器で楽音生成でき
る音色数や付与できる効果数が、その楽器に入力可能な
音色あるいは効果等の指定情報によって指定可能な音色
数または効果数よりも少ない場合があり、そのような場
合においては、入力された音色あるいは効果等の指定情
報に応じて、如何に当該電子楽器において楽音特性の制
御を行なうか、ということが問題となる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】この発明は上述の点に
鑑みてなされたもので、外部から音色あるいは効果など
の楽音特性を指定するための指定値を示す情報を入力
し、入力された指定値に応じた楽音特性の設定を行なう
場合において、楽音生成できる音色数や付与できる効果
数が、入力可能な音色あるいは効果等の指定情報によっ
て指定可能な音色数または効果数よりも少ない場合であ
っても、入力された音色あるいは効果等の指定情報に応
じて、適切に楽音特性の設定を行なうことができるよう
にした楽音特性設定装置を提供すると共に、その際に、
不適当な楽音特性の設定がなされることのないようにし
た楽音特性設定装置をも提供しようとするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】 この出願に係る発明
は、楽音発生手段で発生する楽音の音色を設定する楽音
特性設定装置であって、音色を指定するための複数の指
定値に対して重複して1つの音色が対応付けられてお
り、この対応付けに従って、入力された指定値に対応す
る音色を設定する設定手段を具え、前記設定手段で設定
された音色に従って前記楽音発生手段で発生する楽音の
音色を設定するようにしたことを特徴とするものであ
る。 【0006】このように、設定手段では、楽音特性を指
定するための複数の指定値に対して重複して1つの音色
が対応付けられており、この対応付けに従って、入力さ
れた指定値に対応する音色を設定するようになってお
り、この設定手段で設定された音色に従って楽音発生手
段で発生する楽音の音色を設定するようになっているの
で、楽音発生手段で発生できる音色数、入力可能な指
定値によって指定可能な音色数よりも少ない場合であっ
ても、入力された指定値に応じて、適切な音色の楽音を
発生することができるようになる。すなわち、複数の指
定値に対して重複して1つの音色が対応付けられている
ことにより、所定の複数の指定値に対応して重複して1
つの音色が設定されることとなるので、楽音発生手段で
発生できる音色数、入力可能な指定値によって指定可
能な音色数よりも少ない場合であっても、入力された指
定値に応じて、適切に音色を設定し、適切な音色の楽音
を発生することができる。 【0007】従って、楽音発生手段で発生できる音色
もとより指定する指定値が入力された場合には、該音色
設定することで該音色に従う楽音の発生を行なうこと
ができる一方で、入力された指定値の値それ自体では楽
音発生手段で発生できる音色をもとより指定するもので
はないとしてしても、設定手段において、該指定値が他
の指定値と共に重複して所定の1つの楽音特性に対応付
けられていることにより、該対応付けられている音色に
設定することで該音色に従う楽音の発生を行なうことが
できる。よって、入力された音色指定情報に応じて、
本来の音色又はその代替的な音色というように、適切
音色の楽音を発生することができるものとなる。 【0008】 【0009】 【0010】 【0011】以下で述べる実施例においては、音色、効
果等の楽音特性を設定する例が示されており、音色デー
タ変換回路32(図4)及び効果データ変換回路36
(図5)を含む回路部分において、楽音特性を指定する
ための指定値と楽音特性とが対応付けられており、音色
あるいは効果をディジタルデータ値で指定する情報を外
部から入力し、この入力情報に応じて、対応付けられた
楽音特性の設定がなされるようになっている。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照してこの発
明の実施の形態を詳細に説明しよう。図1は、この発明
に係わる電子楽器の一実施例を示したものであり、自動
演奏装置を有する電子楽器にこの発明を適用したもので
ある。データ読取装置10は、磁気テープ、パンチカー
ド、バーコード印刷体等のうちの任意のものからなる外
部記録手段から演奏曲に関する演奏データを読取るため
のもので、読取られた演奏データはRAM(ランダム・
アクセス・メモリ)からなるデータメモリ12に図2に
示すようなフォーマットでストアされる。 【0013】図2において、演奏データは音符N1,N
2,N3…の進行順に配列され、各音符に対応する音符デ
ータは音高を示す音高データPTD及び符長を示す符長
データNLDを含んでいる。最初の音符N1に対応する
音高データPTD及び符長データNLDの間には、初期
音色設定用の音色データTCDと初期効果設定用の効果
データEFDとが挿入される。そして、2番目以降の音
符については、音色又は効果を変更したいタイミングに
対応する音符位置に音色データTCD又は効果データE
FDがそれぞれ挿入される。なお、音高データPTD、
音色データTCD、効果データEFD及び符長データN
LDには、各々のデータ識別を可能にするために、音高
マークMp、音色マークMT、効果マークME及び符長マ
ークMNがそれぞれ付加されている。 【0014】図示しない演奏スタートスイッチをオンに
すると、データ読出回路14がデータメモリ12から音
符N1に対応した音高データPTD、音色データTC
D、効果データEFD及び符長データNLDを順次に読
出す。読出された音高データPTDは音高レジスタ16
が音高マークMpを検知するのに応じて同レジスタ16
に取り込まれ、読出された音色データTCDは音色レジ
スタ18が音色マークMTを検出するのに応じて同レジ
スタ18に取り込まれ、読出された効果データEFDは
効果レジスタ20が効果マークMEを検出するのに応じ
て同レジスタ20に取り込まれる。 【0015】読出された符長データNLDはデータ読出
回路14において次の音符N2に対応するデータの読出
タイミングを決定するのに使用される。すなわち、デー
タ読出回路14は、最初の音符N1に対応する符長デー
タNLDに基づいて、このデータNLDの示す符長に対
応する時間をテンポクロック信号の計数などにより測定
し、符長に対応する時間に達すると、データメモリ12
から2番目の音符N2に対応した音高データPTD及び
符長データNLDを読出す。そして、これと同様なデー
タ読出動作が3番目以降の各音符に対応するデータにつ
いても行なわれる。また、このようなデータ読出しに伴
ってレジスタ16,18及び20の内容は対応する読出
データによってそれぞれ更新される。 【0016】音高レジスタ16からの最初の音高データ
PTDは音高データ変換回路22を介して変換データP
TD’として押鍵表示回路24及び楽音信号形成回路2
6に供給される。押鍵表示回路24は、鍵盤28の多数
の鍵に対応して設けられた多数の表示素子30のうち、
最初の音符に対応した表示素子を変換データPTD’に
応じて点灯させる。このため、鍵盤28の演奏者は最初
に押すべき鍵を容易に知ることができる。なお、このよ
うな押鍵表示動作は音高レジスタ16から新たな音高デ
ータPTDが送出されるたびに同様にして行なわれる。 【0017】ところで、音高レジスタ16が最初の音高
データPTDを送出するとき、音色レジスタ18は最初
の音色データTCDを、効果レジスタ20は最初の効果
EFDをそれぞれ送出する。音色レジスタ18からの音
色データTCDは音色データ変換回路32を介して変換
データTCD’として音色制御データメモリ34に供給
される。このメモリ34はピアノ、フルート、バイオリ
ン等の各音色毎に音色制御データをストアしたROM
(リード・オンリイ・メモリ)等を含むもので、変換デ
ータTCD’の示す音色に対応した音色制御データTC
を楽音信号形成回路26に供給する。また、効果レジス
タ20からの効果データEFDは効果データ変換回路3
6を介して変換データEFD’として楽音信号形成回路
26に供給される。 【0018】楽音信号形成回路26は、音高データ変換
回路22からの変換データPTD’と、メモリ34から
の音色制御データTCと、効果データ変換回路36から
の変換データEFD’とに基づいて楽音信号を形成する
もので、この楽音信号の音高は変換データPTD’に応
じて、音色は音色制御データTCに応じて、効果は変換
データEFD’に応じてそれぞれ決定される。 【0019】いま、変換データPTD’として最初の音
符N1に対応した音高データが楽音信号形成回路26に
供給されると、この回路26は、音色制御データTC及
び変換データEFD’によってそれぞれ初期設定された
音色及び効果を示すように、音符N1に対応した楽音信
号を形成する。そして、形成された楽音信号は出力アン
プ38を介してスピーカ40に供給され、音響に変換さ
れる。従って、スピーカ40からは、音符N1に対応し
た楽音が奏出される。 【0020】このような楽音発生動作は、2番目以降の
各音符に対応する読出データについても同様に行なわれ
る。そして、音色制御データTCとして、新たに読出さ
れた音色データに対応するデータが発生されると、これ
に応じて楽音信号形成回路26の音色特性が変更制御さ
れる。また、変換データEFD’として、新たに読出さ
れた効果データに対応するデータが発生されると、これ
に応じて楽音信号形成回路26の効果特性が変更制御さ
れる。 【0021】演奏者は、上記のようにして発生される自
動演奏音に合わせて、また必要ならば押鍵表示を参照し
て鍵盤28でマニアル演奏を行なうことができる。鍵盤
28の各鍵はキースイッチ回路42の対応するキースイ
ッチを駆動するようになっており、キースイッチ回路4
2は押された鍵を示す押鍵データを楽音信号形成回路2
6に供給する。楽音信号形成回路26はキースイッチ回
路42からの押鍵データの示す押鍵に対応した楽音信号
を形成し、出力アンプ38を介してスピーカ40に供給
する。従って、スピーカ40からは、マニアル演奏音も
奏出される。 【0022】図3は、音高データ変換回路22の具体例
を、ペダル鍵盤(PK)音のオクターブを変更する場合
について示すものである。この場合、PK音の音域は高
級機種ではC2〜C4の範囲にあり、低級機種ではC2〜
C3の範囲にあり、音高データPTDは高級機種に合わ
せて構成されているものとする。 【0023】音高データPTDは、音名を示すノートコ
ードデータNCと、オクターブを示すオクターブコード
データOCと、鍵盤名を示す鍵盤コードデータKBCと
からなっている。オクターブコードデータOCはO1〜
O3の3ビットのバイナリコードからなるもので、C2の
属するオクターブ、C#2〜C3の属するオクターブ、C
#3〜C4の属するオクターブについてそれぞれ次の表1
に示すようにコード内容が定められている。 【0024】 【表1】 【0025】図3の回路は、低級機種ではC#3〜C4の
属するオクターブを指定する音高データをそのまま扱え
ないので、この音高データをC#2〜C3の属するオクタ
ーブを指定するデータに変換するように構成されている
ものである。すなわち、PK検出回路50は鍵盤コード
データKBCに基づいてPK音高データの到来を検出す
ると、出力信号“1”をANDゲート52に供給する。
このとき、PK音高データのオクターブコードデータO
CがC#3〜C4の属するオクターブを指定していて、信
号O1及びO2が“1”であるものとすると、ANDゲー
ト52が出力信号“1”をANDゲート54の一方の入
力端に供給する。ANDゲート54の他方の入力端には
低級機種の場合“1”信号源が接続されているので、A
NDゲート54は出力信号“1”をインバータ56に供
給する。インバータ56はANDゲート54からの出力
信号“1”に応じて出力信号“0”を発生してANDゲ
ート58を非導通にする。このため、信号O1はAND
ゲート58によって“1”から“0”に変換される。 【0026】この結果、C#3〜C4の属するオクターブ
を指定するPK音高データはC#2〜C3の属するオクタ
ーブを指定するデータPTD’に変換される。従って、
C#3〜C4の属するオクターブに関する限り、低級機種
では高級機種の場合より1オクターブ低いPK音(ベー
ス音)が発生されることになる。 【0027】なお、高級機種に図3のような変換回路を
設ける場合には、ANDゲート54に対して“1”信号
源の代りに“0”信号源を接続すればよい。このように
すれば、ANDゲート58は常に導通状態となるため、
オクターブコードデータOCは変換されずに出力され
る。 【0028】図4は、音色データ変換回路32の具体例
を、上鍵盤(UK)音の音色を変更する場合について示
すものである。この場合、UK音の音色は高級機種では
ピアノ、フルート、バイオリン、ボーカル(テナー)、
ギター、クラリネット、ビオラ及びボーカル(ソプラ
ノ)の8音色指定可能であり、低級機種ではピアノ、フ
ルート、バイオリン及びボーカル(テナー)の4音色の
み指定可能であり、音色データTCDは上級機種に合わ
せて構成されているものとする。音色データTCDはU
K、LK(下鍵盤)、PK等に対応した音色群を示す音
色群指定データGCと、Q1〜Q3の3ビットを含む音色
指定データCCとからなるもので、音色指定データCC
のコード内容は各音色毎に次の表2のように定められて
いる。 【0029】 【表2】 【0030】図4の回路は、低級機種では表2のBグル
ープの音色を扱えないので、Bグループの音色データを
Aグループの音色データに変更するように構成されてい
るものである。すなわち、UK音色検出回路60は音色
群指定データGCに基づいてUK音色データの到来を検
出すると、出力信号“1”をNANDゲート62の一方
の入力端に供給する。NANDゲート62の他方の入力
端には低級機種の場合“1”信号源が接続されているの
で、NANDゲート62は出力信号“0”を発生してA
NDゲート64を非導通にする。このとき、UK音色デ
ータが表2のBグループに属するいずれかの音色を指定
していて、信号Q3が“1”であるものとすると、この
信号Q3はANDゲート64によって“1”から“0”
に変換される。 【0031】この結果、表2のBグループの音色を指定
する音色データは表2のAグループの音色を指定するデ
ータTCD’に変換される。すなわち、ギターはピアノ
に、クラリネットはフルートに、ビオラはバイオリン
に、ボーカル(ソプラノ)はボーカル(テナー)にそれ
ぞれ音色変更される。すなわち、低級機種の電子楽器で
発生できないBグループの音色が減衰音系の音色(ギタ
ー)の場合は、該低級機種の電子楽器で発生可能な減衰
音系の別の音色(ピアノ)を指示するデータTCD’に
変換され、一方、該Bグループの音色が持続音系の音色
(クラリネット,ビオラ)の場合は、該低級機種の電子
楽器で発生可能な持続音系の別の音色(フルート,バイ
オリン)を指示するデータTCD’に変換される。な
お、高級機種に図4のような変換回路を設ける場合に
は、NANDゲート62に対して“1”信号源の代りに
“0”信号源を接続すればよい。 【0032】図5は、効果データ変換回路36の具体例
を示すものである。この例の回路は、効果制御機能とし
てサステイン効果及びビブラート効果のオン・オフ制御
機能のみを有する低級機種に用いるためのもので、低級
機種で扱いえない効果制御信号を阻止し、必要な効果制
御信号のみを導出するように構成されているものであ
る。 【0033】効果データEFDは高級機種に合わせて構
成されており、サステイン制御信号SU、トレモロ制御
信号TR、デュエット制御信号DU…ディレイビブラー
ト制御信号DVB及びビブラート制御信号VBを含んで
いる。これらの効果制御信号のうち、トレモロ制御信号
TR、デュエット制御信号DU…ディレイビブラート制
御信号DVBはそれぞれANDゲートAG1,AG2…A
Gnの各一方の入力端に供給される。ここで、ANDゲ
ートAG1〜AGnの各他方の入力端には低級機種の場合
“0”信号源が接続されているので、各ANDゲートが
非導通である。従って、トレモロ制御信号TR、デュエ
ット制御信号DU…ディレイビブラート制御信号DVB
等はANDゲートAG1〜AGnで阻止され、変換データ
EFD’としては、サステイン制御信号SU及びビブラ
ート制御信号VBのみが送出される。なお、高級機種に
図5のような変換回路を設ける場合には、ANDゲート
AG1〜AGnに対して“0”信号源の代りに“1”信号
源を接続すればよい。 【0034】上記した実施例では、外部記録手段から演
奏データを読取ってRAMにストアするようにしたが、
演奏データをストアした変換可能なROMを設け、この
ROMから演奏データを読出して自動演奏を行なうよう
にしてもよい。このようにすれば、データ読取装置は不
要になり、RAMはROMに代わる。また、上記実施例
において、データ変換回路はデータ読取装置10から楽
音信号形成回路26までの間に設ければよいのであっ
て、例えばデータ読取装置10とデータメモリ12との
間に設け、データの種類(音高、音色、効果等)を検出
してデータメモリ12の前段でデータ変換を行なうよう
にしてもよい。 【0035】 【発明の効果】以上のように、この発明によれば、設定
手段では、楽音特性を指定するための複数の指定値に対
して重複して1つの楽音特性が対応付けられており、こ
の対応付けに従って、入力された指定値に対応する楽音
特性を設定するようになっており、この設定手段で設定
された楽音特性に従って楽音発生手段で発生する楽音を
制御するようになっているので、楽音発生手段で発生で
きる音色数や付与できる効果数が、入力可能な音色ある
いは効果等の指定値によって指定可能な音色数または効
果数よりも少ない場合であっても、入力された音色ある
いは効果等の指定値に応じて、適切に楽音特性の設定を
行なうことができるようになる、という優れた効果を奏
する。すなわち、設定手段では、複数の指定値に対して
重複して1つの楽音特性が対応付けられていることによ
り、所定の複数の指定値に対応して重複して1つの楽音
特性が設定されることとなるので、楽音発生手段で発生
できる音色数や付与できる効果数が、入力可能な指定値
によって指定可能な音色数または効果数よりも少ない場
合であっても、入力された指定値に応じて、適切に楽音
特性を設定し、楽音制御を行なうことができる。従っ
て、楽音発生手段で発生又は制御できる楽音特性をもと
より指定する指定値が入力された場合には、該楽音特性
を設定することで該楽音特性に従う楽音制御を行なうこ
とができる一方で、入力された指定値の値それ自体では
楽音発生手段で発生又は制御できる楽音特性をもとより
指定するものではないとしてしても、設定手段におい
て、該指定値が他の指定値と共に重複して所定の1つの
楽音特性に対応付けられていることにより、該対応付け
られている楽音特性を設定することで該楽音特性に従う
楽音制御を行なうことができる。よって、入力された音
色あるいは効果等の指定情報に応じて、本来の楽音特性
又はその代替的な楽音特性というように、適切に楽音特
性の設定を行なうことができるものとなる。 【0036】
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明に係る楽音特性設定装置の実施例に係
る電子楽器のブロック図。 【図2】図1のデータメモリにおけるデータフォーマッ
トを示すフォーマット図。 【図3】図1の音高データ変換回路の一具体例を示す回
路図。 【図4】図1の音色データ変換回路の一具体例を示す回
路図。 【図5】図1の効果データ変換回路の一具体例を示す回
路図。 【符号の説明】 12 データメモリ 14 データ読出回路 22 音高データ変換回路 26 楽音信号形成回路 32 音色データ変換回路 36 効果データ変換回路
フロントページの続き (56)参考文献 特公 平7−69696(JP,B2) 特公 平4−7519(JP,B2) 特公 昭56−52316(JP,B2) 特許2760346(JP,B2) 特許2760301(JP,B2) 特許2866439(JP,B2) 下中編「音楽大事典」第5巻(1983− 8−15)平凡社 p.2305−2306 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10H 1/24 G10H 1/00 102

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.楽音発生手段で発生する楽音の音色を設定する楽音
    特性設定装置であって、 音色を指定するための複数の指定値に対して重複して1
    つの音色が対応付けられており、この対応付けに従っ
    て、入力された指定値に対応する音色を設定する設定手
    段を具え、前記設定手段で設定された音色に従って前記
    楽音発生手段で発生する楽音の音色を設定するようにし
    たことを特徴とする楽音特性設定装置。
JP10300049A 1998-10-21 1998-10-21 楽音特性設定装置 Expired - Lifetime JP3070585B2 (ja)

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