JP3065598U - 地下構造物の表示装置 - Google Patents
地下構造物の表示装置Info
- Publication number
- JP3065598U JP3065598U JP1999005118U JP511899U JP3065598U JP 3065598 U JP3065598 U JP 3065598U JP 1999005118 U JP1999005118 U JP 1999005118U JP 511899 U JP511899 U JP 511899U JP 3065598 U JP3065598 U JP 3065598U
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- lid
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- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 作業現場でなく、事務所で帳簿を見ながら管
理番号などの設定ができ、また、個々の表示板のガタ付
きをなくすることを目的とする。 【解決手段】 底板と、複数個の窓孔を有するカバー板
と、前記窓孔に嵌めフランジを底板とカバー板とで挟持
し下面に突設した弾性体を有する表示板と、底板とカバ
ー板の両端を螺締するボルトとよりなる管理ユニット
を、蓋の表面の収納凹部に埋設し、前記ボルトをナット
により螺締するようにした地下構造物の表示装置とし
た。
理番号などの設定ができ、また、個々の表示板のガタ付
きをなくすることを目的とする。 【解決手段】 底板と、複数個の窓孔を有するカバー板
と、前記窓孔に嵌めフランジを底板とカバー板とで挟持
し下面に突設した弾性体を有する表示板と、底板とカバ
ー板の両端を螺締するボルトとよりなる管理ユニット
を、蓋の表面の収納凹部に埋設し、前記ボルトをナット
により螺締するようにした地下構造物の表示装置とし
た。
Description
【0001】
本考案は、地下構造物の表示装置に関する。 昨今においてはコンピューターが普及し、地下構造物の1個ずつに管理ナンバ ーの数字や文字などの表示が付され、その表示により地下構造物が管理されるよ うになったが、本考案はその地下構造物の表示装置についてのものである。
【0002】
通常、蓋表面の文字マークなどは鋳出し(一体)するが、管理ナンバーは蓋1 個ごとに数字が異なり製造上煩雑であること、また使用者が発注の時点で番号を 指示することが困難な場合が多いため、蓋と一体の鋳出文字にしないで使用者が 入荷時または設置時に適切なナンバーを蓋に後付けする方が製造者、使用者とも に便利であるため、蓋と別体のナンバープレートを用いる。
【0003】 この地下構造物の表示装置としては、数字などを表示した複数個の表示板を接 着したステンレス製のプレートを蓋の表面に載置し、そのプレートを上方よりボ ルトで螺締している。 上記の地下構造物の表示装置では、プレートを螺締しているボルトが露出して いるため、外からいたずらなどで外されるおそれがあり、直接多くのタイヤが接 触するので振動でボルトに緩みが生じるおそれがあった。
【0004】 一方、従来の地下構造物の表示装置は、事務所で帳簿を見ながら管理番号など の設定はできないものであった。
【0005】
作業現場でなく、事務所で帳簿を見ながら管理番号などの設定ができることが 求められ、また、搬送中の脱落がないように個々の表示板のガタ付きがないこと も求められている。
【0006】
本考案は、作業現場でなく、事務所で帳簿を見ながら管理番号などの設定がで き、搬送中の脱落がないように個々の表示板のガタ付きがないようにすべく、底 板と、複数個の窓孔を有するカバー板と、前記窓孔に嵌め合わせフランジを底板 とカバー板とで挟持し下面に突設した弾性体を有する表示板と、底板とカバー板 の両端を螺締するボルトとよりなる管理ユニットを、蓋表面の収納凹部に埋設し 、前記ボルトをナットにより螺締するようにした地下構造物の表示装置とした。
【0007】 また、本考案は、作業現場でなく、事務所で帳簿を見ながら管理番号などの設 定ができ、搬送中の脱落がないように個々の表示板のガタ付きがないようにすべ く、肉厚内に収納室を凹設して側面に挿入口を開口させ、表面に前記収納室に連 通する収納室より狭幅の窓孔を開口させて係止片を形成したユニット板と、挿入 口より収納室に差し込み下面に突設した弾性体を有する表示板と、ユニット板に 挿通したボルトよりなる管理ユニットを、蓋の表面の収納凹部に埋設しボルトに より蓋に螺締するようにした地下構造物の表示装置とした。
【0008】
本考案を添付する図面に示す具体的な実施例に基づいて、以下詳細に説明する 。 本地下構造物は、図1および図2に示すように、開口を有する筒体の枠1と、 枠1の上開口を開閉し側面が枠1の筒体で覆われている蓋2とよりなる。枠1の 筒体の上開口部は、その内面を上が大径で下が小径のテーパ面に形成し、蓋2の 側面は前記テーパ面に当接するテーパ面に形成する。この蓋2は、鎖3を介して 枠1に連結し、枠1の上開口を開閉可能に設けてある。
【0009】 管理ユニット4を蓋1の表面の収納凹部5に埋設し、管理ユニット4の両端の ボルト6で螺締する。 図3および図4に管理ユニット4を示す。 管理ユニット4は、底板11とカバー板12と表示板13とボルト14とより なる。
【0010】 底板11は収納凹部5の底凸部15に嵌まる凹部16を形成し、両端に前記ボ ルト14の挿通孔17を穿設する。 カバー板12は、数字などを表示した複数個の表示板13を嵌める窓孔18を 有し、前記底板11とで表示板13を挟持し、底板11の挿通孔17に対向する 箇所に同じくボルト14の挿通孔19を穿設する。カバー板12の底面は表示板 13のフランジ20を挟持できるように凹部21に形成する。
【0011】 表示板13は、表面に数字22、文字あるいは記号などを膨出させ、底部に前 記底板11とカバー板12とで挟持できるようにフランジ20を形成する。また 、複数個の表示板13を底板11とカバー板12とで挟持してその両端をボルト 14で締め付けると、中央部では撓んで表示板13にガタ付きが生じるようにな る。そのガタ付きを防止するためには表示板13にはゴムなどの弾性体25を埋 設して底面より弾性体25を突出させる。
【0012】 底板11上に複数個の表示板13を載置し、カバー板12の窓孔18に嵌め、 両端の挿通孔19・17にボルト14を挿入してナット23で螺締する。表示板 13の底面からは弾性体25が突設しているので、ガタ付きなく挟持できる。 前記のようにしてなる図3、図4に示す管理ユニット4を、図5に示す蓋2の 収納凹部5に挿入し、底凸部15を凹部16に嵌め、ボルト14を挿通孔23か ら突出させてナット24で螺締して、蓋2に取付け、図6に示す状態となる。
【0013】 次に、請求項2の考案について説明する。 図7、図8に全体の概要を示す。枠51の上部開口をヒンジ63を介在させて 開閉する蓋52の表面に管理ユニット53を埋設する。 図9、図10および図11に示すように、ユニット板54の肉厚内に収納室6 4を刻設して側面に挿入口55を開口させ、また、ユニット板54の表面に、前 記収納室64に連通する収納室64より狭幅の窓孔56を開口させて係止片57 を窓孔56の外に形成する。ユニット板54の中央に蓋52に取付けるボルト5 8を垂設する。
【0014】 図12および図13に示す、数字58、文字あるいは記号などを突設したステ ンレス鋳鋼またはプラスチック製の表示板59を備え、表示板59にはガタ付き 防止と摩擦力を有するようにゴムなどの弾性体60を埋設し、底面より突出させ る。また、この表示板59は、前記ユニット板54の係止片57に係合できるよ うにフランジ61を形成する。
【0015】 この表示板59を、図14、図15、図16に示すように、複数個所定の順序 に従って、挿入口55から挿入し、収容室64内に収容して管理ユニット53を 形成する。収容室64に収容した表示板59は弾性体60を突設してあるので、 摩擦力を有し、ユニット板54から脱落するようなことはない。 図17に示すように、蓋52の収容凹部62に前記管理ユニット53を収容し 、ボルト58をナット65にて螺締して蓋52に取付ける。
【0016】 請求項1の考案は、蓋径が400mm以上の大きいものに適用し、請求項2の 考案のものは、蓋径が300mm以下の小径のものに適用する。
【0017】
本考案は、上述のように、底板と、複数個の窓孔を有するカバー板と、前記窓 孔に嵌めフランジを底板とカバー板とで挟持し下面に突設した弾性体を有する表 示板と、底板とカバー板の両端を螺締するボルトとよりなる管理ユニットを、蓋 の表面の収納凹部に埋設し、前記ボルトをナットにより螺締するようにした地下 構造物の表示装置であるので、このユニット化の利点は、蓋がなくとも前以てナ ンバーを組んでおくことができ、また蓋のある場所と別のところで管理用書類等 を見ながらユニットを組み付けることができるので間違いが防げる。ユニット化 して固定してあるので、運搬中に表示板が落ちたり、入れ替わることがない。取 付けは蓋の凹部に嵌め込み蓋裏からナットで締め付けるだけでよい。
【0018】 また、本考案は、肉厚内に収納室を凹設して側面に挿入口を開口させ、表面に 前記収納室に連通する収納室より狭幅の窓孔を開口させて係止片を形成したユニ ット板と、挿入口より収納室に差し込み下面に突設した弾性体を有する表示板と 、ユニット板に挿通したボルトよりなる管理ユニットを、蓋の表面の収納凹部に 埋設しボルトにより蓋に螺締するようにした地下構造物の表示装置としたので、 このユニット化の利点は、蓋がなくとも前以てナンバーを組んでおくことができ 、また蓋のある場所と別のところで管理用書類等を見ながらユニットを組み付け ることができるので間違いが防げる。ユニット化して固定してあるので、運搬中 に表示板が落ちたり、入れ替わることがない。取付けは蓋の凹部に嵌め込み蓋裏 からナットで締め付けるだけでよい。また、図1の場合、ボルトの頭部は蓋表面 に露出しているが、ボルトは回転せず、スパナ、ドライバーなどで回転させるこ ともできない構造であり、図7の場合はボルトが蓋表面に露出していないので、 部外者が取り外したり、車輛の通行振動によるボルトの緩みなどで管理ユニット が外れることはない。
【図1】請求項1の考案の具体的一実施例の地下構造物
の表示装置の平面図である。
の表示装置の平面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】請求項1の考案に係る管理ユニットの平面図で
ある。
ある。
【図4】図3のIV−IV断面図である。
【図5】蓋の収納凹部の断面図である。
【図6】蓋の収納凹部に管理ユニットを装着した状態の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図7】請求項2の考案の全体の概要を示す平面図であ
る。
る。
【図8】図7のVIII−VIII断面図である。
【図9】請求項2の考案のユニット板の平面図である。
【図10】図9のX−Xの断面図である。
【図11】図9のXI−XI断面図である。
【図12】表示板の正面図である。
【図13】図12の側面図である。
【図14】表示板をユニット板内に装着した状態の平面
図である。
図である。
【図15】図14の断面図である。
【図16】図14の他の断面図である。
【図17】蓋に管理ユニットを装着した状態の断面図で
ある。
ある。
11…底板 12…カバー板 18…窓孔 20…フランジ 25…弾性体 13…表示板 14…ボルト 4…管理ユニット 5…収納凹部 24…ナット 51…枠 52…蓋 64…収納室 55…挿入口 56…窓 54…ユニット板 60…弾性体 53…管理ユニット 62…収納凹部 58…ボルト
Claims (2)
- 【請求項1】 底板と、複数個の窓孔を有するカバー板
と、前記窓孔に嵌めフランジを底板とカバー板とで挟持
し下面に突設した弾性体を有する表示板と、底板とカバ
ー板の両端を螺締するボルトとよりなる管理ユニット
を、蓋の表面の収納凹部に埋設し、前記ボルトをナット
により螺締するようにした地下構造物の表示装置。 - 【請求項2】 肉厚内に収納室を凹設して側面に挿入口
を開口させ、表面に前記収納室に連通する収納室より狭
幅の窓孔を開口させて係止片を形成したユニット板と、
挿入口より収納室に差し込み下面に突設した弾性体を有
する表示板と、ユニット板に挿通したボルトよりなる管
理ユニットを、蓋の表面の収納凹部に埋設しボルトによ
り蓋に螺締するようにした地下構造物の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999005118U JP3065598U (ja) | 1999-07-09 | 1999-07-09 | 地下構造物の表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999005118U JP3065598U (ja) | 1999-07-09 | 1999-07-09 | 地下構造物の表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3065598U true JP3065598U (ja) | 2000-02-02 |
Family
ID=43199196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999005118U Expired - Lifetime JP3065598U (ja) | 1999-07-09 | 1999-07-09 | 地下構造物の表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3065598U (ja) |
-
1999
- 1999-07-09 JP JP1999005118U patent/JP3065598U/ja not_active Expired - Lifetime
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