JP3069799U - 自動車走行時タイヤパンク時の車輪安全装置 - Google Patents

自動車走行時タイヤパンク時の車輪安全装置

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JP3069799U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車のタイヤパンク時にタイヤホイルの外
周面に取付けたタイヤホイルの外径よりも少し大きめの
径のゴムリング部材の如き安全装置部材にてタイヤホイ
ルを保護する。 【解決手段】 自動車のタイヤホイルの外周面に環状の
ゴム部材の如き安全装置を嵌合し、タイヤがパンクした
時タイヤホイルに装着したゴムリング部材の如き安全装
置でタイヤホイルを保護し同時にタイヤの変形破損を防
止するように構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は、自動車走行時において自動車タイヤがパンクした時安全装置にてタ イヤホイルを保護すると同時にタイヤの破損することを防止して、ハンドルを取 られることのないようにした自動車走行時におけるタイヤパンク時の車輪安全装 置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
自動車を運転し走行させていると、タイヤホイルに装着したタイヤが自動車の 負荷の大小、道路の凹凸面、急激なブレーキ、高速運転或いは低速運転等のため に回転トルクが変化しタイヤが変形して不安定となり、タイヤがタイヤホイルか ら外れて脱輪現象を起して自動車事故を招くことがある。 従来このような脱輪事故を防ぐ手段として種々提案されているが、満足できる 手段は無かった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は自動車運転において自動車事故に繋がる脱輪事故を防止する車輪安全 装置を提供しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本考案は、タイヤホイル１の外側面２に、タイヤホイル１の外径よりも少し大 きめの環状のゴム質材料等からなる安全装置３ａを装着して安定を確保してタイ ヤホイル１とタイヤ３を安定して結合させることを特徴とする自動車のタイヤホ イル１に取付けられ、安全装置３ａには発熱防止用の穴８をあけた接続金具によ って円形に保持されるようにした自動車走行時タイヤパンク時の車輪安全装置で ある。
【０００５】
【実施例】 図において、１はタイヤホイルであって、このタイヤホイル１の外側周縁１１ と内側周縁１２とタイヤ３の内側周縁１５と外側周縁１６とを係合する把持部１ ３及び１４をそれぞれ嵌合する。タイヤ３のセンターライン２０を含むタイヤホ イル１の外周面にタイヤホイル１の外径よりも少し大きめ（約２５ｍｍ大きい） を取付けて試験したところ、自動車走行時タイヤがパンクしても、タイヤ３とタ イヤホイル１の損傷は殆どなく、車輪の安定を確保することができた。
【０００６】 タイヤホイル１にタイヤホイル１の外径側より、タイヤ３の中心に向って切込 を入れ切断部４を形成したから、この切断部４を拡げる。この切断部４よりタイ ヤ３をタイヤホイル１に重ね嵌合して取付ける。又タイヤ３の切断部４はＵ字型 ボルト５、Ｕ字型ボルト５のワッシャー６、接続部材７、Ｕ字型ボルト８等より なる安全装置３ａにより図４、図５、図６の如く組立てられる。 従ってタイヤ３のタイヤホイル２への組立と分解を簡単迅速に行うことができ る。
【０００７】
【考案の効果】
本考案は前記した如く構成したから、タイヤ３のパンク時において、タイヤホ イル１の外周面に装着したタイヤホイル１の外径よりも少し大きめのゴム材料等 からなる環状の安全装置３ａの内側面と外側面とにてタイヤ３の内側面を係止す るためにタイヤ３の脱輪を防止すると同時にタイヤホイル１の変形破損を防止す ることができると共に自動車走行中ハンドルを取られることが少なくなり安全運 転を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１はタイヤホイルとタイヤと安全装置とを組
立てた状態の拡大縦断面図。
【図２】図２は図１の側面図。
【図３】図３は安全装置を接続金具にて接続した状態の
側面図。
【図４】図４は図３の他例の側面図。
【図５】図５は図４の平面図。
【図６】図６は安全装置の他例の平面図。
【符号の説明】
１ タイヤホイル ２ タイヤホイルの外周面 ３ タイヤ ３ａ 安全装置 ４ 切断部 ５ Ｕ字型ボルト ６ Ｕ字型ボルトのワッシャ ７ 接続部材 ８ ボルト ８ａ 安全装置にあけた発熱予防用の穴 １１ タイヤホイルの外側周縁 １２ タイヤホイルの内側周縁

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 タイヤホイル（１）の外側面（２）にタ
    イヤホイル（１）の外径よりも少し大きめの１個所を切
    断部（４）としたゴム質材料よりなる安全装置（３ａ）
    の該切断部（４）を拡げてタイヤホイル（１）に取付け
    たことを特徴とする自動車走行時タイヤパンク時の車輪
    安全装置。
  2. 【請求項２】 安全装置（３ａ）の切断部（４）の両端
    部を接続部材（７）にて接続したことを特徴とする請求
    項１記載の自動車走行時タイヤパンク時の車輪安全装
    置。
  3. 【請求項３】 安全装置（３ａ）に１個乃至数個の発熱
    予防用の穴（８ａ）を設けたことを特徴とする請求項１
    又は２記載の自動車走行時タイヤパンク時の車輪安全装
    置。
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