JP3067456B2 - メタルガスケット - Google Patents
メタルガスケットInfo
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- JP3067456B2 JP3067456B2 JP5091369A JP9136993A JP3067456B2 JP 3067456 B2 JP3067456 B2 JP 3067456B2 JP 5091369 A JP5091369 A JP 5091369A JP 9136993 A JP9136993 A JP 9136993A JP 3067456 B2 JP3067456 B2 JP 3067456B2
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- Japan
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- bead
- shim
- gasket
- substrate
- width
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- Expired - Lifetime
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- Gasket Seals (AREA)
- Sealing Material Composition (AREA)
Description
管系の接続部に使用するメタルガスケットに関するもの
である。
た従来のメタルガスケットには、ビードを付したものは
あったが、そのビードとシムとを重合したものはなかっ
た。
から、自動車の排気管系中に排気浄化装置が挿入されて
いることが多い。このような管系内の排気ガスの温度は
500 〜800 ℃もあるため、従来はしばしばガス洩れする
ことがあった。
ため本発明においては、ガスの流通用開口を有する金属
板の開口周縁部にビードを形成すると共に、そのビード
の外側の、封塞対象の接続部に対する当該ガスケットの
接合面より外部に突出する位置にかしめ孔を設け、この
かしめ孔から前記ビードの外側縁近くまで細幅の溝を設
けてメタルガスケットの基板を形成し、前記ビード幅の
全体と重合する幅の薄金属板製の環状体を有すると共
に、この環状体の外側に前記かしめ孔と重合する孔あき
部を配置して、この孔あき部と前記環状体とを前記基板
の溝と略合致する幅の連結片により連結したものをシム
とし、このシムを前記2枚の基板により挟むと共に、前
記かしめ孔を鳩目金具によりかしめて一体化してメタル
ガスケットを構成する。
たビード幅の全体と重合する代わりにそのビード幅の一
部と重合するようにしてもよい。
ットの基板に形成したビード部分にのみ薄金属板製のシ
ムを重合するようにし、その他の部分にはシムの厚さが
邪魔にならないようにするとともに、ビードの外側の、
自動車の排気管系等の封塞対象の接続部に対する当該ガ
スケットの接合面より外部に突出する位置にかしめ孔を
設けて鳩目金具によるかしめ部が締めつけのじゃまにな
らないようにしたから、このメタルガスケットを締めつ
けると、ビード部分の締圧が最高になる。したがって従
来のガスケットより封塞性能が一段と向上する。
る。本実施例においては、厚さ0.2mm のステンレス鋼板
を素材として、図2に示すように、接続部の結合面に略
合致する形状に形成する。
1の周縁部にリング状に形成した断面形状が山形のビー
ドである。3はこのビード2の外側の4個所に設けたボ
ルト孔で、4はこれらボルト孔3,3間に外方へ向かっ
て突設した舌片部である。
このかしめ孔5から前記ビード2の外側縁近くまで細幅
の溝6を設けてメタルガスケットの基板7を形成する。
して、図3に示すようにシム8を形成する。すなわち前
記した基板7のビード2の幅d(図4参照)の全体と重
合する幅D(図3,4参照)の環状体9を有すると共
に、この環状体9の外側に前記かしめ孔5と重合する孔
10を有するリング状の孔あき部11を配置して、この孔あ
き部11と前記環状体9とを前記基板の溝6の幅よりやや
小さい幅の連結片12により連結したものをシム8とす
る。
基板7,7により挟むと共に、前記かしめ孔5,10を重
合してから、図1および図4に示すように鳩目金具13に
よりかしめて2枚の基板7,7とシム8を一体化してメ
タルガスケットを構成する。
で、これはシム8の環状体9の外周側を約1/2 切除し
て、ビード2の幅の一部と重合するようにしたものであ
る。この場合シム8はビード2の内周側とのみ重合する
ようになる。
を有する2枚のガスケット基板7,7の間にシム8をサ
ンドイッチ状に挟んで、鳩目金具13により一体的に結合
した。そして、シム8の環状体9が基板7のビード2の
幅の全体または一部とのみ重合するようにしたから、こ
のビード2を含むシム8との重合部の締圧が最大になる
ため、このガスケットの封塞性能をシムなしのガスケッ
トより一段と向上させることができる。
7のかしめ孔5と重合する孔10を有するリング状の孔あ
き部11と連結片12によって正しく位置決めされるから安
心である。また連結片12は、基板7の溝6よりやや幅が
狭く、しかも溝6に嵌入し得る位置に設けられているた
め、この連結片12が環状体9の締圧に悪影響を与えるお
それはない。なお鳩目金具13によるかしめ部は、ガス
ケットの接合面より外部に突出しているため、この部分
が締め付けの障害になることはない。
ガスケットの基板7に形成したビード2の部分にのみ薄
金属板製のシム8の環状体9を重合するようにし、その
他の部分にはシム8の厚さが邪魔にならないようにする
と共に、ビード2の外側の、自動車の排気管系等の封塞
対象の接続部に対する当該ガスケットの接合面より外部
に突出する位置にかしめ孔5を設けて鳩目金具13によ
るかしめ部が締めつけのじゃまにならないようにしたか
ら、このメタルガスケットを締めつけると、ビード2の
部分の締圧が最高になる。したがって従来のガスケット
より封塞性能が一段と向上するという効果が得られる。
Claims (2)
- 【請求項1】 ガスの流通用開口を有する金属板の開口
周縁部にビードを形成すると共に、そのビードの外側
の、封塞対象の接続部に対する当該ガスケットの接合面
より外部に突出する位置にかしめ孔を設け、このかしめ
孔から前記ビードの外側縁近くまで細幅の溝を設けてメ
タルガスケットの基板を形成し、前記ビード幅の全体と
重合する幅の薄金属板製の環状体を有すると共に、この
環状体の外側に前記かしめ孔と重合する孔あき部を配置
して、この孔あき部と前記環状体とを前記基板の溝と略
合致する幅の連結片により連結したものをシムとし、こ
のシムを前記2枚の基板により挟むと共に、前記かしめ
孔を鳩目金具によりかしめて一体化したことを特徴とす
る、メタルガスケット。 - 【請求項2】 前記シムの環状体を、前記基板に設けた
ビード幅の全体と重合する代わりにそのビード幅の一部
と重合するようにしたことを特徴とする、請求項1記載
のメタルガスケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5091369A JP3067456B2 (ja) | 1993-04-19 | 1993-04-19 | メタルガスケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5091369A JP3067456B2 (ja) | 1993-04-19 | 1993-04-19 | メタルガスケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06307550A JPH06307550A (ja) | 1994-11-01 |
JP3067456B2 true JP3067456B2 (ja) | 2000-07-17 |
Family
ID=14024469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5091369A Expired - Lifetime JP3067456B2 (ja) | 1993-04-19 | 1993-04-19 | メタルガスケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3067456B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005114053A (ja) * | 2003-10-08 | 2005-04-28 | Ishikawa Gasket Co Ltd | 金属ガスケット |
JP2016125582A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | Nok株式会社 | 積層ガスケット |
-
1993
- 1993-04-19 JP JP5091369A patent/JP3067456B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06307550A (ja) | 1994-11-01 |
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Legal Events
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