JP3065866B2 - 流体噴射ノズル弁 - Google Patents
流体噴射ノズル弁Info
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- JP3065866B2 JP3065866B2 JP5335105A JP33510593A JP3065866B2 JP 3065866 B2 JP3065866 B2 JP 3065866B2 JP 5335105 A JP5335105 A JP 5335105A JP 33510593 A JP33510593 A JP 33510593A JP 3065866 B2 JP3065866 B2 JP 3065866B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、噴射用オリフィスに連
通する噴射流路と、配管から流体を導入する導入流路と
が弁孔を介して連通され、前記弁孔を当該弁孔の中心軸
方向に沿う移動で開閉する弁体と、前記噴射流路に流入
する流体のフィルターとが前記弁孔を挟む位置に配置さ
れている流体噴射ノズル弁に関する。
通する噴射流路と、配管から流体を導入する導入流路と
が弁孔を介して連通され、前記弁孔を当該弁孔の中心軸
方向に沿う移動で開閉する弁体と、前記噴射流路に流入
する流体のフィルターとが前記弁孔を挟む位置に配置さ
れている流体噴射ノズル弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の流体噴射ノズル弁は、図2に示す
ように、噴射用オリフィス01に連通する噴射流路02
と、配管03から流体を導入する導入流路04と、噴射
流路02と導入流路04とを連通する弁孔05とが、弁
孔05の中心軸Xに沿って配置され、弁孔05を当該弁
孔05の中心軸X方向に沿う移動で開閉する弁体06
と、噴射流路02に流入する流体のフィルター07とが
弁孔05を挟む位置に配置されている。
ように、噴射用オリフィス01に連通する噴射流路02
と、配管03から流体を導入する導入流路04と、噴射
流路02と導入流路04とを連通する弁孔05とが、弁
孔05の中心軸Xに沿って配置され、弁孔05を当該弁
孔05の中心軸X方向に沿う移動で開閉する弁体06
と、噴射流路02に流入する流体のフィルター07とが
弁孔05を挟む位置に配置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この為、流体噴射ノズ
ル弁の全長が長くなるから、大きな取付けスペースが必
要になる欠点があるとともに、フィルターの清掃や交換
等のメンテナンスの際には、流体噴射ノズル弁の主要部
を配管から外してしまわなければ、フィルターを取り出
せないから、フィルターのメンテナンスに手間がかかる
欠点もある。本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あって、弁孔の配置を工夫することにより、流体噴射ノ
ズル弁の全長を短くすることができ、しかも、フィルタ
ーのメンテナンス上有利な流体噴射ノズル弁を提供する
ことを目的とする。
ル弁の全長が長くなるから、大きな取付けスペースが必
要になる欠点があるとともに、フィルターの清掃や交換
等のメンテナンスの際には、流体噴射ノズル弁の主要部
を配管から外してしまわなければ、フィルターを取り出
せないから、フィルターのメンテナンスに手間がかかる
欠点もある。本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あって、弁孔の配置を工夫することにより、流体噴射ノ
ズル弁の全長を短くすることができ、しかも、フィルタ
ーのメンテナンス上有利な流体噴射ノズル弁を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為の
本発明の特徴構成は、噴射用オリフィスに連通する噴射
流路と、配管から流体を導入する導入流路とが弁孔を介
して連通され、前記弁孔を当該弁孔の中心軸方向に沿う
移動で開閉する弁体と、前記噴射流路に流入する流体の
フィルターとが前記弁孔を挟む位置に配置されている流
体噴射ノズル弁であって、前記弁孔がその中心軸を前記
噴射流路に対して交差する方向に配置して設けられ、前
記フィルターを前記噴射流路に対して交差する方向に装
脱可能な開口部が開閉可能に設けられている点にある。
本発明の特徴構成は、噴射用オリフィスに連通する噴射
流路と、配管から流体を導入する導入流路とが弁孔を介
して連通され、前記弁孔を当該弁孔の中心軸方向に沿う
移動で開閉する弁体と、前記噴射流路に流入する流体の
フィルターとが前記弁孔を挟む位置に配置されている流
体噴射ノズル弁であって、前記弁孔がその中心軸を前記
噴射流路に対して交差する方向に配置して設けられ、前
記フィルターを前記噴射流路に対して交差する方向に装
脱可能な開口部が開閉可能に設けられている点にある。
【0005】
【作用】弁孔がその中心軸を前記噴射流路に対して交差
する方向に配置して設けられているから、弁体とフィル
ターとを噴射流路の径方向に並べる状態で配置でき、ま
た、フィルターを噴射流路に対して交差する方向に装脱
可能な開口部が開閉可能に設けられているから、フィル
ターのメンテナンスの際には、流体噴射ノズル弁全体或
いはその主要部を配管から外すことなく、開口部の開閉
でフィルターを簡便に装脱できる。
する方向に配置して設けられているから、弁体とフィル
ターとを噴射流路の径方向に並べる状態で配置でき、ま
た、フィルターを噴射流路に対して交差する方向に装脱
可能な開口部が開閉可能に設けられているから、フィル
ターのメンテナンスの際には、流体噴射ノズル弁全体或
いはその主要部を配管から外すことなく、開口部の開閉
でフィルターを簡便に装脱できる。
【0006】
【発明の効果】従って、流体噴射ノズル弁の全長を短く
することができ、しかも、フィルターのメンテナンス上
有利である。
することができ、しかも、フィルターのメンテナンス上
有利である。
【0007】
【実施例】図1は、圧延工程で鋼板の表面に形成された
スケールを除去する為に、高圧水(流体の一例)を幅の
広いフラットな扇状のスプレーパターンで噴射するスケ
ール除去用の液体噴射ノズル弁Aを示し、噴射用オリフ
ィス1に連通する噴射流路2が設けられている噴射ノズ
ル3と、給水配管Bから高圧水を導入する導入流路4が
設けられている接続具5とがピストン弁6に対して同芯
状に溶接固定されている。。
スケールを除去する為に、高圧水(流体の一例)を幅の
広いフラットな扇状のスプレーパターンで噴射するスケ
ール除去用の液体噴射ノズル弁Aを示し、噴射用オリフ
ィス1に連通する噴射流路2が設けられている噴射ノズ
ル3と、給水配管Bから高圧水を導入する導入流路4が
設けられている接続具5とがピストン弁6に対して同芯
状に溶接固定されている。。
【0008】前記噴射ノズル3は、先端部に径方向に長
い噴射用オリフィス1が形成されているノズル本体7の
内周面に、ブッシュ8と絞り筒9とを螺着するととも
に、絞り筒9内の流路上手側に整流器10を圧入して、
噴射用オリフィス1近くの内周面が砲弾形の噴射流路2
を形成してあり、ノズル本体7をアダプター11に回り
止め状態で挿入して、抜け止めナット12で締め付け固
定してある。
い噴射用オリフィス1が形成されているノズル本体7の
内周面に、ブッシュ8と絞り筒9とを螺着するととも
に、絞り筒9内の流路上手側に整流器10を圧入して、
噴射用オリフィス1近くの内周面が砲弾形の噴射流路2
を形成してあり、ノズル本体7をアダプター11に回り
止め状態で挿入して、抜け止めナット12で締め付け固
定してある。
【0009】前記ピストン弁6は、筒状の弁孔形成部材
13を一体に備えている弁座金具14と、プラグ15と
で両端の開口部が閉塞されている筒状の弁本体16に、
弁孔17を当該弁孔17の中心軸X方向に沿う移動で開
閉するピストン弁体18を装着して構成され、弁座金具
14とプラグ15とを弁本体16に対して着脱自在に螺
着固定して、弁本体16両端の開口部が開閉可能に設け
られている。
13を一体に備えている弁座金具14と、プラグ15と
で両端の開口部が閉塞されている筒状の弁本体16に、
弁孔17を当該弁孔17の中心軸X方向に沿う移動で開
閉するピストン弁体18を装着して構成され、弁座金具
14とプラグ15とを弁本体16に対して着脱自在に螺
着固定して、弁本体16両端の開口部が開閉可能に設け
られている。
【0010】前記弁孔17は噴射流路2に対してその中
心軸Xを噴射流路2に対して交差する方向に直角に配置
され、弁孔17を挟む噴射流路径方向の前後位置に噴射
流路2と導入流路4とが連通接続されている。
心軸Xを噴射流路2に対して交差する方向に直角に配置
され、弁孔17を挟む噴射流路径方向の前後位置に噴射
流路2と導入流路4とが連通接続されている。
【0011】前記弁孔形成部材13の先端面に弁座19
を形成するとともに、弁孔形成部材13の基部に多数の
スリット状流路20を形成して噴射流路2に流入する高
圧水のフィルター21を構成して、ピストン弁体18と
フィルター21とが弁孔17を挟んで対向する位置に配
置され、弁座金具14の着脱で弁本体16の一端側開口
部を開閉して、同時に、フィルター21を噴射流路2に
対して交差する方向に装脱できるよう構成されている。
を形成するとともに、弁孔形成部材13の基部に多数の
スリット状流路20を形成して噴射流路2に流入する高
圧水のフィルター21を構成して、ピストン弁体18と
フィルター21とが弁孔17を挟んで対向する位置に配
置され、弁座金具14の着脱で弁本体16の一端側開口
部を開閉して、同時に、フィルター21を噴射流路2に
対して交差する方向に装脱できるよう構成されている。
【0012】前記ピストン弁体18は、プラグ15に形
成した空気導入路22からシリンダー室23内に供給さ
れる高圧空気で、高圧水の圧力に抗して弁座19に密着
して、弁孔17を塞ぐよう構成されている。
成した空気導入路22からシリンダー室23内に供給さ
れる高圧空気で、高圧水の圧力に抗して弁座19に密着
して、弁孔17を塞ぐよう構成されている。
【0013】〔その他の実施例〕 1.水等の液体の他、気体或いは気液混合体を噴射する
流体噴射ノズル弁であっても良く、その用途は限定され
ない。 2.弁体とフィルターとが、弁体の移動方向とフィルタ
ーの弁本体からの装脱方向とが互いに交差する状態で設
けられていても良い。 3.弁孔がその中心軸を噴射流路に対して斜めに交差す
る方向に配置して設けられていても良い。 4.フィルターを噴射流路に対して斜めに交差する方向
に装脱可能な開口部が開閉可能に設けられていても良
い。 5.弁孔の流路上手側に弁体が配置され、弁孔の流路下
手側にフィルターが配置されていても良い。 6.弁体の作動形式は特に限定されない。
流体噴射ノズル弁であっても良く、その用途は限定され
ない。 2.弁体とフィルターとが、弁体の移動方向とフィルタ
ーの弁本体からの装脱方向とが互いに交差する状態で設
けられていても良い。 3.弁孔がその中心軸を噴射流路に対して斜めに交差す
る方向に配置して設けられていても良い。 4.フィルターを噴射流路に対して斜めに交差する方向
に装脱可能な開口部が開閉可能に設けられていても良
い。 5.弁孔の流路上手側に弁体が配置され、弁孔の流路下
手側にフィルターが配置されていても良い。 6.弁体の作動形式は特に限定されない。
【0014】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】要部断面側面図
【図2】従来例を示す要部断面側面図
1 噴射用オリフィス 2 噴射流路 4 導入流路 17 弁孔 18 弁体 21 フィルター B 配管 X 中心軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭56−39148(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05B 1/30
Claims (1)
- 【請求項1】 噴射用オリフィス(1)に連通する噴射
流路(2)と、配管(B)から流体を導入する導入流路
(4)とが弁孔(17)を介して連通され、前記弁孔
(17)を当該弁孔(17)の中心軸(X)方向に沿う
移動で開閉する弁体(18)と、前記噴射流路(2)に
流入する流体のフィルター(21)とが前記弁孔(1
7)を挟む位置に配置されている流体噴射ノズル弁であ
って、前記弁孔(17)がその中心軸(X)を前記噴射
流路(2)に対して交差する方向に配置して設けられ、
前記フィルター(21)を前記噴射流路(2)に対して
交差する方向に装脱可能な開口部が開閉可能に設けられ
ている流体噴射ノズル弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5335105A JP3065866B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 流体噴射ノズル弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5335105A JP3065866B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 流体噴射ノズル弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07185396A JPH07185396A (ja) | 1995-07-25 |
JP3065866B2 true JP3065866B2 (ja) | 2000-07-17 |
Family
ID=18284833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5335105A Expired - Fee Related JP3065866B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 流体噴射ノズル弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3065866B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101906828B1 (ko) * | 2017-02-16 | 2018-10-12 | 주식회사 포스처360 | 척추 보호기능 백팩 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110586576A (zh) * | 2019-10-09 | 2019-12-20 | 嘉兴市建超智能科技有限公司 | 一种智能开关内精密金属配件清洗装置 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP5335105A patent/JP3065866B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101906828B1 (ko) * | 2017-02-16 | 2018-10-12 | 주식회사 포스처360 | 척추 보호기능 백팩 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07185396A (ja) | 1995-07-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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