JP3067497U - 番号錠 - Google Patents

番号錠

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JP3067497U
JP3067497U JP1999007122U JP712299U JP3067497U JP 3067497 U JP3067497 U JP 3067497U JP 1999007122 U JP1999007122 U JP 1999007122U JP 712299 U JP712299 U JP 712299U JP 3067497 U JP3067497 U JP 3067497U
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JP
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combination
lock
number plate
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groove
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JP1999007122U
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金村 李
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金村 李
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作が容易な番号錠を提供する。 【解決手段】 組み合わせシャフト21は、各番号層に
対応する位置にそれぞれ突起215が設けられている。
歯盤24および組合せリング23は、突起215に対応
する位置にそれぞれ窪み溝243および235が形成さ
れている。歯盤24の窪み溝243が突起215に対応
する位置にあるとき歯盤24の破口2411は解錠位置
に対応し、番号盤25を解錠位置に回転し歯盤24を軸
方向に移動し番号盤25から離し、番号盤25を回転し
て錠を開ける暗証番号を変更する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、番号錠に関する。
【0002】
【従来の技術】
番号錠は設定された番号に番号盤を合わせて錠を開けるものであり、鍵を持っ て歩く必要がなく、便利である。しかし、もし番号錠を開ける暗証番号を他人に 知られたら、番号錠は盗難防止機能を失う。そこで現在使用されている番号錠は 、使用者が暗証番号を変更できるように製造されている。
【0003】 従来の番号錠によると、図6に示すように、錠の本体2Aは、凹室21Aと、 平らな溝22Aとを有する。また、錠の本体2Aの中央部に組合せ筒23Aを有 する。組合せ筒23Aは弾力パーツ24Aと、滑りソケット25Aと、定位ばね 26Aと、破口271Aおよび突起歯272Aが設けられている歯盤27Aと、 止め穴281が設けられている番号盤28Aと、制御滑りソケット29Aと、シ ールリング20Aとが組付けられている。
【0004】 図7に示すように、弾力パーツ24Aに組合せ筒23A、滑りソケット25A 、定位ばね26A、歯盤27A、番号盤28Aを順に組付けて1つの番号層を構 成する。番号錠を開ける暗証番号を変更するときは、制御滑りソケット29Aに より歯盤27Aおよび滑りソケット25Aを移動して突起歯272Aを番号盤2 8Aの止め穴281Aから解放し、番号盤を回転して暗証番号を変更できるよう にする。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
例えば、破口271Aなどの位置が錠を開けるときの位置と合っていなくても 制御滑りソケット29Aを押さえて番号盤28Aを回転して暗証番号を変更でき るが、暗証番号を変更した後、錠を開ける位置に破口271Aを合わせることが できず、使用者は正確な暗証番号がわからなる。
【0006】 暗証番号を変更するとき、突起歯272Aが止め穴281Aから完全に離れて いないと、番号盤28Aを回転すると歯盤27Aが回転し、暗証番号が狂う。 暗証番号を変更するとき、使用者は、番号盤28Aを回転し暗証番号を変更し 終わるまで常に制御滑りソケット29A先端の押え部を押さえなければならず、 不便である。
【0007】 各番号層ごとに滑りソケット25A、定位ばね26A、歯盤27A、番号盤2 8Aなどの部品を組付けなければならない為、組付けに時間がかかる。 図8に示すように、他の従来の番号錠は、弾力パーツ33Aが窪み部31Aお よび窪み溝32Aに設けられ、定位組合せ部3Aが構成されている。図9に示す ように、番号盤4Aを回転するとき、弾力パーツ33Aの外部へ突出した止める 端331Aが番号盤4Aの内壁にぶつかり、音が生じる。
【0008】 しかしながら、前述の他の従来の番号錠において、弾力パーツ33Aは窪み溝 32Aにはめ込まれていて、窪み溝32Aからずれやすい。 したがって、本考案は上記の問題を解決するためになされたものであり、操作 が容易な番号錠を提供することを目的とする。 本考案の他の目的は、錠を開ける暗証番号を変更するときに暗証番号番号に狂 いを生じない番号錠を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するための本考案の番号錠の改良構造によると、組合せバー を有する錠の公体と、組合せシャフト、弾力パーツ、および複数の番号層を有す る錠の本体とを備える。 組合せバーは、止め歯が形成され、錠の公体の中央部に設けられている。 組合せシャフトは、番号層に対応する位置にそれぞれ突起が設けられ、組合せ バーが貫通する組合せ穴および溝穴が形成され、錠の本体の中央部に設けられて いる。
【0010】 番号層は、リング、歯盤、および番号盤からなる。リングは組合せバーが貫通 する組合せ穴および破口が形成され、突起に対応する位置にそれぞれ窪み溝が形 成されている。歯盤は組合せバーが貫通する組合せ穴および破口が形成され、突 起に対応する位置にそれぞれ窪み溝が形成されている。
【0011】 歯盤の窪み溝が突起に対応する位置にあるとき歯盤の破口は解錠位置に対応し 、番号盤を解錠位置に回転し歯盤を軸方向に移動し番号盤から離し、番号盤の番 号を回転し錠を開ける暗証番号を変更する。 歯盤の破口の位置が解錠位置にないとき歯盤は組合せシャフトの突起に押さえ られて歯盤が番号盤から離れず番号盤が解錠位置に合わず、暗証番号が変更され ることを防止できる。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図1に示すように、本考案の一実施例による番号錠は、錠の公体1および錠の 本体2からなる。 錠の公体1は中央部に組合せバー11を有する。組合せバー11は止め歯12 が設けられている。
【0013】 錠の本体2は、組合せシャフト21、弾力パーツ22、複数の弾力リング23 、複数の歯盤24、複数の番号盤25、作動部26、および回転盤27からなる 。組合せシャフト21は円柱形であり、中央部に軸方向に組合せ穴211が形成 され、止め歯12に対応する位置に溝穴212が形成されている。組合せバー1 1が組合せ穴211および溝穴212を貫通している。組合せシャフト21は、 一端に凸縁部214、他端の外壁に平面形状の接合部213、各番号層に対応す る位置に突起215が設けられている。歯盤24の破口2411が解錠位置にあ るとき、歯盤24を軸方向へ移動して暗証番号を変更する。このとき、接合部2 13は弾力リング23および作動部26が回転することを防ぐ。
【0014】 弾力リング23は組合せシャフト21の一端に設けられている。弾力リング2 3は可撓性部材からなり、組合せバー11が貫通する組合せ穴231と破口23 11とが中央部に形成され、組合せシャフト21の接合部213に対応する位置 に平面形状の接合部232が設けられている。また弾力リング23の外壁に凸縁 部233が設けられている。弾力リング23は所定の位置に中空部234が、突 起215に対応する位置に窪み溝235が形成されている。番号盤25の窪み溝 256に凸縁部233を嵌合し、定位することができる。番号盤25を回転する と凸縁部233が番号盤25の内壁に当たり、音を生じる。中空部234により 凸縁部233は弾力をもつ。窪み溝235に突起215を嵌合し、弾力リング2 3の回転を防ぐ。
【0015】 歯盤24は輪形状を有し、中央部に組合せ穴241、一端に止め合い部242 、ならびに突起215に対応する位置に窪み溝243が形成されている。組合せ バー11が組合せ穴241を貫通する。番号盤25の填め溝254が止め合い部 242を貫通する。
【0016】 番号盤25は外壁に数字填め溝251、中央部に組合せ部252、ならびに一 端の数字填め溝251に対応する位置に突起歯253および填め溝254が形成 されている。組合せ部252は弾力リング23および歯盤24を収容する。組合 せ部252の数字填め溝251に対応する位置に凸部255および窪み溝256 が形成されている。凸縁部233の先端が窪み溝256に嵌合される。
【0017】 作動部26は、中央部に組合せ穴261および破口2611、接合部213に 対応する位置に平面形状の接合部262、ならびに突起215に対応する位置に 複数の窪み溝265が形成されている。作動部26は一端に押し当て部263、 他端の回転盤27の滑り溝272に対応する位置に凸部264が設けられている 。組合せバー11が組合せ穴261および破口2611を貫通する。押し当て部 263は歯盤24を押さえる。
【0018】 回転盤27は、中央部に組合せ穴271および破口2711、突起215に対 応する位置に窪み穴276、ならびに内壁に沿って滑り溝272が形成され、内 壁の互いに対向する位置に凹部273および274、ならびに遮り止め部275 が設けられている。組合せバー11が組合せ穴271および破口2711を貫通 する。作動部26の凸部264を滑り溝272に当接して回転盤27を回転する と、凸部264は滑り溝272に沿って遮り止め部275に当たるまで移動し、 凹部274の位置に定位される。このとき、作動部26が軸方向に移動して歯盤 24を押し、歯盤24を填め溝254から離し、暗証番号が変更可能になる。
【0019】 図2および図3に示すように、弾力リング23と、歯盤24と、番号盤25と は組合せシャフト21に設けられて一つの番号層を構成する。歯盤24の止め合 い部242と番号盤25の填め溝254とが止め合わされて一つの連動体となる 。組合せシャフト21の一端に作動部26と、回転盤27とを設け、回転盤27 の滑り溝272に作動部26の凸部264を当接する。
【0020】 図2に示すように、歯盤24の窪み溝243が突起215に対応する位置にあ るとき、歯盤24の破口2411は組合せシャフト21の溝穴212の解錠位置 に対応する。歯盤24が回転し窪み溝243が突起215に対応する位置にない とき、破口2411は解錠位置に対応しなくなり歯盤24は軸方向に移動できな い。本実施例において、例えば2種類の大きさの突起215が組合せシャフト2 1に設けられ、それぞれの突起215に対応する大きさの窪み溝243がそれぞ れの突起215に対応する位置にあるとき、破口2411を解錠位置に定位でき る。
【0021】 図4に示すように、暗証番号を変更するとき、番号盤25を回転して番号を暗 証番号に合わせ、歯盤24の窪み溝243を突起215に正しく対応させなけれ ばならない。回転盤27を回転して作動部26の凸部264を滑り溝272に当 接し遮り止め部275まで移動し、凹部274に凸部264を嵌合し定位する。 歯盤24に作動部26の押し当て部263を押し当てて歯盤24を軸方向に移動 し、歯盤24の止め合い部242から番号盤25を離し、番号盤25を回転して 暗証番号を変更する。
【0022】 変更後、回転盤27を逆回転して凸部264を凹部273の位置に定位し、弾 力パーツ22で歯盤24を移動し、歯盤24の止め合い部242と対応する填め 溝254とを嵌合する。 歯盤24の窪み溝243が突起215に対応する位置にない場合、回転盤27 は回転できず、番号盤25が解錠位置にならない限り暗証番号を変更できない。
【0023】 図5に示すように、弾力リング23は組合せシャフト21の平面形状の接合部 213に対応する平面形状の接合部232が設けられている。弾力リング23が 回転しないよう、突起215が窪み溝235に嵌合されている。番号盤25を回 転するとき弾力リング23の凸縁部233が番号盤25に当たって音を出し、調 整に便利である。回転した後、凸縁部233は窪み溝256に嵌合されて定位す る。弾力リング23の中空部234により、凸縁部233の弾力は増大されてい る。
【0024】
【考案の効果】
本考案の番号錠によると、組合せ部材は従来の番号錠に比べ少ない部材で構成 され、組合せが簡単である。弾力リングは一体成型されて定位でき、部材が少な く、組合せが簡単である。また弾力パーツがずれて故障することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による番号錠を示す分解斜視
図である。
【図2】本考案の一実施例による番号錠を示す部分斜視
図である。
【図3】本考案の一実施例による番号錠を示す縦断面図
である。
【図4】本考案の一実施例による番号錠を示す縦断面図
である。
【図5】本考案の一実施例による番号錠を示す横断面図
である。
【図6】従来例による番号錠を示す分解斜視図である。
【図7】従来例による番号錠を示す縦断面図である。
【図8】従来例による番号錠を示す分解斜視図である。
【図9】従来例による番号錠を示す横断面図である。
【符号の説明】
1 錠の公体 2 錠の本体 11 組合せバー 12 止め歯 21 組合せシャフト 22 弾力パーツ 23 弾力リング 24 歯盤 25 番号盤 26 作動部 27 回転盤 211 組合せ穴 212 溝穴 213 接合部 214 凸縁部 215 突起 231 組合せ穴 232 接合部 233 凸縁部 234 中空部 235 窪み溝 241 組合せ穴 242 止め合い部 243 窪み溝 251 数字填め溝 252 組合せ部 253 突起歯 254 填め溝 255 凸部 256 窪み溝 261 組合せ穴 262 接合部 263 押し当て部 264 凸部 265 窪み溝 271 組合せ穴 272 滑り溝 273 凹部 274 凹部 275 遮り止め部 276 窪み溝 2311 破口 2411 破口 2611 破口 2711 破口

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組合せバーを有する錠の公体と、 組合せシャフト、弾力パーツおよび複数の番号層を有す
    る錠の本体とを備え、 前記組合せバーは、止め歯が形成され、前記錠の公体の
    中央部に設けられ、 前記組合せシャフトは、前記番号層に対応する位置にそ
    れぞれ突起が設けられ、前記組合せバーが貫通する組合
    せ穴および溝穴が形成され、前記錠の本体の中央部に設
    けられ、 前記番号層は、リング、歯盤および番号盤からなり、前
    記リングに前記組合せバーが貫通する組合せ穴および破
    口が形成され、ならびに前記突起に対応する位置にそれ
    ぞれ窪み溝が形成され、前記歯盤に前記組合せバーが貫
    通する組合せ穴および破口が形成され、ならびに前記突
    起に対応する位置にそれぞれ窪み溝が形成され、 前記歯盤の窪み溝が前記突起に対応しているとき前記歯
    盤の破口は解錠位置に対応し、前記番号盤を解錠位置に
    合わせて前記歯盤を移動し前記番号盤から離し、前記番
    号盤を回転し錠を開ける暗証番号が変更されることを特
    徴とする番号錠。
  2. 【請求項2】 組合せバーを有する錠の公体と、 組合せシャフト、弾力パーツ、作動部、回転盤および複
    数の番号層を有する錠の本体とを備え、 前記組合せバーは、止め歯が形成され、 前記組合せシャフトは、前記組合せバーが貫通する組合
    せ穴および溝穴が形成され、接合部が設けられ、前記錠
    の本体の中央部に設けられ、 前記弾力パーツは前記組合せシャフトの一端に組付けら
    れ、 前記作動部および前記回転盤は前記組合せシャフトの他
    端に設けられ、 前記番号層は、リング、歯盤および番号盤からなり、前
    記組合せシャフトが前記リングを貫通し、 前記回転盤は、中央部に前記組合せバーが貫通する組合
    せ穴および破口が形成され、内壁に沿って一端と他端の
    高さが異なる滑り溝が形成され、前記滑り溝は両端に凹
    部および遮り止め部がそれぞれ設けられ、前記遮り止め
    部は前記回転盤の回転角度を制限し暗証番号変更あるい
    は錠の解錠または施錠を区別し、 前記作動部は、中央部に前記組合せバーが貫通する組合
    せ穴および破口が形成され、前記組合せシャフトの接合
    部に対応する位置に前記作動部の回転を防ぐ接合部が設
    けられ、一端に前記歯盤に当接する押し当て部、および
    他端に凸部が設けられ、前記凸部は前記凹部と嵌合して
    前記回転盤が定位され、前記回転盤が回転すると前記凸
    部が前記滑り溝に沿って移動し前記作動部を軸方向に移
    動するように前記滑り溝に当接していることを特徴とす
    る番号錠。
  3. 【請求項3】 前記作動部は一端に滑り溝、凹部および
    遮り止め部が設けられ、 前記回転盤は前記作動部の滑り溝に対応する位置に凸部
    が設けられていることを特徴とする請求項2記載の番号
    錠。
  4. 【請求項4】 錠の公体と、 組合せシャフトを有する錠の本体とを備え、 前記組合せシャフトは、接合部が設けられ、弾力リング
    および番号盤を貫通し、前記錠の本体の中央部に設けら
    れ、 前記番号盤は数字盤に対応する前記番号盤の内壁に凸部
    および窪み溝が設けられ、 前記弾力リングは可撓性および弾性部材からなり、前記
    組合せシャフトに対応する位置に前記弾力リングの回転
    を防ぐ接合部が設けられ、所定の位置に中空部が設けら
    れ、外壁に凸縁部が設けられ、前記凸縁部は前記番号盤
    が回転するとき前記番号盤に当たって音を出し、前記窪
    み溝に嵌合されて前記弾力リングに前記番号盤が定位さ
    れることを特徴とする番号錠。
JP1999007122U 1999-09-17 1999-09-17 番号錠 Expired - Lifetime JP3067497U (ja)

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