JP3068510U - 音を鳴らす履物 - Google Patents
音を鳴らす履物Info
- Publication number
- JP3068510U JP3068510U JP1999008154U JP815499U JP3068510U JP 3068510 U JP3068510 U JP 3068510U JP 1999008154 U JP1999008154 U JP 1999008154U JP 815499 U JP815499 U JP 815499U JP 3068510 U JP3068510 U JP 3068510U
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- JP
- Japan
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- cavity
- bottom material
- air
- hole
- sound
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- Expired - Lifetime
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 足に履いて足でで押すことにより音を鳴らす
ことの出来、音階の7音別の1音、半音の1音を鳴らす
ことの出来る楽器、和音を構成する複数の音を出すこと
のでいる履物を提供する。 【解決手段】 弾性の本底2と上底3とで底材とし、底
材に空洞を設け、空洞と底材の外周壁との間に貫通孔を
設け、その貫通孔に笛8を嵌挿固定する。笛8は底材を
踏むことにより空洞が圧迫されて空洞内の空気が笛8を
通り底材の外方へ出るか、またはその押圧が解除され
て、外方から空洞へ空気が流入するときにリードが震動
して音階の1音または半音が鳴るものとする。底材には
笛8を1個か、同音の笛8を複数個取り付ける。音の異
なる複数の笛8を取り付けて和音が鳴るようにしてもよ
い。少なくとも7音の履物で1組としてメロデイを奏で
るようにするのが好ましい。
ことの出来、音階の7音別の1音、半音の1音を鳴らす
ことの出来る楽器、和音を構成する複数の音を出すこと
のでいる履物を提供する。 【解決手段】 弾性の本底2と上底3とで底材とし、底
材に空洞を設け、空洞と底材の外周壁との間に貫通孔を
設け、その貫通孔に笛8を嵌挿固定する。笛8は底材を
踏むことにより空洞が圧迫されて空洞内の空気が笛8を
通り底材の外方へ出るか、またはその押圧が解除され
て、外方から空洞へ空気が流入するときにリードが震動
して音階の1音または半音が鳴るものとする。底材には
笛8を1個か、同音の笛8を複数個取り付ける。音の異
なる複数の笛8を取り付けて和音が鳴るようにしてもよ
い。少なくとも7音の履物で1組としてメロデイを奏で
るようにするのが好ましい。
Description
【0001】
この考案は、西洋音楽の基本音階の7音、半音のそれぞれの音の1音または和 音を奏鳴させることのできる履物に関するものである。
【0002】
従来から幼児用サンダルで、歩くとキュッキュッと鳴るものがある。
【0003】
このサンダルは、体重がかかると空洞が押され、中の空気が外部へ出る時にプ ラスチックの片が震動して音を出すのであるが、西洋音楽の音階を構成する音で はなく、また和音でもなく、雑音であり、これらのサンダルを複数組み合わせて もメロディーを奏でることは出来ない。
【0004】 この考案は、音階を構成する1音、半音または和音の一種類の音を鳴らすこと の出来る履物およびそれらのグループでメロディをそ奏鳴するとのできる一組の 前記履物を提供することを目的とする。
【0005】
弾性の底材に空洞を設け、該空洞と前記底材の外周側壁との間に貫通孔を設け 、該貫通孔に、前記底材を押して前記空洞内の空気を外方へ通過させるか、また は、前記底材の押圧後にその押圧を解除することにより空気を外方から空洞内へ 通過させることにより、リードが振動し音階を構成する1音または半音の1音を 鳴らすことのできる筒状の笛を1個嵌挿固定してなる音の鳴る履物を構成する。
【0006】 前記筒状の笛の同音のものを2個嵌挿固定するのが好ましい。
【0007】 前記筒状の笛を1個を嵌挿固定すると共に、貫通孔を設けてもよい。
【0008】 前記筒状の笛で、和音を構成する複数個の笛を嵌挿固定してもよい。
【0009】 前記筒状の笛を1個嵌挿固定してなる履物で、少なくとも音階を構成する7音 のものを1組とする。
【0010】 前記筒状の笛を1個挿通固定してなる履物で、少なくとも7音のものと、半音 の1音のものおよび/または和音を構成する音の異なる複数の笛を挿通固定して なる1種または複数種の履物とで1組の音の鳴る履物を構成する。
【0011】
この考案の実施の形態を図面により説明する。 図1に示すものはサンダル1(片方)であり、図2に示すものはその断面図で ある。
【0012】 サンダル1は、イーヴイエー(EVA)やゴム等の弾性のある材料で、本底2 の上に上底3が接着され、ベルト4が取り付けられている。
【0013】 本底2には、凹部5を設け、本底2の上に上底3を重ねて凹部5を覆い、接合 固着する。これにより、凹部が空洞となる。
【0014】 更に本底2において、凹部5の周壁と、本底2の外周壁に開口する貫通孔6を 設け、貫通孔6に一般に調子笛と言われているところの、空気の通過により震動 するリード7を有する筒状の笛8を嵌挿し固定する。 図において、笛8を本底2の外周先端部に設けているが、後端部または側部に 設けてもよい。
【0015】 笛8の嵌挿方向は、本底2と上底3よりなる底材が押され空洞が押圧されて空 洞内の空気が笛8を通って底材の外方へ出ると音が鳴る方向か、または、その反 対に空洞の押圧後その押圧が解除されて空気が底材の外方より笛8を通って空洞 内へ流入する際に鳴る方向のいずれかの方向とする。
【0016】 笛8は、西洋音楽の音階の7音の1音や数種の半音の1音を奏でるようリード 7を調整する。 そして各音別のサンダル1を作る。
【0017】 各サンダル1に笛1個でもよいが、サンダル1を強く踏みつけると空洞内の空 気が強く笛8内を通って押し出されるので音が鳴らなかったり、正しい音階の音 が出ないおそれがあるので、本底2に貫通孔6を2個設け、それぞれに同音の笛 8を挿入し固定するのが好ましい。
【0018】 笛8を2個設けた場合には、サンダル1を強く踏みつけても、空洞内の空気が 分かれて2つの笛8を通って出るので、正しい音が鳴る。 また、空洞内の空気が押し出された後に、空気が空洞内に流入して空洞が元に 戻り、再び押されて笛8を鳴らせる状態になるが、1個の笛8の場合には、その 空気の流入速度、従って空洞の復元が遅く、速いテンポで連続して音を鳴らすこ とが出来ない。 しかし、笛8を2個取付けた場合には、空気は2個の笛8を通って流入するの で空洞の復元速度が速く、速いテンポで連続して音を鳴らすことが出来る。
【0019】 サンダル1に2個の貫通孔6を設け、上記のように2個の笛8を取り付けない で、一方の貫通孔6に1個の笛8を取り付け、他方の貫通孔6には笛8を取り付 けないでそのままにしたサンダル1aを構成してもよい。 この場合、笛8を取り付けない方の貫通孔6の径は、笛8を取付けた方の貫通 孔6の径と同じでなくてもよく、大きくてもよいが、やや径が小さい方が好まし い。
【0020】 上記のサンダル1においては、同音の笛8を1または2個取り付けたが、和音 を構成するように、音の異なる複数個の笛を取り付けてもよい。
【0021】 サンダル1において、どの音が鳴るものであるかを識別できるように、サンダ ル1の見やすい箇所に「ド」「レ」「ミ」等の文字を表示するか、サンダル1の 全体または一部の色を各音毎に異なったものにするか、上記の文字と色とを併用 して区別してもよい。
【0022】 このサンダル1を使用する場合には、1音をたのしんでもよいが、少なくとも 音階を構成する7音のサンダル1を1組とするか、またはそれらに半音の数種の サンダルおよび/または複数種の和音のサンダル1を加えて一組とし、そのサン ダル数の数の幼児または児童等が履き、立ったまま、或いは椅子に座った状態で 、サンダル1を踏みつけて音を出しメロディーを奏でる。
【0023】 上記の実施の形態はサンダルで説明したが、他の形態の靴等履物で実施するこ とが出来る。
【0024】
この考案に係る履物は、音階の1音または一種の和音を正しく鳴らすことが出 来るので、グループでメロディーを奏でる事が出来る。 また、笛のリードを震動させて音を鳴らすための空洞内の空気の復元速度が速 いので、テンポを速く音を鳴らすことが出来る。
【図1】サンダルの斜視図である。
【図2】サンダルの断面図である。
【図3】他の考案の実施の形態のサンダルの斜視図であ
る。
る。
1、1a サンダル 2 本底 3 上底 4 ベルト 5 凹部 6 貫通孔 7 リード 8 笛
Claims (6)
- 【請求項1】 弾性の底材に空洞を設け、該空洞と前記
底材の外周壁との間に貫通孔を設け、該貫通孔に、前記
底材を押して前記空洞内の空気を外方へ通過させるか、
または、前記底材の押圧後にその押圧を解除することに
より空気を外方から空洞内へ通過させることにより、リ
ードが振動し1音を鳴らすことのできる筒状の笛を、1
個嵌挿固定してなる履物。 - 【請求項2】 弾性の底材に空洞を設け、該空洞と前記
底材の外周壁との間に貫通孔を設け、該貫通孔に、前記
底材を押して前記空洞内の空気を通過させるか、また
は、前記底材の押圧後にその押圧を解除することにより
空気を外方から空洞内へ通過させることにより、リード
が振動し1音を鳴らすことのできる筒状の笛の同音のも
のを2個嵌挿固定してなる履物。 - 【請求項3】 弾性の底材に空洞を設け、該空洞と前記
底材の外周壁との間に貫通孔を設け、該貫通孔に、前記
底材を押して前記空洞内の空気を通過させるか、また
は、前記底材の押圧後にその押圧を解除することにより
空気を外方から空洞内へ通過させることにより、リード
が振動し1音を鳴らすことのできる筒状の笛を1個を嵌
挿固定すると共に、貫通孔を設けてなる履物。 - 【請求項4】 弾性の底材に空洞を設け、該空洞と前記
底材の外周壁との間に貫通孔を設け、該貫通孔に、前記
底材を押して前記空洞内の空気を通過させる、または、
前記底材の押圧後にその押圧を解除することにより空気
を外方から空洞内へ通過させることにより、リードが振
動し音階の1音を鳴らすことのできる筒状の笛で、和音
を構成する複数個の笛を嵌挿固定してなる履物。 - 【請求項5】 弾性の底材に空洞を設け、該空洞と前記
底材の外周壁との間に貫通孔を設け、該貫通孔に、前記
底材を押して前記空洞内の空気を通過させるか、また
は、前記底材の押圧後にその押圧を解除することにより
空気を外方から空洞内へ通過させることにより、リード
が振動し1音を鳴らすことのできる筒状の笛を1個嵌挿
固定してなる履物で、少なくとも音階を構成する7音の
ものを1組とする履物。 - 【請求項6】 弾性の底材に空洞を設け、該空洞と前記
底材の外周壁との間に、前記底材を押して前記空洞内の
空気を通過させるか、または、前記底材の押圧後にその
押圧を解除することにより空気を外方から空洞内へ通過
させることにより、リードが振動し1音を鳴らすことの
できる筒状の笛を1個挿通固定してなる履物で、少なく
とも7音のものと、半音の1音のもの1種または複数種
および/または和音を構成する音の異なる複数の笛を嵌
挿固定してなる履物を1種または複数種で1組とする履
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999008154U JP3068510U (ja) | 1999-10-26 | 1999-10-26 | 音を鳴らす履物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999008154U JP3068510U (ja) | 1999-10-26 | 1999-10-26 | 音を鳴らす履物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3068510U true JP3068510U (ja) | 2000-05-12 |
Family
ID=43202002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999008154U Expired - Lifetime JP3068510U (ja) | 1999-10-26 | 1999-10-26 | 音を鳴らす履物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3068510U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7479740B1 (ja) | 2023-11-13 | 2024-05-09 | 株式会社 一歩 | 和音発生方法並びにそれに用いる単音発生具及び和音発生具 |
-
1999
- 1999-10-26 JP JP1999008154U patent/JP3068510U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7479740B1 (ja) | 2023-11-13 | 2024-05-09 | 株式会社 一歩 | 和音発生方法並びにそれに用いる単音発生具及び和音発生具 |
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