JP3066292U - 鋲着可能ナット - Google Patents

鋲着可能ナット

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Publication number
JP3066292U
JP3066292U JP1999005801U JP580199U JP3066292U JP 3066292 U JP3066292 U JP 3066292U JP 1999005801 U JP1999005801 U JP 1999005801U JP 580199 U JP580199 U JP 580199U JP 3066292 U JP3066292 U JP 3066292U
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JP
Japan
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nut
rivetable
head
center hole
hole cylinder
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Application number
JP1999005801U
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English (en)
Inventor
錫 螢 李
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錫 螢 李
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 品物への鋲着がスムーズに安定になされるよ
うにすることを課題とする。 【解決手段】 鋲着可能ナット3は、先端にヘッド31
を有する。ヘッド31の内側面には、円錐状の尖錐部3
11が複数突出してある。鋲着可能ナット3は中心孔円
柱32を有する。ヘッド31の内側面には、円錐状の尖
錐部311が複数突出してある。中心孔円柱32には、
ボルト4が螺合されるための雌ねじ山321が形成して
ある。この中心孔円柱32の後ろ側には、孔を拡大させ
て鋲着するための薄い厚さの壁322が延びている。尖
錐部311が品物に打ち込まれる。品物から突き出た中
心孔円柱32については、孔を拡大させるように変形さ
せて、品物の他面側にかしめる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は品物に鋲着することが可能である鋲着可能ナットに関する。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の主な目的は、鋲着可能ナットの改良を提供するにある。鋲着可能ナッ トは先端のヘッドの内側面に、複数の尖錐部が突出してある。この尖錐部が尖錐 形状であり、ヘッドの内側面から突出している角度が90度でないため、鋲着し ている過程で鋲着が不可能になる恐れがないばかりでなく、鋲着がスムーズにな り、且つ、力を受ける強度も抜群になる。
【0003】 本考案は上記課題を解決した鋲着可能ナットを提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の考案は、ボルトが螺合されるための雌ねじ山が形成してある中 心孔円柱の先端にヘッドを有し;該ヘッドの内側面に、尖錐部が複数突出してあ り;該複数の尖錐部が、しっかり、安定に品物に鋲着され、傾斜してずれる恐れ がなく、鋲着の強度が高い構成としたものである。
【0005】 請求項2記載の考案は、請求項1記載の考案において、上記尖錐部は、角錐状 である構成としたものである。 請求項3記載の考案は、請求項1記載の考案において、上記中心孔円柱は、そ の後ろ側に、孔を拡大させて鋲着するための薄い厚さの壁が延びている構成とし たものである。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下に、本考案の各実施例になる鋲着可能ナットについて説明する。 図1は本考案の一実施例になる鋲着可能ナット3を示す。図1及び図3に示す ように、鋲着可能ナット3は、先端に環状のヘッド31を有する。ヘッド31の 内側面には、円錐状の尖錐部311が複数突出してある。鋲着可能ナット3は中 心孔円柱32を有する。ヘッド31の内側面には、円錐状の尖錐部311が複数 突出してある。中心孔円柱32には、ボルト4が螺合されるための雌ねじ山32 1が形成してある。この中心孔円柱32の後ろ側には、孔を拡大させて鋲着する ための薄い厚さの壁322が延びている。
【0007】 鋲着可能ナット3を品物に鋲着する場合には、鋲着可能ナット3の中心孔円柱 32を椅子の背板5の片面側から貫通穴51を通す。このときに、鋲着可能ナッ ト3の尖錐部311を椅子の背板に釘を打ち込むように打ち込む。貫通穴51か ら突き出た中心孔円柱32については、孔を拡大させるように変形させて、椅子 の背板5−他面側にかしめる。符号322aはかしめ部である。これによって、 鋲着可能ナット3は、椅子の背板5にしっかり締めつけられ、弛んだり空回りし ない。
【0008】 更に、図2に併せて示すように、ボルト4を、椅子のフレーム6の貫通穴60 を通して、椅子の背板5に止めてある鋲着可能ナット3にねじ込む。これによっ て、椅子の背板5が椅子のフレーム6に取付けられる。 ここで、鋲着可能ナット3の尖錐部311は尖がった錐形状であり、ヘッドの 内側面から突出している角度が90度でないため、尖錐部311がすこし傾斜し てずれても、しっかり、安定に鋲着され、鋲着の強度が高い。よって、鋲着され た鋲着可能ナット3は、弛んだり、空転したりする現象はけっして生じない。
【0009】 図4は、本考案の別の実施例になる鋲着可能ナット3を示す。この鋲着可能ナ ット3は、図1中の円錐状の尖錐部311に代えて、基部が広く先端が狭い角錐 状(三角錐状)の尖錐部312を有する。この角錐状(三角錐状)の尖錐部31 2は、上記の円錐状の尖錐部311と同じ効果を有する。 図5は鋲着可能ナット3を金属パイプ7に適用した例を示す。金属パイプ7の 取付面には、鋲着可能ナット3に合わせて、一つの大きい貫通孔71と、この両 側の二つの小さい貫通孔72とが形成してある。
【0010】 鋲着可能ナット3を、その中心孔円柱32を大きい貫通孔71に通し、二つの 尖錐部311を対応する二つの小さい貫通孔72に通し、貫通穴71から突き出 た中心孔円柱32については、孔を拡大させるように変形させる。これによって 、鋲着可能ナット3が金属パイプ7に鋲着される。ボルト4を、金属パイプ7の 下側から金属パイプ7に止めてある鋲着可能ナット3にねじ込む。また、上述し た種々の効果も有する。
【0011】 なお、本考案は上記の実施例に限定されるものではなく、実用新案登録請求の 範囲に記載してある考案と均等変化及び修正の範囲も権利範囲に含まれるもので ある。
【0012】
【考案の効果】
上述の如く、本願考案の鋲着可能ナットは、先端のヘッドの内側面に、複数の 尖錐部が突出してあり、この尖錐部が尖錐形状であり、ヘッドの内側面から突出 している角度が90度でない構成であるため、鋲着している過程で鋲着が不可能 になる事態が起きないように出来る。また、鋲着がスムーズになり、且つ、力を 受ける強度も抜群に出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の鋲着可能ナットを一部切截
して且つボルトと対応させて示す斜視図である。
【図2】椅子の背板を椅子のフレームへの取付けるの
に、図1の鋲着可能ナットを適用した例を分解して示す
図である。
【図3】鋲着可能ナットを利用して椅子の背板を椅子の
フレームへ取付けた状態の断面図である。
【図4】本考案の別の実施例の鋲着可能ナットをボルト
と対応させて示す斜視図である。
【図5】図1の鋲着可能ナットを金属パイプへの鋲着に
適用した例を分解して示す図である。
【符号の説明】
3 鋲着可能ナット 31 ヘッド 311 円錐状の尖錐部 312 角錐状の尖錐部 32 中心孔円柱 321 雌ねじ山 322 薄い厚さの壁 322a かしめ部 4 ボルト 5 椅子の背板 51、61 貫通穴 6 椅子のフレーム 7 金属パイプ 71 大きい貫通穴 72 小さい貫通穴

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボルト(4)が螺合されるための雌ねじ
    山(321)が形成してある中心孔円柱(32)の先端
    にヘッド(31)を有し、 該ヘッド(31)の内側面に、尖錐部(311)が複数
    突出してあり、 該複数の尖錐部(311)が、しっかり、安定に品物に
    鋲着され、傾斜してずれる恐れがなく、鋲着の強度が高
    い構成の鋲着可能ナット。
  2. 【請求項2】 上記尖錐部(311)は、角錐状であ
    る、請求項1記載の鋲着可能ナット。
  3. 【請求項3】 上記中心孔円柱(32)は、その後ろ側
    に、孔を拡大させて鋲着するための薄い厚さの壁(32
    2)が延びている構成の請求項1記載の鋲着可能ナッ
    ト。
JP1999005801U 1999-08-02 1999-08-02 鋲着可能ナット Expired - Lifetime JP3066292U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0822283A (ja) * 1994-07-06 1996-01-23 Ogawa Gakki Seizo Kk 電気信号を出力する琴
JP7465800B2 (ja) 2020-12-28 2024-04-11 しげる工業株式会社 連結装置、連結方法およびシートフレームの支持構造

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