JP3069983U - 基準時刻・基準周波数発生装置 - Google Patents

基準時刻・基準周波数発生装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数系統の基準時刻信号の信号源を受信し、最
も精度が優れている信号源を利用して追従同期可能な基
準時刻・基準周波数発生装置を提供する。 【解決手段】3つの独立した電波により配信されている
基準信号源を受信してタイミング信号を復調する受信機
を具備し、各タイミング信号の間の位相差を測定する位
相比較器を具備し、位相比較結果から3つの基準信号源
から最良のもの1つを多数決と優先順位に基づいて最も
精度が優れている信号源を選択決定する多数決判定部を
具備し、多数決判定部からの選択信号を受けて3つのタ
イミング信号から最良のタイミング信号を選択して出力
する切換スイッチを具備し、選択されたタイミング信号
を受けて位相および周波数が安定に同期した信号を発生
させるデジタル信号処理型PLL部を具備する基準時刻
・基準周波数発生装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、原子周波数標準器を内蔵する人工衛星からの電波あるいはこれに 類する超高精度の時刻信号を受信して、高精度な基準時刻・基準周波数を発生す る基準時刻・基準周波数発生装置に関する。特に、複数系統の超高精度の時刻信 号を受信して、高精度な基準時刻・基準周波数を発生する基準時刻・基準周波数 発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術の一例としては特開平08−146166号の「基準周波数発生装置 」がある。この概念構成図を図7に示す。これによれば、基準となる衛星電波を 受信し、マイクロプロセッサ(CPU又はDSP)の演算手段を用いて長大な時 定数のデジタルフィルタを実現した周波数制御アルゴリズムによって、高確度な 周波数が常時出力される構成を備えている。
【0003】 従来の基準時刻・基準周波数発生装置では単一のGPS電波を受け、この1秒 単位の時刻信号に基づいて内蔵する微小周波数範囲が可変の高安定水晶発振器( 以下OCXOという)の周波数および位相をGPS電波に同期させて高精度な基 準時刻や基準周波数を発生させるシステムとなっている。
【0004】 次に、3つの基準時刻信号の個々における固有の不具合状況を図8の受信信号 の経時変化を示して説明する。上段の経時変化はGPS電波の代表的な揺らぎで あり、中段の経時変化はGLONASS電波の代表的な揺らぎであり、下段の経 時変化は長波標準電波の代表的な揺らぎである。 第1のGPS電波は、軍事上の都合でGPS衛星から発射される電波のタイミ ングや周波数の精度を一時的に劣化(図8A1、A2、A3参照)させている場 合があり、この異常状態が数時間続くと、利用者のシステム(たとえば通信、放 送、そして金融などのインフラ)に支障をきたす場合がある。尚、公共電波の発 射設備など日本国家標準とトレースする必要がある場合、GPS電波は日本国家 標準とトレースされていないため、その要求を満たされないという欠点がある。
【0005】 第2のGLONASS電波は、米国が運用しているGPSの他の衛星測位シス テムであって、ロシアが運用しているGLONASS(GLObal Navigation Sate llite System)がある。GLONASSはGPSのような国防上の理由による故 意の精度劣化がなく、測位精度やタイミング精度がGPSより高い。ただし、G PSは衛星数が27個であるのに対してGLONASSは14個であるため、G PSのように世界中どこでも常時4個以上(測位に必要な最低衛星捕捉数)の衛 星を捕捉できる体制にはなっておらず、受信できない期間(図8B1、B2、B 3参照)が生じるため、利用性がGPSより劣る。
【0006】 第3の長波標準電波は、郵政省通信総合研究所が運用している長波標準電波J G2ASであって、高精度な基準時刻・基準周波数を発生する。これは、その搬 送波40kHzを基準信号源とし、内蔵Rb原子発振器の周波数および位相を標 準電波に同期させ、高精度なタイミングや周波数を発生させるシステムである。 しかしながら、長波標準電波JG2ASは搬送波周波数40kHzと長波長であ る為に、その受信波は、地表波(直接波)と、最下部電離層E層で反射する空間 波とが受信されるため、送信局から受信局までの距離が1000kmにもなると 、地表波受信レベルと空間波受信レベルが同等か、あるいは空間波受信レベルの 方が地表波受信レベルよりも大きくなったり変動する。しかも、電離層の高さの 昼夜の変動が、復調された40kHzの位相変動となって現れ、出力するタイミ ングや周波数の精度を悪化(図8C1、C2、C3参照)させる。そのため、G PSなどの10-12程度の精度に対し、JG2ASは10-11程度の精度が悪いと いう難点がある。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上述説明したように従来技術においては、1秒単位の基準の時刻信号の信号源 として1つのGPS電波を受けて追従同期する構成であり、一時的に劣化となる 異常状態が数時間続くと精度に支障をきたす場合があり、実用上の難点がある。 また他のGLONASS電波や長波標準電波JG2ASを受ける構成に変更した としても各々には固有の問題が存在し実用的な精度を連続して維持するのは困難 な状況にある。ところで、図8の経時変化において3者が同時に精度悪化等を生 じる確率は少ないことが判る。 そこで、本考案が解決しようとする課題は、複数系統の基準時刻信号の信号源 を受信し、最も精度が優れている信号源を利用して追従同期可能な基準時刻・基 準周波数発生装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
第1図は、本考案に係る解決手段を示している。 第1に、上記課題を解決するために、3つの独立した基準信号源を受信してタ イミング信号を復調する受信機(例えばGPS受信機とGLONASS受信機と 長波標準電波受信機)を具備し、 上記受信機が出力する各タイミング信号間の位相差を各々測定する位相比較器 120を具備し、 上記位相比較器120の位相比較結果に基づいて3つの基準信号源から多数決 と優先順位とに基づいて最も精度が優れている信号源を選択決定する多数決判定 部140を具備し、 上記多数決判定部140からの選択信号を受けて3つのタイミング信号の中か ら最良のタイミング信号を選択して出力する切換スイッチ(例えば信号切換部1 60)を具備し、 上記切換スイッチにより選択されたタイミング信号を受けてPLL方式で発振 出力する信号の位相と周波数、若しくは周波数のみが、安定に同期して発生出力 するデジタル信号処理型PLL部200を具備し、 上記を具備していることを特徴とする基準時刻・基準周波数発生装置である。 上記考案によれば、複数系統の基準時刻信号の信号源を受信し、最も精度が優 れている信号源を利用して追従同期可能な基準時刻・基準周波数発生装置が実現 できる。
【0009】 また、位相比較器120は上記受信機が復調した基準信号源であるタイミング 信号が1パルス/秒(1pps)の基準時刻信号としたとき、3つのタイミング 信号の中で2つのタイミング信号間における相対位相差を各々検出して3つの位 相差データD1,D2,D3を出力する位相比較器であることを特徴とする上述 基準時刻・基準周波数発生装置がある。
【0010】 また、デジタル信号処理型PLL部200は上記切換スイッチからの選択され たタイミング信号を受けて、内部に備える高安定水晶発振器(OCXOと呼称) の発振周波数の制御を、マイクロプロセッサ(CPU又はDSP)により長大な ループ時定数となる所定のデジタルフィルタ処理した結果に基づいて、上記OC XOが発振して出力位相と出力周波数とを安定制御させるデジタルPLL方式で 構成されるデジタル信号処理型のPLLであることを特徴とする上述基準時刻・ 基準周波数発生装置がある。
【0011】 また、多数決判定部140は上記位相比較器120から出力される3つの位相 差データD1,D2,D3を受けて各々所定のしきい値thで良否判定(OK/ NG判定)を行い、良判定(OK判定)に対応する最良のタイミング信号をデジ タル信号処理型PLL部200へ供給する判定制御を行うことを特徴とする上述 基準時刻・基準周波数発生装置がある。
【0012】 また、多数決判定部140は上記位相比較器120から出力される3つの位相 差データD1,D2,D3を受けて各々所定のしきい値thで良否判定(OK/ NG判定)を行い、良判定(OK判定)が複数点存在するときは所定の優先順位 に基づいて、最良のタイミング信号をデジタル信号処理型PLL部200へ供給 する判定制御を行うことを特徴とする上述基準時刻・基準周波数発生装置がある 。
【0013】 また、多数決判定部140は上記位相比較器120から出力される3つの位相 差データD1,D2,D3を受けて前記3つの位相差データの大小関係に基づい て最良のタイミング信号を特定し、特定されたタイミング信号をデジタル信号処 理型PLL部200へ供給する判定制御を行うことを特徴とする上述基準時刻・ 基準周波数発生装置がある。
【0014】 第4(a)図は、本考案に係る解決手段を示している。 第2に、上記課題を解決するために、3つの独立した基準信号源を受信してタ イミング信号を復調する受信機を具備し、 上記受信機が出力する各タイミング信号間の相対的な周波数偏差を各々測定す る周波数比較器120aを具備し、 上記周波数比較器120aの周波数偏差に基づいて3つの基準信号源から多数 決と優先順位とに基づいて最も精度が優れている信号源を選択決定する多数決判 定部140を具備し、 上記多数決判定部140からの選択信号を受けて3つのタイミング信号の中か ら最良のタイミング信号を選択して出力する切換スイッチ(例えば信号切換部1 60)を具備し、 上記切換スイッチにより選択されたタイミング信号を受けてPLL方式で発振 出力する信号の周波数が、安定に同期して発生出力するデジタル信号処理型PL L部200を具備し、 上記を具備していることを特徴とする基準時刻・基準周波数発生装置がある。
【0015】 第4(b)図は、本考案に係る解決手段を示している。 第3に、上記課題を解決するために、周波数比較器120aは3系統の周波数 比較部121a、122a、123aを備え、前記1系統の周波数比較部121 aはTIカウンタ132とメモリ134と周波数比較演算器136とを備えると き、 上記TIカウンタ132は2つのタイミング信号(例えばGPS1ppsとG LONASS1pps)の時間差をクロックCLOCK単位に計数し、計数結果 を現時点の位相差値φ(n)として上記メモリ134へ格納し、 上記メモリ134は所定時間の期間に対応するメモリ容量を備えて上記位相差 値φ(n)を順次格納し、所定時間以前に格納された位相差値φ(m)を読み出して上 記周波数比較演算器136へ供給し、 上記周波数比較演算器136は上記TIカウンタ132からの位相差値φ(n) と上記メモリ134からの位相差値φ(m)とを受けて両者の位相差の差分値を演 算し、これから相対周波数偏差Δfx(図4A参照)を算出して上記多数決判定 部140へ供給することを特徴とする上述基準時刻・基準周波数発生装置がある 。
【0016】 第5図と第9図は、本考案に係る解決手段を示している。 また、3つの独立した基準信号源はGPS受信機、GLONASS受信機、長 波標準電波受信機、ISDN網クロックを受けて所定に分周したタイミング信号 、ISDN網データを受けてクロックリカバリ回路44で再生したクロックを所 定に分周したタイミング信号、デジタル地上波放送を受けて所定に分周したタイ ミング信号、の信号源の中で所定の3つの信号源を用いることを特徴とする上述 基準時刻・基準周波数発生装置がある。
【0017】
【考案の実施の形態】
以下に本考案を適用した実施の形態の一例を図面を参照しながら説明する。ま た、以下の実施の形態の説明内容によって実用新案登録請求の範囲を限定するも のではないし、更に、実施の形態で説明されている要素や接続関係が解決手段に 必須であるとは限らない。
【0018】 本考案について、図1と、図2と、図3と、を参照して以下に説明する。
【0019】 本考案は、まったく独立した標準機関が持つそれぞれの標準時間あるいは標準 周波数にトレースされた電波を3系統受信し、それぞれの相対精度を検出して、 3者の多数決比較を行い、最も精度が優れている標準時間あるいは標準周波数源 に内蔵するOCXOの位相と周波数を同期させた、精度信頼度が高い基準時刻あ るいは基準周波数を発生させる装置構成である。尚、3者の内、1者が日本国家 標準にトレースされたJG2ASとしていることで、GPSやGLONASSを 使用しながら、日本国家標準に対する値付け即ちトレースができる。 本願に係る要部構成は、図1に示すように、GPS受信機10と、GLONA SS受信機20と、長波標準電波受信機30と、位相比較器120と、多数決判 定部140と、信号切換部160と、デジタル信号処理型PLL部200とを備 える。これは従来構成に対してGLONASS受信機20と長波標準電波受信機 30と位相比較器120と多数決判定部140と信号切換部160とを追加して 備える構成である。
【0020】 GPS受信機10は、GPS電波を受信して、UTC(世界協定時)に同期し た1秒単位毎のタイミング信号GPS1ppsを発生する。 GLONASS受信機20は、GLONASS電波を受信して、UTCに同期 した1秒単位毎のタイミング信号GLONASS1ppsを発生する。 長波標準電波受信機30は、JG2AS標準電波を受信して、UTCに同期し た1秒単位毎のタイミング信号JG2AS1ppsを発生する。
【0021】 位相比較器120は、3系統の位相比較部121、122、123を備えて、 上記3者のタイミング信号間における2者の相対位相差を各々検出して出力する 。ここで、第1の位相比較部121はGPS1ppsとGLONASS1pps 間の位相差を検出し、その位相差をD1として毎秒出力する。第2の位相比較部 122はGLONASS1ppsとJG2AS1pps間の位相差を検出し、そ の位相差をD2として毎秒出力する。第3の位相比較部123はJG2AS1p psとGPS1pps間の位相差を検出し、その位相差をD3として毎秒出力す る。 上記検出の際の計数クロックCLOCKはデジタル信号処理型PLL部(以下 DP−PLL部という)から出力される周波数信号、例えば10MHz程度のク ロックを用いる。ここで、上記タイミング信号の定常的な位相変動は1μ秒程度 であるからして、クロックCLOCKの周波数が10MHz(100ns周期) と仮定すると、1秒単位毎の位相差は±10カウントのデータとして実用的に検 出されるが、更に測定時間分解能を上げたい場合には、図6に示すように、シン セサイザや逓倍手段等による周波数変換器250を追加して備えたり、図10に 示すように逓倍器300を追加して備えて、数倍から数十倍の高い周波数のクロ ックを供給するように構成するのが望ましい。
【0022】 多数決判定部140は所定のしきい値thで判定を行った結果と、所定の優先 順位とに基づいて最良のタイミング信号に切り替える切換信号140sを出力す る。ここで、優先順位とは3者の優先順位をあらかじめ定義しておくもので、図 1の入力信号源の場合では、GPSを優先順位1位とし、GLONASSを優先 順位2位とし、受信距離や日周により位相安定性が左右されるJG2ASを優先 順位3位としている。 第1の多数決判定の具体例について図2と図3とを参照して説明する。この場 合は個々のしきい値thを備えてOK/NGを判定し、判定結果に基づいて所定 に切換制御する手法である。また、1秒毎に入力される位相差データD1、D2 、D3をその都度受けて判定処理する例である。 OK/NGを判定するしきい値thは信号源の揺らぎ等の状況により任意に付 与できる個別の値であって、位相差データD1、D2、D3に対応して、例えば しきい値th1=300ns、th2=400ns、th3=400nsの設定 条件と仮定する。このとき、図2に示す分岐図のように、位相差データD1は3 00ns未満のときOKと判定され、300ns以上はNGと判定される。同様 に、位相差データD2、D3は400ns未満のときOKと判定され、400n s以上はNGと判定される。 切換制御の判定例を示す。第1例では上記で検出した位相差がD1=150n s、D2=300ns、D3=350nsであると仮定する。このとき、D1: OK、D2:OK、D3:OKの判定結果(図2T1、図3T1参照)が得られ る。このときは3者全てがOKであるが上記した優先順位に従って、GPS1p psを選択するようにSW1をONする切換信号140sを発生する。また、こ こではD1が最優先順位としているからして、D1:OKとなる他の入力条件( 図2T1、T2、T4、T5、図3T1、T2、T4、T5参照)においてもG PS1ppsを選択するようにSW1をONする切換信号140sを発生する。 ここで、図3に示す図はGPS受信機、GLONASS受信機、JG2AS受信 機、の各々における基準時刻との位相差を示す経時変化であって、この中で、図 3A1、A2、A3は例えば故意に揺らぎが付与された状況であり、図3B1、 B2、B3は受信不能期間であり、図3C1、C2、C3は地上波に伴う揺らぎ である。 第2例では上記で検出した位相差がD1=350ns、D2=300ns、D 3=300nsであると仮定する。このとき、D1:NG、D2:OK、D3: OKの判定結果(図2T3、図3T3参照)が得られる。この結果、このときは 優先順位に従って、GLONASS1ppsを選択するようにSW2をONする 切換信号140sを発生する。 第3例では上記で検出した位相差がD1=450ns、D2=200ns、D 3=450nsであると仮定する。このとき、D1:NG、D2:OK、D3: NGの判定結果(図2T6、図3T6参照)が得られる。この結果、このときは D2に対応するGLONASS1ppsを選択するようにSW2をONする切換 信号140sを発生する。 第4例では上記で検出した位相差がD1=450ns、D2=450ns、D 3=200nsであると仮定する。このとき、D1:NG、D2:NG、D3: OKの判定結果(図2T7、図3T7参照)が得られる。この結果、このときは D3に対応するJ2AS1ppsを選択するようにSW3をONする切換信号1 40sを発生する。 第5例では上記で検出した位相差がD1=450ns、D2=450ns、D 3=450nsであると仮定する。このとき、D1:NG、D2:NG、D3: NGの判定結果(図2T8参照)が得られる。この結果、このときは3者全てが NGであるので選択スイッチSW1〜SW3はオープンとし、自走指示信号14 2をDP−PLL200へ供給する。DP−PLL200側では内部発振器の状 態を直前の位相、発振周波数を維持するように自走状態にして、無用な追従同期 を一時停止する。
【0023】 上記多数決判定による切換制御が行われる結果、図3の経時例においては図3 D、E、F、G、H、J、Kの精度の良い信号源に順次切り替えられて使用に供 されることとなる。 従って、上述多数決判定による切換制御が行われて、3つの信号源の中で最良 の信号源に切換される結果、3つの信号源が有していた経時的な不安定要因が除 去され、更に3つの信号源の中で最も精度が優れている信号源を用いて追従同期 する基準時刻・基準周波数発生装置が実現できることとなる。従って、一段と長 期間に渡って常に安定な精度が維持された基準時刻・基準周波数発生装置が実現 できる大きな利点が得られる。
【0024】 尚、上記多数決判定部140が行う切換信号140sの更新頻度については上 述したように1秒毎に頻繁に更新する方法があるが、所望により複数回の判定結 果に基づいて行う方法としても良い。即ち、DP−PLL部200の内部には数 十分〜数時間にも及ぶ長大な時定数のデジタルフィルタを備えているからして、 例えば10秒〜100秒の所望単位期間毎に上記で得られた1秒毎の判定結果が 最多頻度のものを対象として前記単位期間毎に切換信号140sを更新するよう にしても良い。また、上記1秒毎の位相差を所望複数回単位に加算平均化(アベ レージング)した結果の位相差平均値を用いて判定するようにしても良い。 また、上記位相差データD1、D2、D3において、所望により、個々に所望 の重み付け係数で各々乗算した結果のデータ値を用いるようにしても良い。
【0025】 第2の多数決判定の具体例について説明する。 上述図2ではしきい値thを備えてOK/NGを判定し、判定結果に基づいて 切換制御していたが、位相差データD1、D2、D3の数値内容によって切換制 御を判定する第1手法と第2手法とがあり、これを説明する。
【0026】 第1手法では、検出した位相差がD1=200ns、D2=600ns、D3 =500nsであると仮定する。このとき、D2が最も大きい位相差であるから してD1とD3に共通する信号源であるGPS1ppsを選択する手法である。 第2手法では、検出した位相差が上記同様にD1=200ns、D2=600 ns、D3=500nsであると仮定する。このとき、大きな位相差を示す2つ のD2とD3に共通する信号源はJG2ASであり、これを排除し、残る2つの D1、D2中から優先順位に基づいてGPS1ppsを選択する手法である。 尚、上記位相差データD1、D2、D3において、所望により、個々に所望の 重み付け係数で各々乗算した結果のデータ値を用いるようにしても良い。
【0027】 第3の多数決判定の具体例について図4を参照して説明する。上述した図1の 構成例では3つ信号源の1秒単位の基準時刻信号を対象とした位相差検出とした 具体例であったが、位相精度については問題にされず、周波数精度のみが要求さ れる場合における多数決判定の具体例について説明する。 図4(a)は図1に示す位相比較器120を3系統の周波数比較部121a、 122a、123aを備える周波数比較器120aに置き換えた構成であり、そ の入力信号及び出力信号は図1と同一である。 周波数比較器120aは、2つの基準時刻信号の相対位相の変化を検出し、そ れを周波数偏差に換算した周波数比較データをD1、D2、D3として各々出力 する。ここで、相対位相の変化量は、現時点の位相差値をφ(n)とし、所定時間 前(例えば24時間)の位相差値をφ(m)としたとき、所定時間前における位相 差値に対して今回得られた位相差値との差分値とする相対値である。 1系統の周波数比較部121aの内部構成を図4(b)に示して説明する。内 部構成例としてはTIカウンタ132と、メモリ134と、周波数比較演算器1 36とで成る。 TIカウンタ132は、GPS1ppsとGLONASS1ppsの時間差を クロックCLOCK単位に計数し、計数した結果を現時点の位相差値φ(n)とし てメモリ134へ格納し、周波数比較演算器136の一方の入力端へ供給する。 メモリ134は、所定時間に対応するメモリ容量を備えて順次格納し、所定時 間前に格納された位相差値φ(m)を読み出して周波数比較演算器136の他方の 入力端へ供給する。 周波数比較演算器136は、上記両者を演算して得られた差分値である相対周 波数偏差Δfx(図4A参照)を算出し、これをD1として多数決判定部140 へ供給する。以後は上述図1と同様である。 上記のようにして3つの基準時刻信号による3系統の相対周波数偏差をD1〜 D3として出力し、上述した多数決判定部140の第1の多数決判定、第2の多 数決判定により切替制御を行う。これによれば、周波数精度のみが要求される場 合においても3つの信号源の中で最良の信号源に切換される結果、3つの信号源 が有していた経時的な不安定要因が除去され、更に3つの信号源の中で最も精度 が優れている信号源を用いて追従同期する基準周波数の発生装置が実現できるこ ととなる。従って、一段と長期間に渡って常に安定な精度が維持された基準周波 数発生装置が実現できる大きな利点が得られる。
【0028】 尚、本考案の技術的思想は、上述実施の形態の具体構成例に限定されるもので はない。更に、所望により、上述実施の形態を変形して応用してもよい。 例えば上述実施例では、3つの入力信号源とした場合であったが、所望により 4つ以上の入力信号源を受ける構成を備えて上述同様に多数決判定して切換制御 するように実現しても良い。
【0029】 また、上述実施例では、3つの入力信号源としてGPS受信機10とGLON ASS受信機20と長波標準電波受信機30とを適用した具体例であったが、本 考案はこれに限らない。図5に示す構成例ではGLONASS受信機20をIS DNデジタルクロック源40に置き換え、DP−PLLのクロック出力を所定周 波数のクロックCLOCK2に変換する周波数変換器280(図6A参照)を備 えた構成例である。ISDNデジタルクロック源40は、セシウム原子発振器を 主発振器として、ネットワーク内のノードに設置されたデジタルクロック供給装 置(以下DCSという)によって、ネットワーク内が10-22の高精度で周波数 同期している。しかし、ネットワークの規模が大きくなり、階層構造が深くなっ たり、クロック伝送路が長距離になると、末端での従属同期精度が落ち、10-1 1 の精度を保てなくなる場合がある。そこで、図5の変形実施例に示すように、 ISDN網のネットワークのクロック(図5AのISDN網クロック)、GPS 受信機10そして長波標準電波受信機30の3者でその精度を相互に監視し、常 時最良の精度でデジタルクロックを発生させれば、ネットワーク全体のクロック 精度が向上し、国家標準とのトレースもでき、信頼性が向上する利点が得られる 。ここでDCSはデジタルクロックレート、例えば64kHz、1.544MH z、6.312MHz等の周波数を発生するものであり、通常1pps(1パル ス/秒)というレートは出力されていない。よって、上記のいずれかの周波数を 1ppsへ分周する分周器42が必要になる。また、DCSからクロックを配信 されなくても、ISDNデジタル回線データをクロックリカバリ回路44(図5 B参照)を入力して再生したデジタルクロックを用いて分周器42へ供給しても 良い。
【0030】 また、図9に示す構成例では3系統入力信号源の内、1系統のGLONASS 受信機20をTV放送波受信機50に置き換え、DP−PLLのクロック出力を 所定周波数のクロックCLOCK2に変換する周波数変換器280(図6B参照 )を備えた構成例である。デジタル地上波放送では、周波数有効利用のため、単 一周波数による放送網が構築され、その周波数精度はISDNと同様10-11の 精度が要求される。このとき、従属同期網によって周波数情報を配信すると、ロ ーカル局の数が増えるにつれ階層構造が深くなり、従属接続による誤差が累積さ れという欠点がある。また、送信局間距離が遠いと、末端での従属同期精度が落 ち、要求される精度を保てなくなり、複数の送信局からの放送波を受信してしま うところではBER(ビットエラーレート)が落ち、受像不能に陥るという欠点 がある。そこで、図9に示すように、TV放送波、GPSそしてJG2ASの3 者でその精度を相互に監視し、常時最良の精度で放送波を再送出でき、放送網内 の搬送波周波数精度が向上し、更に国家標準とのトレースも可能となる利点が得 られる。
【0031】
【考案の効果】
本考案は、上述の説明内容から、下記に記載される効果を奏する。 上述説明したように本考案によれば、多数決判定による切換制御が行われて3 つの信号源の中で最良の信号源を受けて追従同期する構成を備える結果、3つの 信号源の経時的な不安定要因がほとんど除去される結果、更なる高安定な精度維 持が計られるという特筆した利点が得られる。従って、極めて良好なる基準時刻 ・基準周波数発生装置が実現できる利点が得られる。 従って本考案の技術的効果は大であり、産業上の経済効果も大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の、3つの基準時刻信号を受ける基準時
刻・基準周波数発生装置の要部構成例。
【図2】本考案の、3つの基準時刻信号を受けて多数決
による切換説明図。
【図3】図2の動作を説明する3つの基準時刻信号の各
々における基準時刻との位相差を示す経時変化。
【図4】本考案の応用構成例で、(a)は、周波数比較
器に置き換える構成例であり、(b)は、1チャンネル
の内部構成例と、周波数比較データの算出計算を示す。
【図5】本考案の応用であり、ISDN網を1つの基準
時刻信号として受ける構成例。
【図6】本考案の、デジタル信号処理型PLL部の出力
に周波数変換器を付加した応用構成例。
【図7】従来の、基準時刻・基準周波数発生装置の例。
【図8】3つの基準時刻信号の個々において、固有の不
具合状況を説明する受信信号の経時変化。
【図9】本考案の応用であり、TV放送網を1つの基準
時刻信号として受ける構成例。
【図10】本考案の応用であり、逓倍器で位相比較の分
解能を所望に細かくする構成例。
【符号の説明】
SW1〜SW3 選択スイッチ 10 GPS受信機 20 GLONASS受信機 30 長波標準電波受信機 40 ISDNデジタルクロック源 42 分周器 44 クロックリカバリ回路 50 TV放送波受信機 120 位相比較器 120a 周波数比較器 121〜123 位相比較部 121a〜123a 周波数比較部 132 TIカウンタ 134 メモリ 136 周波数比較演算器 140 多数決判定部 160 信号切換部 200 デジタル信号処理型PLL部(DP−PLL
部) 250,280 周波数変換器 300 逓倍器

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3つの独立した基準信号源を受信してタ
    イミング信号を復調する受信機と、 該受信機が出力する各タイミング信号間の位相差を各々
    測定する位相比較器と、 該位相比較器の位相比較結果に基づいて3つの基準信号
    源から多数決と優先順位とに基づいて最も精度が優れて
    いる信号源を選択決定する多数決判定部と、 該多数決判定部からの選択信号を受けて3つのタイミン
    グ信号の中から最良のタイミング信号を選択して出力す
    る切換スイッチと、 該切換スイッチにより選択されたタイミング信号を受け
    てPLL方式で発振出力する信号の位相と周波数、若し
    くは周波数のみが、安定に同期して発生出力するデジタ
    ル信号処理型PLL部と、 を具備していることを特徴とする基準時刻・基準周波数
    発生装置。
  2. 【請求項2】 位相比較器は該受信機が復調した基準信
    号源であるタイミング信号が1パルス/秒(1pps)
    としたとき、3つのタイミング信号の中で2つのタイミ
    ング信号間における相対位相差を各々検出して3つの位
    相差データを出力する位相比較器であることを特徴とす
    る請求項1記載の基準時刻・基準周波数発生装置。
  3. 【請求項3】 デジタル信号処理型PLL部は該切換ス
    イッチからの選択されたタイミング信号を受けて、内部
    に備える高安定水晶発振器(OCXOと呼称)の発振周
    波数の制御を、マイクロプロセッサにより長大なループ
    時定数となる所定のデジタルフィルタ処理した結果に基
    づいて、該OCXOが発振して出力位相と出力周波数と
    を安定制御させるデジタルPLL方式で構成されるデジ
    タル信号処理型のPLLであることを特徴とする請求項
    1記載の基準時刻・基準周波数発生装置。
  4. 【請求項4】 多数決判定部は該位相比較器から出力さ
    れる3つの位相差データを受けて各々所定のしきい値t
    hで良否判定を行い、良判定に対応する最良のタイミン
    グ信号をデジタル信号処理型PLL部へ供給する判定制
    御を行うことを特徴とする請求項1記載の基準時刻・基
    準周波数発生装置。
  5. 【請求項5】 多数決判定部は該位相比較器から出力さ
    れる3つの位相差データを受けて各々所定のしきい値t
    hで良否判定を行い、良判定が複数点存在するときは所
    定の優先順位に基づいて、最良のタイミング信号をデジ
    タル信号処理型PLL部へ供給する判定制御を行うこと
    を特徴とする請求項1記載の基準時刻・基準周波数発生
    装置。
  6. 【請求項6】 多数決判定部は該位相比較器から出力さ
    れる3つの位相差データを受けて前記3つの位相差デー
    タの大小関係に基づいて最良のタイミング信号を特定
    し、特定されたタイミング信号をデジタル信号処理型P
    LL部へ供給する判定制御を行うことを特徴とする請求
    項1記載の基準時刻・基準周波数発生装置。
  7. 【請求項7】 3つの独立した基準信号源を受信してタ
    イミング信号を復調する受信機と、 該受信機が出力する各タイミング信号間の相対的な周波
    数偏差を各々測定する周波数比較器と、 該周波数比較器の周波数偏差に基づいて3つの基準信号
    源から多数決と優先順位とに基づいて最も精度が優れて
    いる信号源を選択決定する多数決判定部と、 該多数決判定部からの選択信号を受けて3つのタイミン
    グ信号の中から最良のタイミング信号を選択して出力す
    る切換スイッチと、 該切換スイッチにより選択されたタイミング信号を受け
    てPLL方式で発振出力する信号の周波数が、安定に同
    期して発生出力するデジタル信号処理型PLL部と、 を具備していることを特徴とする基準時刻・基準周波数
    発生装置。
  8. 【請求項8】 周波数比較器は3系統の周波数比較部を
    備え、前記1系統の周波数比較部はTIカウンタとメモ
    リと周波数比較演算器とを備えるとき、 該TIカウンタは2つのタイミング信号の時間差をクロ
    ック単位に計数し、計数結果を現時点の位相差値φ(n)
    として該メモリへ格納し、 該メモリは所定時間の期間に対応するメモリ容量を備え
    て該位相差値φ(n)を順次格納し、所定時間以前に格納
    された位相差値φ(m)を読み出して該周波数比較演算器
    へ供給し、 該周波数比較演算器は該TIカウンタからの位相差値φ
    (n)と該メモリからの位相差値φ(m)とを受けて両者の位
    相差の差分値を演算し、これから相対周波数偏差Δfx
    を算出して該多数決判定部へ供給することを特徴とする
    請求項7記載の基準時刻・基準周波数発生装置。
  9. 【請求項9】 3つの独立した基準信号源はGPS受信
    機、GLONASS受信機、長波標準電波受信機、IS
    DN網クロックを受けて所定に分周したタイミング信
    号、ISDN網データを受けてクロックリカバリ回路で
    再生したクロックを所定に分周したタイミング信号、デ
    ジタル地上波放送を受けて所定に分周したタイミング信
    号、の信号源の中で所定の3つの信号源を用いることを
    特徴とする請求項1又は7記載の基準時刻・基準周波数
    発生装置。
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