JP3066219B2 - 予測復号化装置 - Google Patents

予測復号化装置

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JP3066219B2 JP5101068A JP10106893A JP3066219B2 JP 3066219 B2 JP3066219 B2 JP 3066219B2 JP 5101068 A JP5101068 A JP 5101068A JP 10106893 A JP10106893 A JP 10106893A JP 3066219 B2 JP3066219 B2 JP 3066219B2
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泰典 辻
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像を階層的に予測符
号化した符号の復号化装置に関する。特に、JBIG(Joint
Bi-lebel image group)方式のTP(Typical Prediction)
用の復号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像データの符号化方式として、ソフト
コピー通信に適したプログレッシブ符号化方式が、特開
平1-216673号公報(H04N1/145)にも示されるように要求
されている。このような、符号化方法として、JBIG(Joi
nt Bi-lebel image group)符号化方式が、ある。
【0003】このJBIG方式は、丸善株式会社平成3年6月
30日発行,安田浩編,「マルチメディア符号化の国際標
準」,48P〜82Pにも記載されるように、国際標準であ
り、その基本的処理は、周知である。この周知のJBIG方
式では、周知のTP(Typical Prediction)処理が成され
る。JBIG方式では、低位レイヤの1画素は、高位レイヤ
の2ラインにまたがる。
【0004】周知の如く、階層画像の高位レイヤ画素を
符号化する際、低位レイヤの画素を中心として3×3画素
が同一色(白または黒)ならば、かなりの確率で高位レイ
ヤの画素は、これらの画素と同じ値を取ると予想され
る。この予想がTPと呼ばれる。 そして、この予測可能
な画素を、符号化対象から除いている。しかし、この予
測が外れることもあるため、このJBIG方式のTP処理で
は、2ライン毎に予測外れが存在するか否かを示すフラ
グ(=1)を出力するとともに、予測外れが存在する2ラ
インについては、TP処理を実施せず、全ての高位レイヤ
画素を通常と同様に符号化する。
【0005】予測外れが存在しない2ライン(フラグ=
0)については、TP処理できる画素は符号化しない。この
JBIG方式のTP処理により、高位レイヤの画素を復号化し
ていく際、偶数ラインの画素の復号化時と奇数ラインの
画素の復号化時に、当然、復号化のための処理を行な
う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、TP処理により
奇数ライン目の復号と偶数ライン目の復号は、処理、結
果とも同じであるため、処理が重複している。本発明
は、TP処理された画像を復号化する予測復号化装置にお
いて、重複した処理を無くすることで復号化処理を高速
化することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、TPを用いて符
号化された階層画像の復号化装置であって、高位レイヤ
の偶数ラインを復号化時に、少なくとも1ライン分の各
参照画素に対する予測結果を蓄積する蓄積手段(10)と、
前記偶数ラインの復号化時には前記予測結果を予測結果
とし、奇数ライン復号化時は前記蓄積手段の出力を予測
結果とする選択手段(14)とを備える。
【0008】また、本発明は、JBIG方式のTP用予測復号
化装置において、高位レイヤの偶数ラインの画素の復号
化時の予測結果を蓄積する蓄積手段(10)と、高位レイヤ
の奇数ラインの画素の復号化時に、前記蓄積手段(10)の
前記予測結果を出力する出力手段(14)とを備えることを
特徴とする。
【0009】
【作用】本発明では、上記のように構成したので、低位
レイヤの各参照画素に対する予測処理を実行して、階層
画像の高位レイヤの偶数ラインを復号する時に、この予
測結果を蓄積手段(10)に格納する。そして、奇数ライン
の復号化時には、この蓄積手段(10)の出力を予測結果と
して出力する。
【0010】
【実施例】本発明の1実施例を図1,図2を参照しつつ説
明する。図1は、JBIG方式で符号化された階層画像のTP
用の復号化装置のブロック図である。図2は、実施例に
おけるTP復号用の制御装置(16)の処理フローチャートを
示す。
【0011】尚、以下の説明は、当然、予測外れが存在
しない2ライン(フラグ=0)の画素の復号化に関するも
のである。(10)は、本実施例の特徴を示す蓄積手段であ
る。この蓄積手段(10)は、偶数ラインの画素の復号化時
に、予測結果を格納する。そして、奇数ラインの画素の
復号化にこの蓄積した予測結果を出力する。
【0012】(12)は、TP予測処理部である。TP予測処理
部(12)は、既に復号化された低位レイヤ画素から高位レ
イヤ画素の値を予測し、出力する。例えば、予測可能で
その予測値が白なら「0」、予測可能でその予測値が黒な
ら「1」、予測不可能なら「2」を出力する。(14)は、選択装
置である。この選択装置(14)は、偶数ラインの画素の復
号化時にTP予測処理部(12)の出力を選択出力し、奇数ラ
インの画素の復号化時には、蓄積手段(10)の出力を選択
出力する。
【0013】(16) は、TP処理の復号化を制御する制御
装置である。(18)は、JBIG処理の復号化を制御するシス
テム制御装置である。蓄積手段(10)について、説明す
る。(1)は、メモリである。(7)は、このメモリ(1)のア
ドレスを設定するアドレス発生器である。ところで、通
常のメモリは、複数ビット単位で、書き込み読み出し制
御がなされる。このため、この蓄積手段(10)では、シリ
アル/パラレル変換用レジスタ(S/Pレジスタ:2)と、
パラレル/シリアル変換用レジスタ(P/Sレジスタ:3)
を備えて、TP予測処理部(12)の短いビット出力を、この
メモリ(1)のビット幅に合わせている。
【0014】図1,図2を参照しつつ、この復号化装置の
動作を説明する。システム制御装置(18)からTP予測開始
信号(SS)が入力されると、制御装置(16)は、既に復号化
された低位レイヤ画素に基づいて高位レイヤ画素予測
復号化を開始する。まず、制御装置(16)は、復号ライン
カウンタ(図示省略)より、現在、復号化対象となって
いる高位レイヤラインが、偶数ラインであるか奇数ライ
ンであるかを判断する。
【0015】判定結果が、偶数ラインであれば、制御装
置(16)は、復号ラインが先頭画素位置であるか否かを判
断し、先頭画素位置であれば、予測結果選択装置(14)の
出力をTP予測処理部(12)からの入力とする選択信号(SW)
を送出する。そして、制御装置(16)は、TP予測処理部(1
2)に処理スタート信号(ST)を送出する。
【0016】処理スタート信号(ST)を検出したTP予測処
理部(12)は、既に復号化されている該当する低位レイヤ
画素から復号化すべき高位レイヤ画素の予測処理を行な
いその予測結果を出力する。この予測結果は、予測結果
選択装置(14)を介して、JBIG算術復号化部(図示省略)に
送られる。
【0017】TP予測処理部(12)からの予測結果は、一旦
S/Pレジスタ(2)に送出された後、S/Pレジスタ(2)の予測
結果は、蓄積手段(10)のメモリ(1)に格納される。この
時、TP予測処理部(12)は、制御装置(16)に対して処理終
了信号(E)を送出する。
【0018】これにより、制御装置(16)は、S/Pレジス
タ(2)にシフトクロックを送出し、シフトクロックの発
生回数を計数する。もし計数値が、S/Pレジスタ(2)のビ
ット幅と同じであれば蓄積装置(10)にWRITE信号を送出
した後、アドレス発生器(7)にインクリメント信号を送
出する。この処理を高位レイヤの偶数ラインが終了する
まで繰り返すことにより、1ライン分の予測結果がメモ
リ(1)に格納される。
【0019】次に、前記偶数ラインに続く奇数ラインを
復号化する際、同様に、システム制御装置(18)は、TP予
測開始信号(SS)を制御装置(16)に送出する。TP予測開始
信号(SS)を検出した制御装置(16)は、復号ラインカウン
タ(図示省略)より復号化すべき高位レイヤラインが奇
数ラインであることを認識する。その後、復号ラインの
先頭画素位置であるか否かを判断し、先頭画素位置であ
れば、予測結果選択装置(14)の出力を蓄積手段(10)から
の入力に切替える選択信号(SW)を送出する。
【0020】そして、メモリ(1)より、格納された予測
結果をP/Sレジスタ(3)に転送し、順次、クロックより、
読み出し出力する。このクロックを計数する。計数値が
P/Sレジスタ(3)のビット幅と同じになると、メモリ(1)
にREAD信号を、P/Sレジスタ(3)にLOAD信号を出力した
後、アドレス発生器(7)にインクリメント信号を出力す
る。
【0021】もし、計数値がP/Sレジスタ(3)のビット幅
より小さければ、P/Sレジスタ(3)にシフトクロックを出
力する。これにより、予測結果は、予測結果選択装置(1
4)を介して、JBIG算術復号化部(図示省略)に送られる。
この処理を高位レイヤの奇数ラインが終了するまで繰り
返すことにより、奇数ラインの画素の復号化時には、TP
予測処理を行なうことなく予測結果が得られるものであ
る。
【0022】このように、同じTP予測処理をライン毎に
2度行なうことなく予測結果を得ることができ、TP画素
の予測処理を高速化することが可能となる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、高位レイヤの偶数ライ
ンの復号化時の予測結果を、蓄積手段(10)に格納し、奇
数ラインを復号化時に、この蓄積手段(10)よりデータを
読み出して予測結果とするので、奇数ラインを復号化時
の予測処理を省略することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示すブロック図である。
【図2】この実施例の制御装置(16)の処理フローチャー
トを示すである。
【符号の説明】
(1)・・・・・・・・メモリ、 (2)・・・・・・・・S/Pレジスタ、 (3)・・・・・・・・P/Sレジスタ、 (7)・・・・・・・・アドレス発生器 (10)・・・・・・・蓄積手段 (12)・・・・・・・TP予測処理部(予測処理部)、 (14)・・・・・・・予測結果選択装置(選択手段,出力手段)、 (16)・・・・・・・制御装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/41 - 1/419

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 JBIG方式のTP処理により符号化された画
    像を復号化する予測復号化装置において、 低位レイヤ1ライン分の各参照画素に対する予測結果を
    出力する予測処理部(12)と、 高位レイヤの偶数ラインの画素の復号化時に、前記予測
    結果を蓄積する蓄積手段(10)と、 前記偶数ラインの画素の復号化時に、前記予測処理部(1
    2)の予測結果を出力し、一方奇数ラインの画素の復号化
    時に、前記蓄積手段(10)の出力を予測結果として出力す
    る選択手段(14)と、 を備えることを特徴とする予測復号化装置。
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