JP3067706U - ボ―ルペン - Google Patents
ボ―ルペンInfo
- Publication number
- JP3067706U JP3067706U JP1999007372U JP737299U JP3067706U JP 3067706 U JP3067706 U JP 3067706U JP 1999007372 U JP1999007372 U JP 1999007372U JP 737299 U JP737299 U JP 737299U JP 3067706 U JP3067706 U JP 3067706U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer cylinder
- clip
- core
- head
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】クリップを操作して中芯を移動させるボールペ
ンにおいて、構造が簡易で、手間をかけずに製造でき、
且つ故障し難く構成とする。 【解決手段】中芯40が装着された芯ホルダー30を外筒1
内に装填し、同じく外筒1内に装填されたスプリング50
で芯先部41とは反対の端部側へ弾圧付勢し、この弾性力
に抗して芯ホルダー40を押動することにより芯先部41を
外方へ進出するように構成されたボールペンであって、
外筒1の上端部側方に突設させたヒンジ部2にクリップ
10を回動自在に枢支し、クリップ10の頭部12を芯ホルダ
ー30の頂部の凹溝31に係合させ、クリップ10の回動に伴
って頭部12が芯ホルダー40を軸方向に押動し、且つ頭部
12に形成された係止溝13が凹溝31の隅角部32に係合する
ことにより芯先部41が外筒1から進出した状態が維持さ
れるように設ける。
ンにおいて、構造が簡易で、手間をかけずに製造でき、
且つ故障し難く構成とする。 【解決手段】中芯40が装着された芯ホルダー30を外筒1
内に装填し、同じく外筒1内に装填されたスプリング50
で芯先部41とは反対の端部側へ弾圧付勢し、この弾性力
に抗して芯ホルダー40を押動することにより芯先部41を
外方へ進出するように構成されたボールペンであって、
外筒1の上端部側方に突設させたヒンジ部2にクリップ
10を回動自在に枢支し、クリップ10の頭部12を芯ホルダ
ー30の頂部の凹溝31に係合させ、クリップ10の回動に伴
って頭部12が芯ホルダー40を軸方向に押動し、且つ頭部
12に形成された係止溝13が凹溝31の隅角部32に係合する
ことにより芯先部41が外筒1から進出した状態が維持さ
れるように設ける。
Description
【0001】
本考案は、外筒に取り付けられたクリップの回動操作によって中芯が進退する ように構成されたボールペンに関する。
【0002】
クリップを操作して中芯が外筒から進退する構造のボールペンは従来から知ら れているが、何れのものもクリップの動きと連動するカムを有し、このカムの回 動によって中芯を移動させるように構成されていた。
【0003】
従来のボールペンは、カムなどの多数の部品の共働作用によって中芯を移動さ せるように構成され、部品点数が多く、且つ構成が複雑で製造に手間を要するも のであり、また、故障し易いというような欠点があった。
【0004】 本考案は従来技術の有するこのような問題点に鑑み、クリップを操作して中芯 を移動させるボールペンにおいて、構造が簡易で少ない部品点数で構成され、手 間をかけずに製造することができ、且つ故障し難くすることを課題とする。
【0005】
上記課題を解決するため、本考案のボールペンは、中芯が装着された芯ホルダ ーを外筒内に装填するとともに、同じく外筒内に装填されたスプリングで芯先部 とは反対の端部側へ弾圧付勢し、この弾性力に抗して芯ホルダーを押動すること により芯先部が外筒から進出するように構成されたボールペンであって、外筒の 上端部側方に突設させたヒンジ部にクリップが回動自在に枢支され、このクリッ プの頭部が外筒の端部側で露出した芯ホルダー頂部の凹溝に係合されているとと もに、クリップの回動に伴ってその頭部が芯ホルダーを軸方向に押動し、且つ当 該頭部に形成された係止溝が前記凹溝の隅角部に係合して芯先部が外筒から進出 した状態を維持するように構成されている。
【0006】 これによれば、クリップと中芯はカムなどを介さずに直に接続し、クリップの 回動操作によって芯先部を進退させることができる。
【0007】
本考案の好適な実施例を図面を参照して説明する。 図1は本考案の一実施例のボールペンの斜視図、図2はその断面図であり、図 示されているように、このボールペンは、中空の外筒1内に、中芯40が装着さ れた芯ホルダー30がスプリング50とともに装填され、スプリング50により 芯先部41とは反対の外筒1の端部側へ弾圧付勢された芯ホルダー30の頂部に クリップ10の頭部12が係合しており、クリップ10を操作しない状態では、 芯先部41が外筒1内に収納された位置で芯ホルダー30が保持されるようにな っている。
【0008】 外筒1は中空円筒形を呈し、その上端部側方にクリップ10を回動自在に軸支 するヒンジ部2を突設するとともに、ヒンジ部2の下側にクリップ10の頭部1 2が挿通可能な大きさの開口部4を設けて形成してある。開口部4に連なるヒン ジ部2の下部は、後述するクリップ10の頭部12の移動を阻止するストッパ部 3となっている。外筒1は、透明な材料で成形すれば、内部の構造を外側から見 ることができ、審美性が高くなる。
【0009】 芯ホルダー30は、中芯40が一体に装着されてなり、前記の通り、外筒1内 でスプリング50によって常時弾圧付勢され、この弾性力に抗して芯ホルダー3 0を押動することで芯先部41が外筒1から進出するように、外筒1内に装填し てある。芯ホルダー30の頂部には、適宜な幅の凹溝31が形成してある。
【0010】 クリップ10は、その上部に同方向に突き出た二段の突出部分を有して全体が 緩やかに湾曲した側面視略々F字形に形成されており、前記二段の突出部分のう ちの下側が、外筒1のヒンジ部2にピン20で枢支されて、外筒1に回動自在に 取り付けられている。上側の突出部分であるクリップ10の頭部12は表面が丸 く球状に成形されているとともに、外筒1の上方に湾曲しつつ折れ曲がり、外筒 1から露出した芯ホルダー30の凹溝31と係合し、外筒1内に装填された芯ホ ルダー30の位置を規制している。また、頭部12の上部には、複数の凹溝を列 設してなる係止溝13が形成してある。
【0011】 このように形成された本例のボールペンは、クリップ10を操作しない状態で は、図1及び図2に示されているように、スプリング50により外筒1の端部側 へ弾圧付勢される芯ホルダー30頂部の凹溝31にクリップ10の頭部12が係 合しており、これにより芯ホルダー30は芯先部41が外筒1内に収納された位 置に保持される。また、クリップ10は頭部12を押し上げる方向に付勢される ので、これと反対側のクリップ下端部が外筒1の周面に弾力的に接する。従って 、クッリップ10でボールペンを、強い挟止力によって着用することができ、容 易に離脱したり紛失したりする虞れがない。
【0012】 また、ボールペンで文字を書くときは、図3に示されているように、クリップ 10を回動操作することにより、芯先部41を外筒1から進出させることができ る。 すなわち、前記クリップ下端部を把持し、クリップ10をピン20を支軸とし て回動すれば、これに伴って頭部12が外筒1内に進入しつつ、凹溝31内を滑 りながら芯ホルダー30を押動するため、芯先部41が外筒1の外側に露出する 。 この際、回動したクリップ10は、図4に示されているように、頭部12が外 筒1の開口部4に挿通し、且つストッパ部3に当接する位置で停止するが、クリ ップ10が停止すると、頭部12の係止溝13と凹溝31の隅角部32とが係合 するため、クリップ10及び芯ホルダー30が当該位置に固定され、これにより 芯先部41を外筒1から進出させた状態が安定的に維持される。なお、係止溝1 3が隅角部32に接する過程で、係止溝31の複数の溝が隅角部32と接触した ときに摩擦によって軽快な音を発生させる効果もある。
【0013】 また、クリップ10を前記とは逆方向に僅かに回動させて係止溝13と隅角部 32との係合を解除すれば、芯ホルダー30はスプリング50の弾性力を受けて 上方に移動するとともにクリップ10を回動せしめ、図1及び図2に示された、 芯先部41を外筒1内に収納した元のまで自動で復帰し、再びボールペンの着用 が可能となる。
【0014】
本考案のボールペンによれば、クリップの回動操作によって芯先部の進退を迅 速、確実に行うことができる。また、カムなどを用いておらず、部品点数も少な いので、構造が簡易であり、手間をかけずに製造が可能であるとともに、故障し 難く、耐久性にも優れたものである。
【図1】本考案の一実施例のボールペンの斜視図であ
る。
る。
【図2】図1のボールペンの断面図である。
【図3】図1のボールペンのクリップを回動した状態の
断面図である。
断面図である。
【図4】図3の矢符A部を拡大して示した図である。
1 外筒 2 ヒンジ部 3 ストッパ部 4 開口部 10 クリップ 11 ヒンジ 12 頭部 13 係止溝 20 ピン 30 芯ホルダー 31 凹溝 32 隅角部 40 中芯 41 芯先部 50 スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 ヤン ケウン パク 大韓民国 プサン セオ−ク ドンダエシ ン−ドン 2−カ 313−143 サミックア パート1−502 (72)考案者 ジョン ミン キム 大韓民国 プサン ハエウーンダエ−ク ウー 2−ドン 1007−16 ドンサムアパ ート101−301
Claims (1)
- 【請求項1】 中芯が装着された芯ホルダーを外筒内に
装填するとともに、同じく外筒内に装填されたスプリン
グで芯先部とは反対の端部側へ弾圧付勢し、この弾性力
に抗して芯ホルダーを押動することにより芯先部が外筒
から進出するように構成されたボールペンであって、外
筒の上端部側方に突設させたヒンジ部にクリップが回動
自在に枢支され、このクリップの頭部が外筒の端部側で
露出した芯ホルダー頂部の凹溝に係合されているととも
に、クリップの回動に伴ってその頭部が芯ホルダーを軸
方向に押動し、且つ当該頭部に形成された係止溝が前記
凹溝の隅角部に係合して芯先部が外筒から進出した状態
を維持するように構成されたボールペン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999007372U JP3067706U (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | ボ―ルペン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999007372U JP3067706U (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | ボ―ルペン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3067706U true JP3067706U (ja) | 2000-04-11 |
Family
ID=43201226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999007372U Expired - Lifetime JP3067706U (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | ボ―ルペン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3067706U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011212900A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Zebra Pen Corp | 筆記具のクリップ構造 |
CN108859498A (zh) * | 2018-08-01 | 2018-11-23 | 德清东升笔业有限公司 | 圆珠笔别杆装置 |
-
1999
- 1999-09-27 JP JP1999007372U patent/JP3067706U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011212900A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Zebra Pen Corp | 筆記具のクリップ構造 |
CN108859498A (zh) * | 2018-08-01 | 2018-11-23 | 德清东升笔业有限公司 | 圆珠笔别杆装置 |
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