JP3066577B2 - 馬鈴薯等を原料とする澱粉工場のデカンター濃厚汁液排水処理方法及び装置 - Google Patents

馬鈴薯等を原料とする澱粉工場のデカンター濃厚汁液排水処理方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、馬鈴薯、芋、大
豆、とうもろこし、甜菜、米、麦などを原料とする澱粉
製造又は澱粉加工より排出される排液の中で、特に、デ
カンター濃厚汁液の排水処理方法及び装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】馬鈴薯澱粉製造工程から排出される排水
は、フリューム排水(馬鈴薯を貯蔵庫より流送する流送
排水と芋を洗浄する洗浄排水)、デカンター排水(馬鈴
薯を磨砕しデカンターで固液分離後の濃厚汁液)及びセ
パレーター排水(澱粉を分離・精製する際にノズルセパ
レーターから排出される排水)が排出され、各種排水量
と水質例は概略下表の通りである。
【0003】又、分離・精製された澱粉は18t/H
(水分18%)、澱粉かす25t/H(水分90%)で
ある。フリューム排水は適切な規模の沈殿池で処理が可
能であったが、デカンター排水はそのまま排水処理する
ことができず、従って、大量の製造用水で希釈して処理
するか、又は、有用物としての蛋白質の回収、全量濃縮
飼料が検討されたが、実用化されている工場は飼料化工
場がわずかにあるだけで他は畑・草地への還元のために
散布している現状である。
【0004】しかし、この方法は排液の滞積面積が膨大
になることから、澱粉生産高の増加に伴い多くの廃水を
全て処理することはできないことと散布により発生する
臭気の問題がある。
【0005】セパレーター排水は活性汚泥法の一種であ
る長時間表面曝気処理法により曝気槽容積負荷0.1kgBOD
/m3・日〜0.3kgBOD/m3・日を標準として処理されている
が、 (1) 有機物濃度が高い。(2) 水量が多い。(3) 原料によ
って負荷量が変動する(操業末期の糖分増加)。(4) 操
業が寒冷期に向かうために気温、水温が低く生物処理に
適しにくいなど、運転管理と処理効果に問題点が多い。
【0006】これらの現状からデカンター排水、セパレ
ーター排水については、(1) 水温低下、水量・汚濁負荷
の変動等に耐えられる処理方法、(2) これまで所有して
いる大容量の貯留・沈殿池を活用できる方法、(3) 技術
的に管理しやすい方法、(4)建設費、維持管理費が安価
である等が強く求められている。
【0007】廃水をそのまま畑地に灌水することによっ
て含有成分を肥料として利用することは諸外国では行わ
れており、北海道でも有効な方法であることが判明し、
その標準化まで行われているが、これのみでは多くの工
場の廃水を全て処理することはできないことから、この
問題を所管する北海道当局は、水産保護の建て前からで
きるだけ廃水処理設備を設置するように指導している
が、効率の良い処理方法が未だに見いだされていないた
め、河川の汚濁状態はあまり改善されず、寧ろ、澱粉生
産高の増加と共にますます汚濁は進行している状況であ
る。
【0008】効率の良い処理方法が未だに見いだされて
いない原因は、 1.澱粉工場の操業期間が9月〜12月で浄化力のある
微生物の作用が活発になる頃に操業が終了する。 2.この操業期間は、北海道では既に寒冷の時期に入
り、生化学的な方法も低水温のために機能を発揮できな
いとの理由による。
【0009】昭和54年6月、澱粉工場における暫定排
水基準が一般排水基準(BOD 600mg/l→160mg/l,SS 330m
g/l→200mg/l)の適用を受けることとなり、デカンター
排液は効果的で実用性のある排水処理技術がないために
農地散布され、セパレーター排水は曝気処理など自己処
理及び農地散布方式が行われている。特に、デカンター
排水は全量を畑や草地に散布するのではなく、排水処理
水は河川に放流し、発生した汚泥は資源の有効利用を図
るために肥料として散布する方式が前述の通り切望され
ている。
【0010】現状の排水処理技術は、原水BOD 2,000mg/
l〜3,000mg/lを活性汚泥法で曝気容積負荷0.1kg/m3・日
〜0.3kg/m3・日で処理できるセパレーター排水を対象に
している。
【0011】デカンター排液の濃厚汁液は蛋白質、糖
分、無機質等のSSを多量に含有し、BOD 20,000mg/l〜
40,000mg/lと非常に高濃度である上、殊に生物処理が困
難な難分解物である蛋白質が多量に含まれているため、
処理の基本である通気、撹拌等により原水が短時間に発
泡してしまう発泡現象が起こる。即ち、生産工程後の排
液発泡及び生物処理の曝気による発泡等のため、排液の
取り扱いが困難で、排水処理が不可能であった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の如
き、基準値内の排水処理が不可能であったBOD 20,000mg
/l〜40,000mg/lのデカンター排水を、BOD 20mg/l程度に
まで処理できるようにした、馬鈴薯等を原料とする澱粉
工場のデカンター濃厚汁液排水処理方法及び装置を得よ
うとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き観
点に鑑みてなされたものであって、デカンター排液を導
入して発泡抑制のため酸性処理する反応槽と、該反応槽
で酸性処理された高濃度BOD、CODの原水からSS
を分離除去するSS分離槽と、該SS分離槽で固液分離
された分離液排水の水量、水質の安定供給化を図る酸性
処理した処理水を貯留する酸性処理水槽と、高濃度有機
物処理及び低水温時の処理のため複数段のヒューマスペ
レットを充填した曝気槽と沈殿槽とからなる馬鈴薯等を
原料とする澱粉工場のデカンター濃厚汁液排水処理装
置、及び、馬鈴薯等を原料とする澱粉工場のデカンター
濃厚汁液排水を、酸性物質を添加し又は酸性物質の添加
なしで酸性化した処理排液中、沈殿した汚泥の中和処理
として中和物質を添加せずに通気又は撹拌により中和す
る馬鈴薯等を原料とする澱粉工場のデカンター濃厚汁液
排水処理方法を提供しようとするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
参照しながら作用と共に説明する。デカンター排液を原
水供給ポンプ1を動作させて反応槽2に導入する。該反
応槽2で高濃度BOD、CODの原水を生物処理するた
め、酸性処理(酸性物質の添加又は静置による酸性化)
を行った後、反応槽ポンプ3を動作させてSS分離槽4
に送水する。該SS分離槽4では高濃度BOD、COD
源の一つである蛋白質等をSS(懸濁物質)として分離
除去する。
【0015】該SS分離槽4で固液分離された分離液排
水は、酸性処理水槽5にSS分離槽ポンプ6の作動によ
り供給される。該酸性処理した処理水を貯留する酸性
理水槽5は次位の第1曝気槽7に供給する水量、水質の
安定供給化を図る。
【0016】前記第1曝気槽7に供給された排水は、該
槽内下部に設置された散気装置8に空気を供給して、該
槽7内に設置したヒューマスペレット9により培養され
た土壌菌群のヒューマス汚泥で好気性微生物処理を行
う。それによって、該槽7内の有機質BOD濃度3,500m
g/l〜38,000mg/lがBOD濃度150mg/l〜200mg/lまで処
理される。その処理に並行して、曝気により発生する該
槽7内の原水BODの負荷変動による発泡は、該槽7内
上部に設置されたスプレイ装置10のスプレイにより、
処理水槽20内の処理水か又は該槽7内の処理水を定期
的に散布し発泡が抑制される。除去されたBOD成分
は、ヒューマス汚泥として発生し、次の第1沈殿槽11
内で固液分離が行われる。
【0017】前記第1沈殿槽11で固液分離された処理
水は、次位以降の第2曝気槽12、第3曝気槽14のヒ
ューマス汚泥により微生物処理され、第2沈殿槽13、
第3沈殿槽15で平均でBOD濃度50mg/l以下、BOD
20ppm以下の非常に良好な処理水を得ることができる。
この処理水は国内の非常に厳しい規制もクリアできる値
である。
【0018】前記第1沈殿槽11、第2沈殿槽13及び
第3沈殿槽15で固液分離されて引き抜かれた汚泥は汚
泥槽16に貯留する。
【0019】前記第1沈殿槽11、第2沈殿槽13及び
第3沈殿槽15のそれぞれで引き抜かれた汚泥の一部
は、それぞれが対応する第1曝気槽7、第2曝気槽12
及び第3曝気槽14へ各返送ポンプ17、18、19の
作動により返送され、それにより、各曝気槽内のヒュー
マス汚泥の効果が高く発揮される。
【0020】前記最終段の沈殿槽を経た処理水は、処理
水槽20に貯水し、一部はSS分離槽4へ処理水槽ポン
プ21で返送し、他は放流する。
【0021】前記汚泥槽16の汚泥は必要により中和す
るが、中和剤の添加なしに攪拌、通気することによりア
ルカリ化することができる。
【0022】以上のように、高濃度BOD、CODの原
水を生物処理するため、酸性処理の方法により高濃度B
OD,COD源の一つである蛋白質等をSSとして分離
除去する。蛋白質等の高濃度BOD、COD源をSSと
して前処理により除去した排液は、生物処理による排水
処理を行うが、北海道の9月〜12月初旬の寒冷な時期
における処理であるため、寒冷地対策としてヒューマス
ペレットを充填した曝気槽を多段利用して高濃度有機物
の処理に対応する。
【0023】デカンター排液は、高濃度BOD、COD
源及び発泡源である蛋白質をSSとして除去するため、
等電点析出反応により酸性物質の添加又は該排液の静
より酸性化してPH3.7〜6.9に設定した上、SS分離槽
SS等を沈殿分離する。この排液を生物処理の原水と
して曝気槽に供給するが、微生物相の差異で効率的に処
理するため及び寒冷地対策として処理効果の低下を防止
するため、2〜4段の多段式曝気槽により排水処理を行
う。又、同時に操業期間中の原水濃度が大幅に変動する
ので、その負荷変動に対応することも重要である。
【0024】酸性化により発生した前処理分離汚泥と生
物処理汚泥を混合し又は前処理分離汚泥のみ中和を行う
ためには、通気又は攪拌等の混合操作により中和物質を
添加することなく、汚泥の中和とPHの調整を行うこと
ができる。こうして発生した汚泥は、ヒューマス型バイ
オリアクターの最大の特徴である土壌菌群の代謝物によ
る抗菌作用により雑菌の発生が抑制され、悪臭の発生が
ほとんどない。又、汚泥発生量も活性汚泥法に比べ20
%〜40%減少する。これらの汚泥を畑耕地に還元する
ため、その有効性及び有害性について財団法人日本肥糧
検定協会で成分分析を行った結果、非常に効果の高い有
機質肥料であることが証明された。
【0025】実施例 デカンター原水を原水供給ポンプ1により反応槽2に供
給し、バッチで等電点析出反応により酸性物質(例えば
H2SO4)を添加し、PH3.7〜4.2に設定する。30分の還元
反応を撹拌機で混合させながら行い、5時間の静置を行
って蛋白質等のSSを沈殿分離する方法の結果は下表の
通りで、硫酸による処理効果は非常に高い。
【0026】又、酸性物質を添加することなしに原水の
酸性化を利用した方法のBOD、COD、SS除去効果
は下表の通り非常に有効である。
【0027】SS分離槽4で沈殿物を分離するが、蛋白
質の濃度は下表の通りで、分離効果は非常に高い。
【0028】この排液を定量供給するため酸性処理水槽
5に貯槽する。そして、この排液を原水として第1曝気
槽7に定量供給を行う。該第1曝気槽7にはヒューマス
ペレット9を充填し、土壌菌群が効果的に働くように
し、下部のスプレイ装置10のスプレイにより空気曝気
を行う。この第1曝気槽7によりBOD成分の99%が
除去される。除去されたBOD成分は汚泥として発生
し、第1沈殿槽11でSSとして分離する。
【0029】前記第1沈殿槽11からの排水は、第2沈
殿槽13でBOD濃度20mg/l以下に処理される。効率
の良い処理方法が未だに見出されない大きな原因の一つ
は、微生物処理を行う9月〜12月の操業期間は、寒冷
の時期であるためである。そこで、液温4℃〜5℃にま
で低下する11月には第3曝気槽14を設置し、BOD
濃度20mg/l以下を維持する必要がある。
【0030】又、第3曝気槽14の必要性は、原水BO
D濃度の大幅な変動に対応するためである。即ち、操業
開始時はBOD濃度25000mg/l〜28000mg/lであったもの
が操業後半ではBOD濃度34000mg/l〜38500mg/lに激増
する。これは生産量の増大ばかりではなく馬鈴薯の保存
による糖化との関連が大きな原因である。従って、この
ような原水への対応には曝気槽だけでなく、温度低下に
よる沈殿速度の悪化を防止するため、沈殿槽での対応も
必要である。
【0031】液温とBOD処理効果と多段曝気槽毎の処
理結果は下表の通りである。 (1)原水BOD濃度は、9月25000mg/l〜28000mg/l、10月及び11月は34000 mg/l〜38500mg/lである。 (2)括弧内の数値が液温の範囲である。
【0032】SS分離槽4より発生した前処理分離汚泥
量と第1沈殿槽11、第2及び第3沈殿槽13、15か
ら発生した生物処理汚泥量のマテリアルバランスは10
00m3/日の処理を基準とした場合、下表の通りであ
る。
【0033】又、前処理分離汚泥は最終処分方法により
PH調整を行う必要があるが、アルカリ成分を加える必
要はなく、通気又は攪拌によりPH調整を行うことがで
きる。その結果は下表の通りである。
【0034】これは、通気又は撹拌による効果である。
この発生した汚泥各々を、財団法人日本肥糧検定協会で
成分分析を行った結果を表1〜表3に示す。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】
【表3】
【0038】これらの結果から、非常に効果の高い(特
に窒素分)有機質肥料であることが示されている。ま
た、汚泥の臭気についても、土壌菌群の活性化により悪
臭を抑制することができ、悪臭対策に非常に有効であ
る。
【0039】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明によれば、曝気槽と沈殿槽とを対とする多段階構成に
よって、各槽毎に維持管理する微生物相の作用により高
BOD負荷0.75〜1.2kg/m3・日の処理が可能である。し
かもこのヒューマス型リアクターシステムによる土壌菌
群の処理効果ばかりでなく、汚泥の発生及び悪臭の抑制
にも効果は高い。
【0040】発生した汚泥のうち、前処理分離汚泥は、
中和のために、中和剤(酸性物質又はアルカリ物質)を
添加するか、又は微生物の効果を利用して、中和剤の添
加なしに静置、通気又は攪拌により中和して、生物処理
汚泥と混合し有機質肥料として農地に散布することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例のデカンター濃厚汁液排水処理
システムの構成図である。
【符号の説明】
1 原水供給ポンプ 2 反応槽 3 反応槽ポンプ 4 SS分離槽 5 酸性処理水槽 6 SS分離槽ポンプ 7 第1曝気槽 8 散気装置 9 ヒューマスペレット 10 スプレイ装置 11 第1沈殿槽 12 第2曝気槽 13 第2沈殿槽 14 第3曝気槽 15 第3沈殿槽 16 汚泥槽 17 返送ポンプ 18 返送ポンプ 19 返送ポンプ 20 処理水槽 21 処理水槽ポンプ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−4858(JP,A) 特開 昭50−119451(JP,A) 特公 昭52−33420(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C02F 3/12 C02F 1/72 C02F 3/10 C02F 3/28 C02F 11/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デカンター排液を導入して発泡抑制のた
    め酸性処理する反応槽と、該反応槽で酸性処理された高
    濃度BOD、CODの原水からSSを分離除去するSS
    分離槽と、該SS分離槽で固液分離された分離液排水の
    水量、水質の安定供給化を図る酸性処理した処理水を貯
    留する酸性処理水槽と、高濃度有機物処理及び低水温時
    の処理のため複数段のヒューマスペレットを充填した曝
    気槽と沈殿槽とからなることを特徴とする馬鈴薯等を原
    料とする澱粉工場のデカンター濃厚汁液排水処理装置。
  2. 【請求項2】 馬鈴薯等を原料とする澱粉工場のデカン
    ター濃厚汁液排水を、酸性物質を添加し又は酸性物質の
    添加なしで酸性化した処理排液中、沈殿した汚泥の中和
    処理として中和物質を添加せずに通気又は撹拌により中
    和することを特徴とする馬鈴薯等を原料とする澱粉工場
    のデカンター濃厚汁液排水処理方法。
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