JPS6113333Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は写真用アルバムに用いるマーキング
フレームに関する。写真をアルバムに挿着した場
合、時には写真に枠をつけてドレスアツプしたい
ことも多い。そこでこの考案のマーキングフレー
ムは写真に枠をつけてドレスアツプしてながめる
ことができるようにしたものであり、同時にマー
キングフレームの耳片部が見出し部となり、又耳
片部の一隅を着色しておけば、その着色部は写真
の内容や日付等の代り目を指示するマークとなり
うるものである。

図について説明すれば、第１図はこの考案のマ
ーキングフレームを示し、フレーム１０は適当な
プラスチツク材料で作り、中央にテレビ形の切抜
部１をミシン目を介して設け、一側縁は耳片部２
となし、耳片部の一隅は任意の色に着色した着色
部３として形成する。着色部は写真の内容、日付
等が変るところのマークして使用しうる。

第２図はこのマーキングフレームを用うるアル
バムの一例を示し、アルバム２０はおもて表紙２
１、うら表紙２２、背表紙２３を有し、これらの
表紙は若干硬質のプラスチツクで作られている。
そして背表紙２３に軟質で不透明なプラスチツク
シート２４を高周波接着等で取りつけ、その表面
と裏面に透明なプラスチツクシート２５，２６を
接着し、その内側（即ち背表紙側）は接着せず、
開口２７とし、写真の挿入口とする。接着線３
１，…によつてプラスチツクシート２４と２５を
接着し、写真挿入用ポケツト２８，２９，３０を
形成する（プラスチツクシート２４と２６も同様
である。）。このプラスチツクシート２４は背表紙
２３に所要枚数接着されている。

第３図は使用状態を示し、アルバムのポケツト
（図ではポケツト２８の場合を示している。）に写
真４０を挿入し、その上にこの考案のマーキング
フレーム１０を重ねわ挿入すれば、写真は切抜部
１を切り抜いたあとの孔からながめることがで
き、写真はフレーム１０の枠で囲まれ、ドレスア
ツプされているので、一層興味深くながめられる
ことができる。又フレームの耳片部２はポケツト
を形成してるプラスチツクシート２４から外に出
ているような寸法にし、それに所要事項を記入す
れば見出部となる。又着色部３は、写真の内容、
日付等が変るところのマークなどとして利用でき
るものである。

この考案はこのような構成であつて、簡単に製
作でき、安価であつて、しかもアルバムの写真を
簡便にドレスアツプできるマーキングフレームを
得たものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案のマーキングフレームの正面
図、第２図はアルバムの一例、第３図は使用状態
を示す図である。 符号の説明、１……切抜部、２……耳片部、３
……着色部、１０……マーキングフレーム、２０
……アルバム、２１，２２，２３……表紙、２
４，２５，２６……プラスチツクシート、２７…
…開口部、２８，２９，３０……ポケツト、３１
……接着線、４０……写真。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 中央部にテレビ形の切抜部１をミシン目を介し
   て設け、一側縁を耳片部２となし、その一隅を着
   色部３として形成したことを特徴とするマーキン
   グフレーム。