JP3068983U - 時計貼付時差シ―ル並びにサマ―タイム対応シ―ル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 時差のある外国へ行ったとき、又はサマー
タイム制度の実施の時など標準時と異なる時刻の目安を
簡単に表示変更できるようにしたもの 【構成】 密着性の良い又は粘着性のある薄いシート
を凡そ時計のガラスカバーの一回り小さめの大きさに切
り抜きその表面に時計の文字配列を印刷したもの

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、時差のある外国へ行ったとき、又は、サマータイム制度実施 の時など、標準時と異なる時刻の目安を、簡単に表示変更出来るようにした ものである。

従来は、時差の時間だけ針を進めたり遅らせたりして、現在の標準時に針 を合わせて使用して、次にその必要が無くなったときには、又針を、戻して 元の時刻に、合わせなければならなかった。

これは、針そのものを、直接変更するので、元の時刻と変更後の時刻との 間で、しばしば混同や誤解が生じたり、変更前では、時差の時刻を瞬時に判 断するのが極めて、困難であった。又、場合によっては、針そのものを、動 かせている、という事の認識すらも忘れて、無意識に、誤った時刻を、読み 取ってしまったりした。

本考案は、透明、又は、半透明の本考案品を、時差の分だけ、時計本体の 文字盤とズラせて、ガラスの表面に、貼付して使用するもので、塩化ビニー ル等の薄いシートは、指で丁寧に押えつけると、ピッタリ、ガラスの表面に 密着するので、時刻を見るときは、本考案品を、透かして見える時計本体 の時計と、本考案品の時差シールの文字盤の時刻を、重ね合わせて読み取 り、分、秒、を読み取るのは、時計本体の文字盤の、分針、秒針により読 み取れる。

すなわち、図２の場合、時計は、本考案品の時差シールの９時を、示し 分針は、時計本体の１０分の位置を示しているので、時差時刻は９時１０ 分を示している、ということが、簡単に読み取れる。又、変更前の時刻は、 本考案品の時差シールを無視して、時計本体の示す１０時１０分を読み 取る。

しかも、本考案品は、ビニール等の密着性の良いシート、もしくは粘着性 をもった材料によって作られているので、必要がなくなれば、簡単に取りは がすことができ、又、不要な時は、表面がガラス面のようなものに張りつけ て保管すれば、何度でも使用することができる。

又、サマータイム制度等の実施時には、家庭内にいくつかある置時計、掛 時計等に、ワンタッチで本考案品のシートを、貼っておくだけで、瞬時に対 応できる。

更に、変更したかどうかの、目印にもなり、第三者からも、判断がつき易 く、生活習慣の、瞬時の、変更にも簡単に対応できる。

透明、又は、半透明でなく、カラーシート或いは柄付きシート等で、構成 すれば、見た目にもオシャレで、ファション性にもすぐれている。

時計の商品時のパッケージ内への封入ケース、パスポート入れ、定期券入 れ、名刺入れ、カード入れ等の一部に本考案品の時差シールを、構成して、 切り離しやすい構造を持たせれば（図面）ケースとしての用途以外の用途 が広がる。

例えば、ビニール製等のパスポートケースの場合、パスポートの表紙、又 は、裏表紙の差し込み部に、凡そ、時計本体の文字盤より一回り小さめの大 きさの切り込みを入れて、その中に時計の文字配列を印刷する。

切り込みは数箇所を、切りのこしておく。

そうすれば、パスポートを差し込んで、パスポートケースとして、使用す るときに、本考案の時差シール部を、指で引き離して、時差分をずらせて、 時計に張り付けて使用することができる。

必要が無くなれば、時計本体からはがした本考案品を、パスポートケース のもう一方の表紙の差し込みの間に、張り付けておけば、何回でも使用する 事ができる。

尚、本考案品のシールの形は、円形でなく、多角形、リング状等でもよく 時計の文字配列が印刷できて、張り付けやすいシートであればよい。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の斜視図である

【図２】 本考案の使用中の斜視図である

【図３】 本考案の他の実施例を示す斜視図である。

【符号の説明】 は時差シール は時計本体 パスポートケース パスポートの表紙又は裏表紙差込み部 切れ目

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 密着性の良い、又は、粘着性のある薄
   い透明、又は、半透明のシールを、凡そ、時計の文字盤
   の一回り小さめの大きさに切り抜き、その表面に、時計
   の文字配列を、印刷したもの。