JP3069916U - 洗浄路付き配管用接続装置および当該接続装置を利用した開閉弁装置 - Google Patents

洗浄路付き配管用接続装置および当該接続装置を利用した開閉弁装置

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JP3069916U
JP3069916U JP1999009767U JP976799U JP3069916U JP 3069916 U JP3069916 U JP 3069916U JP 1999009767 U JP1999009767 U JP 1999009767U JP 976799 U JP976799 U JP 976799U JP 3069916 U JP3069916 U JP 3069916U
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晋作 木本
貴幸 中川
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 封止部内を効率良く洗浄できるようにする。 【解決手段】 A側接続口及びB側接続口を開閉するA
側弁体並びにB側弁体7、A側接続口及びB側接続口の
口縁部を気密の継ぎ状態とする継ぎ用弁体部並びに継ぎ
用弁座部、A側接続口に設けた雌側管状部、B側接続口
部に設けた雄側管状部、雄側管状部の挿入状態時におい
て雄側管状部を継ぎ用弁座部が着座の位置に存する状態
として保持するための保持装置、並びに保持装置が保持
の状態にあるときに継ぎ用弁体部を着座した位置または
離座した位置とする往復動装置を備え、往復動装置によ
って継ぎ用弁体部が離座の状態にあるときに、継ぎ用弁
体部と継ぎ用弁座部間及びA側弁体6とB側弁体7間に
温水・洗剤等を供給・排出する供給口22及び、排出口
23を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、流体圧力が作用する際に離脱しないように機械的機構により保持し ている状態において封止部(シール部)内を洗浄できるようにした洗浄路付き配 管用接続装置および当該接続装置を利用した開閉弁装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の封止部(シール部)内を洗浄可能とした洗浄路付きの配管用接 続装置としては、例えば特公平8−11994号等によって次のような形式のも のが開示されている。すなわち、 雄管と雌管とを結合させる配管継手であって、雄管の先端に近い方に第1シー ル手段を、その後方に第2シール手段を設け、さらに雄管を雌管に完全に嵌挿し た時に機能する溝部と当該溝部に出入するロック用ボールと押さえ用スリーブと 戻し用バネ等により構成された両者の第1段固定手段および、雄管を若干抜き出 した状態の時に機能する溝部と当該溝部に出入するロック用ボールと押さえ用ス リーブと戻し用バネ等により構成された両者の第2段固定手段をそれぞれ設け、 第1段固定手段に対して第1シール手段が働き、第2段固定手段により固持する 時に前方の第1シール手段が開放されて第2シール手段が働くように構成され、 且つ第1シール手段が完全開放の状態から完全閉止の状態に変わる途中または逆 に完全閉止の状態から完全開放の状態に変わる途中において、処理液の流路と洗 浄液の流路とが連通(開放)の状態を呈するように構成されている形式。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の技術において述べた従来形式は、第1段固定手段および第2段固定 手段が、両者ともに、溝部と当該溝部に出入するロック用ボールと押さえ用スリ ーブと戻し用バネ等により構成され、そして、残存物による汚染、腐敗物の混入 等が生じないように比較的頻繁に分解・洗浄される食品・飲料加工装置の配管に 多く使用されている。
【0004】 しかし乍ら、上記従来形式の洗浄路付き配管用接続装置は、溝部と当該溝部に 出入するロック用ボールと押さえ用スリーブと戻し用バネ等により構成された第 1段固定手段および第2段固定手段を有していて、このために、分解・再組立し 易いこと、当該分解・再組立に対して耐久性が高いこと、作動の確実性・信頼性 が高いこと、等の要望に充分に応え切れているとは言えないところがあり、また 第1シール手段が完全開放の状態から完全閉止の状態に変わる途中または逆に完 全閉止の状態から完全開放の状態に変わる途中において、処理液の流路と洗浄液 の流路とが連通(開放)の状態を呈してしまうような構成であるので、当該連通 (開放)状態中に過少ではあるが洗浄液が処理液の流路側にまたは処理液が洗浄 液の流路側に流出して混合してしまうという問題があり、これを回避するために 処理液の方を洗浄液よりも高圧とする液圧コントロールが必要であり、この液圧 コントロール用の装置が必要にあり、またこの液圧コントロールの際には通常、 洗浄液が処理液の方に混入しないようにするが、このためには処理液を洗浄液の 流路側に強制的に無駄を承知で比較的多量に廃棄する必要があった等の不都合が あった。
【0005】 本考案は、上記現状に鑑み、上記要求に尚一層より充分に応えることのできる ようにする工夫、上記不都合を解消する工夫およびその他の優れた工夫を施した 新規の配管用接続装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案に係る洗浄路点き配管用接続装置は、A側配 管1a、41aのA側接続口2、42およびB側配管1b、41bのB側接続口 3、43に設けたこれ等両口を気密の継ぎ状態とする継ぎ用弁体部13、53お よび継ぎ用弁座部14、54と、A側接続口2、42に摺動可能の状態且つ抜出 不能の状態且つ気密の状態として設けた雌側管状部11、51と、当該雌側管状 部11、51に気密な状態の挿入および抜出の自在な状態としてB側接続口3、 43部に設けた雄側管状部12、52と、雌・雄側管状部11、51、12、5 2の挿入状態時において当該雄側管状部12、52を継ぎ用弁座部14、54が 着座の位置に存する状態として保持するための保持装置18、58と、保持装置 18,58が保持の状態にあるときに継ぎ用弁体部13、53を着座した位置ま たは離座した位置とする往復動装置と、当該往復動装置によって継ぎ用弁体部1 3,53が着座の状態にある時に継ぎ用弁体部13,53と継ぎ用弁座部14, 54間の外周にスチームや無菌エアー等シール料をまた継ぎ用弁体部13、53 が離座の状態にある時に継ぎ用弁体部13,53と継ぎ用弁座部14,54間に 温水や洗剤等洗浄料を供給・排出するために設けた供給口22、62・排出口2 3、63と、を備えたものであり、
【0007】 また、洗浄路付き配管用接続装置を利用した開閉弁装置は、A側配管1a、4 1aのA側接続口2、42およびB側配管1b、41bのB側接続口3、43に 設けた各口を開閉するA側弁体6、46およびB側弁体7、47と、A側接続口 2、42およびB側接続口3、43の口縁部に設けたこれ等両口を気密の継ぎ状 態とする継ぎ用弁体部13、53および継ぎ用弁座部14、54と、A側接続口 2、42に摺動可能の状態且つ抜出不能の状態且つ気密の状態として設けた雌側 管状部11、51と、雌・雄側管状部11、51、12、52の挿入状態時にお いて当該雄側管状部12、52を継ぎ用弁座部14、54が着座の位置に存する 状態として保持するための保持装置18、58と、保持装置18,58が保持の 状態にあるときに継ぎ用弁体部13、53を着座した位置または離座した位置と する往復動装置と、当該往復動装置によって継ぎ用弁体部13,53が着座の状 態にある時に継ぎ用弁体部13,53と継ぎ用弁座部14,54間の外周にスチ ームや無菌エアー等シール料をまた継ぎ用弁体部13、53が離座の状態にある 時に継ぎ用弁体部13,53と継ぎ用弁座部14,54間およびA側弁体6、4 6とB側弁体7、47間に温水や洗剤等洗浄料を供給・排出するために設けた供 給口22、62・排出口23、63と、を備えたものである。
【0008】
【実施例】
図1〜図3に示す本考案の第1実施例は、A側配管1aのA側接続口2および B側配管1bのB側接続口3の口縁にA側弁座4およびB側弁座5を設けると共 にA側接続口2およびB側接続口3内にA側弁座4およびB側弁座5へ各々着座 ・離座するA側弁体6およびB側弁体7を装入し、これ等A側弁体6、B側弁体 7の弁棒8、9を外に貫出してこれ等各弁棒8、9の貫出部にA側弁体6、B側 弁体7の開閉用として機能するエアシリンダ、手動シリンダ等往復装置(図示せ ず)を連結する。
【0009】 更に、A側接続口2の外周に摺動可能とし且つ当該摺動部を気密の状態として 雌側管状部11を連結し、またB側接続口3の外周に雄側管状部12を一体に設 けて、これ等雌側管状部11、雄側管状部12を気密の状態で挿入・抜出自在と すると共にA側接続口2の口縁面とB側接続口3の口縁面に、雄側管状部12を 雌側管状部11に挿入されたときに着座してA側接続口2とB側接続口3を気密 な継ぎ状態とする継ぎ用弁体部13・継ぎ用弁座部14を設ける。
【0010】 また、雌側管状部11のまわりに雌・雄管状部11、12の挿入状態時におい て継ぎ用弁座部14が着座の位置から離座する位置までのストロークで動くピス トン15が内蔵されたシリンダ16を設けると共に当該ピストン15によって雌 側管状部11の周面に沿って軸方向に摺動する連結用管17を雌側管状部11の まわりに被着し、この連結用管17の先端部をA側接続口2に固定(一体化)す る。
【0011】 更に、雌側管状部11および雄側管状部12の側傍に、これ等雌・雄側管状部 11、12の挿入状態時に当該雄側管状部12を継ぎ用弁座部14が着座の位置 にある状態として保持するための保持装置18を装備する。尚、この保持装置1 8は、エアシリンダ(図示せず)により作動する係合片19を雌側管状部11お よび雄側管状部12の上部に対設したスリット20および係合溝21に対して抜 挿することによって行うようにしてある。
【0012】 また、雌側管状部11の壁面に上記継ぎ用弁座部14と継ぎ用弁体部13間に 温水や洗剤等洗浄料もしくはスチームや無菌エアー等シール料を供給・排出する 供給口22および排出口23を設けたものである。
【0013】 尚、上記A側配管1aは、伸縮シリンダ25、26を介して取付けられたスラ イド部材27に固定されていて、当該伸縮シリンダ25、26により昇降して雌 側管状部11と雄側管状部12との嵌合・離脱をなすように構成され、またB側 配管1bは配管架台(図示せず)に固定されている。
【0014】 また、図中において符号30、31はピストン15を作動させるためのエアの 入口・出口、32はA側弁体6とA側弁座4間を封止する第1シールリング、3 3はB側弁体7とB側弁座5間を封止する第2シールリング、34は雄側管状部 12と雌側管状部11間を封止する第3シールリング、35は雌側管状部11と 継ぎ用弁座部14間を封止する第4シールリング、36は継ぎ用弁体部13と継 ぎ用弁座部14間を封止する第5シールリングを示す。
【0015】 すなわち、上記第1実施例は、A側配管1aとB側配管1bを接続状態として 処理液を流したり止めたりしたいときには、先ず、雌・雄側管状部11、12を 嵌合の状態とし且つ保持装置18を保持の状態とし更にピストン15を上方に作 動して継ぎ用弁体部13と継ぎ用弁座部14を着座状態としてから、A側弁体6 およびB側弁体7の開閉操作をなすことにより可能となり、
【0016】 A側配管1aとB側配管1bの接続を切り離したいときには、A側弁体6およ びB側弁体7を完全に閉じてから、保持装置18による保持の解消操作および雌 ・雄側管状部11、12の嵌合の解消操作をなすことにより可能となり、
【0017】 A側配管1aとB側配管1bの接続状態においてA側弁体6とB側弁体7の間 すなわち接続面間(封止部(シール部)内)を洗浄したいときには、A側弁体6 およびB側弁体7を完全に閉じた状態としてから、ピストン15を作動して継ぎ 用弁座部14およびA側弁体6を下方に移動することにより継ぎ用弁座部14の 離座状態およびA側弁体6とB側弁体7の離し状態を確保し、然るのち温水や洗 剤等洗浄料を供給口22・排出口23を介して供給・排出することにより可能に なり、また継ぎ用弁体部13が着座の状態にある時にシールしたい場合には継ぎ 用弁体部13と継ぎ用弁座部14間の外周にスチームや無菌エアー等シール料を 供給口22・排出口23を介して供給・排出することにより可能になるようにし たものである。
【0018】 図4〜図6に示す本考案の第2実施例は、A側配管41aのA側接続口42に 同口用口金65を備え、このA側接続口用口金65およびB側配管41bのB側 接続口43の口縁にA側弁座44およびB側弁座45を設けると共にA側接続口 42およびB側接続口43内にA側弁座44およびB側弁座45へ各々着座・離 座するA側弁体46およびB側弁体47を装入し、これ等A側弁体46、B側弁 体47の弁棒48,49を外に貫出し、A側弁体46の弁棒48の貫出部に支軸 66を支点として手動操作レバー67を、当該手動操作レバー67がA側弁体4 6を開・閉方向に作動する状態としておよびA側弁体46の開作動直前から継ぎ 用弁体部53と継ぎ用弁座部54との継ぎ動作を確保する初動期をもつ状態とし て連結すると共にA側弁体46の弁棒48の中間部にA側接続口用口金65(継 ぎ用弁座部54)を常時継ぎ用弁体部53に向って押圧するA側バネ装置68を 装備し、またB側弁体47の弁棒49の外端部には同B側弁体47に対して常時 閉方向の押圧力を賦与するB側バネ装置69を装備する。
【0019】 更に、A側接続口用口金65の外周に当該口金65が摺動可能となるようにし て且つ当該摺動部を気密の状態を維持するようにして雌側管状部51を配してこ れをA側配管41aの先端に連結し、またB側接続口43の外周に雄側管状部5 2を一体に設けて、これ等雌側管状部51、雄側管状部52を気密の状態で挿入 ・抜出自在とすると共にA側接続口42の口縁面とB側接続口43の口縁面に、 雄側管状部52を雌側管状部51に挿入されたときに着座してA側接続口用口金 65とB側接続口43を気密な継ぎ状態とする継ぎ用弁体部53・継ぎ用弁座部 54を設ける。
【0020】 また、雌側管状部51側および雄側管状部52側に、これ等雌・雄側管状部5 1、52の挿入状態時に当該雄側管状部52を継ぎ用弁座部54が着座の位置に ある状態として保持するための手動係止用クランプ式保持装置58を装備する。
【0021】 また、雌側管状部51の壁面に上記継ぎ用弁座部54と継ぎ用弁体部53間に 温水や洗剤等洗浄料もしくはスチームや無菌エアー等シール料を供給・排出する 供給口62および排出口63を設けたものである。
【0022】 また、図中において符号72はA側弁体46とA側弁座44間を封止する第1 シールリング、73はB側弁体47とB側弁座45間を封止する第2シールリン グ、74はA側接続口用口金65と雌側管状部51間を封止する第3シールリン グ、75は雌側管状部51と雄側管状部52間を封止する第4シールリング、7 6は継ぎ用弁体部53と継ぎ用弁座部54間を封止する第5シールリングを示す 。
【0023】 すなわち、上記第2実施例は、A側配管41aとB側配管41bを接続状態と して処理液を流したり止めたりしたいときには、先ず、雌・雄側管状部51、5 2を嵌合の状態とし且つ保持装置58を保持の状態とし更に手動操作レバー67 を操作して継ぎ用弁体部53と継ぎ用弁座部54を着座状態としてから、A側弁 体46およびB側弁体47の開閉操作をなすことにより可能となり、
【0024】 A側配管41aとB側配管41bの接続を切り離したいときには、A側弁体4 6およびB側弁体47を完全に閉じてから、保持装置58による保持の解消操作 および雌・雄側管状部51、52の嵌合の解消操作をなすことにより可能となり 、
【0025】 A側配管41aとB側配管41bの接続状態においてA側弁体46とB側弁体 47の間すなわち接続面間(封止部(シール部)内)を洗浄したいときには、A 側弁体46およびB側弁体47を完全に閉じた状態としてから、手動操作レバー 67を操作して継ぎ用弁座部54およびA側弁体46を下方に移動することによ って継ぎ用弁体部53の離座状態およびA側弁体46とB側弁体47の離し状態 を確保し、然るのち温水や洗剤等洗浄料を供給口62・排出口63を介して供給 ・排出することにより可能になり、また継ぎ用弁体部53が着座の状態にある時 にシールしたい場合には継ぎ用弁体部53と継ぎ用弁座部54間の外周にスチー ムや無菌エアー等シール料を供給口62・排出口63を介して供給・排出するこ とにより可能となるようにしたものである。
【0026】
【作用】
本考案に係る洗浄路付き配管用接続装置および当該接続装置を利用した開閉弁 装置は、上記のような構成であるので、上記第1・第2実施例において説明した ような用法を行うことによって、接続・分離を容易に行うことが可能になり且つ 洗浄もシールも容易に行うことが可能になる。
【0027】
【考案の効果】
本考案によれば、上記の通り、溝部と当該溝部に出入するロック用ボールと押 さえ用スリーブと戻し用バネ等により構成された固定手段を採用しなくともよく なるものであるので、上記要望に尚一層より充分に応えることのできるものであ り、たとえば分解・再組立がし易く当該分解・再組立に対して耐久性が高く作動 の確実性・信頼性が高い等の利点を備えていることを要求されている食品・飲料 加工装置等の提供が可能になるものであり、またA側弁体およびB側弁体が開作 動・閉作動するときには常に継ぎ用弁体部13、53が継ぎ用弁座部14,54 に着座している構成となっているので、当該開作動・閉作動中に、処理液の流路 と洗浄液の流路とが連通(開放)の状態を呈してしまうようなことがないもので あって、上記問題点、不都合を完全に解消することができるものであり、更に請 求項2および5に係る洗浄路付き配管用接続装置および当該接続装置を利用した 開閉弁装置は、処理液の流し中には継ぎ用弁体部と継ぎ用弁座部間の外周にスチ ームや無菌エアー等シール料を供給するようにしたので液漏を起し難いものであ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を切離の状態で示す全体の
断面図である。
【図2】同じく洗浄液流し時の状態で示す断面略図であ
る。
【図3】同じく処理液流し時の状態で示す断面略図であ
る。
【図4】本考案の第2実施例を切離の状態で示す全体の
断面図である。
【図5】同じく洗浄液流し時の状態で示す断面略図であ
る。
【図6】同じく処理液流し時の状態で示す断面略図であ
る。
【符号の説明】
1a、41a A側配管 1b、41b B側配管 2、42 A側接続口 3、43 B側接続口 4、44 A側弁座 5、45 B側弁座 6、46 A側弁体 7、47 B側弁体 8、9、48、49 弁棒 11、51 雌側管状部 12、52 雄側管状部 13、53 継ぎ用弁体部 14、54 継ぎ用弁座部 15 ピストン 16 シリンダ 17 連結用管 18、58 保持装置 19 係合片 20 スリット 21 係合溝 22、62 供給口 23、63 排出口 25、26 伸縮シリンダ 27 スライド部材 30、31 エアの入口・出口 32、72 第1シールリング 33、73 第2シールリング 34、74 第3シールリング 35、75 第4シールリング 36、76 第5シールリング 65 A側接続口用口金 66 支軸 67 手動操作レバー 68 A側バネ装置 69 B側バネ装置

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A側配管のA側接続口およびB側配管の
    B側接続口の口縁部に設けたこれ等両口を気密の継ぎ状
    態とする継ぎ用弁体部および継ぎ用弁座部と、A側接続
    口に摺動可能の状態および抜出不能の状態ならびに気密
    の状態として設けた雌側管状部と、当該雌側管状部に気
    密な状態の挿入および抜出の自在な状態としてB側接続
    口部に設けた雄側管状部と、雌・雄側管状部の挿入状態
    時において当該雄側管状部を継ぎ用弁座部が着座の位置
    に存する状態として保持するための保持装置と、保持装
    置が保持の状態にあるときに継ぎ用弁体部を着座した位
    置または離座した位置とする往復動装置と、当該往復動
    装置によって継ぎ用弁体部が離座の状態にある時に継ぎ
    用弁体部と継ぎ用弁座部間に温水や洗剤等洗浄料を供給
    ・排出するために設けた供給口・排出口と、を備えたこ
    とを特徴とする洗浄路付き配管用接続装置。
  2. 【請求項2】 A側配管のA側接続口およびB側配管の
    B側接続口の口縁部に設けたこれ等両口を気密の継ぎ状
    態とする継ぎ用弁体部および継ぎ用弁座部と、A側接続
    口に摺動可能の状態および抜出不能の状態ならびに気密
    の状態として設けた雌側管状部と、当該雌側管状部に気
    密な状態の挿入および抜出の自在な状態としてB側接続
    口部に設けた雄側管状部と、雌・雄側管状部の挿入状態
    時において当該雄側管状部を継ぎ用弁座部が着座の位置
    に存する状態として保持するための保持装置と、保持装
    置が保持の状態にあるときに継ぎ用弁体部を着座した位
    置または離座した位置とする往復動装置と、当該往復動
    装置によって継ぎ用弁体部が着座の状態にある時に継ぎ
    用弁体部と継ぎ用弁座部間の外周にスチームや無菌エア
    ー等シール料をまた継ぎ用弁体部が離座の状態にある時
    に継ぎ用弁体部と継ぎ用弁座部間に温水や洗剤等洗浄料
    を供給・排出するために設けた供給口・排出口と、を備
    えたことを特徴とする洗浄路付き配管用接続装置。
  3. 【請求項3】 A側配管のA側接続口およびB側配管の
    B側接続口に各口を開閉するA側弁体およびB側弁体を
    設けたことを特徴とする請求項1または2記載の洗浄路
    付き配管用接続装置。
  4. 【請求項4】 A側配管のA側接続口およびB側配管の
    B側接続口に設けた各口を開閉するA側弁体およびB側
    弁体と、A側接続口およびB側接続口の口縁部に設けた
    これ等両口を気密の継ぎ状態とする継ぎ用弁体部および
    継ぎ用弁座部と、A側接続口に摺動可能の状態および抜
    出不能の状態ならびに気密の状態として設けた雌側管状
    部と、当該雌側管状部に気密な状態の挿入および抜出の
    自在な状態としてB側接続口部に設けた雄側管状部と、
    雌・雄側管状部の挿入状態時において当該雄側管状部を
    継ぎ用弁座部が着座の位置に存する状態として保持する
    ための保持装置と、保持装置が保持の状態にあるときに
    継ぎ用弁体部を着座した位置または離座した位置とする
    往復動装置と、当該往復動装置によって継ぎ用弁体部が
    離座の状態にある時に継ぎ用弁体部と継ぎ用弁座部間お
    よびA側弁体とB側弁体間に温水や洗剤等洗浄料を供給
    ・排出するために設けた供給口・排出口と、を備えたこ
    とを特徴とする洗浄路付き配管用接続装置を利用した開
    閉弁装置。
  5. 【請求項5】 A側配管のA側接続口およびB側配管の
    B側接続口に設けた各口を開閉するA側弁体およびB側
    弁体と、A側接続口およびB側接続口の口縁部に設けた
    これ等両口を気密の継ぎ状態とする継ぎ用弁体部および
    継ぎ用弁座部と、A側接続口に摺動可能の状態および抜
    出不能の状態ならびに気密の状態として設けた雌側管状
    部と、当該雌側管状部に気密な状態の挿入および抜出の
    自在な状態としてB側接続口部に設けた雄側管状部と、
    雌・雄側管状部の挿入状態時において当該雄側管状部を
    継ぎ用弁座部が着座の位置に存する状態として保持する
    ための保持装置と、保持装置が保持の状態にあるときに
    継ぎ用弁体部を着座した位置または離座した位置とする
    往復動装置と、当該往復動装置によって継ぎ用弁体部が
    着座の状態にある時に継ぎ用弁体部と継ぎ用弁座部間の
    外周にスチームや無菌エアー等シール料をまた継ぎ用弁
    体部が離座の状態にある時に継ぎ用弁体部と継ぎ用弁座
    部間およびA側弁体とB側弁体間に温水や洗剤等洗浄料
    を供給・排出するために設けた供給口・排出口と、を備
    えたことを特徴とする洗浄路付き配管用接続装置を利用
    した開閉弁装置。
  6. 【請求項6】 往復動装置として、雌側管状部の外周に
    シリンダをそのピストンが雌・雄側管状部の挿入状態時
    において継ぎ用弁体部を離座の状態とする状態として設
    けたことを特徴とする請求項1、2、3、4または5記
    載の洗浄路付き配管用接続装置および当該接続装置を利
    用した開閉弁装置。
  7. 【請求項7】 A側弁体およびB側弁体を、A側弁体の
    開き力によりB側弁体が開きA側弁体が閉じることによ
    りB側弁体が閉じる状態で設けたことを特徴とする請求
    項3、4または5記載の洗浄路付き配管用接続装置およ
    び当該接続装置を利用した開閉弁装置。
  8. 【請求項8】 往復動装置として、A側弁体の弁棒の貫
    出端に手動操作レバーを、A側弁体を開・閉方向に作動
    する状態としておよびA側弁体の開作動直前から継ぎ用
    弁体部と継ぎ用弁座部との継ぎ動作を確保するための初
    動期をもつ状態として設けたことを特徴とする請求項7
    記載の洗浄路付き配管用接続装置および当該接続装置を
    利用した開閉弁装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007275769A (ja) * 2006-04-06 2007-10-25 Heishin Engineering & Equipment Co Ltd 流体用継手及び塗布装置
JP2019002544A (ja) * 2017-06-20 2019-01-10 株式会社キッツエスシーティー 管継手

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JP2007275769A (ja) * 2006-04-06 2007-10-25 Heishin Engineering & Equipment Co Ltd 流体用継手及び塗布装置
JP2019002544A (ja) * 2017-06-20 2019-01-10 株式会社キッツエスシーティー 管継手

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