JP3054764U - ホースの継ぎ手 - Google Patents

ホースの継ぎ手

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JP3054764U
JP3054764U JP1998004010U JP401098U JP3054764U JP 3054764 U JP3054764 U JP 3054764U JP 1998004010 U JP1998004010 U JP 1998004010U JP 401098 U JP401098 U JP 401098U JP 3054764 U JP3054764 U JP 3054764U
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JP
Japan
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barrel
valve member
hose
connector
main body
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JP1998004010U
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English (en)
Inventor
金堂 呉
耀進 黄
Original Assignee
金堂 呉
耀進 黄
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流体の漏洩を防ぐことができるホースの継ぎ
手を提供する。 【解決手段】 高圧源のホース82に接続する本体6
と、供給用のホース80に接続するコネクタ21を備え
ている。本体6には、インサート3とバレル12が設け
られている。バレル12の外部に制御環体11が設けら
れている。インサート3の下部には付勢手段が設けら
れ、位置決め部材39を介して弁部材51が本体6へと
付勢されている。加圧された液体が弁部材51を付勢
し、開いた通路を液体が流れるので加圧された液体が外
部に流れ出すことはない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ホースの継ぎ手に関するものであり、特に高圧の流体を用いるホー スの継ぎ手に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ホースの継ぎ手としては、継ぎ手自身は一体で継ぎ手の両端に異な るホースを接続するタイプや、あらかじめホースの端部に取り付けた継ぎ手を連 結することで異なるホースを接続するタイプなどがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の各タイプのホースの継ぎ手や、それらの改良型は多く存 在しているが、ホースと継ぎ手の取り付け部分および継ぎ手の連結部分からホー ス内部の流体が漏れ出すことがあった。特に加圧された水や空気などの高圧流体 を利用する場合、流体が漏れ出すことは避けられず大きな問題であった。 したがって、本考案の主な目的は、流体の漏洩を防ぐことができるホースの継 ぎ手を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するための本考案の請求項1に記載のホースの継ぎ手による と、高圧源のホースに接続する本体と、供給用のホースに接続するコネクタを備 えている。本体には、インサートとバレルが設けられている。バレルの外部に制 御環体が設けられている。インサートの下部には付勢手段が設けられ、位置決め 部材を介して弁部材が本体へと付勢されている。加圧された液体が弁部材を付勢 し、開いた通路を液体が流れるので加圧された液体が外部に流れ出すことはない 。
【0005】 請求項2に記載のホースの継ぎ手によると、バレルとコネクタは取り付けるこ とができる手段を有している。したがって、本体に接続したホースとコネクタに 接続したホースとをバレルとコネクタを取り付けることで、連結することができ る。
【0006】 請求項3に記載のホースの継ぎ手によると、バレルの側面には少なくとも1個 の穴と、この穴に対応するボールが設けられている。また、コネクタにはボール を収容する環状溝が形成されている。制御環体はバレルに摺動可能に設けられ、 ボールを収容する環状フランジが形成されている。したがって、ボールはコネク タの環状溝に嵌り込み、バレルとコネクタを接続することができる。また、制御 環体をスライドさせボールをコネクタの環状溝から開放することで、バレルから コネクタを容易に取り外すことができる。
【0007】
【考案の実施の形態】
図1、図2および図3を参照すると、本考案の実施例によるホース継ぎ手とし てのホースカップリングは、高圧空気または高圧液体のような高圧源に接続され るホース82にカップリングされる下部に形成される外ネジ62を含む本体6を 備えている。本体6は、バレル12の内ネジ126に係合し、かつバレル12に 本体6が取り付けられる上部に形成される外ネジ61を有している。本体6は、 ボア64を有し、弁部材51に係合する上部に形成される弁座63を有する。位 置決め部材は、位置決め部材39に示すように、本体6とバレル12との間に設 けられる環状リブ391を有している。シールリング392は、位置決め部材3 9と、水または空気と液密または気密を保持する本体6との間に係止されている 。
【0008】 図2および図3に示すように、弁部材51は、本体6の内部に配置され、弁座 63と位置決め部材39との間に位置している。弁部材51は、液密または気密 を保持するために位置決め部材39の底部に設けられたシールリング54を収容 する環状凹部53が上部に形成されている(図3、図4および図5参照)。弁部 材51は、バルブステム55に摺動可能な穴52を有する。バルブステム55は 、弁部材51に係合するための頭部552を有し、またクラッピングリングを係 合するための上部に形成される環状溝551を有している。ガスケット57は、 弁部材51と頭部552との間で弁部材51に係合しかつ液密または気密を保持 する頭部552に係止されている。スプリング56はクラッピングリングと、弁 部材51の間に設けられている。弁部材51は、頭部552に付勢され、弁部材 51に係合するようにガスケット57に付勢される。弁部材51は、図2および 図3に示すように、1または2以上の平坦側部50を有する。この1または2以 上の平坦側部50は、弁部材51と本体6との間に1または2以上の通路58が 形成され、さらに、空気または水が弁部材51を通して流れるように圧力が加わ るのを許容する。
【0009】 バレル12は、環状肩部124と環状溝121と1または2以上の穴122と を有する。環状肩部124はスプリング128が係合する下外周部に形成される 。環状溝121は、保持リング127が係合する上部に形成される。1または2 以上の穴122は、1または2以上のボール123を受ける上部の側面に形成さ れる。制御環体11は、バレル12に回転可能かつ摺動可能に設けられ、径方向 内側に伸びる環状フランジ111を有する。環状フランジ111は、環状肩部1 13を有し、この環状肩部113はスプリング128が係合する底部に形成され ている。環状フランジ111は、図3および図4に示すようにボール123が係 合可能な上部に形成される環状凹部112を有する。スプリング128に付勢さ れる環状フランジ111は、図5および図6に示すようにボール123がバレル 12の内方向に力が加わるようになっている。図5および図6に示すように、保 持リング127が制御環体11に係合可能になっていることにより、制御環体1 1がバレル12から離脱するのが防止される。
【0010】 インサート3は、バレル12に摺動可能に設けられ、ガスケットであるシール リング33が設けられる環状凹部32を有する。インサート3は、位置決め部材 39に摺動可能に設けられ、シールリング351が設けられる環状溝35を有す る。シールリング351は、インサート3と位置決め部材39との間に液密およ び気密を保持する。スプリング4は、位置決め部材39と本体6から離れる方向 にインサート3を付勢するインサート3の環状リブ34との間に設けられている 。インサート3は、図5および図6に示すようにホース82からの加圧された空 気または水を受けるオリフィス31を有する。またインサート3のプッシャー3 6は、バルブステム55に係合し、弁部材51から頭部552が離脱可能である 。これにより加圧された空気または水が弁部材51の穴52を通して流れるよう になっており、インサート3のオリフィス31を通して流れる。図1、図5およ び図6に示すように、コネクタ2には、パイプ80を保持するための内ネジ21 が形成されている。ホース82から加圧された空気または水を受け取るパイプ8 0は、油圧または空気圧を利用する設備に接続される。コネクタ2の開口23は 、バレル12に接続可能であり、インサート3に連結可能であり、スプリング4 にインサート3を移動する作用がある。コネクタ2の環状溝22は、ボール12 3を収容する。スプリング128の付勢力が作用する制御環体11の環状フラン ジ111は、ボール123に付勢力を与えることにより、バレル12にコネクタ 2を固定するように環状溝22にボール123を付勢する。
【0011】 図4に基づいて作用について説明する。圧力源にホース82が連通していると き、加圧された液体が作用すると、位置決め部材39に弁部材51を付勢し、加 圧液体が流れ通路を遮断する。その結果加圧液体はバレル12の外部には流れな い。図5に示すように、コネクタ2がバレル12にかかわり合い、弁部材51か ら頭部552が離脱するようにバルブステム55にプッシャー36が関わりあう とき、加圧された液体は、弁部材51の穴を通して流れ、インサート3のオリフ ィス31を通して流れ、さらにコネクタ2へと流れる。初期時あるいはこれに相 当するとき、加圧液体が高速で穴52を流れない程度の小さいサイズになる穴5 2を通して流れる。
【0012】 図6に示すように、加圧液体がコネクタを通してあるいはコネクタ2に流れる とき、弁部材51の下部と上部に圧力が作用すると、頭部552が弁部材51の 方向に付勢され、加圧液体の加圧力により弁部材51が位置決め部材39から離 れる。これにより、加圧液体が弁部材51を通して速やかに流れ、コネクタ2へ 速やかに流れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例によるホースカップリングの分
解斜視図である。
【図2】本考案の実施例によるバルブ装置の部分分解斜
視図である。
【図3】本考案の実施例によるホースカップリングの作
動を示す部分断面図である。
【図4】本考案の実施例によるホースカップリングの作
動を示す部分断面図である。
【図5】本考案の実施例によるホースカップリングの作
動を示す部分断面図である。
【図6】本考案の実施例によるホースカップリングの作
動を示す部分断面図である。
【図7】本考案の実施例によるバルブ装置の作動を示す
模式図である。
【符号の説明】
2 コネクタ 3 インサート 4 スプリング 6 本体 11 制御環体 12 バレル 21 内ネジ 22 環状溝 23 開口 31 オリフィス 32 環状凹溝 33 シールリング 34 環状リブ 35 環状溝 36 プッシャー 39 位置決め部材 50 平坦側部 51 弁部材 52 穴 53 環状凹部 54 シールリング 55 バルブシステム 56 スプリング 57 ガスケット 58 通路 61 外ネジ 62 外ネジ 63 弁座 64 ボア 80 パイプ 82 ホース 111 環状フランジ 112 環状凹部 113 環状肩部 121 環状溝 122 穴 123 ボール 124 環状肩部 126 内ネジ 127 保持リング 128 スプリング 351 シールリング 391 環状リブ 392 シールリング 551 環状溝 552 頭部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に弁座63を有し、バレル12が取
    り付けられる本体6を備えるホースの継ぎ手であって、 位置決め部材39がバレル12と本体6との間に設けら
    れ、弁部材51は本体6に摺動可能に設けられ、穴52
    と、この穴に摺動可能なバルブステム55とを有し、バ
    ルブステム55は弁部材51が設けられる頭部552
    と、弁部材51が設けられる頭部552に付勢する手段
    とを有し、インサート3は、バレル12に摺動可能に設
    けられ、弁部材51から頭部552を解除するためのオ
    リフィス31とプッシャー36とを有し、 位置決め部材39から離れる方向にインサート3を付勢
    する手段と、 弁部材51から頭部552を解除するようにプッシャー
    36を作動させるバレル12に連通するコネクタ2とを
    備えたことを特徴とするホースの継ぎ手。
  2. 【請求項2】 バレル12にコネクタ2を取付ける手段
    を備えることを特徴とする請求項1記載のホースの継ぎ
    手。
  3. 【請求項3】 バレル12は、少なくとも側面に一個の
    穴122と、この穴122に関わる少なくとも一個のボ
    ール123とを有し、 コネクタ2はボール123を収容する環状溝22を有
    し、制御環体11は、バレル12に摺動可能に設けら
    れ、ボール123に収容される環状フランジ111を有
    していることを特徴とする請求項2記載のホースの継ぎ
    手。
JP1998004010U 1998-06-08 1998-06-08 ホースの継ぎ手 Expired - Lifetime JP3054764U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3491047B2 (ja) 1999-10-08 2004-01-26 株式会社日本製鋼所 金属射出成形機のスクリュ軸連結装置

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