JP3067614B2 - レ−ザ−マ−キング装置及びそのマ−キング方法 - Google Patents

レ−ザ−マ−キング装置及びそのマ−キング方法

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JP3067614B2 JP7310751A JP31075195A JP3067614B2 JP 3067614 B2 JP3067614 B2 JP 3067614B2 JP 7310751 A JP7310751 A JP 7310751A JP 31075195 A JP31075195 A JP 31075195A JP 3067614 B2 JP3067614 B2 JP 3067614B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレ−ザ−マ−キング
装置及びそのマ−キング方法に関し、特に非同期動作す
る第1,第2の作業系のタイミングに応じてワ−クに所
望の表示記号をマ−キングできるレ−ザ−マ−キング装
置及びそのマ−キング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種レ−ザ−マ−キング装置
は、例えば図4に示すように構成されている。同図にお
いて、1は第1の作業系であって、例えば間欠的に回転
しポジション#Aでワ−ク(例えばモ−ルド形半導体装
置)が供給される第1の作業テ−ブル2と、第1の作業
テ−ブル2に同期し、ポジション#Bにてワ−クの受け
渡しが行なわれた後、適宜のポジションにて順次にワ−
クのリ−ド成形,特性測定などが行なわれる第2の作業
テ−ブル3と、第2の作業テ−ブル3に同期し、ポジシ
ョン#Cにてワ−クの受け渡しが行なわれた後、ポジシ
ョン#Dにて、第2の作業テ−ブル3での特性測定結果
に基づく特性ランク,製造者名などの表示記号がレ−ザ
−マ−キングされる第3の作業テ−ブル4と、第3の作
業テ−ブル4に同期し、ポジション#Eにてワ−クの受
け渡しが行なわれた後、適宜のポジション#F,#G,
#Hにて第2の作業テ−ブル3での特性測定結果に基づ
く特性ランクに応じて図示しないトレイなどに排出され
る第4の作業テ−ブル5とから構成されている。
【0003】一方、1Aは第2の作業系であって、第1
の作業系1とは基本的に同じであり、異なる点は双方が
非同期で動作することである。従って、第2の作業系1
Aの各構成要素には末尾に「A」が付されている。特
に、第3の作業テ−ブル4,4Aのポジション#Dには
後述するレ−ザ−発生装置の第1,第2の光学系6,6
Aが配置されている。尚、この光学系には例えば特性ラ
ンク,製造者名などに対応するマスクが切り替え可能に
配置されている。又、第1,第2の作業系1,1Aに
は、例えば第3の作業テ−ブル4,4Aが間欠回転した
後にポジション#Dにワ−クが存在するか否かを検出
し、存在する場合にマ−キング要求に対応する制御信号
を出力する第1,第2の制御装置7,7Aが装備されて
いる。
【0004】上述の第1,第2の制御装置7,7Aが出
力する制御信号はそれぞれ単一のレ−ザ−発生装置8に
供給される。このレ−ザ−発生装置8は、例えば第1,
第2の制御装置7,7Aからの制御信号が入力されるコ
ントロ−ラ8aと、コントロ−ラ8aからの制御信号に
基づいて動作するレ−ザ−発生部8bと、レ−ザ−供給
系に配置され、かつコントロ−ラ8aからの制御信号に
基づいてレ−ザ−光のガイド方向を切り替え変更するミ
ラ−などの切替手段8cと、切替手段8cを介してレ−
ザ−供給系に選択的に結合される第1,第2の光学系
6,6Aとから構成されている。
【0005】この装置によるワ−クへの表示記号のマ−
キングは次のように行なわれる。まず、ワ−クがポジシ
ョン#Aにて第1の作業テ−ブル2,2Aに供給される
と、ポジション#Bにて第2の作業テ−ブル3,3Aに
受け渡しされる。そして、それぞれのワ−クは第2の作
業テ−ブル3,3Aにてリ−ド成形,特性測定などが行
なわれてポジション#Cにて第3の作業テ−ブル4,4
Aに受け渡される。間欠回転によって第3の作業テ−ブ
ル4,4Aのワ−クがポジション#Dに移動して停止す
ると、第1,第2の制御装置7,7Aのワ−ク検出セン
サ−によってワ−クの有無が検出される。
【0006】ここで、第1の制御装置7による「ワ−ク
有り」の検出が第2の制御装置7Aより早く行なわれた
と仮定すると、第1の制御装置7からレ−ザ−発生装置
8のコントロ−ラ8aにマ−キング要求信号が入力され
る。これに基づいて、切替手段8cが切り替えられ、第
1の光学系6が切替手段8cを介してレ−ザ−発生部8
bに結合されると共に、レ−ザ−発生部8bからレ−ザ
−光が第1の光学系6を経て第3の作業テ−ブル4に位
置するワ−クに供給される。これによって、ワ−クの表
面には特性ランク,製造者名などの表示記号がレ−ザ−
マ−キングされる。
【0007】第3の作業テ−ブル4に位置するワ−クへ
のマ−キングが完了すると、既に、第2の制御装置7A
が第3の作業テ−ブル4Aで「ワ−ク有り」を検出して
おり、コントロ−ラ8aにはマ−キング要求信号が供給
されていることから、切替手段8cが切り替えられ、第
2の光学系6Aが切替手段8cを介してレ−ザ−発生部
8bに結合されると共に、レ−ザ−発生部8bからレ−
ザ−光が第2の光学系6Aを経て第3の作業テ−ブル4
Aに位置するワ−クに供給される。これによって、第3
の作業テ−ブル4Aに位置するワ−クの表面には特性ラ
ンク,製造者名などの表示記号がレ−ザ−マ−キングさ
れる。
【0008】尚、作業テ−ブルのポジション#Dにおい
て、検出結果が「ワ−ク無し」の場合には、第1又は第
2の光学系の切り替えはパスされ、次の検出結果に基づ
いて制御されることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このレ−ザ
−マ−キング装置によれば、第1,第2の作業系1,1
Aの作業インデックスが遅い(長い)場合にはお互いが
非同期動作するものであっても、第3の作業テ−ブル
4,4Aに位置するワ−クに所望の表示記号を確実にマ
−キングできるものである。
【0010】しかしながら、作業系の能率改善のために
作業インデックスが高速化されると、単一のレ−ザ−マ
−キング装置では対応できなくなる。即ち、この装置で
は、間欠回転しワ−クが所定のポジションに停止した
後、一方の作業系からのマ−キング要求信号に基づいて
一方の光学系に切り替えてレ−ザ−照射し、その後、他
方の光学系に切り替えてレ−ザ−照射される関係で、1
作業インデックス内に占める切替手段8cの切り替え時
間の割合が大きい。このために、作業系の高速化が難し
いという問題がある。
【0011】それ故に、本発明の目的は、比較的に簡単
な構成によって単一のレ−ザ−発生装置を用いても非同
期動作する作業系の高速化に対応できるレ−ザ−マ−キ
ング装置及びそのマ−キング方法を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は上述の
目的を達成するために、レ−ザ−光の供給系に切替手段
を介して結合された第1,第2の光学系を含むレ−ザ−
発生装置と、間欠的にワ−クを搬送し、かつそれの所定
の作業ポジションに第1,第2の光学系を配置した第
1,第2の作業系と、第1,第2の作業系におけるワ−
クの有無及び搬送のタイミングに基づく制御信号を発生
し、レ−ザ−発生装置に供給する第1,第2の制御装置
とを具備し、前記第1又は第2の制御装置からの制御信
号に基づいてレ−ザ−発生装置の切替手段を、第1又は
第2の作業系の搬送期間に切替動作させると共に、第1
又は第2の作業系の停止期間に第1又は第2の光学系か
らレ−ザ−光をワ−クに供給し、ワ−クに所望の表示記
号をマ−キングするものである。
【0013】又、本発明の第2の発明は、第1,第2の
作業系において間欠的に搬送され、停止状態のそれぞれ
のワ−クに、単一のレ−ザ−発生装置から分岐された第
1,第2の光学系に選択的に供給されるレ−ザ−光によ
って表示記号をマ−キングするレ−ザ−マ−キング方法
において、前記レ−ザ−発生装置のレ−ザ−供給系と第
1又は第2の光学系との選択的結合を、少なくとも第1
又は第2の作業系の搬送期間に行なうことを特徴とす
る。
【0014】さらに、本発明の第3の発明は、第1,第
2の作業系において間欠的に搬送され、停止状態のそれ
ぞれのワ−クに、単一のレ−ザ−発生装置から分岐され
た第1,第2の光学系に選択的に供給されるレ−ザ−光
によって表示記号をマ−キングするレ−ザ−マ−キング
方法において、前記ワ−クに表示記号をマ−キングする
に先立って、予め、第1,第2の作業系のワ−ク搬送状
況を確認し、この確認に基づいてレ−ザ−発生装置のレ
−ザ−供給系と第1又は第2の光学系とを選択的に切替
結合することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
1を参照して説明する。尚、図4に示す従来例と同一部
分には同一の参照符号を付し、その詳細な説明は省略す
る。同図において、本発明の特徴部分は第1,第2の作
業系1,1Aに、同作業系1,1Aにおけるワ−クの有
無及び搬送のタイミングに基づく制御信号を発生する第
1,第2の制御装置71,71Aが備えられ、第1の制
御装置71又は第2の制御装置71Aからの制御信号に
基づいてレ−ザ−発生装置8の切替手段8cを、第1の
作業系1又は第2の作業系1Aの搬送期間に切替動作さ
せると共に、第1の作業系1又は第2の作業系1Aの停
止期間に第1の光学系6又は第2の光学系6Aからレ−
ザ−光をワ−クに供給し、ワ−クに所望の表示記号をマ
−キングすることである。
【0016】この第1,第2の制御装置71,71A
は、例えば第3の作業テ−ブル4,4Aの間欠回転(搬
送)のタイミングを検出するタイミングセンサ−7a
と、ポジション#Dにおいてワ−クの有無を検出するワ
−クセンサ−7bと、タイミングセンサ−7a及びワ−
クセンサ−7bからの信号に基づいてレ−ザ−発生装置
8のコントロ−ラ8aに切替手段8cの切り替え要求信
号及びマ−キング(レ−ザ−照射)要求信号を付与する
CPUなどの制御部7cとから構成されている。
【0017】この装置によるワ−クへの表示記号のマ−
キング方法について図2に示すタイミングチャ−トを参
照して説明する。尚、この方法は、ワークが第3の作業
テーブル4,4Aのポジション#Dに近似したタイミン
グで搬送された場合の例である。まず、ワ−クがポジシ
ョン#Aにて第1の作業テ−ブル2,2Aに供給される
と、適宜のインデックスにて間欠回転してポジション#
Bに搬送されると共に、第2の作業テ−ブル3,3Aに
受け渡しされる。尚、この第2の作業テ−ブル3,3A
にもワ−クセンサ−が配置されており、ワ−クの有無が
検出され、その結果が第1の制御装置71に入力され
る。そして、それぞれのワ−クは第2の作業テ−ブル
3,3Aにてリ−ド成形,特性測定などが行なわれてポ
ジション#Cにて第3の作業テ−ブル4,4Aに受け渡
される。
【0018】次に、第3の作業テーブル4,4Aが同図
a,eに示すように、若干のタイミングずれをもって回
転(0−1期間)すると共に、ワークがポジション#D
に搬送され停止(1−2期間)する。第3の作業テーブ
ル4,4Aが回転を始めると第1,第2の制御装置7
1,71Aのタイミングセンサー7a,7aが検出し制
御部7c,7cから同図b,fに示すような切替手段8
cの切り替え要求信号(ミラー切り替え要求信号)が出
力され、レーザー発生装置8のコントローラ8aに入力
される。しかしながら、第3の作業テーブル4からの検
出タイミングが第3の作業テーブル4Aの方が若干早い
ために、切替手段8cは第3の作業テーブル4からの切
り替え要求信号に基づいて同図cに示すように、第3の
作業テーブル4の回転中に重なって切り替えられれる
(0−1期間)。これによって、第1の光学系6は切替
手段8cを介してレーザー発生部8bに結合される。そ
して、ワークのポジション#Dへの搬送に伴ってワーク
検出センサー7bによってワークの有無が検出される。
「ワーク有り」と判断されると、コントローラ8aから
レーザー発生部8bに同図dに示すようにレーザー照射
要求がなされ、ポジション#Dのワーク表面には特性ラ
ンク,製造者名などの所定の表示記号がマーキングされ
る。
【0019】一方、第3の作業テーブル4のワークに対
するレーザー照射が完了すると、切替手段8cは、待機
状態にある第2の制御装置71Aからの切り替え要求信
号に基づいて同図cに示すように、第3の作業テーブル
4,4Aの停止期間(1−2期間)に切り替えられる
(1−2期間)。これによって、第2の光学系6Aは切
替手段8cを介してレーザー発生部8bに結合される。
そして、ワークのポジション#Dへの搬送に伴って第2
の制御装置7Aのワーク検出センサー7bが「ワーク有
り」と判断していると、コントローラ8aからレーザー
発生部8bに同図gに示すようにレーザー照射要求がな
され、ポジション#Dのワーク表面には特性ランク,製
造者名などの所定の表示記号がマーキングされる。以
下、同様にして検出順位に応じて順次に作業が行なわれ
る。
【0020】又、第2の作業系1Aが第1の作業系1に
比べて動作タイミングがかなり遅れている場合につい
て、図3のタイミングチャートを参照して説明する。ま
ず、第1,第2の作業系1,1Aの第3の作業テーブル
4,4Aは、同図a,eに示すように、0−1期間で回
転し、1−2期間で停止するように駆動・制御されてい
る。第3の作業テーブル4が回転を始めると、第1の制
御装置71のタイミングセンサー7aが回転を検出し制
御部7cから同図bに示すような切替手段8cの切り替
え要求信号(ミラー切り替え要求信号)が出力され、レ
ーザー発生装置8のコントローラ8aに入力される。切
替手段8cは第3の作業テーブル4からの切り替え要求
信号に基づいて同図cに示すように、第3の作業テーブ
ル4の回転中に重なって切り替えられれる(0−1期
間)。これによって、第1の光学系6は切替手段8cを
介してレーザー発生部8bに結合される。そして、ワー
クのポジション#Dへの搬送に伴ってワーク検出センサ
ー7bによってワークの有無が検出される。「ワーク有
り」と判断されると、コントローラ8aからレーザー発
生部8bに同図dに示すようにレーザー照射要求がなさ
れ、ポジション#Dのワーク表面には特性ランク,製造
者名などの所定の表示記号がマーキングされる。
【0021】一方、第2の作業系1Aにおいて、第3の
作業テーブル4Aは、同図eに示すように、切替手段8
cの停止期間(1−2期間)の後半部分から0−1期間
で回転し始めると、第2の制御装置71Aのタイミング
センサー7aが回転を検出し制御部7cから同図fに示
すような切替手段8cの切り替え要求信号(ミラー切り
替え要求信号)が出力され、レーザー発生装置8のコン
トローラ8aに入力される。これにより、切替手段8c
はこの切り替え要求信号に基づいて同図cに示すよう
に、第3の作業テーブル4Aの回転タイミングに重なっ
て切り替えられれる(2−3期間)。これによって、第
2の光学系6Aは切替手段8cを介してレーザー発生部
8bに結合される。そして、ワークのポジション#Dへ
の搬送に伴って第2の制御装置71Aのワーク検出セン
サー7bによってワークの有無が検出される。「ワーク
有り」と判断されると、コントローラ8aからレーザー
発生部8bに同図gに示すようにレーザー照射要求がな
され、ポジション#Dのワーク表面には特性ランク,製
造者名などの所定の表示記号がマーキングされる。
【0022】次いで、1サイクル目の停止期間(1−2
期間)を経過して2サイクル目において、再び、第3の
作業テーブル4が3−4期間で回転し始めると、第1の
制御装置71のタイミングセンサー7aが回転を検出し
制御部7cから同図bに示すような切替手段8cの切り
替え要求信号(ミラー切り替え要求信号)が出力され
る。この信号に基づいて、切替手段8cは、同図cに示
すように、第3の作業テーブル4の回転タイミングに重
なって4−5期間で切り替えられれる。これによって、
再び、第1の光学系6は切替手段8cを介してレーザー
発生部8bに結合される。そして、ワークのポジション
#Dへの搬送に伴って第1の制御装置71のワーク検出
センサー7bによって「ワーク有り」と判断されると、
コントローラ8aからレーザー発生部8bに同図dに示
すようにレーザー照射要求がなされ、ポジション#Dの
ワーク表面には所定の表示記号がマーキングされる。以
下、同様にして順次に作業が行なわれる。
【0023】尚、本発明は、何ら上記実施例に制約され
ることなく、例えば作業テーブルにおけるマーキングは
ワークの有無を検出した後、検出ポジションとは異なっ
たポジションにて行なうこともできる。又、それぞれの
作業系は、回転テーブル以外に、直線的にワークを搬送
する構成にも適用できる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1,第
2の作業系におけるワークの有無及び搬送のタイミング
に基づく制御信号によりレーザー発生装置の切替手段
を、第1又は第2の作業系の搬送に関連して搬送期間中
に切替動作させるように構成されているために、作業系
における1作業インデックスの停止期間に占めるレーザ
ー発生装置の切替手段の切り替えに要する時間を抑制で
きる。従って、その分だけ作業インデックスを高速化す
ることができる。
【0025】又、それぞれの作業系に近似したタイミン
グでワークが搬送された場合には、作業系の搬送に関連
してそれぞれから切替手段の切り替え要求が出される
が、最先の要求信号に応じて処理が行なわれ、その処理
が終了すると、直ちに他の作業系に対して処理が行なわ
れるために、1作業インデックス内の時間を有効に利用
でき、設備の高速化が可能となる。
【0026】さらには、ワークに表示記号をマーキング
する場合には、マーキングに先立って、予め、第1,第
2の作業系のワーク搬送状況を確認し、この確認に基づ
いてレーザー発生装置のレーザー供給系と第1又は第2
の光学系とを選択的に切替結合されるために、レーザー
照射によるワークへのマーキングを確実に行なうことが
できる上、それぞれの作業系が非同期であっても適切に
適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の概略構成を示す平面図。
【図2】近似したタイミングでワークが搬送される場合
のタイミングチャート。
【図3】異なったタイミングでワークが搬送される場合
のタイミングチャート。
【図4】従来例装置の概略構成を示す平面図。
【符号の説明】
1 第1の作業系 1A 第2の作業系 4,4A 第3の作業テーブル 6 第1の光学系 6A 第2の光学系 71 第1の制御装置 71A 第2の制御装置 7a タイミングセンサー 7b ワークセンサー 8 レーザー発生装置 8a コントローラ 8b レーザー発生部 8c 切替手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レ−ザ−光の供給系に切替手段を介して
    結合された第1,第2の光学系を含むレ−ザ−発生装置
    と、間欠的にワ−クを搬送し、かつそれの所定の作業ポ
    ジションに第1,第2の光学系を配置した第1,第2の
    作業系と、第1,第2の作業系におけるワ−クの有無及
    び搬送のタイミングに基づく制御信号を発生し、レ−ザ
    −発生装置に供給する第1,第2の制御装置とを具備
    し、前記第1又は第2の制御装置からの制御信号に基づ
    いてレ−ザ−発生装置の切替手段を、第1又は第2の作
    業系の搬送期間に切替動作させると共に、第1又は第2
    の作業系の停止期間に第1又は第2の光学系からレ−ザ
    −光をワ−クに供給し、ワ−クに所望の表示記号をマ−
    キングすることを特徴とするレ−ザ−マ−キング装置。
  2. 【請求項2】 第1,第2の作業系において間欠的に搬
    送され、停止状態のそれぞれのワ−クに、単一のレ−ザ
    −発生装置から分岐された第1,第2の光学系に選択的
    に供給されるレ−ザ−光によって表示記号をマ−キング
    するレ−ザ−マ−キング方法において、前記レ−ザ−発
    生装置のレ−ザ−供給系と第1又は第2の光学系との選
    択的結合を、少なくとも第1又は第2の作業系の搬送期
    間に行なうことを特徴とするレ−ザ−マ−キング方法。
  3. 【請求項3】 第1,第2の作業系において間欠的に搬
    送され、停止状態のそれぞれのワ−クに、単一のレ−ザ
    −発生装置から分岐された第1,第2の光学系に選択的
    に供給されるレ−ザ−光によって表示記号をマ−キング
    するレ−ザ−マ−キング方法において、前記ワ−クに表
    示記号をマ−キングするに先立って、予め、第1,第2
    の作業系のワ−ク搬送状況を確認し、この確認に基づい
    てレ−ザ−発生装置のレ−ザ−供給系と第1又は第2の
    光学系とを選択的に切替結合することを特徴とするレ−
    ザ−マ−キング方法。
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