JP3067737U - トラック荷台のカバ―装置 - Google Patents

トラック荷台のカバ―装置

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JP3067737U
JP3067737U JP1999007394U JP739499U JP3067737U JP 3067737 U JP3067737 U JP 3067737U JP 1999007394 U JP1999007394 U JP 1999007394U JP 739499 U JP739499 U JP 739499U JP 3067737 U JP3067737 U JP 3067737U
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JP
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sheet
shaft
cover device
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cover
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JP1999007394U
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Inventor
恒吉 下島
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恒吉 下島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽トラック等の荷台を被覆する為のカバー装
置であって、必要な場合に引き出してカバーすることが
出来、不要な時には軸に巻き取って収納することが出来
るカバー装置の提供。 【解決手段】 荷台1をカバーするシートは長方形の本
体シート5とその側部に側部シート6,6を有す形状と
し、側部シート6,6は折畳んで本体シート5に重ねら
れ、そしてバネ力が付勢されている軸12に巻き取られ
ている。従って必要に応じてシートを引っ張って荷台1
をカバーすることが出来る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はトラック(軽トラを含む)の荷台に積まれた荷物が雨で濡れないように するカバー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
トラックはその荷台に荷物を積んで運ぶ為のものであり、雨が降っても積載し た荷物が濡れないように荷台にはカバーを装着している場合がある。勿論、積載 する荷物が雨に濡れても何ら問題ないものであれば、カバーは不用であるが、多 くのトラックの荷台にはこのカバーを装着している。
【0003】 ところで、従来の荷台カバー装置は箱型をなした固定式であり、金属製の箱型 カバーが荷台上に装着され、後方には荷物を出し入れする為のドアが取付けられ ている。勿論、金属製の箱型カバーでなく、幌を用いる場合もあり、荷台上に取 付けた門型フレームに該幌を掛けることでカバー装置を構成することが出来る。 しかし、何れにしても固定式であり、簡単に取り外し出来る構造とは成っていな い。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このように、トラック荷台に装着される従来のカバー装置には上記のごとき問 題がある。本考案が解決しようとする課題はこれら問題点であり、簡単に取り外 しすることが出来る簡易型カバー装置を提供する。
【0005】
【課題を解決する為の手段】
本考案のカバー装置はトラックの荷台前方に取り付けられ、このカバー装置か らシートを引き出して荷台を被覆することが出来る。シートはカバー装置の軸に 巻き取られ、シートの先端を後方に引くことで巻き戻しされて荷台全体を覆うこ とが出来る。引き出されたシートは荷台後方端に係止され、逆に係止が解かれる ならば軸に取付けているコイルバネにより該軸が回転し、シートは軸に巻き取ら れる。
【0006】 シートが巻き付く軸にはコイルバネが内蔵されていて、該バネ力にて軸が回転 してシートは独りでに巻き取られる。そして取付けフレームの両サイドには軸受 けが取着され、この軸受けの穴には軸の中心軸に位置する軸心が嵌り、軸心とパ イプ状の軸間には筒が嵌っている。軸は筒を介して軸心に同軸をなして取り付け られているが、筒と軸は止着されて同時に回転することが出来る。
【0007】 そこで、軸心に巻き付いているコイルバネの一端は軸心に固定され、他端は筒 に固定されている。そこで、軸心の先端を軸受けに固定して回転を阻止するなら ば、軸を回転することでコイルバネは捩られてバネ力が付勢され、手を放すこと で元の状態に逆転することが出来る。シートの縁は軸に止着され、該シートは軸 に巻き付き、シート先端を引くならば巻き戻しされる。巻き戻しされる際にはコ イルバネは捩られてバネ力が付勢され、その結果、荷台に被覆したシートが大き く弛むことは無く、又手を放すならばシートは軸に巻き付く。
【0008】 シートの形状は長方形の本体シートと該本体シートの側方に形成される側部シ ートからなり、側部シートは折畳まれて本体シートに重なり合う。したがって側 部シートは本体シートと共に重なり合って軸に巻き付く。以下、本考案に係る実 施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0009】
【実施例】
図1は軽トラックの荷台1の前方にカバー装置2を取付けた場合を示している 。勿論、本考案のカバー装置が装着されるトラックは軽トラックに限定するもの ではない。このカバー装置2はシートを軸に巻き付けている場合であり、その為 に荷台1は開放され、カバー装置2が無い荷台と同じであって、荷物の積み下ろ しには何ら支障ない。そしてシート3をカバー装置2から引き出して荷台1を被 覆している場合を図2に示している。カバー装置は荷台から上方に装着されてい る為に、シート3は後方が低くなって傾斜している。
【0010】 シート3はカバー装置2の軸に巻かれていて、先端を引くことで軸から巻き戻 しされて伸び、荷台1を覆うことが出来る。シート先端を手放すならば、軸に内 蔵しているコイルバネによって再び巻き取られるために、シート先端に取付けて いるゴムリング4を車体に係止している。同じくシート側部にもゴムリング4, 4が取付けられて、車体に引っ掛けている。
【0011】 図3は上記シート3を単独で表わしている場合である。同図に示しているよう に、シート3は長方形の本体シート5と該本体シート5の側部に縫い付けられて いる側部シート6,6から成っている。側部シート6,6の先端側は僅かに細く なっているが、本体シート5に重ね合わされて折畳むことが出来、この際に側部 シート6に設けている粘着テープ(マジックテープ)7aが本体シート5に設けて いる粘着テープ7bに粘着することが出来る。この側部シート6の幅は限定せず 、カバー装置を荷台より高くするに従って、側部シート6の幅は大きくなる。
【0012】 カバー装置2は前記図2に示しているように荷台1より多少高い位置に取り付 けられ、このカバー装置2の軸から引き出されるシート3の本体シートは荷台1 の上面を覆うことが出来ると共に、側部シート6,6は本体シート5と荷台との 間に残される側部空間をカバーすることになる。そこで、軸に巻かれる際には側 部シート6,6は折畳まれて、本体シート5に重なり合った状態で収納される。
【0013】 図4はシート3が巻き付くカバー装置2を示している実施例である。円盤状を した2個の軸受け8,8は取着具9の両サイドに固定され、この軸受け8,8の 中心穴には軸心10の先端が嵌ると共に、軸心10は両軸受け8,8に跨ってい る。そしてこの軸心10には2個の筒11,11が嵌り、筒11,11の外周に は軸12が嵌っている。筒11と軸12はネジ止めされていて、軸12は筒11 ,11と共に、軸心10を中心として回転することが出来る。
【0014】 ここで、軸心10はその両端が軸受け8,8の穴に嵌って支持されているが、 単に支持されるだけでなく、回転しないように止着されている。軸心10は細い パイプからなり、その先端にはピン13を軸心の中心に固定し、このピン13の 両側を2本のツメ14,14にて挟み込んでいる。ツメ14,14は押え板15 に設けられ、該押え板15は軸受け8にネジ止めされている。
【0015】 ところで、軸12には前記図3に示しているシート3が巻き付くことが出来、 巻き付いているシート3はその先端を引くことで引き伸ばされる。軸12は軸心 10を中心として回転し、この場合、シート3を巻き戻す際に軸心10に取付け されているコイルバネ16,16は捩られる。すなわち、コイルバネ16の一端 は軸心10に固定され、他端は筒11に固定されている為に、軸10と共に筒1 1が回転するならばコイルバネ16は捩られてバネ力が軸12に付勢される。
【0016】 したがって、軸12から巻き戻しされたシート3には張力が作用し、先端を手 放すならば、独りでに軸12に巻き付く。図5はシート3が軸10に巻き付いて いる場合の断面図を示している。両軸受け8,8には取着具9が掛架して取付け られ、又両軸受け8,8間にはカバー17が取付けられている。そしてシート3 はカバー17と取着具9との間に残されている空間から引き出される。
【0017】 シート先端18は軸10に巻き付かないように、すなわち取着具9とカバー1 7の空間に入らないように成っている。例えば、先端18に長い棒を取付けてお くことで巻き付きを防止できる。そして、シート3を引き伸ばして荷台1を覆っ た場合、該シート3が弛まないように、コイルバネ16を調整することが出来る 。
【0018】 これば、軸受け8に取付けている押え板15のネジを外して回転するならば、 ツメ14,14に挟まれているピン13が回転し、ひいては軸心10が回ってコ イルバネ16,16が捩られる。その結果、初期張力は高くなってシート3が大 きく弛むことはない。勿論、コイルバネ16,16の捩りバネ力を調整する手段 は図4に示す場合に限らない。
【0019】 以上述べたように、本考案のカバー装置はトラック荷台の前方に取り付けられ 、このカバー装置の軸にはシートを巻き付けしていて、シート先端を引っ張るこ とで巻き戻しされて荷台を被覆することが出来るようにしたものであり,次のよ うな効果を得ることが出来る。
【0020】
【考案の効果】
本考案のカバー装置は荷台前方に取り付けられ、必要に応じてシートを引き出 して荷台を被覆することが出来る。すなわち、不要なときにはシートを軸に巻き 付けて収納出来る為に邪魔にならない。そして、シートは本体シートの両側に側 部シートを有している為に、荷台上部を覆うだけでなく、側部も覆うことが出来 る為に、雨水が侵入することはない。また、カバー装置は荷台より高くなってい る為に、荷台を覆うシートは後方に傾斜することが出来、雨水は溜まることなく 流れ落ちる。
【0021】 そして、軸にはコイルバネが内蔵されている為に、係止しているシートの先端 を外すならば、独りでに巻き取られて収納される。又、このコイルバネによって 付勢されるバネ力は調整することが出来る構造と成っているために、シートの傾 斜が小さくても引き伸ばされたシートが大きく弛むことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】シートを収納しているトラック荷台。
【図2】シートを引き伸ばして荷台を被覆している場
合。
【図3】シートの具体例。
【図4】カバー装置の具体例。
【図5】カバー装置の軸にシートが巻き付いている断面
図。
【符号の説明】
1 荷台 2 カバー装置 3 シート 4 ゴムリング 5 本体シート 6 側部シート 7 粘着テープ 8 軸受け 9 取着具 10 軸心 11 筒 12 軸 13 ピン 14 ツメ 15 押え板 16 コイルバネ 17 カバー 18 先端

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラック荷台の前方に取付けられ、必要
    に応じて巻かれているシートを引き出して荷台を被覆す
    ることが出来るカバー装置において、シートは長方形の
    本体シートとその側部に側部シートを有す形状とし、該
    シートは側部シートを折畳んで本体シートに重ね合わせ
    てバネ力が付勢されている軸に巻き付いていることを特
    徴とするトラック荷台のカバー装置。
  2. 【請求項2】 トラック荷台の前方に取付けられ、必要
    に応じて軸に巻かれているシートを引き出して荷台を被
    覆することが出来るカバー装置において、シートは長方
    形の本体シートとその側部に側部シートを有す形状と
    し、荷台に取り付ける為の取着具の両端部に軸受けを固
    定すると共に該軸受け穴には軸心を嵌め、軸心の両サイ
    ドには筒を回転自在に嵌め、そして筒には軸を嵌めて固
    定し、又軸心に取り付けたコイルバネの一端を該軸心に
    固定すると共に他端は筒に固定し、軸心は回転しないよ
    うに固定され、上記シートは側部シートを折畳んで本体
    シートに重ね合わせてバネ力が付勢されている上記軸に
    巻き付いていることを特徴とするトラック荷台のカバー
    装置。
  3. 【請求項3】 上記パイプからなる軸心の先端中心には
    ピンを設け、このピンを挟む2本のツメを有す押え板を
    軸受けに固定した請求項2記載のトラック荷台のカバー
    装置。
JP1999007394U 1999-09-28 1999-09-28 トラック荷台のカバ―装置 Expired - Lifetime JP3067737U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102352522B1 (ko) * 2021-09-16 2022-01-17 최창숙 화물차용 덮개

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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