JP3068932U - オ―バ―ヘッドプロジェクタ―用画像要素 - Google Patents

オ―バ―ヘッドプロジェクタ―用画像要素

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振▲隆▼ 蔡
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 透明な基材上に不透明な多孔質層が形成され
た不透明なOHP用フィルムに熱溶融性ないし熱軟化性
のインクによる画像が形成されたOHP用画像要素であ
って、多孔質層における細孔を消滅させることなく、任
意の部位に不透明部を有する透明化されたOHP用画像
要素の提供。 【解決手段】 画像要素のうち、画像部2は透明であ
り、画像部2以外の一部が不透明のままであり、透明な
画像部における多孔質層12の細孔13が熱溶融性ない
し熱軟化性の透明な着色インクY、M、Cおよび熱溶融
性ないし熱軟化性の透明な無着色インクTで充填されて
おり、不透明部4における多孔質層12の細孔13はい
ずれのインクによっても充填されておらず、かつ画像要
素における多孔質層12の細孔13はフィルムにおける
多孔質層の細孔の形態を実質的に保持していることを特
徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、透明な基材上に不透明な多孔質層が形成された不透明なオーバーヘ ッドプロジェクター用フィルムに溶融型熱転写インクによる画像が形成されたオ ーバーヘッドプロジェクター用画像要素に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、熱転写技術を利用してオーバーヘッドプロジェクター(以下、OHPと いう)用画像要素を作成するには、透明なフィルムに熱転写インクを転写して画 像を形成していた。しかし、この方法では、高精細な多階調画像を形成するのが 困難であるなどの問題があった。
【0003】 近年、透明な基材上に多孔質層が形成されたOHP用フィルムに熱溶融性ない し熱軟化性のインクを転写して画像を形成してOHP用画像要素を形成する方法 が提案されている(特開平7−81240号公報)。この方法で用いるOHP用 フィルムは多孔質層が光を乱反射することに起因して全体として不透明なもので ある。この方法では、多孔質層の細孔へのインクの浸透量を制御することが容易 で、高精細な多階調画像を形成できるが、用いるOHP用フィルムが不透明であ るので、透明化処理を施す必要がある。このため、熱転写により画像を形成した のち、画像面にフィルム材料または該フィルム材料に塗布した透明溶融性バイン ダー層を重ね合わせ、サーマルヘッドにより加熱して多孔質層を溶融し細孔を潰 し(消滅)て透明化している。しかし、多孔質層を溶融して細孔を潰す際にイン クが広がり、ドット再現性が低下したり、画像の輪郭が不鮮明になる等の問題が あった。
【0004】 前記透明化処理の別の例として熱転写により画像を形成した後、画像面にフィ ルム材料に塗布した無色透明性のインク層を重ね合わせ、ラミネーターなどによ り加熱加圧してインクが充填されている細孔およびインクが充填されていない細 孔に無色透明性インクを充填することにより、透明化することが提案されている (特開平8−187966号公報)。しかし、この方法では、ラミネーターで加 熱加圧しているため、不透明部を形成するのが困難である。すなわち、不透明部 を形成するには不透明部に相当する部分をマスクしてラミネートするか、前記フ ィルム材料に無色透明性のインクと共に不透明部に相当する部分に不透明インク を塗布したものを用いてラミネートする等の工夫が必要であり、OHP用画像要 素の任意な部位に不透明部を簡便に形成するのは困難である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、前記の点に鑑みて、透明な基材上に不透明な多孔質層が形成された 不透明なOHP用フィルムに熱溶融性ないし熱軟化性のインクによる画像が形成 されたOHP用画像要素であって、多孔質層における細孔を消滅させることなく 、任意の部位に不透明部を有する透明化されたOHP用画像要素を提供すること を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち本件請求項1に係る考案は、透明な基材上に不透明な多孔質層が形成 された不透明なオーバーヘッドプロジェクター用フィルムに熱溶融性ないし熱軟 化性のインクによる画像が形成されたオーバーヘッドプロジェクター用画像要素 であって、該画像要素のうち、少なくとも画像部は透明であり、該画像部以外の 少なくとも1部が不透明のままであり、前記透明な画像部における多孔質層の細 孔が熱溶融性ないし熱軟化性の透明な着色インクおよび熱溶融性ないし熱軟化性 の透明な無着色インクで充填されており、前記不透明部における多孔質層の細孔 は前記いずれのインクによっても充填されておらず、かつ前記画像要素における 多孔質層の細孔は前記フィルムにおける多孔質層の細孔の形態を実質的に保持し ていることを特徴とするオーバーヘッドプロジェクター用画像要素に関する。
【0007】 さらに請求項2に係る考案は、前記画像部にブラック部がある場合、該ブラッ ク部は透明でなくてもよいことを特徴とする請求項1記載のオーバーヘッドプロ ジェクター用画像要素に関する。
【0008】 さらに本件請求項3に係る考案は、前記透明な画像部以外に透明部を有し、該 透明部における多孔質層の細孔は熱溶融性ないし熱軟化性の透明な無着色インク で充填されていることを特徴とする請求項1または2記載のオーバーヘッドプロ ジェクター用画像フィルムに関する。
【0009】 さらに請求項4に係る考案は、前記画像フィルムBの外周部が前記不透明部で あることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のオーバーヘッドプロジェ クター用画像フィルムに関する。
【0010】
【考案の実施の形態】
本考案のOHP用画像要素を図面により説明する。
【0011】 図1は、本考案のOHP用画像要素の1実施例を示す平面図、図2は図1のX −X線拡大部分断面図、図3は本考案に用いるOHP用フィルムの1例の拡大部 分断面図である。
【0012】 図1〜2において、1はOHP用画像要素であり、OHP用画像要素1は透明 画像部2、透明非画像部3、不透明部4からなっている。
【0013】 図3において、10は本考案のOPH用画像要素を作成するために使用するO PH用フィルムであり、OHP用フィルム10は透明な基材11上に多孔質層1 2が形成された構成のものである。多孔質層12には多数の細孔13が形成され ている。なお、図2〜3においては、細孔13が規則正しく描かれているが、実 際には不規則なものであり、多くの細孔は連通している。
【0014】 OHP用画像要素1の前記透明画像部2においては、OHP用フィルム10の 細孔13に熱溶融性ないし熱軟化性の透明な着色インク(たとえば、イエローイ ンクY、マゼンタインクM、シアンインクCなど)が充填されて画像を形成する と共に、その上にさらに熱溶融性ないし熱軟化性の透明な無着色インクTが充填 されて細孔13が完全に埋められた状態になっており、そのため画像部2は透明 になっている。透明非画像部3においては、OHP用フィルム10の細孔13に 熱溶融性ないし熱軟化性の透明な無着色インクTのみが充填されて細孔13が完 全に埋められた状態なっており、そのため非画像部3は透明になっている。不透 明部4においては、OHP用フィルム10の細孔13に前記着色インクおよび無 着色インクのいずれも充填されておらず、もとのままであり、そのため光の乱反 射を生じ、不透明のままである。さらにOHP用画像要素1における細孔13は 、透明画像部2、透明非画像部3、不透明部4を問わず、潰されておらずOHP 用フィルム10における多孔質層の細孔の形態を実質的に保持している。
【0015】 しかして、本考案のOHP用画像要素においては、多孔質層を溶融して細孔を 潰すことによって透明化していないから、前記従来例における多孔質層を溶融し て細孔を潰す際にインクが広がり、ドット再現性が低下したり、画像の輪郭が不 鮮明になる等の問題が解消されており、ドット再現性が良好で、画像の輪郭が鮮 明な高精細な多階調画像が得られる。さらに、一部にインクが充填されていない 不透明部分があり、その部分を利用し、表裏の判別や、スクリーン上には投影さ れない、投影者用のメモ等を筆記できる等の利点がある。
【0016】 つぎに、本考案を詳細に説明する。
【0017】 本考案において用いるOHP用フィルム10は透明基材11上に多孔質層12 を形成したものであり、多孔質層12には多数の細孔13が形成されている。多 孔質層12の構成材料は通常樹脂を主体とし、必要に応じ充填剤が配合されてい る。このような多孔質層の形成方法としては各種方法が知られているが、均質な 大きさ、形状の細孔が得やすい点からは、特公昭49−25430号公報、特開 昭63−170438号公報、特開平5−155163号公報などに記載されて いる湿式凝固法が好ましい。たとえば、樹脂を有機溶剤に溶解した溶液を基材上 に塗布し、これを、前記有機溶剤と相溶しかつ前記樹脂は溶解しない処理液中に 浸漬して樹脂を凝固させることにより形成できる。樹脂としては、たとえばポリ エステル樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリウレタン樹脂、スチレン系樹脂 、アクリロニトリル共重合体、塩化ビニル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、アクリル 系樹脂などが単独でまたは2種以上混合して使用できる。必要により使用する充 填剤としては、炭酸カルシウム、二酸化ケイ素などがあげられる。多孔質層12 における細孔13の大きさは特に制限されないが、細孔が大きすぎると、画像に ボイドが発生し、濃度低下などの不具合が生じる場合がある。細孔が小さすぎる と、インクの溶融粘度によってはインクの浸透性が低下する場合がある。これら の点から、細孔の平均孔径(多孔質層12の表面付近の値、以下同様)は、0. 1〜10μmの範囲が好ましく、より好ましくは0.5〜5μmである。また所 定濃度の画像を得る点からは、多孔質層の空隙率(多孔質層内における細孔の占 める割合)は30〜70%の範囲が好ましい。空隙率は、下式によって求められ る。 空隙率(%)={1−w/(dh)}×100 多孔質層の乾燥重量(g/m2) :w 多孔質層の真の比重(g/cm3):d 多孔質層の塗布厚さ(μm) :h また多孔質層の厚さ(細孔の深さと関係する)は2〜20μm程度が適当である 。多孔質層の厚さが前記の範囲より小さいと、所望量のインクを侵入させること ができず、所定濃度の画像が得られない場合がある。多孔質層の厚さが前記の範 囲より大きいと、インクで細孔を完全に充填することが困難で、透明化が不充分 になる場合がある。本考案において、多孔質層の細孔の平均孔径は多孔質層の表 面を走査型電子顕微鏡(日本電子(株)製JSM/T−20)により撮影した写 真から求めた値である。すなわち倍率2000倍で撮影した多孔質層の表面の写 真から無作為に20μm平方(多孔質層の実質寸法)の面積の部分を選び、この 面積に含まれる細孔の径の平均値をとり平均孔径とする。
【0018】 前記透明基材としてはポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレー ト、ポリアリレートなどのポリエステルフィルムなど、透明性の高いフィルムで あればとくに制限なく使用できる。厚さも特に制限されず、たとえば12〜30 0μm程度が適当であり、より好ましくは50〜200μmである。
【0019】 本考案のOHP用画像要素1は、前記OHP用フィルム10に熱転写法により 熱溶融性ないし熱軟化性の透明着色インクを選択的に転写して細孔13に充填し て画像を形成し、その上にさらに熱転写法により熱溶融性ないし熱軟化性の透明 無着色インクを転写して画像部の着色インクが充填されている細孔にインクを充 填して該細孔を完全に埋め、画像部を透明化して透明画像部2とする。その際、 必要により、画像部以外の部分にも透明無着色インクを転写し、その部分の細孔 13を埋めることにより、透明非画像部4を形成するようにしてもよい。さらに 本考案のOHP用画像要素1においては、細孔13に透明着色インク、透明無着 色インクを共に充填せず、OHP用フィルム10における不透明性をそのまま保 持する不透明部4を設ける。不透明部4の形状、設ける部位は特に制限されず、 たとえばOHP用画像要素1の外周部に外枠(額縁)状に形成する例などがあげ られる。この例の場合、外枠を設けることによって、画像を引き立たせる効果が ある。また、前記のごとく、不透明部を利用し、表裏の判別や、スクリーン上に は投影されない、投影者用のメモ等を筆記できる。
【0020】 なお、画像部にブラック部がある場合、該ブラック部は透明でなくてもよい。 不透明なブラック部は熱溶融性ないし熱軟化性の不透明ブラックインクを転写す るか、熱溶融性ないし熱軟化性の透明なイエローインク、マゼンタインク、シア ンインクを重ね転写することにより得ることができる。
【0021】 前記着色インク(透明着色インク、必要により不透明なブラックインクを含む 、以下同様)および透明無着色インクを転写するために使用する熱転写媒体は特 に制限されない。たとえば、前記着色インクおよび透明無着色インクは別々の基 材上に設けてもよく、単一の基材上に設けてもよい。また、着色インクとしては 、単色インク、あるいは色の異なる複数のインクが使用できる。多色またはフル カラーの画像を形成する場合は、通常透明着色インクとして、イエローインク、 マゼンタインク、シアンインクなどが使用される。必要によりブラックインクが 使用されるが、ブラックインクは透明でなくてもよい。着色インクは着色剤と熱 溶融性ないし熱軟化性のビヒクルを主要成分とするものである。透明着色インク の場合は、透明性着色剤が使用される。透明性着色剤としては、透明性有機顔料 、染料などが使用できる。ここで、透明性着色剤とは、透明性ビヒクルに分散さ れた場合に透明着色インクを与える着色剤をいう。透明着色インクとしては、投 影画像の鮮明性の点から、塗布量が0.5〜3g/m2の範囲のインク層とした 場合の非吸収帯域での可視光線平均透過率が50%以上であるのが好ましい。前 記熱溶融性ないし熱軟化性のビヒクルとしては、ワックス類を主成分とし、必要 により熱可塑性樹脂を配合したものがあげられる。透明無着色インクは実質的に 着色剤を含まず、熱溶融性ないし熱軟化性のビヒクルのみからなるものである。 前記着色インクおよび透明無着色インクの物性値は特に限定されないが、多孔質 層の細孔の平均孔径が前記範囲の場合は、細孔への浸透性が良好な点から、溶融 粘度が10〜500cps/100℃の範囲のものが好ましい。着色インクの塗 布量は、所望濃度の画像を得る観点から、0.5〜3g/m2が好ましく、透明 無着色インクの塗布量は、細孔を完全に埋める観点から、2〜15g/m2が好 ましい。
【0022】
【実施例】
つぎに実施例をあげて本考案を説明する。
【0023】 実施例 <OHP用フィルムの製造> 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂(積水化学(株)製、エレックスC)1 00重量部をジメチルフォルムアミド(DMF)400重量部に溶解した溶液、 アクリル系樹脂(東邦レーヨン(株)製、ベスロンV−241)100重量部を DMF400重量部に溶解した溶液およびポリビニルブチラール樹脂(積水化学 (株)製、エレックスBMS)100重量部をDMF400重量部に溶解した溶 液を、それぞれ9対5対2(重量比)の割合で混合した溶液を用い、特開昭63 −170438号公報に記載されている湿式凝固法に従って、厚さ100μmの 透明なポリエチレンテレフタレートフィルム(以下、PETフィルムという)上 に厚さ6μmの多孔質層を形成した。多孔質層の細孔の平均孔径は2μm、空隙 率は50%であった。
【0024】 <画像形成用熱転写媒体の製造> 厚さ4.5μmのPETフィルムの片面に表1に示されるイエローインク、マ ゼンタインク、シアンインクをホットメルトコーティング法により塗布量1.2 g/m2で塗布して、3種の熱転写媒体を製造した。
【0025】 <オーバープリント用熱転写媒体の製造> 厚さ4.5μmのPETフィルムの片面に表1に示される透明無着色インクを ホットメルトコーティング法により塗布量3g/m2で塗布して、オーバープリ ント用熱転写媒体を製造した。
【0026】
【表1】
【0027】 <OHP用画像要素の製造> 前記画像形成用熱転写媒体を用い、熱転写プリンターにより下記印字条件下に 前記OHP用フィルムの多孔質層にイエローインク、マゼンタインク、シアンイ ンクの順に順次転写して画像を形成し、ついで前記オーバープリント用熱転写媒 体を用い、下記印字条件下に外周部を除いてベタ転写した。 印字条件 サーマルヘッド:300ドット/2.54cm 印字速度:1.6ms/ライン 印加エネルギー:0.12mJ/ドット
【0028】 かくして、図1に示されるごとき、透明な画像部2と、透明な非画像部3およ び不透明部4からなるOHP用画像要素が得られた。このOHP用画像要素をO HPにより投影したところ、スライド写真を用いて投影した画像とほぼ同レベル の高精細な投影画像であった。
【0029】
【考案の効果】
本考案のOHP用画像要素は、多孔質層の細孔を潰さずに透明化しているので 、高精細な投影画像が得られる。また、一部に不透明な部分があるので、表裏の 判別、筆記等に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のOHP用画像要素の1実施例を示す平
面図である。
【図2】図1のX−X線拡大部分断面図である。
【図3】本考案に用いるOHP用フィルムの1例を示す
拡大部分断面図である。
【符号の説明】
1 OHP用画像要素 2 透明画像部 3 透明非画像部 4 不透明部 10 OHP用フィルム 11 基材 12 多孔質層 13 細孔 Y イエローインク M マゼンタインク C シアンインク T 透明無着色インク

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明な基材上に不透明な多孔質層が形成
    された不透明なオーバーヘッドプロジェクター用フィル
    ムに熱溶融性ないし熱軟化性のインクによる画像が形成
    されたオーバーヘッドプロジェクター用画像要素であっ
    て、該画像要素のうち、少なくとも画像部は透明であ
    り、該画像部以外の少なくとも1部が不透明のままであ
    り、前記透明な画像部における多孔質層の細孔が熱溶融
    性ないし熱軟化性の透明な着色インクおよび熱溶融性な
    いし熱軟化性の透明な無着色インクで充填されており、
    前記不透明部における多孔質層の細孔は前記いずれのイ
    ンクによっても充填されておらず、かつ前記画像要素に
    おける多孔質層の細孔は前記フィルムにおける多孔質層
    の細孔の形態を実質的に保持していることを特徴とする
    オーバーヘッドプロジェクター用画像要素。
  2. 【請求項2】 前記画像部にブラック部がある場合、該
    ブラック部は透明でなくてもよいことを特徴とする請求
    項1記載のオーバーヘッドプロジェクター用画像要素。
  3. 【請求項3】 前記透明な画像部以外に透明部を有し、
    該透明部における多孔質層の細孔は熱溶融性ないし熱軟
    化性の透明な無着色インクで充填されていることを特徴
    とする請求項1または2記載のオーバーヘッドプロジェ
    クター用画像要素。
  4. 【請求項4】 前記画像要素の外周部が前記不透明部で
    あることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
    オーバーヘッドプロジェクター用画像フィルム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004072040A (ja) * 2002-08-09 2004-03-04 Lintec Corp 属性表示付ダイシングテープおよびその製造方法

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