JP3066292B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP3066292B2
JP3066292B2 JP7178662A JP17866295A JP3066292B2 JP 3066292 B2 JP3066292 B2 JP 3066292B2 JP 7178662 A JP7178662 A JP 7178662A JP 17866295 A JP17866295 A JP 17866295A JP 3066292 B2 JP3066292 B2 JP 3066292B2
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heat exchanger
opening
ventilation path
air conditioner
heating
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登志彦 岩坂
敏夫 高嶋
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、室内空気を調温
する空気調和機に関するものであって、特に冷却用熱交
換器と加熱用熱交換器とを備えた空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】室内空気を調温するようにした空気調和
機は、例えば、特公平5−29829号公報に記載され
たものがある。このような空気調和機は、熱交換器に室
内空気を通過させることにより、室内空気を調温してい
るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した空気調和機と
同種のもので、冷媒の流れる冷却用熱交換器と、温水が
流れる加熱用熱交換器とを同一通風路内に備えたこもの
がある。そして、このような空気調和機は、冷却用熱交
換器の二次側に加熱用熱交換器を配置している構造が一
般的であり、このような構造の空気調和機では、暖房運
転時においても、室内空気が冷房用熱交換器を通過する
ため、騒音の増大や、風量の低下が起こっていた。
【0004】この発明は、騒音の増大や風量の低下が抑
えられた空気調和機を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、第1の発明は、同一通風路内に冷却用熱交換器とこ
の熱交換器の二次側に位置させた加熱用熱交換器とを設
けた空気調和機において、前記両熱交換器を離して配置
し、前記両熱交換器の間の通風路の側壁に室内空気が前
記冷却用熱交換器をバイパスするバイバス用開口を設
け、冷房運転時にこの開口を閉じ暖房運転時にこの開口
を開くダンパを備えたものである。
【0006】第2の発明は、同一通風路内に冷却用熱交
換器とこの熱交換器の二次側に位置させた加熱用熱交換
器とを設けた空気調和機において、前記両熱交換器をそ
の一部を離して配置し、前記通風路には前記両熱交換器
の間の通風路の側壁に室内空気が前記冷却用熱交換器を
バイパスするバイバス用開口を設け、冷房運転時にこの
開口を閉じ、且つ、暖房運転時にこの開口を開くダンパ
を備えたものである。
【0007】第3の発明は、同一通風路内に冷却用熱交
換器とこの熱交換器の二次側に位置させた加熱用熱交換
器とを設けた空気調和機において、前記両熱交換器をそ
の一部を離して配置し、前記通風路には前記両熱交換器
の間の通風路の側壁に室内空気が前記冷却用熱交換器を
バイパスするバイバス用開口を設け、冷房運転時にこの
開口を閉じ、且つ、暖房運転時に前記通風路の外部側
向けて回動してこの開口を開くダンパを備えると共に、
このダンパの回動用軸を前記加熱用熱交換器側に設定し
たものである。
【0008】第1、第2、第3の発明によれば、暖房運
転時にはダンパによりバイパス用開口が開かれるので、
冷却用熱交換器を通過するよりもこの開口を通過する方
が通風抵抗が小さく、大部分の空気が冷却用熱交換器を
バイパスして加熱用熱交換器に導かれる。このため、暖
房運転時には、室内空気の大部分が冷却用熱交換器をバ
イパスして通風抵抗の小さい開口から加熱用熱交換器を
通過する。
【0009】第2の発明は、特に両熱交換器の一部を離
すようにしたので、他の部分を接触、あるいは近接させ
ることができ、空気調和機に両熱交換器をコンパクトに
収納することができる。
【0010】第3の発明によれば、特に、冷房運転時に
バイパス用開口を閉じ、且つ、暖房運転時に前記通風路
の外部側に向けて回動してこの開口を開くダンパを備え
ると共に、このダンパの回動用軸を前記加熱用熱交換器
側に設定したので、暖房運転時にはダンパが通風路の外
部側に向けて回動して通風路外の室内空気を開口にスム
ーズに導く。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の第1実施例を図面に基
き説明する。図1、図2に第1実施例を示し、図2に示
す1は分離型の空気調和機で、主に室外機2と、ユニッ
ト間配管3A、3B、4A、4Bと、室内機5とで構成
されるものである。この室外機2は、温水供給用の熱源
機と冷媒圧縮用の圧縮機とを内蔵したものである。勿
論、この圧縮機、あるいは熱源機の一方を内蔵していな
くても構わず、それぞれ別のユニットと接続させるよう
に構成しても構わない。
【0012】10は温水回路を示し、11、11Aは燃
料ガスの遮断弁、12はガス比例弁、13はガスバーナ
ー、14はガス接続口、15は暖房用循環水タンク、1
6はドレンタンク、17はドレン接続口、18は循環ポ
ンプ、19は燃焼器温水熱交換器、20は循環ポンプ1
8やバーナー13を制御するためにマイクロコンピュー
タなどで構成した制御器、21A、21B、21C、2
1Dは夫々の機器を接続するための温水配管、22、2
3は接続部である。
【0013】30は冷媒回路を示し、31は冷媒を圧縮
するための圧縮機、31は室外熱交換器、32はキャピ
ラリーチューブを使用した減圧装置、33、34はサー
ビスバルブ、35はマフラ、36はアキュームレータ、
37A、37B、37C、37D、37E、37Fは夫
々の機器を接続するための冷媒配管である。
【0014】室内機5に示す40は暖房用(加熱用)
水熱交換器、41は冷房用(冷却用)冷媒熱交換器、4
2は室内温度センサ、43は温水センサである。マイク
ロコンピュータなどで構成された制御装置44は図示し
ない信号線を介して制御器20との制御信号の授受を行
うものである。45は温水流量制御弁(制御弁)であ
る。そして、この熱交換器40は熱交換器41の二次側
(風下側)に配置されている。また、前記制御器44
は、温度センサ42で検知された室温と設定温度との偏
差によって30秒毎にファジィ演算を行い、この演算に
基づいて3分毎に制御弁の開度を制御するものである。
46は運転開始や運転停止を設定するための運転スイッ
チ、47、48は温水管、49、50は冷媒管である。
【0015】前記制御弁45は、例えば0ステップ(全
閉)から49ステップ(全開)の50段階に開度が制御
されるものである。
【0016】尚、室外熱交換器に空気を送風するための
室外ファンを室外機に備えているものの、図示しない。
【0017】図1に示す60は室内機の前側外装体、6
1は背面側外装体、62は前面側外装体の前面に取り付
けられる吸込グリル、63は吸込口、64吹出口、65
は吸込口と吹出口とをつなぐ通風路、66はドレンパ
ン、67はバイパス用開口、68はダンパで、このダン
パは冷房運転時には開口を閉じ、暖房運転時は開口を開
くように制御されるものである。69はエアフィルタ、
70はクロスフローファン、71は縦羽根、72は回動
用軸である。尚、横羽根は図示しない。
【0018】図1に示すように、両熱交換器は、ドレン
パン側で接し、ドレンパンとの反対側(上部側)では離
れるように配置されている。従って、両熱交換器の少な
くとも一部を離すように構成されている。
【0019】このように構成された空気調和機では、冷
房運転時は、吸込口63から吸い込まれた室内空気は、
熱交換器41で冷却された後、熱交換器40を通って吹
出口64から吹き出される。この冷房運転時は、ダンパ
68により開口67は閉じられているので、この開口6
7から室内空気が吸い込まれることはないようになって
いる。
【0020】暖房運転時は、ダンパ68が回動して開口
67が開かれるため、開口67から室内空気が吸い込ま
れる。このとき、吸込口63が閉じられていないのでこ
の吸込口からも室内空気が吸い込まれるが、開口67を
通る室内空気に比べて抵抗がきわめて大きいので、この
その吸込口から吸い込まれる空気の量は極わずかであ
る。このため、吸い込まれる室内空気は大部分が開口6
7からの空気であり、この空気は熱交換器41を通過し
ないので、騒音を増大させることもなく、また抵抗が小
さいので、風量の低下も小さく抑えられる。
【0021】更に、冷房運転時には、空気の流れが両熱
交換器の間で斜め上約30度の方向から斜め下約30度
の方向に方向を変えており、この方向を変える角度は空
の流れを約120度変えている。暖房運転時は、熱交
換器40の斜め上約60度から吸い込んで斜め下約30
度に吹き出していて、この方向を変える角度は60度と
小さく、吹き出し方向を変える角度も小さいので、風量
の低下や騒音の増大を抑制する働きがある。
【0022】また、除湿運転はダンパ68により開口6
7が閉じられており、室内空気は蒸発器として作用する
熱交換器41で冷却・除湿され、温水が流れて放熱器と
して作用する熱交換器40で再加熱される。
【0023】
【実施例】第2実施例を図3に示し、5Aは室内機、4
1Aは冷却用として作用する熱交換器、40Aは加熱用
として作用する熱交換器である。
【0024】この第2実施例のものでは、送風機中のフ
ァンの設置場所を比較的大きく確保できる利点がある。
【0025】尚、この第2実施例や第1実施例では、室
内機の上部に開口を設けた例で説明したが、側面がわな
ど上部以外の側壁に開口を設けても構わない。また、こ
の実施例では室内機を室内壁に据付るタイプのもので説
明したが、床に設置するタイプのものに本発明を適用し
ても構わない。更に、ダンパは回動するものに限らず、
スライドする構成であっても構わない。更にまた、熱交
換器40、40Aには加熱された冷媒が流れるように構
成しても構わない。
【0026】
【発明の効果】第1、第2、第3の発明によれば、暖房
運転時にはダンパによりバイパス用開口が開かれるの
で、冷却用熱交換器を通過するよりもこの開口を通過す
る方が通風抵抗が小さいく、大部分の空気が冷却用熱交
換器をバイパスして加熱用熱交換器に導かれる。このた
め、暖房運転時には、室内空気の大部分が通風抵抗の小
さい開口、加熱用熱交換器を通過する。従って、暖房運
転時には、空気の通風抵抗を小さくでき、風量の低下や
騒音の増大を極力防止できる。
【0027】第2の発明によれば、特に両熱交換器の一
部を離すようにしたので、他の部分を接触、あるいは近
接させることができ、空気調和機に両熱交換器をコンパ
クトに収納することができ、空気調和機を小型化するこ
とができる。
【0028】第3の発明によれば、特に、冷房運転時に
バイパス用開口を閉じ、且つ、暖房運転時に前記通風路
の外部側に回動してこの開口を開くダンパを備えると共
に、このダンパの回動用軸を前記冷却用熱交換器側に設
定したので、暖房運転時はダンパが通風路外の室内空気
をスムーズに開口に導き、室内空気の乱れによる騒音を
より小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の空気調和機の室内機を示す断面図で
ある。
【図2】同空気調和機の冷媒及び温水の回路図である。
【図3】この発明の他実施例の空気調和機の室内機を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 空気調和機 40、40A 熱交換器(加熱用熱交換器) 41、41A 熱交換器(冷却用熱交換器) 65 通風路 67 バイパス用開口 68 ダンパ 72 回動用軸

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一通風路内に冷却用熱交換器とこの熱
    交換器の二次側に位置させた加熱用熱交換器とを設けた
    空気調和機において、前記両熱交換器を離して配置し、
    前記両熱交換器の間の通風路の側壁に室内空気が前記冷
    却用熱交換器をバイパスするバイバス用開口を設け、冷
    房運転時にこの開口を閉じ暖房運転時にこの開口を開く
    ダンパを備えたことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 同一通風路内に冷却用熱交換器とこの熱
    交換器の二次側に位置させた加熱用熱交換器とを設けた
    空気調和機において、前記両熱交換器をその一部を離し
    て配置し、前記通風路には前記両熱交換器の間の通風路
    の側壁に室内空気が前記冷却用熱交換器をバイパスする
    バイバス用開口を設け、冷房運転時にこの開口を閉じ、
    且つ、暖房運転時にこの開口を開くダンパを備えたこと
    を特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】 同一通風路内に冷却用熱交換器とこの熱
    交換器の二次側に位置させた加熱用熱交換器とを設けた
    空気調和機において、前記両熱交換器をその一部を離し
    て配置し、前記通風路には前記両熱交換器の間の通風路
    の側壁に室内空気が前記冷却用熱交換器をバイパスする
    バイバス用開口を設け、冷房運転時にこの開口を閉じ、
    且つ、暖房運転時に前記通風路の外部側に向けて回動し
    てこの開口を開くダンパを備えると共に、このダンパの
    回動用軸を前記加熱用熱交換器側に設定したことを特徴
    とする空気調和機。
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