JP3070516U - 包装容器 - Google Patents

包装容器

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JP3070516U
JP3070516U JP2000000269U JP2000000269U JP3070516U JP 3070516 U JP3070516 U JP 3070516U JP 2000000269 U JP2000000269 U JP 2000000269U JP 2000000269 U JP2000000269 U JP 2000000269U JP 3070516 U JP3070516 U JP 3070516U
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JP
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container
wrapping film
shrink wrapping
packaging container
packaging
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JP2000000269U
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隆史 奥野
淳一 網田
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Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バージン性を確保しつつ容器の使用感を容易
に把握できると共に、陳列時及び使用時の各雰囲気に合
わせて、外観の趣を容易に変化させることのできる包装
容器を提供する。 【解決手段】 容器13の上端部及び下端部を除いて収
縮包装フィルム14により密着状態で被覆された包装容
器10であって、収縮包装フィルム14及び容器13の
表面には異なる趣きの加飾が各々施されており、収縮包
装フィルム14の全部を取り除いて使用される。収縮包
装フィルム14には、当該収縮包装フィルム14を切断
して容器13から取り除くためのミシン目16による切
断誘導部が設けられている。容器13は、容器本体11
にはめ込み式のキャップ12を取り付けて構成されてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は包装容器に関し、特に収縮包装フィルムにより密着状態で被覆された 包装容器に関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
全体が透明なプラスチックフィルムで覆われた包装容器、或いはキャップの周 囲や容器本体の一部がプラスチックフィルムで覆われた包装容器が知られている 。
【0003】 透明なプラスチックフィルムで全体が覆われた包装容器、或いはキャップの周 囲や容器本体の一部がプラスチックフィルムで覆われた包装容器によれば、紙箱 等に収容された容器と比較して、容器の形態を把握しやすく、また容器のバージ ン性を確保しやすいが、陳列時と使用時の外観がほぼ同一の為、店頭で目につく ように加飾すると使用時に室内等に置いておく際に雰囲気が合わずに違和感が生 じる場合がある。
【0004】 本考案は、バージン性を確保しつつ容器の形態を容易に把握できると共に、陳 列時及び使用時の各雰囲気に合わせて、外観の趣を容易に変化させることのでき る包装容器の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、容器を収縮包装フィルムにより密着状態で被覆した包装容器であっ て、前記収縮包装フィルムの表面には前記容器とは異なる趣きの加飾が施されて おり、前記収縮包装フィルムの全部を取り除いて使用される包装容器を提供する ことにより、上記目的を達成したものである。
【0006】
【考案の実施の形態】 本考案の好ましい実施形態に係る包装容器10は、例えば消臭用のスプレー容 器であって、図1〜図3に示すように、容器本体11と、容器本体11の上端か ら突出するノズル部を覆って取り付けられたはめ込み式のキャップ12とからな る容器13を、その上端部及び下端部を除いて収縮包装フィルム14により密着 状態で被覆して構成されるものである。
【0007】 そして、本実施形態の包装容器10によれば、収縮包装フィルム14の表面、 及びこの収縮包装フィルム14によって略全体を覆われた容器13の表面には、 異なる趣きの加飾が各々施されており、使用時には収縮包装フィルム14の全部 を取り除いて用いられる。
【0008】 容器13を構成する容器本体11は、上下両端が閉塞する円筒形状を有し、片 手で把持しつつ、ノズル部を押圧して内部に収容された消臭剤を容易に噴霧でき るような大きさを備えている。容器13を構成するキャップ12は、上部が半球 状となった筒状の中空蓋であって、はめ込み式で容器本体11の上端に装着され ていることにより、容器本体11から引き抜いたり容器本体11に対して傾倒さ せたりすることによって、容易に取り外すことができる。
【0009】 容器13には、使用時あるいは使用後に室内等に設置しておくのに適した、落 ち着いた趣きの加飾が施されている(図3参照)。即ち、容器本体11は、例え ば薄いブルーにより一色で着色され、上部中央にはシンプルなラベル15が貼り 付けられている。また、キャップ12は例えば白一色で着色され、キャップ12 が容器本体11に装着されることにより、容器本体11とキャップ12とのコン トラストを伴う落ち着いた趣の加飾がなされ、室内のインテリアにマッチした外 観を呈する。
【0010】 容器13を覆う収縮包装フィルム14は、熱収縮性ポリエチレン、ポリプロピ レン、ポリ塩化ビニル、延伸ポリスチレン(OPS)、ポリスチレン(PS)、 ポリエチレンテレフタレート(PET)等の熱収縮性フィルムからなり、円筒状 の熱収縮性フィルムを、容器13の周囲を覆うようにして配置した後、加熱収縮 させることにより、熱収縮性フィルムは容器本体11及びキャップ12の外周形 状に沿って密着し、容器13の上端部及び下端部を残して当該容器13を被覆包 装する収縮包装フィルム14となる(図1参照)。
【0011】 容器を被覆する収縮包装フィルム14には、店頭に陳列しておくのに適した、 華やかで目立った趣きの加飾が施されている。即ち、色の濃淡や、複数の異なる 色により、目に入り易くアピール性に富んだ装飾が施され、これによって消費者 の購入意欲を促進する外観を呈する。
【0012】 また、収縮包装フィルム14は、当該収縮包装フィルム14の上下方向の略全 長に亘って縦方向に平行に形成された、一対のミシン目16による切断誘導部を 備えていて、これの上端から突出する切断誘導部の摘み部17を摘んでミシン目 16に沿って下方に引き裂くことにより、帯状の切断部18が形成され(図2参 照)、これによって収縮包装フィルム14を、容器13から容易に剥して取り除 くことができる。もっとも、切断誘導部がなくとも、本実施形態の如く、収縮包 装フィルム14が容器13を被覆していない部分が少なくとも上端部若しくは下 端部の何れか一方にあれば、そこから収縮包装フィルム14を剥がしとることが 可能であるので、製造等を簡便なものとしたい場合には、切断誘導部は必ずしも 必須ではない。
【0013】 そして、本実施形態の包装容器10は、容器13が収縮包装フィルム14によ り包装された状態で店頭に陳列される。陳列された包装容器10は、容器13の 略全体を覆う収縮包装フィルム14に施されたアピール性に富んだ加飾によって 、消費者の目を引き付け、購買意欲を増進させる。また包装容器10は、使用時 の容器13の外形と同じ外形を有していることにより、これをそのまま手にとっ て容器13の形態や使用感を把握できると共に、切断誘導部を切り裂くまでは、 容器13は収縮包装フィルム14によって覆われているので、容器13のバージ ン性を確保できる。さらに、収縮包装フィルム14は、容器本体11とキャップ 12とを一体として覆っているので、落下等によりはめ込み式のキャップ12に 衝撃が加わっても、容器本体11から外れることがない。さらにまた、紙箱等の コストのかかる包装体を使用することなく、熱収縮性フィルムを加熱収縮させる ことのみによって、経済的に包装容器10を形成できる。
【0014】 包装容器10を使用する際には、摘み部17を摘んで切断誘導部をミシン目1 6に沿って下方に引き裂き、切断部18を形成して、収縮包装フィルム14を容 器13から取り除く。しかる後に、容器本体11を把持し、キャップ12を取り 外してノズル部を押圧しつつ、消臭剤を室内等に噴霧する。噴霧し終わったら、 キャップ12を容器本体11に取り付け、容器13を例えば室内の適当な箇所に 置いて次の使用時まで保管するが、本実施形態によれば、容器13の表面には落 ち着いた趣きの加飾が施されているので、室内のインテリアにマッチして、違和 感を生じさせることがない。
【0015】 すなわち、本実施形態の包装容器10によれば、陳列時にバージン性を確保し つつ容器13の使用感を容易に把握できると共に、陳列時及び使用時の各雰囲気 に合わせて、外観の趣を容易に変化させることができる。
【0016】 本考案は、上記実施形態に限定されることなく、種々の変更が可能である。例 えば、収縮包装フィルムは、容器の上端部又は下端部の何れか一方のみを残して 被覆して、或いは容器の全体を被覆して、本考案の包装容器とすることもできる 。また、延伸フィルム等を用いることにより収縮包装フィルムの全体を速やかに 剥して取り除くことができれば、必ずしも収縮包装フィルムに切断誘導部を設け る必要はなく、切断誘導部は、切れ目等であっても良い。さらに、容器は必ずし もはめ込み式のキャップを備えたものである必要はなく、ねじ込み式やその他の キャップであっても良い。またキャップの取り付けられていない容器であっても 良い。さらいまた、包装容器は、消臭用のスプレー容器に限定されることなく日 常用いられる種々の容器として用いることもできる。
【0017】
【考案の効果】
本考案の包装容器によれば、バージン性を確保しつつ容器の使用感を容易に把 握できると共に、陳列時及び使用時の各雰囲気に合わせて、外観の趣を容易に変 化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態に係る包装容器を示す正面
図である。
【図2】収縮包装フィルムを取り除く状況を示す正面図
である。
【図3】収縮包装フィルムを取り除いた容器を示す正面
図である。
【符号の説明】
10 包装容器 11 容器本体 12 キャップ 13 容器 14 収縮包装フィルム 15 ラベル 16 ミシン目 17 摘み部 18 切断部

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器を収縮包装フィルムにより密着状態
    で被覆した包装容器であって、 前記収縮包装フィルムの表面には前記容器とは異なる趣
    きの加飾が施されており、前記収縮包装フィルムの全部
    を取り除いて使用される包装容器。
  2. 【請求項2】 前記収縮包装フィルムには、当該収縮包
    装フィルムを切断して容器から取り除くための切断誘導
    部が設けられている請求項1記載の包装容器。
  3. 【請求項3】 前記収縮包装フィルムによって前記容器
    を被覆していない部分が、前記容器の少なくとも上端部
    若しくは下端部の何れか一方にある請求項2に記載の包
    装容器。
  4. 【請求項4】 前記切断誘導部はミシン目を有する請求
    項3記載の包装容器。
  5. 【請求項5】 前記容器は、容器本体にはめ込み式のキ
    ャップが取り付けられた容器である請求項1〜4のいず
    れかに記載の包装容器。
  6. 【請求項6】 前記収縮包装フィルムは、容器本体とキ
    ャップとを一体として覆っている請求項5記載の包装容
    器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0781483A (ja) * 1993-08-04 1995-03-28 Gebr Happich Gmbh 照明装置を備えたミラー

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