JP3068079U - 腰掛け構造物におけるサイド部材の脱着機構 - Google Patents

腰掛け構造物におけるサイド部材の脱着機構

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JP3068079U
JP3068079U JP1999007681U JP768199U JP3068079U JP 3068079 U JP3068079 U JP 3068079U JP 1999007681 U JP1999007681 U JP 1999007681U JP 768199 U JP768199 U JP 768199U JP 3068079 U JP3068079 U JP 3068079U
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JP
Japan
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stool
rail
fastening hole
hanging rail
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Application number
JP1999007681U
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Inventor
幸一 小林
Original Assignee
マルイチセーリング株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイド部材の脱着が容易に行えて、要に応じ
て機能や形態を変更することができる腰掛け構造物を提
供すること。 【解決手段】 腰掛け可能な座台1の側部近傍にサイド
部材2が連結された腰掛け構造物であって、前記座台1
の側方近傍には落掛けレール3が装着され、かつ、この
落掛けレール3には止着孔31が開設されている一方、サ
イド部材2には引掛ピース4が装着されており、このサ
イド部材2の引掛ピース4を、前記座台1の落掛けレー
ル3に掛合して止着孔31において固定具5によって止着
するという技術的手段を採用した。 【効果】 用途や雰囲気に応じて、好みの色や形状のサ
イド部材を座台の側方近傍に容易に脱着することができ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、腰掛け構造物の改良、更に詳しくは、サイド部材の脱着が容易な腰 掛け構造物におけるサイド部材の脱着機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
椅子は我々の生活の中において欠かせない道具の一つであるが、とりわけソフ ァは、柔軟で座り心地が良く、休息用として広く用いられており、座ったり、寝 転んだりできて我々をリラックスさせてくれる。また、装飾家具として、応接用 やインテリアの一部としても重用されていることから、ソファの形状や色、素材 等も多種多様であり、座り心地は勿論のこと、背もたれ、肘掛け、クッション、 脚等の各部材一つ一つに至るまで機能およびデザインが要求されるようになって きている。
【0003】 最近では、各部材のデザインを自分の好みで選べるオーダーメイドの家具が人 気があるが、従来のソファは、製造段階において各部材が一体に構成されている ため、接合部分は表面に出ないように成形されていたり、取り外しにくい強固な 接合部材で取り付けられていたりしたので、部材の脱着および交換は大変な手間 がかかり困難であった。
【0004】 特にソファの両端をなす肘掛け部材に関しては、座った時に肘を掛けるのは勿 論のこと、一方の肘掛けを枕にするように頭にあてがってソファの上に寝転がっ たりもするが、その際の姿勢に応じて、それぞれに適する高さや形状、柔らかさ があり、従来の用法は単なる流用の域を出ず、快適な使用感は得られなかった。
【0005】 また、寝転んで最も心地の良い姿勢をとろうとして、一方の肘掛け部を枕にす るように頭にあてがい、その時の気分によっては、肘掛け部に足を載せたい時も あれば、その逆に身体を伸ばしたい時もあるが、肘掛けの脱着が困難な故に、そ の要望に応えられなかった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記の欠点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、 サイド部材の脱着が容易に行えて、要に応じて機能や形態を変更することができ る腰掛け構造物を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案者が上記課題を解決するために採用した手段を添付図面を参照して説明 すれば次のとおりである。
【0008】 即ち、本考案は、腰掛け可能な座台1の側部近傍にサイド部材2が連結された 腰掛け構造物であって、 前記座台1の側方近傍には落掛けレール3が装着され、かつ、この落掛けレール 3には止着孔31が開設されている一方、サイド部材2には引掛ピース4が装着さ れており、 このサイド部材2の引掛ピース4を、前記座台1の落掛けレール3に掛合して止 着孔31において固定具5によって止着するという技術的手段を採用した。
【0009】 更に本考案では、座台1よりも若干高い低目のサイド部材2に枕や足置きとし ての機能を付与し、また、サイドテーブル形態に作製するという技術的手段を採 用した。
【0010】 本考案は、固定具5の作業だけで座台1に対するサイド部材2の脱着が容易に 行える点に要諦があり、このことによって、部屋の雰囲気によってソファの肘の 色や形状を選んだり、また、一方のサイド部材2を外してスツールを並設して十 分に伸身して寝転がったりすることや、サイドテーブルを取り付けたりすること が容易にできるようになる。
【0011】
【考案の実施の形態】
本考案の実施形態を具体的に図示した図面に基いて更に詳細に説明すると次の ごとくである。
【0012】 図1において、符号1で指示するものは座台であり、この座台1は、腰掛けが 可能で背もたれを有する。符号2で指示するものはサイド部材であり、このサイ ド部材2は、肘掛けや枕、足置き、サイドテーブル形態のもの等を採用できる。 符号3で指示するものは落掛けレールであり、この落掛けレール3は、長板状で 止着孔31が開設されており、サイド部材2が連結できるように、前記座台1の側 方近傍に添設されている。符号4で指示するものは引掛ピースであり、この引掛 ピース4は、前記落掛けレール3に脱着自在に掛合されるように鉤状に成形され ている。また、符号5で指示するものは固定具であり、この固定具5としては、 ビスが採択されている。
【0013】 即ち、座台1の側部近傍に止着孔31が開設された落掛けレール3を装着し、サ イド部材2には引掛ピース4を固定する。落掛レール3に引掛ピース4の鉤状部 分を掛合して、落掛レール3の止着孔31に固定具5を挿して落掛けレール3と引 掛ピース4とを止着することによって、座台1とサイド部材2とを連結すること ができる。
【0014】 また、図3に示すものはサイド部材2の変形例であり、(a)に示すようなサ イドテーブル部材2′を連結したり、(b)に示すような厚みのある枕タイプの サイド部材2″を連結することもできる。さらに、図4に示すものは、一方のサ イド部に前記の枕タイプのサイド部材2″を連結し、他方のサイド部材は取り付 けずにスツールを並置して、寝転んだ際に背伸びもできるように組み合わせたも のである。
【0015】 本考案は概ね上記のように構成されるが、本考案は図示の実施例に限定される ものでは決してなく、「実用新案登録請求の範囲」の記載内において種々の変更 が可能であって、例えば、座台1は、背もたれを折畳んで小さくまとめられるも のでも良いし、落掛けレール3は、長板状に一体に形成されるだけでなく、引掛 ピース4が掛合する位置に合わせそれぞれ装着されていても良いし、また、固定 具5は、ボルトとナットの対になっていても、止着孔31に雌螺子が切られて螺合 するものでも良く、何れのものも本考案の技術的範囲に属する。
【0016】
【考案の効果】
以上実施形態を挙げて説明したとおり、本考案にあっては、使用者が、用途や 雰囲気に応じて、好みの色や形状のサイド部材が容易に脱着できることで、部屋 のインテリアとして重用されているソファの模様替え等の装飾面およびサイド部 材の持つ機能面の両方における要望に応えることが、特別な技巧を必要とせずに 気軽に容易に行える。また、サイド部材2を取り外せば、運搬の際にも嵩張らな いことから、実用的価値は非常に高いものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案腰掛け構造物の実施形態における装着前
の斜視図である。
【図2】本考案腰掛け構造物の実施形態における装着後
の斜視図である。
【図3】本考案腰掛け構造物の実施形態におけるサイド
部材2の変形例を表わす斜視図である。
【図4】本考案腰掛け構造物の実施形態における組み合
わせ例を表わす斜視図である。
【符号の説明】
1 座台 2 サイド部材 2′サイドテーブル部材 2″枕タイプのサイド部材 3 落掛けレール 31 止着孔 4 引掛ピース 5 固定具

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 腰掛け可能な座台1の側部近傍にサイド
    部材2が連結された腰掛け構造物であって、前記座台1
    の側方近傍には落掛けレール3が装着され、かつ、この
    落掛けレール3には止着孔31が開設されている一方、サ
    イド部材2には引掛ピース4が装着されており、このサ
    イド部材2の引掛ピース4が、前記座台1の落掛けレー
    ル3に掛合されて止着孔31において固定具5によって止
    着されていることを特徴とする腰掛け構造物におけるサ
    イド部材の脱着機構。
  2. 【請求項2】 腰掛け可能な座台1の側部近傍に前記座
    台1よりも若干高い低目のサイド部材2が連結された腰
    掛け構造物であって、前記座台1の側方近傍には落掛け
    レール3が装着され、かつ、この落掛けレール3には止
    着孔31が開設されている一方、前記低サイド部材2には
    引掛ピース4が装着されており、この低サイド部材2の
    引掛ピース4が、前記座台1の落掛けレール3に掛合さ
    れて止着孔31において固定具5によって止着されてお
    り、伏臥時に当該低サイド部材2が枕又は足置きとして
    利用できることを特徴とする腰掛け構造物。
  3. 【請求項3】 前記サイド部材2がサイドテーブル形態
    に作製されている請求項1記載の腰掛け構造物。
JP1999007681U 1999-10-08 1999-10-08 腰掛け構造物におけるサイド部材の脱着機構 Expired - Lifetime JP3068079U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010233943A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 C-Square Co Ltd ソファー

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