JP3068412U - カ―ペット等のペットの毛等の掃除用具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】ジュータンやカーペット等に絡みついたペット
等の毛等を簡単に効率よく取りさることを目的とした掃
除用具とする。 【構成】把手部を含む本体部とこの本体部に取りつけら
れる底部とを具備しており底部はプラスチック等の合成
樹脂、又は天然ゴムを発泡させることにより生じた無数
の気泡を有し、かつ適当な弾性を持つ材料から成りたっ
ている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案はカーペット等に絡みついたペットの毛等を簡単に効率よく取り去る 掃除用具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

カーペット等に絡みついたペットの毛等は電気掃除機などではなかなか取れに くく又粘着テープタイプのものでは表面がすぐにペットの毛等やホコリなどで粘 着しなくなるという欠点があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

この考案は上述したカーペット等に絡みついたペットの毛等を簡単に効率よく 取り除く掃除用具を提供することを目的としている。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

この考案に係わる、カーペット等に絡みついたペットの毛等の掃除用具は把手 部を含む本体部とこの本体部に取り付けられる底部とを具備しており、前記底部 はプラスチック等の合成樹脂、又は天然ゴムを発泡させることにより生じた無数 の気泡を有し、かつ適当な弾性を持つ材料から成り立っている。

【０００５】

【考案の実施の形態】

図１は本考案の実施の形態に係るカーペット等の掃除用具の概略的斜視的図、 図２、図３は本考案の実施の形態に係るカーペット等の掃除用具の原理を示す概 略的説明図である。

【０００６】 本考案は把手部を含む本体１とそれに取り付けられる底部２とを具備しており 、前記底部は発泡させることによって生じた無数の気泡３を有し、適当な弾性を 持つ材料から成っている。図２

【０００７】 このように底部が無数の気泡を有し適当な弾性を持つ材料で成り立っているこ とにより、この底部がカーペット４に押しつけられると無数の気泡３が圧縮され 、それに対して元の状態に戻ろうとする弾性が働いた時、一種の真空状態となり 、底部とカーペット等の間に圧力差が生じ底部に吸引力が発生する。

【０００８】 押しつけられた底部を前後左右に動かすことにより、真空作用が連続しておこ り、より強い吸引力が発生しカーペット等に絡みついたペットの毛５が、自然に カーペット等の表面に浮かび上がってくる。図３

【０００９】 又浮かび上がったペットの毛等を一定の場所に集めやすくするため底部のカー ペット等に接触する面に多少の突状を与えると、より便利である。図４

【００１０】 さらに現在、一般に市販されている電気掃除機等の吸引部の底面部に具備され ているブラシ状の掃除部等は、簡単に取り外しが可能な為、それに代わって発泡 させることにより、無数の気泡を有する底部を取り付ければ、カーペット等に絡 みついたペットの毛等を表面に浮かび上がらせ、同時に除去するので便利である 。上記電気掃除機等の吸引部の底面部に具備されているブラシにこだわらず、適 当な場所に接着剤等で無数の気泡を有する底部を取り付けてもよい。図５

【００１１】

【考案の効果】

この考案は底部に発泡させることによって生じた無数の気泡と、適当な弾性を 持つ材料から成り立っている為、カーペット等に押しつけられ、前後左右に動か されることにより連続して真空作用がおこりより強い吸引力が発生しカーペット 等に絡みついたペットの毛等が簡単にしかも効率よく浮かび上がってくる。

【００１２】 底部をカーペット等の表面から離せば圧力の差がなくなり吸引力も消えペット 等の毛等は底面部にはつかず、カーペット等の表面に残る。これらは電気掃除機 等で除去する。以上のような効果がある。

【００１３】 尚本体部と底部とを接続させる方法はいかようであってもよい。又本体の把手 部もいかなる形状でもよい。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の掃除用具の概略的斜視図である。

【図２】

【図３】本考案の掃除用具の原理を示す概略的説明図で
ある。

【符号の説明】

１．本体部 ２．底部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 把手部を含む本体部とこの本体部に取り
   付けられる底部とを具備しており、前記底部は、プラス
   チック等の合成樹脂又は天然ゴムを発泡させることによ
   り生じた無数の気泡を有しかつ適当な弾性を持つ材料か
   らなることを特徴とするカーペット等の掃除用具。