JP3069723U - ル―プカッタ― - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、眼科白内障手術における水晶
体核分割を容易に確実に行う事を目的とする。 【構成】 ワイヤー１を突起物４が先端に付いた筒
２に通し、ワイヤー１の先端を筒２の先端に接合させ、
ワイヤー１で輪状物を作ったもの。

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、図１の様に、ワイヤー１を筒２に通し、その先端を筒２の先端に接 合させ、ワイヤー１で輪を作ったものである。眼科白内障手術の水晶体核分割時 、ワイヤー１を先端に押し出し輪を大きくし、水晶体核を囲みワイヤー１を引く ことで輪が収縮し、核を分割するものである。

従来、輪を収縮させ水晶体核を分割する器具はあったが、既に輪が形成されて おり、輪の大きさを調節することができなかったり、一度核分割を行うと輪が変 形し、それ以上使えなかったりといった不具合があった。

本考案は、ワイヤー１の押し出す程度により輪の大きさを調節でき、ワイヤー １に形状記憶合金を用いるとワイヤー１が変形しにくくなり、輪の拡大収縮を繰 り返すことができる。

また、図１の様に筒２の先端に突起物４をつけると、輪が収縮した時にできる 輪の内側の空間をほぼうめることができ、核を分割しやすくなる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の平面図である。

【符号の説明】

１ ワイヤー ２ 筒 ３ ワイヤー１と筒２の接合部 ４ 筒２の先端につけた突起物

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【手続補正書】

【提出日】平成１１年１２月３１日（１９９９．１２．
３１）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】図１の様に、ワイヤー１を筒２に通し、そ
   の先端を筒２の先端に接合させ、ワイヤー１で輪を作っ
   た白内障手術水晶体核分割器具。
2. 【請求項２】ワイヤー１に形状記憶合金を用いた請求項
   １。
3. 【請求項３】輪を収縮した時、輪の内側の空間を埋める
   ように筒２の先端に突起物４を付けた請求項１。