JP3068715B2 - 画像読取装置 - Google Patents
画像読取装置Info
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- JP3068715B2 JP3068715B2 JP4243877A JP24387792A JP3068715B2 JP 3068715 B2 JP3068715 B2 JP 3068715B2 JP 4243877 A JP4243877 A JP 4243877A JP 24387792 A JP24387792 A JP 24387792A JP 3068715 B2 JP3068715 B2 JP 3068715B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、画像読取装置に関する
ものである。
ものである。
【０００２】
【従来の技術】近年ファクシミリなどに用いられる画像
読取装置はファクシミリ装置全体の小型化にともない画
像読取装置ユニットとしての小型化も様々な方法が提案
されている。図５は従来の画像読取装置の概略を示す構
成図で、密着型イメージセンサユニットのロッドレンズ
アレイを原稿搬送方向に対してその光軸が平行になるよ
うに配置した画像読取装置である。
読取装置はファクシミリ装置全体の小型化にともない画
像読取装置ユニットとしての小型化も様々な方法が提案
されている。図５は従来の画像読取装置の概略を示す構
成図で、密着型イメージセンサユニットのロッドレンズ
アレイを原稿搬送方向に対してその光軸が平行になるよ
うに配置した画像読取装置である。
【０００３】図５において、１は原稿、２は原稿１を圧
接・搬送させるプラテンローラである。３は画像読取装
置の本体ハウジングで、読取ガラス板４、この読取ガラ
ス板４の下方に配置された第１の反射面５、この第１の
反射面５に対向して配置された第２の反射面６、これら
第１の反射面５と第２の反射面６の間に配置されて原稿
面と平行に光軸が配置されたロッドレンズアレイ７、読
取ガラス板４を通して原稿面を照射するＬＥＤ８、第２
の反射面６からの光が入射される光電変換素子を備えた
光電変換素子基板９、ＬＥＤ８より正規の光路とは別に
光電変換素子基板９に直接入射される光をカットするた
めの遮光部材１０が収納されている。
接・搬送させるプラテンローラである。３は画像読取装
置の本体ハウジングで、読取ガラス板４、この読取ガラ
ス板４の下方に配置された第１の反射面５、この第１の
反射面５に対向して配置された第２の反射面６、これら
第１の反射面５と第２の反射面６の間に配置されて原稿
面と平行に光軸が配置されたロッドレンズアレイ７、読
取ガラス板４を通して原稿面を照射するＬＥＤ８、第２
の反射面６からの光が入射される光電変換素子を備えた
光電変換素子基板９、ＬＥＤ８より正規の光路とは別に
光電変換素子基板９に直接入射される光をカットするた
めの遮光部材１０が収納されている。
【０００４】次に、上記従来の構成よりなる画像読取装
置について、その動作を説明する。装置使用者によりセ
ットされた原稿１はプラテンローラ２によって読取ライ
ン上で圧接・搬送される。読取ライン上を搬送される原
稿１の画像は読取ガラス板４上でＬＥＤ８により照射さ
れ、第１の反射面５、ロッドレンズアレイ７、第２の反
射面６の光路を通して光電変換素子基板９に等倍正立像
として結像され画像読取が行なわれる。このとき、ＬＥ
Ｄ８より直接入射してくる光は遮光部材１０によりカッ
トされる。
置について、その動作を説明する。装置使用者によりセ
ットされた原稿１はプラテンローラ２によって読取ライ
ン上で圧接・搬送される。読取ライン上を搬送される原
稿１の画像は読取ガラス板４上でＬＥＤ８により照射さ
れ、第１の反射面５、ロッドレンズアレイ７、第２の反
射面６の光路を通して光電変換素子基板９に等倍正立像
として結像され画像読取が行なわれる。このとき、ＬＥ
Ｄ８より直接入射してくる光は遮光部材１０によりカッ
トされる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の画像
読取装置では、ＬＥＤ８の発熱による光電変換素子基板
９への悪影響（暗出力の増加）の問題や、ＬＥＤ８によ
る原稿照射のために第１の反射面５とロッドレンズアレ
イ７との間にわずかな隙間を設けなければならないとい
った問題や、ＬＥＤ８から直接光電変換素子基板９に入
る光漏れによる画質の劣化を防止するために遮光部材１
０を設けなければならないというような問題があった。
読取装置では、ＬＥＤ８の発熱による光電変換素子基板
９への悪影響（暗出力の増加）の問題や、ＬＥＤ８によ
る原稿照射のために第１の反射面５とロッドレンズアレ
イ７との間にわずかな隙間を設けなければならないとい
った問題や、ＬＥＤ８から直接光電変換素子基板９に入
る光漏れによる画質の劣化を防止するために遮光部材１
０を設けなければならないというような問題があった。
【０００６】本発明は上記問題を解決するもので、従来
よりも小型化を図りつつＬＥＤの発熱による光電変換素
子基板への悪影響やＬＥＤから直接光電変換素子基板に
入る光漏れを防止し画像の劣化を極力低下させることの
できる画像読取装置を提供することを目的としている。
よりも小型化を図りつつＬＥＤの発熱による光電変換素
子基板への悪影響やＬＥＤから直接光電変換素子基板に
入る光漏れを防止し画像の劣化を極力低下させることの
できる画像読取装置を提供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、読取透明板と、前記読取透明板を通して原
稿面を照射する光源と、前記光源の原稿面からの反射光
を反射する第１の反射面と、前記第１の反射面からの反
射光を入射するロッドレンズアレイと、前記ロッドレン
ズアレイの出射側に配置した第２の反射面と、前記第２
の反射面からの光が入射される光電変換素子とを備えた
画像読取装置であって、前記光源と前記光電変換素子と
を同一フレキシブル基板上に形成し、前記光源の発光面
が前記第１の反射面の後部に配置されるように前記フレ
キシブル基板を前記光源と前記光電変換素子との間で折
曲するように構成したものである。
するために、読取透明板と、前記読取透明板を通して原
稿面を照射する光源と、前記光源の原稿面からの反射光
を反射する第１の反射面と、前記第１の反射面からの反
射光を入射するロッドレンズアレイと、前記ロッドレン
ズアレイの出射側に配置した第２の反射面と、前記第２
の反射面からの光が入射される光電変換素子とを備えた
画像読取装置であって、前記光源と前記光電変換素子と
を同一フレキシブル基板上に形成し、前記光源の発光面
が前記第１の反射面の後部に配置されるように前記フレ
キシブル基板を前記光源と前記光電変換素子との間で折
曲するように構成したものである。
【０００８】
【作用】上記構成により、第１の反射面とロッドレンズ
アレイとの間に、ＬＥＤより読取ガラス板上に光を照射
するための隙間を設ける必要はなく、またＬＥＤから直
接光電変換素子に入る光漏れを防止する遮光部材を設け
る必要もなく、従来よりも小型化を図ることができると
ともに、光電変換素子にもたらすいくつかの悪影響も排
除することができる。
アレイとの間に、ＬＥＤより読取ガラス板上に光を照射
するための隙間を設ける必要はなく、またＬＥＤから直
接光電変換素子に入る光漏れを防止する遮光部材を設け
る必要もなく、従来よりも小型化を図ることができると
ともに、光電変換素子にもたらすいくつかの悪影響も排
除することができる。
【０００９】
【実施例】以下本発明の一実施例の画像読取装置を図面
を参照しながら説明する。図１および図２において、１
３は画像読取装置の本体ハウジングで、読取ガラス板１
４、この読取ガラス板１４の下方に配置された第１の反
射面１５、この第１の反射面５に対向して配置された第
２の反射面１６、これら第１の反射面１５と第２の反射
面１６の間に配置され読取ガラス板１４上の原稿搬送面
に対し光軸が平行に配置されたロッドレンズアレイ１
７、読取ガラス板１４を通して原稿面を照射するＬＥＤ
１８、第２の反射面１６から光が入射される光電変換素
子を備えた光電変換素子基板１９が収納されている。２
０は第１の反射面１５の後部に設けられた凹部で、原稿
面を照射するＬＥＤ１８の発光面はこの凹部２０に配置
されている。
を参照しながら説明する。図１および図２において、１
３は画像読取装置の本体ハウジングで、読取ガラス板１
４、この読取ガラス板１４の下方に配置された第１の反
射面１５、この第１の反射面５に対向して配置された第
２の反射面１６、これら第１の反射面１５と第２の反射
面１６の間に配置され読取ガラス板１４上の原稿搬送面
に対し光軸が平行に配置されたロッドレンズアレイ１
７、読取ガラス板１４を通して原稿面を照射するＬＥＤ
１８、第２の反射面１６から光が入射される光電変換素
子を備えた光電変換素子基板１９が収納されている。２
０は第１の反射面１５の後部に設けられた凹部で、原稿
面を照射するＬＥＤ１８の発光面はこの凹部２０に配置
されている。
【００１０】図３において、１１は本体ハウジング１３
の読取ガラス板１４上を搬送される原稿、１２は原稿１
１を読取ライン上で圧接・搬送させるプラテンローラ
で、読取ライン上を搬送される原稿１１の画像は読取ガ
ラス板１４上で第１の反射面１５の後面よりＬＥＤ１８
により照射される。 次に本実施例の画像読取装置の動
作を説明する。装置使用者によりセットされた原稿１１
はプラテンローラ１２によって読取ライン上で圧接・搬
送される。読取ライン上を搬送される原稿１１上の画像
は読取ガラス板１４上で第１の反射面１５の後部に設け
られた凹部２０に配置されたＬＥＤ１８により照射さ
れ、第１の反射面１５、ロッドレンズアレイ１７、第２
の反射面１６の光路を通して光電変換素子基板１９に等
倍正立像として結像され、画像読取が行なわれる。この
ときＬＥＤ１８は第１の反射面１５の後面より照射する
ので、光電変換素子基板１９に直接入射してくることは
なく、したがって、光を遮光部材などによりカットする
必要がなく、また第１の反射面１５とロッドレンズアレ
イ１７との間に原稿照射のための隙間もあける必要もな
く、装置を小型化させることができる。
の読取ガラス板１４上を搬送される原稿、１２は原稿１
１を読取ライン上で圧接・搬送させるプラテンローラ
で、読取ライン上を搬送される原稿１１の画像は読取ガ
ラス板１４上で第１の反射面１５の後面よりＬＥＤ１８
により照射される。 次に本実施例の画像読取装置の動
作を説明する。装置使用者によりセットされた原稿１１
はプラテンローラ１２によって読取ライン上で圧接・搬
送される。読取ライン上を搬送される原稿１１上の画像
は読取ガラス板１４上で第１の反射面１５の後部に設け
られた凹部２０に配置されたＬＥＤ１８により照射さ
れ、第１の反射面１５、ロッドレンズアレイ１７、第２
の反射面１６の光路を通して光電変換素子基板１９に等
倍正立像として結像され、画像読取が行なわれる。この
ときＬＥＤ１８は第１の反射面１５の後面より照射する
ので、光電変換素子基板１９に直接入射してくることは
なく、したがって、光を遮光部材などによりカットする
必要がなく、また第１の反射面１５とロッドレンズアレ
イ１７との間に原稿照射のための隙間もあける必要もな
く、装置を小型化させることができる。
【００１１】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。図４において、２１は読取ガラス板、２２は第１の
反射面、２３は第２の反射面、２４はロッドレンズアレ
イで、図３のものと同じである。２５はフレキシブル基
板であり、このフレキシブル基板２５の上に光電変換素
子２６とＬＥＤ２７がマウントされており、このＬＥＤ
２７が第１の反射面２２の後面から読取ガラス板２１上
の原稿２８を照射できるように、ＬＥＤ２７が配置され
た部分でフレキシブル基板２５は第１の反射面２２の後
部に折曲されている。このように同一のフレキシブル基
板２５上にマウントされた光電変換素子２６およびＬＥ
Ｄ２７を用いて第１の反射面２２の後面よりＬＥＤ２７
を原稿面へ照射させるように構成したので、図３と同様
に前述した問題点を克服できる。
る。図４において、２１は読取ガラス板、２２は第１の
反射面、２３は第２の反射面、２４はロッドレンズアレ
イで、図３のものと同じである。２５はフレキシブル基
板であり、このフレキシブル基板２５の上に光電変換素
子２６とＬＥＤ２７がマウントされており、このＬＥＤ
２７が第１の反射面２２の後面から読取ガラス板２１上
の原稿２８を照射できるように、ＬＥＤ２７が配置され
た部分でフレキシブル基板２５は第１の反射面２２の後
部に折曲されている。このように同一のフレキシブル基
板２５上にマウントされた光電変換素子２６およびＬＥ
Ｄ２７を用いて第１の反射面２２の後面よりＬＥＤ２７
を原稿面へ照射させるように構成したので、図３と同様
に前述した問題点を克服できる。
【００１２】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、読取透明
板と、前記読取透明板を通して原稿面を照射する光源
と、前記光源の原稿面からの反射光を反射する第１の反
射面と、前記第１の反射面からの反射光を入射するロッ
ドレンズアレイと、前記ロッドレンズアレイの出射側に
配置した第２の反射面と、前記第２の反射面からの光が
入射される光電変換素子とを備えた画像読取装置であっ
て、前記光源と前記光電変換素子とを同一フレキシブル
基板上に形成し、前記光源の発光面が前記第１の反射面
の後部に配置されるように前記フレキシブル基板を前記
光源と前記光電変換素子との間で折曲したことにより、
光源の発熱による光電変換素子基板への悪影響（暗出力
の増加）を極力低減でき、また光源から直接光電変換素
子基板に入る光漏れによる画質の劣化を防止させること
ができ、かつ従来のような遮光部材を設ける必要や第１
の反射面とロッドレンズアレイとの間に原稿照射のため
の隙間を設ける必要もなく、装置を小型化させることが
できる。
板と、前記読取透明板を通して原稿面を照射する光源
と、前記光源の原稿面からの反射光を反射する第１の反
射面と、前記第１の反射面からの反射光を入射するロッ
ドレンズアレイと、前記ロッドレンズアレイの出射側に
配置した第２の反射面と、前記第２の反射面からの光が
入射される光電変換素子とを備えた画像読取装置であっ
て、前記光源と前記光電変換素子とを同一フレキシブル
基板上に形成し、前記光源の発光面が前記第１の反射面
の後部に配置されるように前記フレキシブル基板を前記
光源と前記光電変換素子との間で折曲したことにより、
光源の発熱による光電変換素子基板への悪影響（暗出力
の増加）を極力低減でき、また光源から直接光電変換素
子基板に入る光漏れによる画質の劣化を防止させること
ができ、かつ従来のような遮光部材を設ける必要や第１
の反射面とロッドレンズアレイとの間に原稿照射のため
の隙間を設ける必要もなく、装置を小型化させることが
できる。
【図１】本発明の一実施例の画像読取装置の構成を示す
断面図
断面図
【図２】同画像読取装置の一部を切欠いた斜視図
【図３】同画像読取装置の使用状態を示す断面図
【図４】本発明の他の画像読取装置の使用状態を示す断
面図
面図
【図５】従来の画像読取装置の構成を示す断面図
１１ 原稿 １２ プラテンローラ １３ 本体ハウジング １４ 読取ガラス板 １５ 第１の反射面 １６ 第２の反射面 １７ ロッドレンズアレイ １８ ＬＥＤ １９ 光電変換素子基板 ２０ 凹部 ２１ 読取ガラス板 ２２ 第１の反射面 ２３ 第２の反射面 ２４ ロッドレンズアレイ ２５ フレキシブル基板 ２６ 光電変換素子 ２７ ＬＥＤ ２８ 原稿
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04N 1/028
Claims (1)
- 【請求項１】 読取透明板と、前記読取透明板を通して
原稿面を照射する光源と、前記光源の原稿面からの反射
光を反射する第１の反射面と、前記第１の反射面からの
反射光を入射するロッドレンズアレイと、前記ロッドレ
ンズアレイの出射側に配置した第２の反射面と、前記第
２の反射面からの光が入射される光電変換素子とを備え
た画像読取装置であって、前記光源と前記光電変換素子
とを同一フレキシブル基板上に形成し、前記光源の発光
面が前記第１の反射面の後部に配置されるように前記フ
レキシブル基板を前記光源と前記光電変換素子との間で
折曲したことを特徴とする画像読取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4243877A JP3068715B2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4243877A JP3068715B2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 画像読取装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0698085A JPH0698085A (ja) | 1994-04-08 |
| JP3068715B2 true JP3068715B2 (ja) | 2000-07-24 |
Family
ID=17110316
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4243877A Expired - Fee Related JP3068715B2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3068715B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4003893B2 (ja) * | 1996-12-27 | 2007-11-07 | ローム株式会社 | 画像読み取り装置 |
-
1992
- 1992-09-14 JP JP4243877A patent/JP3068715B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0698085A (ja) | 1994-04-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |