JP2005001235A - 角度選択反射表皮材及びそれを用いた車両 - Google Patents

角度選択反射表皮材及びそれを用いた車両 Download PDF

Info

Publication number
JP2005001235A
JP2005001235A JP2003167016A JP2003167016A JP2005001235A JP 2005001235 A JP2005001235 A JP 2005001235A JP 2003167016 A JP2003167016 A JP 2003167016A JP 2003167016 A JP2003167016 A JP 2003167016A JP 2005001235 A JP2005001235 A JP 2005001235A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
angle
light
skin material
reflective
selective
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003167016A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4211502B2 (ja
Inventor
Hiroaki Harada
宏昭 原田
Hiroaki Miura
宏明 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2003167016A priority Critical patent/JP4211502B2/ja
Priority to US10/853,755 priority patent/US7252397B2/en
Publication of JP2005001235A publication Critical patent/JP2005001235A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4211502B2 publication Critical patent/JP4211502B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R5/00Compartments within vehicle body primarily intended or sufficiently spacious for trunks, suit-cases, or the like
    • B60R5/04Compartments within vehicle body primarily intended or sufficiently spacious for trunks, suit-cases, or the like arranged at rear of vehicle
    • B60R5/044Compartments within vehicle body primarily intended or sufficiently spacious for trunks, suit-cases, or the like arranged at rear of vehicle luggage covering means, e.g. parcel shelves
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/08Mirrors
    • G02B5/09Multifaceted or polygonal mirrors, e.g. polygonal scanning mirrors; Fresnel mirrors
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/12Reflex reflectors
    • G02B5/136Reflex reflectors plural reflecting elements forming part of a unitary body
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/20Filters
    • G02B5/208Filters for use with infrared or ultraviolet radiation, e.g. for separating visible light from infrared and/or ultraviolet radiation

Abstract

【課題】直射あるいはガラスを通した日射による内装材の表面温度上昇の抑制を目的にして、可視光を含む日射エネルギーを効果的に反射すること、及び可視光反射率を上げることによる、日射の正反射光や表皮の窓への映り込みによる乗員視界への悪影響を解決する角度選択反射表皮材及びそれを用いた車両を提供すること。
【解決手段】角度選択透過性を有するシートに、反射層を積層した角度選択反射表皮材を構成した。また、この角度選択反射表皮材を車両のインストルメントパネル、ドアトリム、リアパーセルシェルフ、ピラーガーニッシュ、ハンドルより選ばれる少なくとも一種に適用した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は内装表皮材及びそれを用いた車両に関し、特に炎天下における車室内の温度環境改善に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
炎天下において、駐車中の自動車の室内が非常な高温になることは周知である。日本国内において夏場の車両内温度測定によれば、炎天下駐車した場合の車両室内温度は約70℃にも達し、内装材においては、インスツルメントパネル上面で100℃前後、天井、シート表面で70℃前後もの高温に達することが報告されている。こうした状況で乗車した際の不快感は言うまでもなく、また内装材から長時間に渡り放射熱が発生すること、シート表面に蓄熱されることで乗員がシートから熱伝導によって熱気を受け取ることで不快になるとともに、換気あるいは冷房では室温や内装材温度は容易に下がらないため、冷房による過剰なエネルギー消費も問題となる。
【0003】
従来このような炎天下駐車の問題点に関し、内装材表面の過熱を防止する目的では、例えば特許文献1、2に記載の内装材表皮に遠赤外線反射顔料を含有させ、近赤外線を反射する方法が提案されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−114149号公報。
【0005】
【特許文献2】
特開2001−122044号公報。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この方法は赤外反射顔料粉末を樹脂にランダムに混入するため、反射方向が乱反射になり、ほとんどの反射光は樹脂層に吸収され熱に変わる。また、太陽光線エネルギーの約半分は可視光であり、加えて近年の自動車用窓ガラスは近赤外を吸収する断熱ガラスが多いことから、内装表面温度上昇の主要因は可視光である。従ってこの方法に代表される近赤外線を反射する方法では大きな効果は期待できない。
【0007】
本発明は上記の課題に着目してなされたもので、直射あるいはガラスを通した日射による内装材の表面温度上昇を抑制することを目的に、可視光を含む日射エネルギーの効果的な反射を第一の課題とした。
【0008】
しかし可視光反射率を上げると、必然的に表皮材の色は白色あるいは金属光沢色に近づく。そこで、それによって生じる日射の正反射光や、表皮の窓への映り込みによる乗員視界への悪影響を解決することを第二の課題とした。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、角度選択透過性を有するシートに、反射層を積層して得られる角度選択反射材としたことで、日射による表面温度の上昇を抑制しつつ、日射の反射方向を規定した。
【0010】
また、この角度選択反射材を、車両のインストルメントパネル、ドアトリム、リアパーセルシェルフ、ピラーガーニッシュ、ハンドルより選ばれる少なくとも一種に用いることで、車両の直射日光が当たる部位の内装表皮として用い、上記第一と第二の課題を同時に解決することとした。
【0011】
よって、日射を反射することで内装材の表面温度上昇を抑制しつつ、それによって生じる日射の正反射光や、表皮の窓への写り込みによる乗員視界への悪影響を防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における角度選択反射表皮材及びそれを用いた車両を実現する実施の形態を説明する。
【0013】
(実施の形態)
図1に本発明の実施の形態である角度選択透過性シート3に反射層5を積層した角度選択反射材の構成図を示す(請求項1に対応)。
【0014】
図2は、図1の角度選択反射材を車両インパネに適用した場合を表す図である(請求項11に対応)。白昼の日射に相当する高い位置の太陽(高日射光源)30からウインドウシールド1を通り入射する入射光80は、角度選択透過性シート3を通過して反射層5に到達して反射する。入射光80の反射光81は再び角度選択透過性3シートを透過して系外に放出される。一方、朝夕に相当する低い位置の太陽(低日射光源)31からウインドウシールド1を通り入射する入射光82は、角度選択透過性シート3の遮光壁に阻まれて吸収され、入射光82の反射光83は乗員視点10には到達しない。このように光の入射角度に依存した反射特性を有するシート材料を角度選択反射性シートと呼ぶこととし、高い位置にある太陽光の入射方向に対しては反射材として働き、乗員の視線方向に対しては非反射材として機能するように用いるのが本発明の原理である。
【0015】
(角度選択透過性シート)
ここで、角度選択透過性シート3とは、先に述べたように、ある角度では光を透過し、別の角度では非透過となる特性を有するシートである。角度選択透過性シート3にはいろいろな形態がある。図3は、透明樹脂フィルム41に不透明の遮光壁(ルーバー)42が規則的に配置されたルーバー構造を持つ角度選択透過性シート3の断面図である(請求項2に対応)。この構造はシートの機械的強度を確保することが難しいことから、透明な補強フィルム43でラミネートすることもあるが、本発明の効果を損なうものではない。
【0016】
また図4のように鋸歯状断面を持つ透明な鋸歯シート48の鋸歯の片面に遮光壁45が設けられる構造、あるいは図示しないが薄いハニカム体のような、セル状の遮光壁を形成したシートも本発明の角度選択透過性シートとして好適に用いることができる。この場合も適宜補強の目的で透明フィルム43をラミネートして用いることができる。
【0017】
(ルーバー)
特に遮光壁(ルーバー)42を備えたルーバー型の角度選択透過性シート3は、その製造方法において、透明のシートと非透明のシート(遮光壁に相当)の交互積層を繰り返す事により樹脂ブロックを形成し、それを厚み方向にスライスするという、比較的量産性の高い工業的製造方法が確立している。また、ルーバー型は比較的単純な構造であり発明の構成を説明しやすいので、以降本実施の形態の説明に遮光壁(ルーバー)42を備えたルーバー型の角度選択透過性シート3を用いた例を中心に説明していく。但しこれは本発明をルーバー型に限定するものではない。
【0018】
角度選択透過性シート3の光線透過部分を成す透明シートとしては、透明性を有する樹脂から任意に選択することが可能で、例えば、スチレン、メチルメタクリレート、アクリロニトリル、ポリカーボネート、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂や、シリコン樹脂などの透明ラバー類を好適に用いることができる。
【0019】
遮光壁となる非透明シートとしては、前述のような樹脂あるいはラバー類に、カーボン、酸化チタン、酸化亜鉛などの光透過性の無い顔料を分散したシート成形が好適に用いられる。また、光透過性の無い塗料を塗布してなるシートでもかまわない。あるいは、金属箔や金属蒸着した樹脂シートなども遮光性に優れるために好適に用いることができる(請求項6に対応)。
【0020】
(ルーバーの有効反射角)
ルーバー型の角度選択透過材は、その製造方法において、積層する透明シートと非透明シートの厚みによって遮光壁(ルーバー)42のピッチを調整し、スライスの厚さによって遮光壁(ルーバー)42の高さを調整し、スライスの角度によって遮光壁(ルーバー)42の傾斜角度を調整するというように、角度選択透過特性の設計が容易に可能なことから、本発明に一層好適に用いられる。
【0021】
ここで、本実施の形態の角度選択反射材の反射特性について、遮光壁(ルーバー)42の設計要件との関係を説明する。図5は角度選択反射材における有効反射角aを表す図である。遮光壁(ルーバー)42間の中心と遮光壁(ルーバー)42両上端を結ぶ線が成す角の内側が有効反射角aとなり、外側が非反射角bとなる。従って遮光壁(ルーバー)42のピッチが大きければ有効反射角aが大きく、遮光壁(ルーバー)42の高さが高ければ有効反射角aが小さくなる。また、遮光壁(ルーバー)42の角度については後に述べる実施形態において、遮光壁(ルーバー)42表面の反射の工夫によって、有効反射角aの方向を調整することができる(後述)。
【0022】
いずれにせよ、本実施の形態においては、角度選択反射材の設置される位置と、乗員視点10の位置及び日射の入射方向とを考慮して、これら遮光壁(ルーバー)42の設計パラメータを適宜調整して、より高い効果を発揮することができる。つまり、乗員の視線方向に対して非反射特性を損なわない範囲で有効反射角aを広げる様に設計することができる(請求項1、2に対応)。
【0023】
(ルーバー面の光学性状)
本実施の形態を更に効果あるものとするために、ルーバー表面に関し表裏それぞれの光学特性を考慮することが重要である。図6は、遮光壁(ルーバー)42の乗員側に向く面を光吸収性表面44に、車外側に向く面を光反射性表面45として角度選択反射材を構成した場合の構造を表す図である(請求項3に対応)。
【0024】
まず、角度選択反射材の乗員側に面する遮光壁(ルーバー)42の片面は、図7に示すようにインパネへの直接視線12及び遮光壁(ルーバー)42への窓映り視線13を経てウインドウシールド1へ映り込む。従ってその面が明る過ぎると乗員の視界の妨げになるため、低い明度であることが好ましい。また、その片面はインパネへの直接視線11により乗員が直接目にする面でもあり、内装材の意匠を決定する。そこで、映り込み防止と意匠上の自由度を考慮すれば、上限の明度をマンセル明度で5.0以下程度に押さえつつ、室内のデザインに合わせて任意の色調に設定することができる(請求項4に対応)。
【0025】
一方、車外側に面するルーバー面の表面を光反射性表面45とすることにより、より大きな有効反射角が得られる。つまり、図8に示すように、有効反射角度がルーバー反射性表面に拠る拡大分cだけ前方(車外方向)に拡大する。有効反射角度が拡大すると、反射機能を発揮する角度が広がるばかりでなく、遮光壁(ルーバー)42の陰になる部分の面積が減る分だけ反射率も向上するため、発明の目的とする温度上昇防止に大きな効果がある。
【0026】
また、図9のように遮光壁(ルーバー)42角を設けることにより、有効反射角度を更に前方にルーバー角による拡大分dだけ傾けることが可能になる。これにより、乗員側への非反射性能を保ちながら、より広範な太陽位置へからの日射を反射することができる(請求項3に対応)。
【0027】
(ルーバーの反射特性)
ここで光反射性表面45というのは、鏡のような正反射特性をもつ表面を指す。このような表面を形成する手法は、アルミ箔のような金属箔や、金属を蒸着あるいはスパッタリングした光輝フィルム(金属スパッタ膜)、金属泊を分散した塗膜、あるいはそれらを樹脂フィルムに付着させた反射フィルムから好適に用いることができる。また、同様の効果をもつものとして、アルミ顔料を用いた塗料を用いることもできる(請求項6に対応)。
【0028】
また、反射特性は正反射に限らずとも入射エネルギーを反射することができる。図10は、二酸化チタンや酸化亜鉛などの白色顔料を含有する高明度の塗料を塗布することで、遮光壁(ルーバー)42の反射面に散乱反射性表面46を形成する構成を表す図である。例えば、外観上は白色に見える散乱反射性表面46も、拡散光を含めたエネルギー反射率で見ると、鏡面に近い90%以上を反射することができる。このように散乱反射性表面46を用いる場合、反射率を大きく損なわない範囲で、適宜着色することも可能である。その場合はマンセル明度で概ね6.0以上の明度であれば、散乱反射の効果が得られる(請求項5に対応)。
【0029】
(再帰反射)
図11は、遮光壁(ルーバー)42の反射性表面に再帰反射性表面47を用いる場合の構成を表す図である。この構成の場合、図12の再帰反射による拡大分eの範囲まで更に有効反射角度を広げることができるため、極めて優れた効果が得られる。ここでいう再帰反射とは、ガラスビーズや微細な立体プリズム構造(コーナーキューブ)の光屈折を利用して、光の照射方向に係わらず、入射光を照射方向に反射する性質を言う。因みに再帰反射材は、一般に道路標識、看板等の視認性向上に用いられ、例えば、住友3M製スコッチライトカプセルレンズ型反射シートや、日本カーバイド工業製ニッカライトカプセルレンズ型高輝度シート、封入レンズ型再帰反射シート等が市販されており、工業的にも入手可能である(請求項7に対応)。
【0030】
(反射層)
角度選択透過性シート3に積層される反射層としては、先に述べた遮光壁(ルーバー)42の光反射性表面と同様、鏡のような正反射特性をもつ表面を指す。この様な表面を形成する手法は、アルミ箔のような金属箔や、金属を蒸着あるいはスパッタリングした光輝フィルムを好適に用いることができる。また、同様の効果を持つものとして、アルミ顔料を用いた塗料を用いることもできる(請求項9に対応)。
【0031】
また反射層においても、やはり遮光壁(ルーバー)42の光反射性表面45と同様に、正反射に限らず散乱反射でもエネルギーを反射することができる。図13は、図6の構成における反射層5を散乱反射層51とした場合の構成を表す図である。この構成では、図14に示すように、図8の有効反射角aとルーバー反射性表面に拠る拡大分cに加え、前方にルーバー散乱反射性表面に拠る拡大分fだけ拡大する。一方、この形態では乗員側にもルーバー散乱反射性表面に拠る拡大分gだけ拡大するので、特に窓映りが起こらないように遮光壁(ルーバー)42の高さやピッチの調整が必要となることもある。
【0032】
散乱反射層においても、反射率を大きく損なわない範囲で適宜着色することも可能である。その場合はマンセル明度で概ね6.0以上の明度であれば、散乱反射の効果が得られる。また、白色顔料を用いた塗料またはフィルムで反射層を形成する利点としては、蒸着フィルムに比べて可とう性が得やすいために部品成形性に優れる(請求項8に対応)。
【0033】
図13の構成は、拡散反射表面を持つシートを角度選択透過性シート3と接着積層したものである。シートの材質は特に限定するものではないが、この角度選択反射材を内装部品の表皮として使うことを考慮すると、軟質塩化ビニル樹脂やTPOと呼ばれるオレフィン系表皮素材などを用いれば、部品への形状追従性に優れ使いやすいものとなる。あるいは、角度選択透過性シート3の片面に直接、二酸化チタンや酸化亜鉛などの白色顔料を含有する高明度の塗料を塗布しても良い。
【0034】
(反射防止層)
本発明の角度選択性反射材を内装材表面に適用するにあたって、最表面のつやがあまり大きいと、例えば太陽が低い位置にあり角度選択反射材表面で正反射した光が強く、視界の妨げになる。図15は、図6の構成における角度選択性反射材の最表面に反射防止層9を接着した場合の構成を表す。表面の反射特性は内装部品形状や表面の「しぼ」などによって変わるため、一概に反射率だけで性能規定することはできないが、経験上JIS Z 8741 光沢度測定方法に定める60°鏡面光沢度において30%以下程度で設定される場合が多い。従って本発明においてもこの範囲で設定することが望ましい。
【0035】
反射防止処理にはいくつかの方法があるが、意匠性と量産性の観点から表面に微細な凹凸加工いわゆる「しぼ」を形成するのが好ましい。しぼの形成方法は通常既知のロールによる型押しやスラッシュ成型による型転写が用いられる。また、もちろん最表面にシリカ微粉末などを分散したつや消し塗料などを塗布することもできる(請求項10に対応)。
【0036】
(車両への搭載)
このようにして得られる角度選択反射材は、自動車の内装部品の表皮として用いられるときに、効果を発揮する。ただしこの事は、本発明を同様の目的から、家具や住宅内装などに適用することを妨げるものではない。
【0037】
本発明が好適に用いられる自動車用内装部品としては、日射を受ける部位に設置され、且つ乗員の視界に入るような部品、即ち、インスツルメントパネルや、ドアトリムの上部、あるいはピラー、リアパーセルシェルフなどが挙げられる。特にインスツルメントパネルは、室内で最も温度が上がり、また面積も大きい部品であることから、本発明が最も効果的に用いられる対象部品の一つである(請求項11に対応)。
【0038】
次に本発明を実施例により説明する。
(実施例1)
(角度選択透過性シートの調整)
透明シートとしては厚さ300μmの透明シリコン樹脂のシートを用いた。遮光性の遮光壁(ルーバー)42の材料としては25μmの透明アクリルシートにアルミニウムを蒸着したシートを用い、その蒸着面に黒色つや消し塗料を約10μmの厚さで塗布し、片面を光吸収性の表面に調整した。このルーバー材シートのアクリルシート側にアクリルウレタン系接着剤を薄く塗布しながら、これら2種類のシートを熱ロールに通してラミネートした。こうして得られるラミシートを500mm角のシートに裁断して多数のカットシートを作成し、その片面に先の接着剤を塗布し、20シート程度重ねて熱プレスにより圧着し、厚さ10mm弱の多層シートを得た。更にそれを約60層前後積み重ねて圧着し、厚さ約500mmのブロックを形成した。このブロックを、スライサーを用いて、積み重ねた厚み方向に厚さ300μmのシートにスライスし、片面にアルミ蒸着による光反射性面、もう片面に黒色の光吸収性面を有する、ルーバー角0°のルーバー型角度選択透過材を得た。
【0039】
(角度選択反射材表皮の調整)
先の方法によって得られた角度選択透過材に、反射層として300μmの軟質塩化ビニルシートにアルミを蒸着した反射シートを積層接着した。また、反射層を接着した反対側の面には、表面の反射を防止するためのつや消し粉末を含む透明ウレタン塗料を塗布した。この様にして500mm角の角度選択反射シートを得た。
【0040】
(内装試験片の調整)
上記表皮を、5.0mmtのウレタン発泡体シートと、1.2mmtの30%タルク含有ポリプロピレン板を、常温乾燥型ゴム系接着剤で張り合わせ積層体とし、自動車内装を模した試験片とした。
【0041】
(実施例2)
(角度選択透過性シートの調整)
遮光性のルーバー材としては25μmの透明アクリルシートにアルミニウムを蒸着したシートを用い、その両面に黒色つや消し塗料を約10μmの厚さで塗布し、両面を光吸収性の表面に調整した。このルーバー材シートの片側にアクリルウレタン系接着剤を薄く塗布しながら、これら2種類のシートを熱ロールに通してラミネートした。以降は実施例1と同様の操作で、両面に黒色の光吸収性面を有するルーバー型の角度選択透過材を得た。
【0042】
(角度選択反射材表皮及び内装試験片の調整)
更に、以降も実施例1と同様の操作で、500mm角の角度選択反射材及び試験片を得た。
【0043】
(実施例3)
(角度選択透過性シートの調整)
遮光性のルーバー材としては25μmの透明アクリルシートにアルミニウムを蒸着したシートを用い、その片面に黒色つや消し塗料を約10μmの厚さで塗布し、光吸収性の表面に調整した。またもう一方の面を、二酸化チタンを顔料として用いた白色塗料を約10μmの厚さで塗布し、散乱反射性の表面を形成した。その他は実施例1と同様の操作で、散乱反射性の光反射性面と光吸収性面とを有するルーバー型の角度選択透過材を得た。
【0044】
(角度選択反射材表皮及び内装試験片の調整)
更に、以降も実施例1と同様の操作で、500mm角の角度選択反射材及び試験片を得た。
【0045】
(実施例4)
(角度選択透過シートの調整)
遮光性のルーバー材として、再帰反射シートである住友3M製スコッチライトカプセルレンズ型反射シートを用い、その裏面に黒色つや消し塗料を約10μmの厚さで塗布し、光吸収性の面に調整した。その他は実施例1と同様の操作で、再帰反射性の光反射性面と光吸収性面とを有するルーバー型の角度選択透過材を得た。
【0046】
(角度選択反射材表皮及び内装試験片の調整)
更に以降も実施例1と同様の操作で、500mm角の角度選択反射材及び試験片を得た。
【0047】
(実施例5)
(角度選択透過シート及び内装試験片の調整)
実施例1と同様の操作で、片面にアルミ蒸着による光反射性面、もう片面に黒色の光吸収性面を有するルーバー型の角度選択透過材を得た。
【0048】
(角度選択反射材表皮の調整)
先の方法によって得られた角度選択透過材に、反射層として二酸化チタンを顔料として用いたウレタン塗料を、約30μmの厚さで塗布し、散乱反射性の反射層5を形成した。また、反射層を塗布した反対側の面には、表面の反射を防止するためのつや消し粉末を含む透明ウレタン塗料を塗布した。この様にして500mm角の角度選択反射シートを得た。以降実施例1と同様の操作で、試験片を得た。
【0049】
(比較例1)
現行の車両に用いられる軟質塩化ビニル製の黒色、皮しぼ付きのインストルメントパネル用表皮を500角に裁断して用いた。以降実施例1と同様の操作で、試験片を得た。
【0050】
(比較例2)
比較例1に用いた黒色表皮の表面に、二酸化チタンを顔料として用いた白色ウレタン塗料を、約30μmの厚さで塗布し、散乱反射性の反射層5を形成した。これを500角に裁断して用いた。以降実施例1と同様の操作で、試験片を得た。
【0051】
(測定及び評価方法)
(性能評価)
得られた試験片について、表面温度上昇防止の性能を評価するための人工日射試験と、視界を評価する官能評価を行った。
【0052】
また、実車における効果の検証のため、実際に自動車のインパネ上部の塩化ビニル樹脂表皮と発泡ウレタン層を500×500の大きさで除去し、露出した基材表面に実施例1で得られる表皮材を、常温乾燥型ゴム系接着剤にて張り込み、環境試験室にて現行部品と比較評価した。
【0053】
(人工日射試験(20°入射))
図16に示す断熱箱25に300mm角に切り出した角度選択反射材試験片24を設置し,更に窓ガラスを模した自動車用グリーンガラス3.5mmt(日射透過率60% ,JIS R3106による)22を試験片から約100mmの距離に設置し車室内の温度上昇も模擬した。試験片の設置に関しては、インパネ前方からの夏季南中日射を想定し、20度傾けて、遮光壁(ルーバー)42の反射面を光源方向に向けて設置した。 積層体の表面には熱伝対23を設置して試験片の温度変化を計測できるようにした。熱負荷は500W人工太陽照明灯4灯からなるソーラシミュレータ(セリック株式会社社製)21を試料上方に設置し,ガラス表面における照射エネルギーを767W/mになるように調整した。測定は25℃に調整された室内で、試料への光照射開始後60分後,試料表面の温度上昇がほぼ平衡に達した時点で行った。
【0054】
(人工日射試験(45°入射))
図7に示す実験装置を用い、試験片の設置に関しては、インパネ前方からの夏季午前9時あるいは午後3時前後の、やや斜めの日射を想定し、45°傾けて設置した。あとは20°の試験と同様に温度計測を実施した。
【0055】
(正反射官能評価)
図17に示すように、自動車窓用グリーンガラス3.5mmt(日射透過率60% ,JIS R3106による)の未成型平板(500mm X 500mm)22を黒色ラシャ紙27上に水平から30°の角度に設置し、乗員視点26の位置から試験片24をはさんで相対する約1mの位置から500Wソーラシミュレータ(セリック株式会社社製)211を照射し、角度選択反射材試験片24からの反射度合いを目視評価した。従来例とまったく遜色無いレベルを○、多少まぶしいがその程度はわずかで、さほど気にならないレベルを△、明らかにまぶしく、視界を損ねているものを×と判定した。
【0056】
(窓映り官能評価)
図18に示すように、自動車窓用グリーンガラス3.5mmt(日射透過率60% ,JIS R3106による)の未成型平板(500mm X 500mm)22を黒色ラシャ紙27上に水平から30°の角度に設置し、約2mの高さから500Wソーラシミュレータ(セリック株式会社社製)212を照射し、試験片位置での照度を6000ルクスに調整して、角度選択反射材試験片24への映り込み程度を目視評価した。従来例とまったく遜色無いレベルを○、多少映り込むがその程度はわずかであり、さほど気にならないレベルを△、明らかに透けて視界を損ねているものを×と判定した。
【0057】
(車両搭載状態による評価)
インストルメントパネル上面平坦部を300×300mmの大きさで、表皮と発泡ウレタン層を剥離し、実施例1で調整した角度選択反射表皮と発泡ウレタンシートの積層体を同サイズに切り出し、常温乾燥型のゴム系接着剤を用いて、インストルメントパネルの剥離部分に接着した。その車両を図18のような、赤外ランプ及び送風/空調装置を有する環境試験室に設置し、以下の条件で環境を設定し60分間ソークした後、熱電対にてインスツルメントパネルの表面温度を測定した。
【0058】
比較としては同車両インスツルメントパネルの未剥離部、つまり現行表皮の部分の温度を、同時に計測した。
日射強度:767 W/m2
気温:35 ℃
湿度:70 %RH
風速:0.8 m/sec
(評価結果)
表1に評価結果を示した。
【表1】
Figure 2005001235
試料を20°に設置した人工日射試験においては、現行表皮の温度が88℃になる環境において、実施例1から5はいずれも温度上昇を押さえることができた。特に、実施例1は反射効率の良い正反射面を遮光壁(ルーバー)42の片面と反射層に用いているため、温度低下の効果は24℃と大きい。実施例2では、遮光壁(ルーバー)42の両面が吸収性表面となるため、反射に寄与する面積をあまり大きく取ることができないために、温度低下は10℃程度となった。実施例3及び実施例5では、拡散反射面を用いたため、反射光の一部が遮光壁(ルーバー)42の吸収面に吸収され、実施例1よりもやや温度低下効果が小さかった。実施例4では、再帰反射の反射率が高くない(約55%程度)ため、やはり実施例1よりも温度低下効果が小さい。
【0059】
試料を45°に設置した人工日射試験においては、現行表皮の温度はやや低下し、82℃程度の環境となった。この角度の試験においては、有効反射角aが小さい実施例2においては温度低下効果が得られなかった。また、実施例1も、有効反射面積がさほど大きい実施形態ではないので、温度低下効果は4℃程度であった。一方、散乱反射や再帰反射を用いた実施例3,4,5においては、有効反射角度が大きいため、7℃〜12℃と実施例1よりも大きな温度低下効果が得られた。
【0060】
正反射官能評価試験では、実施例1から5はいずれも反射層の正反射はよくカットされ、また、角度選択反射シートの表面反射についても、反射防止処理効果が効いており、視界を妨げるような反射光は無かった。一方比較例2は、表面が白色の散乱反射面であったが、正反射方向の光がやや強く、幾分まぶしく感じられた。
【0061】
窓映り官能評価試験では、実施例1、2、4はよく窓映りが押さえられ、良好な視界が得られた。実施例3では、遮光壁(ルーバー)42の拡散反射がわずかにインパネ表面を明るくし、現行表皮よりも明るく感じられたが、視界が妨げられるほどではなかった。実施例5では、反射層の白い色調がわずかに映りこんだが、遮光壁(ルーバー)42の黒色塗装面の映り込み面積と比較するとごくわずかであり、視界が妨げられるほどではなかった。
【0062】
実車評価においては、先の試験片による実験の結果と同じく約20℃ほどの温度低下効果が得られた。このことから、本発明が実車においても効果あるものであることが明らかになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】角度選択透過性を有するシートに反射層を積層した構造を表す図である。
【図2】光の入射角度に依存した反射特性を表す図である。
【図3】透明樹脂シートに不透明の遮光壁を規則的に配置したルーバー構造を補強フィルムでラミネートした構造を表す図である。
【図4】鋸歯状断面の透明シートの鋸歯の片面に遮光壁を設けた構造を表す図である。
【図5】角度選択反射材における有効反射角を表す図である。
【図6】遮光壁(ルーバー)の乗員側の面を光吸収性表面に、車外側の面を光反射性表面とした角度選択反射シートの構造を表す図である。
【図7】角度選択反射シートにおける窓映り視線を表す図である。
【図8】車外側の面の表面を光反射性表面とした場合の反射角の拡大を示す図である。
【図9】ルーバー角を設けた場合の有効反射角の拡大を示す図である。
【図10】高明度の塗料を塗布し、ルーバーの反射面に散乱反射性表面を形成した構造を表す図である。
【図11】遮光壁(ルーバー)反射性表面に再帰反射材を用いた構造を表す図である。
【図12】遮光壁(ルーバー)の反射性表面に再帰反射材を用いた場合の有効反射角の拡大を示す図である。
【図13】図6において、車外側の光反射性表面を散乱反射性とした場合の構造を表す図である。
【図14】車外側の光反射性表面を散乱反射性とした場合の、有効反射角の拡大を示す図である。
【図15】図6において、角度選択性反射材の最表面に反射防止層を設けた構造を表す図である。
【図16】人工日射試験における実験装置を表す図である。
【図17】正反射官能評価及び窓映り官能評価の実験装置を表す図である。
【図18】車両搭載状態評価を行う実験装置を表す図である。
【符号の説明】
1 ウインドウシールド
3 角度選択透過性シート
5 反射層
10 乗員視点
11 インパネへの直接視線
12 ルーバーへの窓映り視線
13 反射層への窓映り視線
21 ソーラシミュレータ
211 人工太陽灯
212 人工太陽灯
213 ソーラシミュレータ
22 自動車用板ガラス
23 熱電対
24 角度選択反射材試料
25 断熱箱
26 視点
27 黒ラシャ紙
30 太陽(高日射光源)
31 太陽(低日射光源)
41 透明樹脂フィルム
42 遮光壁(ルーバー)
43 補強フィルム
44 光吸収性表面
45 光反射性表面
46 散乱反射性表面
47 再帰反射性表面
48 鋸歯シート
a 有効反射角
b 非反射角
c ルーバー反射性表面に拠る拡大分
d ルーバー角に拠る拡大分
e 再帰反射による拡大分

Claims (11)

  1. 角度選択透過性を有するシートに、反射層を積層したことを特徴とする角度選択反射表皮材。
  2. 請求項1に記載の角度選択反射表皮材において、
    角度選択透過性を有するシートが、透明樹脂中に遮光壁が設置されてなるシートであることを特徴とする角度選択反射表皮材。
  3. 請求項2に記載の角度選択反射表皮材において、
    前記遮光壁の片側の面が光吸収性表面であり、その反対面が光反射性表面であることを特徴とする角度選択反射表皮材。
  4. 請求項3に記載の角度選択反射表皮材において、
    前記遮光壁の光反射性表面が、マンセル明度で5.0以上に着色されてなることを特徴とする角度選択反射表皮材。
  5. 請求項3に記載の角度選択反射表皮材において、
    前記遮光壁の光反射性表面が、マンセル明度で6.0以上に着色された散乱反射性表面であることを特徴とする角度選択反射表皮材。
  6. 請求項3に記載の角度選択反射表皮材において、
    前記遮光壁の光反射性表面が、金属蒸着膜、金属スパッタ膜、金属箔、金属箔を分散した塗膜、あるいはそれらを樹脂フィルムに付着させた反射フィルムから選ばれる少なくとも1種からなる正反射性表面であることを特徴とする角度選択反射表皮材。
  7. 請求項3に記載の角度選択反射表皮材において、
    前記遮光壁の光反射性表面が、再帰反射性表面であることを特徴とする角度選択反射表皮材。
  8. 請求項1ないし7いずれかに記載の角度選択反射表皮材において、
    前記反射層が、マンセル明度で6.0以上に着色された散乱反射性表面であることを特徴とする角度選択反射表皮材。
  9. 請求項1ないし7いずれかに記載の角度選択反射表皮材において、
    前記反射層が、金属蒸着膜、金属スパッタ膜、金属箔、金属箔を分散した塗膜、あるいはそれらを樹脂フィルムに付着させた反射フィルムから選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする角度選択反射表皮材。
  10. 請求項1ないし9いずれかに記載の角度選択表皮反射材において、
    表面に反射防止層を設けたことを特徴とする角度選択反射表皮材。
  11. 請求項1ないし10項に記載の角度選択反射表皮材を、インストルメントパネル、ドアトリム、リアパーセルシェルフ、ピラーガーニッシュ、ハンドルのより選ばれる少なくとも一種に用いることを特徴とする車両。
JP2003167016A 2003-06-11 2003-06-11 角度選択反射表皮材及びそれを用いた車両 Expired - Fee Related JP4211502B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003167016A JP4211502B2 (ja) 2003-06-11 2003-06-11 角度選択反射表皮材及びそれを用いた車両
US10/853,755 US7252397B2 (en) 2003-06-11 2004-05-26 Angle selective reflection sheet

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003167016A JP4211502B2 (ja) 2003-06-11 2003-06-11 角度選択反射表皮材及びそれを用いた車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005001235A true JP2005001235A (ja) 2005-01-06
JP4211502B2 JP4211502B2 (ja) 2009-01-21

Family

ID=33534577

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003167016A Expired - Fee Related JP4211502B2 (ja) 2003-06-11 2003-06-11 角度選択反射表皮材及びそれを用いた車両

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7252397B2 (ja)
JP (1) JP4211502B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007038844A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Calsonic Kansei Corp 車両用内装材
JP2010018238A (ja) * 2008-07-14 2010-01-28 Kyowa Leather Cloth Co Ltd インストルメントパネル
JP2015217701A (ja) * 2014-05-14 2015-12-07 小島プレス工業株式会社 車内用オーナメント
KR20160081343A (ko) * 2014-12-31 2016-07-08 코오롱글로텍주식회사 기재 및 그 제조방법
JP2017134151A (ja) * 2016-01-26 2017-08-03 コニカミノルタ株式会社 空中映像表示デバイスおよび空中映像表示装置
JP2017190017A (ja) * 2016-04-12 2017-10-19 林テレンプ株式会社 車両用内装品
JP2020095101A (ja) * 2018-12-11 2020-06-18 豊田合成株式会社 車両用表示装置

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2479388A (en) * 2010-04-08 2011-10-12 David Lee Sandbach Glazing having variable solar gain in relation to angle of incidence
WO2013061619A1 (ja) 2011-10-24 2013-05-02 株式会社アスカネット 光学結像装置
US9523859B2 (en) 2012-02-28 2016-12-20 Asukanet Company, Ltd. Volumetric-image forming system and method thereof
TW201404034A (zh) * 2012-07-06 2014-01-16 Senao Networks Inc 功率放大裝置及其耦合器
US20150234099A1 (en) * 2012-11-08 2015-08-20 Asukanet Company, Ltd. Method for producing light control panel
JP6225744B2 (ja) * 2014-02-24 2017-11-08 住友電気工業株式会社 集光型太陽光発電ユニット、集光型太陽光発電モジュール、集光型太陽光発電パネル及び集光型太陽光発電装置
CN103950416B (zh) * 2014-02-28 2016-01-20 赵云朋 车内降温层垫
US20150354272A1 (en) * 2014-06-10 2015-12-10 Sergiy Vasylyev Light-redirecting retractable window covering
US20160011346A1 (en) 2014-07-14 2016-01-14 Sergiy Vasylyev High incidence angle retroreflective sheeting
WO2022105969A1 (de) * 2020-11-17 2022-05-27 Continental Automotive Gmbh Gerät zum generieren eines virtuellen bildes mit einem verstellmechanismus für entspiegelungslamellen

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3806233A (en) * 1971-12-23 1974-04-23 Trw Inc Multiface automobile rear-view mirror system
US4678280A (en) * 1980-01-07 1987-07-07 Roxor Corporation Method of constructing a segmented mirror
US5054900A (en) * 1989-07-17 1991-10-08 Simson Anton K Panoramic rearview mirror with narrow elongated reflective panels
JP4007733B2 (ja) 1999-10-19 2007-11-14 本田技研工業株式会社 乗り物用シートの表皮
JP2001122044A (ja) 1999-10-22 2001-05-08 T S Tec Kk 車両用内装ライニング

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007038844A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Calsonic Kansei Corp 車両用内装材
JP2010018238A (ja) * 2008-07-14 2010-01-28 Kyowa Leather Cloth Co Ltd インストルメントパネル
JP2015217701A (ja) * 2014-05-14 2015-12-07 小島プレス工業株式会社 車内用オーナメント
KR20160081343A (ko) * 2014-12-31 2016-07-08 코오롱글로텍주식회사 기재 및 그 제조방법
KR102188333B1 (ko) * 2014-12-31 2020-12-08 코오롱글로텍주식회사 기재 및 그 제조방법
JP2017134151A (ja) * 2016-01-26 2017-08-03 コニカミノルタ株式会社 空中映像表示デバイスおよび空中映像表示装置
JP2017190017A (ja) * 2016-04-12 2017-10-19 林テレンプ株式会社 車両用内装品
WO2017179426A1 (ja) * 2016-04-12 2017-10-19 林テレンプ株式会社 車両用内装品
JP2020095101A (ja) * 2018-12-11 2020-06-18 豊田合成株式会社 車両用表示装置
JP7163556B2 (ja) 2018-12-11 2022-11-01 豊田合成株式会社 車両用表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
US7252397B2 (en) 2007-08-07
US20040263976A1 (en) 2004-12-30
JP4211502B2 (ja) 2009-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4211502B2 (ja) 角度選択反射表皮材及びそれを用いた車両
ES2879919T3 (es) Parabrisas panorámico extendido con persiana integrada inamovible
CN105793033B (zh) 用于在垂直和水平方向上具有在一些区段中非线性连续楔形嵌件的复合玻璃板的热塑性薄膜
CA2932471C (en) Thermoplastic film for a laminated glass pane having a nonlinear continuous wedge insert in the vertical direction in some sections
US3597050A (en) Transparent article having modified radiation-transmitting properties
EA029308B1 (ru) Стеклянная крыша, содержащая средства для освещения и средства для регулировки светопроницаемости
JP2019527631A (ja) 複層複合層を有している複合ペイン及びその製造方法
CN103171224A (zh) 车辆用内饰材料
JP2007079452A (ja) 配光制御反射シート
EP2628617A2 (en) Mounting structure for film-shaped electric device
JPH0578544A (ja) 熱線反射板状体
CN111670390A (zh) 车辆玻璃板和显示系统
JP4269833B2 (ja) 表皮材及びそれを用いた車両
JP3932900B2 (ja) 内装部品
JP4285234B2 (ja) 車両用内装材
CN108977110A (zh) 一种辐射制冷汽车窗膜
JP2004341272A (ja) 角度選択透過性反射材、及びそれを用いた車両用積層ガラス,車両
JP4259317B2 (ja) 再帰反射表皮材
JP2005189409A (ja) コーナーキューブ型再帰反射表皮材
JP4075383B2 (ja) パネル構造体
JP4155020B2 (ja) 車両
JP4052245B2 (ja) コーナーキューブ型再帰反射表皮材
JP2004271787A (ja) 吸光表皮材料及びそれを用いた車両用内装部品
JP2006282052A (ja) 表皮材及び内装部品
JP4300895B2 (ja) 内装用表皮材およびこれを用いた自動車または車両の内装材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040928

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20051117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080729

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080911

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081007

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081020

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111107

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121107

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121107

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131107

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees