JP3066851U - 反射鏡 - Google Patents

反射鏡

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glass
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curved surface
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泰樹 八重樫
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有限会社日映光学工業所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反射鏡面が単一の曲率半径でなく、少なくと
も一端は次第に曲率半径が小さくなったものでも、また
反射鏡全体がガラス製であっても、在来の反射鏡面に容
易且つ確実に貼付られる枠なし反射鏡を市場に提供す
る。 【解決手段】 反射鏡10の主要部は単一の曲率半径か
らなる凸曲面としてある。一側縁部は側縁に至る程、略
水平方向の曲率半径が次第に小さく形成してある凸曲面
としある。反射鏡10はガラス層15で形成してあり、
可視光線透過率が80乃至88%の着色ガラスとしてあ
る。裏面16には反射膜が形成してある。裏面の両側及
び中央部に若干クッション性のある両面粘着テ−プ20
及びその表面に離型保護テ−プ21が貼付してある。中
央部の両面粘着テ−プ20は両側部のそれよりも厚みが
大としてある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は車両用、主として自動車用の反射鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の反射鏡の一種たる自動車用反射鏡は透明なガラスの内面に、ア ルミニウムを真空蒸着して反射膜が形成して、更にこの層の外に、暗色の剥離防 止の保護膜を施してあるものが殆どである。ところが、アルミニウムを真空蒸着 して反射膜が形成してあるものは、それ自体の反射率は約90%程度と高く、反 射鏡として使用した場合、夜間など後続車のヘッドライトの光線が当たると、そ の反射光が眩しく、運転に支障を来すおそれがある。 そこで、前記ガラス内面に予め透明シリコ−ンと弗化マグネシウムを交互に数 回真空蒸着して、透明着色層を形成し、その背面に黒色ペンキを塗布して反射層 とし、着色した反射率の低下させた反射鏡としている。 また前述の、着色層の成形には何度もの真空蒸着工程を必要とし、製品コスト を著しく高くし、高級車用以外には採用し難い。 また、自動車、オ−トバイなどの反射鏡はこれらを購入するとき、車両本体に 組み付けられており、これらを購入するときには、その性能まで一般にチェック しない。そして実際に運転してから、使い勝手の悪さに気付くため、別個にバッ クミラ−をそのホルダ−と共に購入しているのが一般である。
【0003】 ところが、バックミラ−の見難さはバックミラ−そのものであり、その取り付 けホルダ−ではなく、購入者としても本来バックミラ−のみ気に入ったのが入手 できればそれに超したことがない。
【0004】
【考案が達成しようとする課題】
この考案は反射像の範囲が広く、自己の運転する自動車の後続景色は勿論、自 己の運転する自動車の直ぐ脇の他の車、歩行者おも良く見え、またバックミラ− のみを利用者が購入して、在来のバックミラ−の表面簡単に貼付られ、且つみだ りに外れないバックミラ−つまり自動車、オ−トバイの反射鏡を市場に提供する 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、この考案は一枚の鏡面の一端、中央部分のうち の一種が、その幅の半分乃至4分の3幅は単一の曲率半径からなる凸曲面として あり、これに滑らかに連なる少なくとも一側縁部は側縁に至る程、略水平方向の 曲率半径が次第に小さく形成してある凸曲面としてあり、且つ背面には、両側及 び中央部に若干クッション性のある両面粘着テ−プ及びその表面に離型保護テ− プが貼付してあることを特徴とする反射鏡とする。
【0006】 また、前記の課題を解決するために、この反射鏡の前記両面粘着テ−プのうち 中央部のものはその厚みが、他の両面粘着テ−プより1.26乃至7倍厚い両面 粘着テ−プとしてあることを特徴とすることが好ましい。
【0007】 また、前記の課題を解決するために、この反射鏡の一枚の下辺よりの略半分乃 至4分の1幅は前記単一の曲率半径からなる凸曲面より滑らかに連なる曲率半径 が次第に小さく形成してある凸曲面としてあることを特徴とする場合もある。
【0008】 また、前記の課題を解決するために、この反射鏡の前記鏡面は単層乃至複層の 板ガラスよりなり、ガラス層は可視光線透過率が80乃至88%の着色ガラスと してあり、前記ガラス層の凹曲面にクロ−ムが真空蒸着して反射膜が形成してあ ることを特徴とすることが好ましい。
【0009】 また、前記の課題を解決するために、この反射鏡の前記ガラス層が複層ガラス よりなる場合において、着色ガラスはそのうち、少なくとも一層のガラスで形成 されていることを特徴とする場合もある。
【0010】 また、前記の課題を解決するために、この反射鏡の前記着色ガラスの色彩は青 、緑、褐色、グレ−のうちの一種であることを特徴とすることが好ましい。 また、前記の課題を解決するために、この反射鏡の前記反射鏡の反射率は42 乃至49%としてあることを特徴とすることが好ましい。
【0011】 考案の作用 請求項1記載の考案は前述の通りの構成であるから、これを在来の反射鏡の表 面に裏面の両面粘着テ−プの離型保護テ−プを剥離して、貼付ると反射鏡の主要 部乃至大部分に於いては、従来通りの反射像となり、片側の凡そ半分乃至1/4 幅の当たりから次第に反射像は縦長に細くなり、殆ど真横に至る方向の反射像を 見ることができるものに改造できる作用をなし、反射鏡のホルダ−を車両から外 すこともなく、其の侭利用できる作用をなす。
【0012】 請求項2記載の考案においては、前述の通りに構成しているから、一般に在来 の反射鏡面は単一曲率半径であるから、この考案の反射鏡をその表面に重ねると どうしても中央部が浮き上がる傾向となるが、前記の通り中央部の粘着テ−プの 厚みが両側より厚みが大であるから、全ての粘着テ−プは確実に在来の鏡面に接 着し、貼付た新しい反射鏡が使用中に外れるおそれなく、しっかりと接着される 作用をなす。
【0013】 請求項3記載の考案においては、これを反射鏡に貼付れば、前記の考案の効果 は勿論のこと、更に下側の半分乃至1/4高さ以下の部分においては反射像が次 第に扁平に見え、殆ど真下のものの反射像もみえ、窓の直下の他の車や歩行者の 像も見える。
【0014】 請求項4及び7記載の考案においては、請求項1、2又は3記載の効果の他、 これを反射鏡に貼付れば、反射鏡の反射率が前述の通りであるから、反射像は眩 しくなく、仮に後続車のヘッドライトに照らされても、運転を誤るおそれはない 作用をなす。
【0015】 請求項5記載の考案においては、請求項1、2、3又は4記載の効果の他、こ れを反射鏡に貼付れば、反射鏡は多層ガラスで構成され、目的に合致した丈夫な 反射鏡とすることを可能とする作用をなす。
【0016】 請求項6記載の考案においては、請求項1、2、3、4又は5記載の効果の他 、これを反射鏡に貼付れば、鏡は暗青、暗緑、褐色に見え高級感溢れる鏡面を呈 する作用をなす。
【0017】
【考案の実施の形態】
実施の形態1 請求項1及び請求項4記載の考案を含む代表的な実施例である。 図1及び図2示すものであり、これらの図において、10は横長形状の反射鏡 であり、反射鏡10の主要部である第1凸曲面部Aの領域は単一の曲率半径Rの 第1凸曲面部であり、通常曲率半径Rは500乃至2000mmより任意の値を 選択して成形してある。また前記単一の曲率半径Rの第1凸曲面部Aに連なり、 その一端(側)11寄りの領域Bは前記第1凸曲面部Aの曲率半径から一端11 に至るほど反射鏡11の横長方向の曲率半径R=C−n(n=1乃至1500m m)が次第に小さくなっていて、一端11部においては凡そその曲率半径は40 0mmとし第2凸曲面部Bとしてある。また短辺方向の曲率半径は領域Aの曲率 半径Rと同じに成形してある。 前述の各曲率半径の数値は例示であって、限定的な意味はない。また反射鏡1 0は合成樹脂製、ガラス製又は金属製など材質に限定はない。 反射鏡10がガラス製の場合はその裏面16の中央の大部分に飛散防止フィル ム18が調布してあり、この厚みは一般に0.2mmであるがこの数値自体に限 定的な意味はない。 前記裏面16に両面粘着テ−プ20が貼付てある。中央部分の粘着テ−プ20 aは前記の飛散防止フィルム18の上に重ねて貼付してある。
【0018】 この反射鏡には枠は無く、輪郭形状は貼付る目的の車種のバックミラ−の輪郭 形状の一回り小さい形状にしてある。 前記の反射鏡10両側と中央部には縦長に4.5乃至10cm、幅7乃至20m mの粘着テ−プ20及び離型保護テ−プ21が重ねて貼付てある。粘着テ−プ2 0としては通常厚さ0.75mmの軟質合成樹脂製のテ−プであるから多少クッ ション性がある。
【0019】 実施の形態1の作用 実施の形態1の作用は請求項1記載の考案の作用と殆ど同一である。この実施 の形態に於いては、第2凸曲面部Bを下側にして縦長に使用することもある。こ の場合は反射視野が殆ど真下部分まで含まれる。
【0020】 実施の形態2 図4に示すものであり、請求項1乃至請求項3記載の考案を含む代表的な実施 の形態である。この実施の形態に於いては、一枚の略四角形の鏡面の相隣る二辺 のそれぞれの一辺からその幅及び長さの半分乃至4分の3幅は単一の曲率半径か らなる第1凸曲面部Aとしてあり、これに滑らかに連なる他の二辺の側縁部はそ れぞれの側縁に至る程、略曲率半径が次第に小さく形成してある第2凸曲面部B と第3凸曲面部Dとしてあり、反射鏡10の長辺12沿いの部分の第2凸曲面部 Bは水平方向にのみ曲率半径が次第に長辺12に至るほど小さくしてあり、この 第2凸曲面部B領域の縦方向の曲率半径は単一の曲率半径からなる第1凸曲面部 Aと同一の曲率半径Rとしてある。
【0021】 他方前記第3凸曲面部Dに於いては反射鏡10の下辺13に至るほど縦方向の 曲率半径が次第に下辺13に至るほど小さく成形してあり、横方向の曲率半径は 単一の曲率半径からなる第1凸曲面Aの部分の寸法と同一としてある。第2凸曲 面部Bと第3凸曲面部Dで挾まれた領域Eはこれらが滑らかに接続された略部分 球面形状になっている。
【0022】 実施の形態3 図5に示すものであって、請求項4記載の考案を含むものであり、他の実施の 形態と異なるところは反射鏡10は全てガラスで形成され、ガラス層15として は、通常自動車用の窓ガラスとして市販されている色付きの板ガラスの内、厚さ 2mm乃至3mm好ましくは2.3mmのものを用いる。 ガラス層15の色としては、青、緑、褐色、グレ−のうちの一種を用いるが、 特にこれら色彩に限定されるわけではない。可視光線透過率は80乃至88%の ものを用いる。前記の可視光線透過率に代え直射日光の透過率で示せば71%乃 至81%となる。 前述の自動車用の窓ガラスはガラス層15が単層の場合もあるが、二層以上の ガラス層のもの、若しくはその境界面、又は表面に紫外線遮断皮膜を被覆したも のもあり、またこれら複層のガラス層15の場合、そのうちの少なくとも単層に 前記着色が施してあるものあるものも、この考案のガラス層15に含まれる。
【0023】 先ず前記のガラス板を真空成形により目的の局面に成形する。而して後、前記 凹曲面11側に真空蒸着によりクロム膜乃至層よりなる反射膜17を形成し、こ の反射鏡10の裏面16の中央の大部分に飛散防止フィルム18が調布してあり 、この厚みは一般に0.2mmであるがこの数値自体に限定的な意味はない。 前記裏面16に他の請求項記載の考案同様に、両面粘着テ−プ20が貼付てあ る。中央部分の粘着テ−プ20aは前記の飛散防止フィルム18の上に重ねて貼 付してある。 この様にして形成されたこの考案の反射鏡10は全体として、その反射率は4 2%乃至49%としてある。
【0024】 実施の形態3の作用 以上のように構成しているこの実施の形態3においては、太陽光線下乃至日陰 でこの反射鏡10の鏡面を見れば、多少暗色の反射像が見られ、特に青、緑のガ ラスのものに於いては、多少暗青色乃至暗緑色の落ち着いた色調の反射像がみら れる。反射鏡の曲率半径の変化は実施の形態1又は2と同様としてある。 また、この製品を自動車に実装して、夜間走行した場合も、後続車のヘッドラ イトが反射鏡面を照らしても、42%乃至49%の光量に減殺した反射光となり 、運転者は眩しくなく、運転に支障を来さない。
【0025】 この実施の形態3おいて、三個所ある両面粘着テ−プ20のうち中央の両面粘 着テ−プ20aのベ−スは厚さ前記の飛散防止フィルム18の厚みも含め0.7 5乃至5mmの発泡テ−プ若しくは2乃至7枚重ねの粘着テ−プとして、その厚 みは他の両面粘着テ−プ20の厚みの1.26乃至7倍の厚みとしてある。 従って、在来の反射鏡30の表面に貼付るとき、新旧の反射鏡の中央部が1乃 至2mm浮き上がったとしても、前記中央部の両面粘着テ−プ20aは厚みが充 分にあり、且つクッション性に富むから、全ての両面粘着テ−プ20によって、 支持され使用中に貼付たこの考案の反射鏡が外れ落ちることはない。
【0026】 前述の全ての実施の形態においては、主として自動車用のドアミラ−、フェン ダ−ミラ−、及びル−ムミラ−に就いて説明したが、オ−トバイ用、交差点や車 庫出入口等に使用される反射鏡用であっても各請求項記載の考案の実施の形態で ある。
【0027】
【考案の効果】
前記の通りに構成し、作用をなす請求項1記載の考案の効果は、輪郭形状が対 応した反射鏡を選定し、裏面の離型保護テ−プをそれぞれ剥離して、粘着面を元 々車両などに取り付けてある反射鏡面に位置合わせして、押圧するだけで、簡単 に取り付けられ、取り付けられた新しい反射鏡面は前述の通り、大部分は従来通 りの反射像が形成され、その側縁部においては、反射像は幅方向に次第に圧縮さ れた像となるが、殆ど並走する車両も見ることができ、反射像視野が広く、安全 運転が可能となる。
【0028】 請求項2記載の考案の効果は、前記の効果の他、両面粘着テ−プのうち中央部 の両面粘着テ−プが前述の通りに厚みが大であるから、全ての両面粘着テ−プに よって、貼付た反射鏡は支持され、車両走行中に貼付た反射鏡が剥離して脱落す るおそれはない。
【0029】 請求項3記載の考案の効果は、前記の請求項1又は2記載の考案の効果の他、 反射鏡の下近傍も曲率半径が次第に小さくしてあるから、反射鏡の直ぐ下までの 反射像が見え、窓の真下に接近するバイク、自転車歩行者も認識でき、更に安全 運転が可能となる。
【0030】 請求項4記載の考案の効果は、前記の請求項1、2又は3記載の考案の効果の 他、反射鏡がガラス層で形成され、前記の構成としてあるから、反射像は若干暗 色となり、眩しくなく、夜間後続車のヘッドライトを反射しても、運転を誤るほ ど眩しくならない。
【0031】 請求項5記載の考案の効果は、前記の請求項1、2、3又は4記載の考案の効 果の他、前記ガラス層が複層ガラスよりなる場合において、着色ガラスはそのう ち、少なくとも一層のガラスで形成されているから、請求項4と同様の効果のほ か、目的に応じ、丈夫な反射鏡、および材料を適宜選定することによって、色収 査など少ない反射鏡となる効果を奏する。
【0032】 請求項6記載の考案の効果は、前記の請求項1、2、3、4又は5記載の考案 の効果の他、前記着色ガラスの色彩は青、緑、褐色、グレ−のうちの一種である ことを特徴とするから、反射鏡の色彩は高級感を呈する効果を奏する。
【0033】 請求項6記載の考案の効果は、前記の請求項1、2、3、4、5又は6記載の 考案の効果の他、前記反射鏡の反射率は42乃至49%としてあることを特徴と するから、請求項4記載の考案と同様のこうかを奏する。
【提出日】平成11年8月24日(1999.8.24)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は車両用、主として自動車用の反射鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の反射鏡の一種たる自動車用反射鏡は透明なガラスの内面に、ア ルミニウムを真空蒸着して反射膜が形成して、更にこの層の外に、暗色の剥離防 止の保護膜を施してあるものが殆どである。ところが、アルミニウムを真空蒸着 して反射膜が形成してあるものは、それ自体の反射率は約90%程度と高く、反 射鏡として使用した場合、夜間など後続車のヘッドライトの光線が当たると、そ の反射光が眩しく、運転に支障を来すおそれがある。 そこで、前記ガラス内面に予め透明シリコ−ンと弗化マグネシウムを交互に数 回真空蒸着して、透明着色層を形成し、その背面に黒色ペンキを塗布して反射層 とし、着色した反射率の低下させた反射鏡としている。 また前述の、着色層の成形には何度もの真空蒸着工程を必要とし、製品コスト を著しく高くし、高級車用以外には採用し難い。 また、自動車、オ−トバイなどの反射鏡はこれらを購入するとき、車両本体に 組み付けられており、これらを購入するときには、その性能まで一般にチェック しない。そして実際に運転してから、使い勝手の悪さに気付くため、別個にバッ クミラ−をそのホルダ−と共に購入しているのが一般である。
【0003】 ところが、バックミラ−の見難さはバックミラ−そのものであり、その取り付 けホルダ−ではなく、購入者としても本来バックミラ−のみ気に入ったのが入手 できればそれに超したことがない。
【0004】
【考案が達成しようとする課題】
この考案は反射像の範囲が広く、自己の運転する自動車の後続景色は勿論、自 己の運転する自動車の直ぐ脇の他の車、歩行者をも良く見え、またバックミラ− のみを利用者が購入して、在来のバックミラ−の表面に簡単に貼付られ、且つみ だりに外れないバックミラ−つまり自動車、オ−トバイの反射鏡を市場に提供す る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、この考案は一枚の鏡面の一端、中央部分のうち の一種が、その幅の半分乃至4分の3幅は単一の曲率半径からなる凸曲面として あり、これに滑らかに連なる少なくとも一側縁部は側縁に至る程、略水平方向の 曲率半径が次第に小さく形成してある凸曲面としてあり、且つ背面には、両側及 び中央部に若干クッション性のある両面粘着テ−プ及びその表面に離型保護テ− プが貼付してあることを特徴とする反射鏡とする。
【0006】 また、前記の課題を解決するために、この反射鏡の前記両面粘着テ−プのうち 中央部のものはその厚みが、他の両面粘着テ−プより1.26乃至7倍厚い両面 粘着テ−プとしてあることを特徴とすることが好ましい。
【0007】 また、前記の課題を解決するために、この反射鏡の一枚の下辺よりの略半分乃 至4分の1幅は前記単一の曲率半径からなる凸曲面より滑らかに連なる曲率半径 が次第に小さく形成してある凸曲面としてあることを特徴とする場合もある。
【0008】 また、前記の課題を解決するために、この反射鏡の前記鏡面は単層乃至複層の 板ガラスよりなり、ガラス層は可視光線透過率が80乃至88%の着色ガラスと してあり、前記ガラス層の凹曲面にクロ−ムが真空蒸着して反射膜が形成してあ ることを特徴とすることが好ましい。
【0009】 また、前記の課題を解決するために、この反射鏡の前記ガラス層が複層ガラス よりなる場合において、着色ガラスはそのうち、少なくとも一層のガラスで形成 されていることを特徴とする場合もある。
【0010】 また、前記の課題を解決するために、この反射鏡の前記着色ガラスの色彩は青 、 緑、褐色、グレ−のうちの一種であることを特徴とすることが好ましい。 また、前記の課題を解決するために、この反射鏡の前記反射鏡の反射率は42 乃至49%としてあることを特徴とすることが好ましい。
【0011】 考案の作用 請求項1記載の考案は前述の通りの構成であるから、これを在来の反射鏡の表 面に裏面の両面粘着テ−プの離型保護テ−プを剥離して、貼付ると反射鏡の主要 部乃至大部分に於いては、従来通りの反射像となり、片側の凡そ半分乃至1/4 幅の当たりから次第に反射像は縦長に細くなり、殆ど真横に至る方向の反射像を 見ることができるものに改造できる作用をなし、反射鏡のホルダ−を車両から外 すこともなく、其の侭利用できる作用をなす。
【0012】 請求項2記載の考案においては、前述の通りに構成しているから、一般に在来 の反射鏡面は単一曲率半径であるから、この考案の反射鏡をその表面に重ねると どうしても中央部が浮き上がる傾向となるが、前記の通り中央部の粘着テ−プの 厚みが両側より厚みが大であるから、全ての粘着テ−プは確実に在来の鏡面に接 着し、貼付た新しい反射鏡が使用中に外れるおそれなく、しっかりと接着される 作用をなす。
【0013】 請求項3記載の考案においては、これを反射鏡に貼付れば、前記の考案の効果 は勿論のこと、更に下側の半分乃至1/4高さ以下の部分においては反射像が次 第に扁平に見え、殆ど真下のものの反射像もみえ、窓の直下の他の車や歩行者の 像も見える。
【0014】 請求項4及び7記載の考案においては、請求項1、2又は3記載の効果の他、 これを反射鏡に貼付れば、反射鏡の反射率が前述の通りであるから、反射像は眩 しくなく、仮に後続車のヘッドライトに照らされても、運転を誤るおそれはない 作用をなす。
【0015】 請求項5記載の考案においては、請求項1、2、3又は4記載の効果の他、こ れを反射鏡に貼付れば、反射鏡は多層ガラスで構成され、目的に合致した丈夫な 反射鏡とすることを可能とする作用をなす。
【0016】 請求項6記載の考案においては、請求項1、2、3、4又は5記載の効果の他 、これを反射鏡に貼付れば、鏡は暗青、暗緑、褐色に見え高級感溢れる鏡面を呈 する作用をなす。
【0017】
【考案の実施の形態】
実施の形態1 請求項1及び請求項4記載の考案を含む代表的な実施例である。 図1及び図2示すものであり、これらの図において、10は横長形状の反射鏡 であり、反射鏡10の主要部である第1凸曲面部Aの領域は単一の曲率半径Rの 第1凸曲面部であり、通常曲率半径Rは500乃至2000mmより任意の値を 選択して成形してある。また前記単一の曲率半径Rの第1凸曲面部Aに連なり、 その一端(側)11寄りの領域Bは前記第1凸曲面部Aの曲率半径から一端11 に至るほど反射鏡11の横長方向の曲率半径R=C−n(n=1乃至1500m m)が次第に小さくなっていて、一端11部においては凡そその曲率半径は40 0mmとし第2凸曲面部Bとしてある。また短辺方向の曲率半径は領域Aの曲率 半径Rと同じに成形してある。 前述の各曲率半径の数値は例示であって、限定的な意味はない。また反射鏡1 0は合成樹脂製、ガラス製又は金属製など材質に限定はない。 反射鏡10がガラス製の場合はその裏面16の中央の大部分に飛散防止フィル ム17が貼付してあり、この厚みは一般に0.2mmであるがこの数値自体に限 定的な意味はない。 前記裏面16に両面粘着テ−プ20が貼付てある。中央部分の粘着テ−プ20 aは前記の飛散防止フィルム17の上に重ねて貼付してある。
【0018】 この反射鏡には枠は無く、輪郭形状は貼付る目的の車種のバックミラ−の輪郭 形状の一回り小さい形状にしてある。 前記の反射鏡10両側と中央部には縦長に4.5乃至10cm、幅7乃至20m mの粘着テ−プ20及び離型保護テ−プ21が重ねて貼付てある。粘着テ−プ2 0としては通常厚さ0.75mmの軟質合成樹脂製のテ−プであるから多少クッ ション性がある。
【0019】 実施の形態1の作用 実施の形態1の作用は請求項1記載の考案の作用と殆ど同一である。この実施 の形態に於いては、第2凸曲面部Bを下側にして縦長に使用することもある。こ の場合は反射視野が殆ど真下部分まで含まれる。
【0020】 実施の形態2 図4に示すものであり、請求項1乃至請求項3記載の考案を含む代表的な実施 の形態である。この実施の形態に於いては、一枚の略四角形の鏡面の相隣る二辺 のそれぞれの一辺からその幅及び長さの半分乃至4分の3幅は単一の曲率半径か らなる第1凸曲面部Aとしてあり、これに滑らかに連なる他の二辺の側縁部はそ れぞれの側縁に至る程、略曲率半径が次第に小さく形成してある第2凸曲面部B と第3凸曲面部Dとしてあり、反射鏡10の長辺12沿いの部分の第2凸曲面部 Bは水平方向にのみ曲率半径が次第に長辺12に至るほど小さくしてあり、この 第2凸曲面部B領域の縦方向の曲率半径は単一の曲率半径からなる第1凸曲面部 Aと同一の曲率半径Rとしてある。
【0021】 他方前記第3凸曲面部Dに於いては反射鏡10の下辺13に至るほど縦方向の 曲率半径が次第に下辺13に至るほど小さく成形してあり、横方向の曲率半径は 単一の曲率半径からなる第1凸曲面Aの部分の寸法と同一としてある。第2凸曲 面部Bと第3凸曲面部Dで挾まれた領域Eはこれらが滑らかに接続された略部分 球面形状になっている。
【0022】 実施の形態3 図5に示すものであって、請求項4記載の考案を含むものであり、他の実施の 形態と異なるところは反射鏡10は全てガラスで形成され、ガラス層15として は、通常自動車用の窓ガラスとして市販されている色付きの板ガラスの内、厚さ 2mm乃至3mm好ましくは2.3mmのものを用いる。 ガラス層15の色としては、青、緑、褐色、グレ−のうちの一種を用いるが、 特にこれら色彩に限定されるわけではない。可視光線透過率は80乃至88%の ものを用いる。前記の可視光線透過率に代え直射日光の透過率で示せば71%乃 至81%となる。 前述の自動車用の窓ガラスはガラス層15が単層の場合もあるが、二層以上の ガラス層のもの、若しくはその境界面、又は表面に紫外線遮断皮膜を被覆したも のもあり、またこれら複層のガラス層15の場合、そのうちの少なくとも単層に 前記着色が施してあるものあるものも、この考案のガラス層15に含まれる。
【0023】 先ず前記のガラス板を真空成形により目的の局面に成形する。而して後、前記 凹曲面11側に真空蒸着によりクロム膜乃至層よりなる反射膜を形成し、この反 射鏡10の裏面16の中央の大部分に飛散防止フィルム17が貼付してあり、こ の厚みは一般に0.2mmであるがこの数値自体に限定的な意味はない。 前記裏面16に他の請求項記載の考案同様に、両面粘着テ−プ20が貼付てあ る。中央部分の粘着テ−プ20aは前記の飛散防止フィルム18の上に重ねて貼 付してある。 この様にして形成されたこの考案の反射鏡10は全体として、その反射率は4 2%乃至49%としてある。
【0024】 実施の形態3の作用 以上のように構成しているこの実施の形態3においては、太陽光線下乃至日陰 でこの反射鏡10の鏡面を見れば、多少暗色の反射像が見られ、特に青、緑のガ ラスのものに於いては、多少暗青色乃至暗緑色の落ち着いた色調の反射像がみら れる。反射鏡の曲率半径の変化は実施の形態1又は2と同様としてある。 また、この製品を自動車に実装して、夜間走行した場合も、後続車のヘッドラ イトが反射鏡面を照らしても、42%乃至49%の光量に減殺した反射光となり 、運転者は眩しくなく、運転に支障を来さない。
【0025】 この実施の形態3おいて、三個所ある両面粘着テ−プ20のうち中央の両面粘 着テ−プ20aのベ−スは厚さ前記の飛散防止フィルム18の厚みも含め0.7 5乃至5mmの発泡テ−プ若しくは2乃至7枚重ねの粘着テ−プとして、その厚 みは他の両面粘着テ−プ20の厚みの1.26乃至7倍の厚みとしてある。 従って、在来の反射鏡30の表面に貼付るとき、新旧の反射鏡の中央部が1乃 至2mm浮き上がったとしても、前記中央部の両面粘着テ−プ20aは厚みが充 分にあり、且つクッション性に富むから、全ての両面粘着テ−プ20によって、 支持され使用中に貼付たこの考案の反射鏡が外れ落ちることはない。
【0026】 前述の全ての実施の形態においては、主として自動車用のドアミラ−、フェン ダ−ミラ−、及びル−ムミラ−に就いて説明したが、オ−トバイ用、交差点や車 庫出入口等に使用される反射鏡用であっても各請求項記載の考案の実施の形態で ある。
【0027】
【考案の効果】
前記の通りに構成し、作用をなす請求項1記載の考案の効果は、輪郭形状が対 応した反射鏡を選定し、裏面の離型保護テ−プをそれぞれ剥離して、粘着面を元 々車両などに取り付けてある反射鏡面に位置合わせして、押圧するだけで、簡単 に取り付けられ、取り付けられた新しい反射鏡面は前述の通り、大部分は従来通 りの反射像が形成され、その側縁部においては、反射像は幅方向に次第に圧縮さ れた像となるが、殆ど並走する車両も見ることができ、反射像視野が広く、安全 運転が可能となる。
【0028】 請求項2記載の考案の効果は、前記の効果の他、両面粘着テ−プのうち中央部 の両面粘着テ−プが前述の通りに厚みが大であるから、全ての両面粘着テ−プに よって、貼付た反射鏡は支持され、車両走行中に貼付た反射鏡が剥離して脱落す るおそれはない。
【0029】 請求項3記載の考案の効果は、前記の請求項1又は2記載の考案の効果の他、 反射鏡の下近傍も曲率半径が次第に小さくしてあるから、反射鏡の直ぐ下までの 反射像が見え、窓の真下に接近するバイク、自転車、歩行者も認識でき、更に安 全運転が可能となる。
【0030】 請求項4記載の考案の効果は、前記の請求項1、2又は3記載の考案の効果の 他、反射鏡がガラス層で形成され、前記の構成としてあるから、反射像は若干暗 色となり、眩しくなく、夜間後続車のヘッドライトを反射しても、運転を誤るほ ど眩しくならない。
【0031】 請求項5記載の考案の効果は、前記の請求項1、2、3又は4記載の考案の効 果の他、前記ガラス層が複層ガラスよりなる場合において、着色ガラスはそのう ち、少なくとも一層のガラスで形成されているから、請求項4と同様の効果のほ か、目的に応じ、丈夫な反射鏡、および材料を適宜選定することによって、色収 査など少ない反射鏡となる効果を奏する。
【0032】 請求項6記載の考案の効果は、前記の請求項1、2、3、4又は5記載の考案 の効果の他、前記着色ガラスの色彩は青、緑、褐色、グレ−のうちの一種である ことを特徴とするから、反射鏡の色彩は高級感を呈する効果を奏する。
【0033】 請求項6記載の考案の効果は、前記の請求項1、2、3、4、5又は6記載の 考案の効果の他、前記反射鏡の反射率は42乃至49%としてあることを特徴と するから、請求項4記載の考案と同様の効果を奏する。
【提出日】平成11年11月9日(1999.11.9)
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【考案が達成しようとする課題】
この考案は反射像の範囲が広く、自己の運転する自動車の後続景色は勿論、自 己の運転する自動車の直ぐ脇の他の車、歩行者をも良く見え、またバックミラ− のみを利用者が購入して、在来のバックミラ−の表面に簡単に貼付けられ、且つ みだりに外れないバックミラ−つまり自動車、オ−トバイの反射鏡を市場に提供 する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】 請求項5記載の考案においては、請求項4記載の効果の他、これを反射鏡に貼 付れば、反射鏡は多層ガラスで構成され、目的に合致した丈夫な反射鏡とするこ とを可能とする作用をなす。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】 請求項6記載の考案においては、請求項4又は5記載の効果の他、これを反射 鏡に貼付れば、鏡は暗青、暗緑、褐色に見え高級感溢れる鏡面を呈する作用をな す。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】
【考案の実施の形態】
実施の形態1 請求項1及び請求項4記載の考案を含む代表的な実施例である。 図1及び図2示すものであり、これらの図において、10は横長形状の反射鏡 であり、反射鏡10の主要部である第1凸曲面部Aの領域は単一の曲率半径Rの 第1凸曲面部であり、通常曲率半径Rは500乃至2000mmより任意の値を 選択して成形してある。また前記単一の曲率半径Rの第1凸曲面部Aに連なり、 その一端(側)11寄りの領域Bは前記第1凸曲面部Aの曲率半径から一端11 に至るほど反射鏡11の横長方向の曲率半径R=C−n(n=1乃至1500m m)が次第に小さくなっていて、一端11部においては凡そその曲率半径は40 0mmとし第2凸曲面部Bとしてある。また短辺方向の曲率半径は領域Aの曲率 半径Rと同じに成形してある。 前述の各曲率半径の数値は例示であって、限定的な意味はない。また反射鏡1 0は合成樹脂製、ガラス製又は金属製など材質に限定はない。 反射鏡10がガラス製の場合はその裏面16の中央の大部分に飛散防止フィル ム17が貼付してあり、この厚みは一般に0.2mmであるがこの数値自体に限 定的な意味はない。 前記裏面16に両面粘着テ−プ20が貼付てある。中央部分の粘着テ−プ20 aは前記の飛散防止フィルム17の上に重ねて貼付してある。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】 実施の形態3 図5に示すものであって、請求項4、5、6及び7記載の考案を含むものであ り、他の実施の形態と異なるところは反射鏡10は全てガラスで形成され、ガラ ス層15としては、通常自動車用の窓ガラスとして市販されている色付きの板ガ ラスの内、厚さ2mm乃至3mm好ましくは2.3mmのものを用いる。 ガラス層15の色としては、青、緑、褐色、グレ−のうちの一種を用いるが、 特にこれら色彩に限定されるわけではない。可視光線透過率は80乃至88%の ものを用いる。前記の可視光線透過率に代え直射日光の透過率で示せば71%乃 至81%となる。 前述の自動車用の窓ガラスはガラス層15が単層の場合もあるが、二層以上の ガラス層のもの、若しくはその境界面、又は表面に紫外線遮断皮膜を被覆したも のもあり、またこれら複層のガラス層15の場合、そのうちの少なくとも単層に 前記着色が施してあるものあるものも、この考案のガラス層15に含まれる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】 先ず前記のガラス板を真空成形により目的の局面に成形する。而して後、前記 凹曲面11側に真空蒸着によりクロム膜乃至層よりなる反射膜を形成し、この反 射鏡10の裏面16の中央の大部分に飛散防止フィルム17が貼付してあり、こ の厚みは一般に0.2mmであるがこの数値自体に限定的な意味はない。 前記裏面16に他の請求項記載の考案同様に、両面粘着テ−プ20が貼付てあ る。中央部分の粘着テ−プ20aは前記の飛散防止フィルム17の上に重ねて貼 付してある。 この様にして形成されたこの考案の反射鏡10は全体として、その反射率は4 2%乃至49%としてある。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】 この実施の形態3おいて、三個所ある両面粘着テ−プ20のうち中央の両面粘 着テ−プ20aのベ−スは厚さ前記の飛散防止フィルム17の厚みも含め0.7 5乃至5mmの発泡テ−プ若しくは2乃至7枚重ねの粘着テ−プとして、その厚 みは他の両面粘着テ−プ20の厚みの1.26乃至7倍の厚みとしてある。 従って、在来の反射鏡30の表面に貼付るとき、新旧の反射鏡の中央部が1乃 至2mm浮き上がったとしても、前記中央部の両面粘着テ−プ20aは厚みが充 分にあり、且つクッション性に富むから、全ての両面粘着テ−プ20によって、 支持され使用中に貼付たこの考案の反射鏡が外れ落ちることはない。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】 請求項3記載の考案の効果は、前記の請求項1又は2記載の考案の効果の他、 反射鏡の下近傍も曲率半径が次第に小さくしてあるから、反射鏡の直ぐ下までの 反射像が見え、窓の真下に接近するバイク、自転車、歩行者も認識でき、更に安 全運転が可能となる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】 請求項5記載の考案の効果は、前記の請求項4記載の考案の効果の他、前記ガ ラス層が複層ガラスよりなる場合において、着色ガラスはそのうち、少なくとも 一層のガラスで形成されているから、請求項4と同様の効果のほか、目的に応じ 、丈夫な反射鏡、および材料を適宜選定することによって、色収査など少ない反 射鏡となる効果を奏する。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】 請求項6記載の考案の効果は、前記の請求項4又は5記載の考案の効果の他、 前記着色ガラスの色彩は青、緑、褐色、グレ−のうちの一種であることを特徴と するから、反射鏡の色彩は高級感を呈する効果を奏する。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】 請求項7記載の考案の効果は、前記の請求項1、2、3、4、5又は6記載の 考案の効果の他、前記反射鏡の反射率は42乃至49%としてあることを特徴と するから、請求項4記載の考案と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の正面図である。
【図2】図1の裏面図である。
【図3】図1の横断平面図である。
【図4】実施の形態2の正面図である。
【図5】実施の形態3の横断平面図である。
【符号の説明】
10 反射鏡 11 一端 15 ガラス層 16 裏面 17 飛散防止膜 20 両面粘着テ−プ A 第1凸曲面部 B 第2凸曲面部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年8月24日(1999.8.2
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 反射鏡
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の正面図である。
【図2】図1の裏面図である。
【図3】図1の横断平面図である。
【図4】実施の形態2の正面図である。
【図5】実施の形態3の横断平面図である。
【符号の説明】 10 反射鏡 11 一端 15 ガラス層 16 裏面 17 飛散防止フイルム 20 両面粘着テ−プ A 第1凸曲面部
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年11月9日(1999.11.
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の正面図である。
【図2】図1の裏面図である。
【図3】図1の横断平面図である。
【図4】実施の形態2の正面図である。
【図5】実施の形態3の横断平面図である。
【符号の説明】 10 反射鏡 11 一端 15 ガラス層 16 裏面 17 飛散防止フイルム 20 両面粘着テ−プ A 第1凸曲面部

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一枚の鏡面の一端、中央部分のうちの一種
    が、その幅の半分乃至4分の3幅は単一の曲率半径から
    なる凸曲面としてあり、これに滑らかに連なる少なくと
    も一側縁部は側縁に至る程、略水平方向の曲率半径が次
    第に小さく形成してある凸曲面としてあり、且つ背面に
    は、両側及び中央部に若干クッション性のある両面粘着
    テ−プ及びその表面に離型保護テ−プが貼付してあるこ
    とを特徴とする反射鏡。
  2. 【請求項2】前記両面粘着テ−プのうち中央部のものは
    その厚みが、他の両面粘着テ−プより1.26乃至7倍
    厚い両面粘着テ−プとしてあることを特徴とする請求項
    1記載の反射鏡。
  3. 【請求項3】一枚の下辺よりの略半分乃至4分の1幅は
    前記単一の曲率半径からなる凸曲面より滑らかに連なる
    曲率半径が次第に小さく形成してある凸曲面としてある
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の反射鏡。
  4. 【請求項4】前記鏡面は単層乃至複層の板ガラスよりな
    り、ガラス層は可視光線透過率が80乃至88%の着色
    ガラスとしてあり、前記ガラス層の凹曲面にクロ−ムが
    真空蒸着して反射膜が形成してあることを特徴とする請
    求項1、2又は3記載の反射鏡。
  5. 【請求項5】前記ガラス層が複層ガラスよりなる場合に
    おいて、着色ガラスはそのうち、少なくとも一層のガラ
    スで形成されていることを特徴とする請求項1、2、3
    又は4記載の反射鏡。
  6. 【請求項6】前記着色ガラスの色彩は青、緑、褐色、グ
    レ−のうちの一種であることを特徴とする請求項1、
    2、3、4又は5記載の反射鏡。
  7. 【請求項7】前記反射鏡の反射率は42乃至49%とし
    てあることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は
    6記載の反射鏡。
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