JP3070411U - 籐製多段カゴ - Google Patents
籐製多段カゴInfo
- Publication number
- JP3070411U JP3070411U JP2000000188U JP2000000188U JP3070411U JP 3070411 U JP3070411 U JP 3070411U JP 2000000188 U JP2000000188 U JP 2000000188U JP 2000000188 U JP2000000188 U JP 2000000188U JP 3070411 U JP3070411 U JP 3070411U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rattan
- basket
- top plate
- storage box
- stage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】堅いものとして形成されている収納ボックスを
確実かつ容易に整理しておくことができて、しかも籐の
美しさや見た目に与えるやわらかさを阻外することのな
い籐製多段カゴを簡単な構成によって提供すること。 【解決手段】少なくとも四角に位置する籐製柱材11a
を有するカゴ本体11内に、複数の引出し12を出入自
在に収納した籐製多段カゴ10であって、少なくとも最
上段となる引出し12〜12の上面を、カゴ本体11に
取り付けた天板13によって覆うようにするとともに、
この天板13の後方及び左右両側に位置することになる
籐製枠部をカゴ本体11と一体的に形成し、天板13上
に載置されることになる収納ボックス14を備えたこ
と。
確実かつ容易に整理しておくことができて、しかも籐の
美しさや見た目に与えるやわらかさを阻外することのな
い籐製多段カゴを簡単な構成によって提供すること。 【解決手段】少なくとも四角に位置する籐製柱材11a
を有するカゴ本体11内に、複数の引出し12を出入自
在に収納した籐製多段カゴ10であって、少なくとも最
上段となる引出し12〜12の上面を、カゴ本体11に
取り付けた天板13によって覆うようにするとともに、
この天板13の後方及び左右両側に位置することになる
籐製枠部をカゴ本体11と一体的に形成し、天板13上
に載置されることになる収納ボックス14を備えたこ
と。
Description
【0001】
本考案は、ベビー用品等を部屋の隅に片付けておくため等に使用され、その材 料の多くを籐を使用して構成した籐製多段カゴに関するものである。
【0002】
籐製多段カゴは、一般的に桟や柱を籐によって形成し、これに必要な引出し等 を組付けて構成したものであるが、「籐」の美しさを引き出すとともに、全体の 軽量化を図るために、「布張り」の部分も取り入れられることもあったのである 。
【0003】 特に、従来の籐製多段カゴにおいては、一番上の引出し上を「布」で覆うこと により、ベビー用品を入れ、かつ部屋の隅に置くものとしての、見た目のやわら かさを確保するようにしていたのである。一番上をこのような「布張り」にする ことにより、確かに「やわらかい」雰囲気を醸し出すことはできたのであるが、 布は物理的にもやわらかいものであるために、その上には余り物を置くことがで きなかった。
【0004】 つまり、近年の籐製多段カゴについては、単に引出しを設けるだけでなく、こ れから取り外して離れた場所へベビー用品やおもちゃ等を運ぶことのできる収納 ボックスを付設することの要望が多くなってきているのであり、この収納ボック スの置き場所がこの種の籐製多段カゴにはなかったのである。
【0005】 そこで、本考案者は、籐製多段カゴについて、これに収納ボックスをも整理し ておくことができるようにするにはどうしたらよいか、について検討を重ねてき た結果、本考案を完成したのである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 本校案は、この種の籐製多段カゴについての上記実状に鑑みてなされたもので 、その解決しようとする課題は、堅いものとして形成されている収納ボックスを 確実かつ容易に整理しておくことができて、しかも籐の美しさや見た目に与える やわらかさを阻外することのない籐製多段カゴを簡単な構成によって提供するこ とにある。
【0007】
以上の課題を解決するために、本考案の採った手段は、後述する実施の形態の 説明中において使用する符号を付して説明すると、 「少なくとも四角に位置す る籐製柱材11aを有するカゴ本体11内に、複数の引出し12を出入自在に収 納した籐製多段カゴ10であって、 少なくとも最上段となる引出し12〜12の上面を、カゴ本体11に取り付け た天板13によって覆うようにするとともに、この天板13の後方及び左右両側 に位置することになる籐製枠部11bをカゴ本体11と一体的に形成し、 かつ、天板13上に載置されることになる収納ボックス14を備えたことを特 徴とする籐製多段カゴ10」 である。
【0008】 すなわち、本考案に係る籐製多段カゴ10は、籐を材料として形成したカゴ本 体11に引出し12を出入自在に組付けたものであるが、最上段の引出し12上 を、布ではなくてある程度の剛性のある木や樹脂板等からなる天板13によって 覆ったものである。そして、この天板13のコーナー部は、籐づる等によってカ ゴ本体11を構成している籐製柱材11aに連結したものであり、これにより、 天板13はカゴ本体11に対して十分な一体化がなされているのである。
【0009】 この天板13上には、図1等に示すように、大量のおむつやおもちゃ等を入れ る収納ボックス14が裁量されるのであり、この収納ボックス14が図2に示し たような下方に突出する脚14aを有したものであっても、当該籐製多段カゴ1 0に対して安定した状態で組付けることができるものである。
【0010】 従って、本考案によれば、堅いものとして形成してある収納ボックス14を、 同じく堅いものである天板13上に載置することができるのであるから、この収 納ボックス14を確実かつ容易に整理しておくことができるのであり、しかも特 にカゴ本体11それ自体は「籐」によって従来通り構成することができるのであ るから、籐の美しさや見た目に与えるやわらかさを全く阻外することのない籐製 多段カゴ10とすることができるのである。
【0011】
次に、上記のように構成した本考案を、図面に示した実施の形態である籐製多 段カゴ10について説明すると、まずこの籐製多段カゴ10は「籐」を材料とし たカゴ本体11を有しているものであり、このカゴ本体11は、図1に示したよ うに、その四角を籐製柱材11aとしたものである。
【0012】 これらの籐製柱材11aに対しては、各引出し12を支持するための棚板15 が、籐づる等を使用して連結してあり、最上段に位置することになる引出し12 上は、図2に示したように、天板13によって覆うようにしてあり、この天板1 3の四角も各棚板15に連結してある。
【0013】 この天板13上には、図2及び図1の比較から分かるように、収納ボックス1 4が載置されることになるものであり、またこの天板13上から収納ボックス1 4を自在に運び出せるものである。なお、この実施形態の収納ボックス14にお いては、図2に示したように、その底面の4つの角に脚14aが突出形成してあ り、これらの脚14aを使用した場合であっても、当該収納ボックス14の天板 13上への載置は、図1等に示したように、確実に行えるものである。
【0014】 なお、この天板13の上面には、図2に示したように、布等によって形成した 表装13aが施されているものであり、籐製多段カゴ10を構成するものとして の美しさを確保するようにしてある。
【0015】 さて、この天板13の周囲は、図1及び図2に示したように、その後方及び左 右両側に立ち上がってきている籐製枠部11bによって囲われており、収納ボッ クス14の収納箇所の形成と落下防止が図られている。これらの籐製枠部11b は、カゴ本体11の上端部を構成するものでもあり、各籐製枠部11bは籐製装 飾部11cによって装飾されている。
【0016】 また、天板13の前方側には、両側の籐製柱材11aに両端を連結した落下防 止桟11dが配置してあり、この落下防止桟11dによって天板13上に載置し た収納ボックス14が手前側に簡単には落下しないようにしてある。
【0017】 勿論、この籐製多段カゴ10の背面側は、図3に示したように、別の形の籐製 装飾部11cをカゴ本体11に取付けることにより、引出し12の抜け止めを果 たしているものである。
【0018】 なお、このカゴ本体11の下端に、図3に示したように、取付板16aを固定 するとともに、この取付板16aにキャスター16を取り付けるようにすれば、 当該籐製多段カゴ10全体を、図7に示したように、転動可能にできることは言 うまでもない。
【0019】 カゴ本体11に設けられるべき籐製装飾部11cは、図4〜図7に示した籐製 多段カゴ10におけるように種々な形態のものが採用されるし、各引出し12に ついても、その前板のデザインを種々変更されるものであることは言うまでもな い。
【0020】 また、図1〜図5に示した籐製多段カゴ10は、合計3段の引出し12を有し ているものであるが、図6及び図7に示したように、2段の引出し12を有した ものとして籐製多段カゴ10を構成するように実施してもよいものである。
【0021】
以上説明した通り、本考案においては、 「少なくとも四角に位置する籐製柱材11aを有するカゴ本体11内に、複数の 引出し12を出入自在に収納した籐製多段カゴ10であって、 少なくとも最上段となる前記引出し12〜12の上面を、カゴ本体11に取り 付けた天板13によって覆うようにするとともに、この天板13の後方及び左右 両側に位置することになる籐製枠部11bをカゴ本体11と一体的に形成し、 かつ、天板上13に載置されることになる収納ボックス14を備えたこと」 にその構成上の特徴があり、これにより、堅いものとして形成されている収納ボ ックスを確実かつ容易に整理しておくことができて、しかも籐の美しさや見た目 に与えるやわらかさを阻外することのない籐製多段カゴを簡単な構成によって提 供することができるのである。
【図1】本考案に係る籐製多段カゴの全体斜視図であ
る。
る。
【図2】同籐製多段カゴについて収納ボックスを取り外
している状態を示す斜視図である。
している状態を示す斜視図である。
【図3】同籐製多段カゴの背面図である。
【図4】同籐製多段カゴの第2実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【図5】同籐製多段カゴの第3実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【図6】同籐製多段カゴの第4実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【図7】同籐製多段カゴの第5実施例を示す斜視図であ
る。
る。
10 籐製多段カゴ 11 カゴ本体 11a 籐製柱材 11b 籐製枠部 11c 籐製装飾部 11d 落下防止桟 12 引出し 13 天板 13a 表装 14 収納ボックス 14a 脚 15 棚板 16 キャスター 16a 取付板
Claims (1)
- 【請求項1】少なくとも四角に位置する籐製柱材を有す
るカゴ本体内に、複数の引出しを出入自在に収納した籐
製多段カゴであって、 少なくとも最上段となる前記引出しの上面を、前記カゴ
本体に取り付けた天板によって覆うようにするととも
に、この天板の後方及び左右両側に位置することになる
籐製枠部を前記カゴ本体と一体的に形成し、 かつ、前記天板上に載置されることになる収納ボックス
を備えたことを特徴とする籐製多段カゴ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000000188U JP3070411U (ja) | 2000-01-20 | 2000-01-20 | 籐製多段カゴ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000000188U JP3070411U (ja) | 2000-01-20 | 2000-01-20 | 籐製多段カゴ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3070411U true JP3070411U (ja) | 2000-08-04 |
Family
ID=43203808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000000188U Expired - Lifetime JP3070411U (ja) | 2000-01-20 | 2000-01-20 | 籐製多段カゴ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3070411U (ja) |
-
2000
- 2000-01-20 JP JP2000000188U patent/JP3070411U/ja not_active Expired - Lifetime
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