JP3065213B2 - 給食用ワゴン - Google Patents

給食用ワゴン

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JP3065213B2
JP3065213B2 JP6243566A JP24356694A JP3065213B2 JP 3065213 B2 JP3065213 B2 JP 3065213B2 JP 6243566 A JP6243566 A JP 6243566A JP 24356694 A JP24356694 A JP 24356694A JP 3065213 B2 JP3065213 B2 JP 3065213B2
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本村文男
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住金物産インテック株式会社
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62BHAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
    • B62B2204/00Ventilation; Heating; Cooling; Insulation
    • B62B2204/02Ventilation; Heating; Cooling; Insulation comprising a heating unit
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62BHAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
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    • B62BHAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
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    • B62B2204/06Ventilation; Heating; Cooling; Insulation comprising insulating materials

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、学校給食などに用いら
れる給食用ワゴンに関し、特に食事を適温状態に保てる
ようにした給食用ワゴンに関する。
【0002】
【従来の技術】学校給食において、食事は給食センター
から配送されるが、このとき食事類や食器類は所定の容
器に納められ、その各容器は給食用ワゴンに収納され
る。ここで、その給食用ワゴンとして、従来から収納庫
の内部を棚板にて複数段の部屋に区画したものが知られ
ている。そして、この種の給食用ワゴンによれば、その
各部屋に食事を納めた容器を収納できるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、上記従来の
給食用ワゴンによれば、収納庫内の各部屋を扉にて密閉
できるので衛生上の問題はないが、各部屋内は単に区画
された常温状態であるから御飯やスープ類は冷め、牛乳
などの飲料類は温まってしまい、各食品を好適な温度の
下で供することができないという欠点があった。
【0004】特に、学校によっては昼食時間の数時間前
に食事が到着することがあるため、殊に御飯やスープ類
などの温食品の温度低下が著しく、冬期にあっては完全
に冷えきってしまうという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を達成
するため、収納庫の内部を棚板により冷凍機で冷却され
る保冷室と発熱体で加熱される保温室とを含む複数段の
部屋に区画した給食用ワゴンであって、下段を保温室と
して其の上段に常温室を介して保冷室が設けられ、この
うち前記保温室には仕切板を介して隣接する複数の加熱
部が形成され、その各加熱部の両側面と底面には前記発
熱体が内蔵されると共に、各加熱部の両側面を成す前記
仕切板の上端には発熱体に対する通電用のリード線を通
した配管が貫通され、更に前記仕切板はその表面にセラ
ミックス層を形成して発熱体から該セラミックス層を通
じて各加熱部に遠赤外線が放射されるようにして成るこ
とを特徴とする給食用ワゴンを提供するものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、冷凍機の作動により保冷室が
冷却され、又発熱体の発熱により保温室が加熱される。
従って、保冷室に牛乳などの飲料類を納めた容器を収納
すれば、それを適度に冷却することができ、又保温室の
各加熱部に御飯やスープ類を納めた容器を収納すれば、
それを適度に加熱することができる。
【0007】特に、保冷室と保温室との間に常温室が設
けられていることから、それら各部屋の温度差が少な
く、保冷室では保冷効果が上がり、保温室では保温効果
が上がることになる。
【0008】又、仕切板の上端に貫通される配管が発熱
体の発熱によって生じた熱を外部に排出するための通路
として働き、しかも当該配管によって発熱体に接続され
るリード線が保護され、その配線も容易となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。先ず、図1は本発明に係わる給食用ワゴン
の内部構造を示した正面図である。
【0010】図1において、10は収納庫であり、この
収納庫10の内部は図示するように棚板11,・・・に
よって3段の部屋に区画されている。このうち、上段の
部屋が保冷室12、中段の部屋が常温室13とされ、又
下段の部屋が保温室14とされている。そして、その各
部屋には食事や食器類が納められた容器R,・・・を収
納できるようにしてある。なお、収納庫10の側面、底
面、上面、並びに棚板11にはグラスウールなどの断熱
材15が内蔵され、これにより各部屋が非常に高い断熱
性を示すようにしてある。
【0011】又、収納庫10の上部には図示するように
電装部16が設けられる。この電装部16には冷凍機1
7を含む多数の電装品が内蔵されており、当該電装部1
6から引き出される図示せぬ電源コードを介して得られ
る商用電源の電力により、保冷室12の冷却および保温
室14の加熱を行うことができる。
【0012】ここで、冷凍機17は蒸化器17a、圧縮
機17b、及び復水器17cなどから構成される公知の
装置であり、その蒸化器17aと保冷室12とが冷気ダ
クト18を介して連通されている。従って、この冷凍機
17を作動させることによって得られる冷気が冷気ダク
ト18から保冷室12に流れ込み、斯くして保冷室12
が0〜10℃程度に冷却されるようになっている。
【0013】一方、保温室14には、底板21と該底板
21に対して等間隔に配列された仕切板22,・・・と
を一体的に成形して成るヒータパネル20が固設され、
その各仕切板22,・・・の間が加熱部14a,・・・
とされている。
【0014】特に、その各仕切板22を介して隣接する
各加熱部14aの両側面と底面、すなわちヒータパネル
20の仕切板22と底板21には発熱体H,・・・が内
蔵されており、その発熱体Hの発熱により各加熱部14
aに収納される容器Rを各々60〜70℃程度に加熱で
きるようにしてある。又、各仕切板22の上端には排熱
用の配管Eが貫通されている。そして、発熱体Hの発熱
により生じた熱を該配管Eを通して外部に排出できるよ
うにしていると共に、この配管Eには電装部16から延
びるリード線を通して該リード線により各発熱体Hへ通
電できるようにしてある。
【0015】又、各加熱部14aには図示するように小
棚fが固設される。そして、その上段に比較的小さな容
器Rを収納可能とし、下段には比較的大きな容器Rを収
納できるようにしてある。
【0016】なお、図1において、19は旋回自在輪で
あり、この旋回自在輪19にて本願給食用ワゴンの移動
を円滑に行うことができる。
【0017】次に、図2は保温室に配置されるヒータパ
ネルを示した正面図であり、図3には図2におけるX−
X線断面が示される。図2において、rは上記したリー
ド線であり、このリード線rは上述の如く電装部から延
びて各発熱体Hに接続されている。又、図3で明らかな
ように、仕切板22は外側から順にセラミックス層2
3、ステンレス板24、発熱体H、遮熱材25、断熱材
26とされている。
【0018】このうち、セラミックス層23は、二酸化
マンガン、酸化鉄、酸化クロム、酸化コバルトなどの6
〜8族の金属酸化物および酸化銅、あるいはジルコニ
ア、アルミナ、ジルコン、チタニア、又それらの複合
物、好ましくは波長域全般を通じて遠赤外線の高い放射
率を示す二酸化マンガンと酸化鉄を含むシリコーン樹脂
系の塗料とされている。特に、このセラミックス層23
はステンレス板24の表面に対し、これを10〜50μ
m程度塗布して350℃で20分間程度の焼付け処理を
施すことによって付着されている。
【0019】ここで、発熱体Hはエポキシ樹脂などにて
絶縁被膜が施された炭素繊維、ガラス繊維、あるいは炭
化ケイ素繊維などから成る面状の発熱材であり、断熱材
26はグラスウールやロックウールから成る。又、遮熱
材25はアルミ箔であり、この遮熱材25にて断熱材2
6を保護すると同時に発熱体Hの熱が外側により多く伝
導するようにしている。従って、ステンレス板24は発
熱体Hにて充分に加熱され、その熱がセラミックス層2
3を通過することによって5〜25μmの波長である遠
赤外線とされて放射し、その放射熱にて各加熱部に収納
される容器が加熱されるのである。
【0020】次に、図4は同給食用ワゴンの内部構造を
示した側面図である。この図で明らかにしているよう
に、収納庫10の前面と背面にはそれぞれ扉10a,1
0bが設けられる。このうち、一方の扉10aで保冷室
12と常温室13とを開閉可能とし、他方の扉10bで
は保温室14を開閉可能としている。そして、それらの
扉10a,10bによれば、収納庫10の内部を適温に
保つことができ、且つ雑菌の侵入を防止することができ
る。
【0021】又、同図から明らかなように、冷気ダクト
18は吸気口18aと吹出口18bを備えている。そし
て、吹出口18bの近傍にファンFを設け、このファン
Fにて保冷室12の空気を吸気口18aから引き込み、
これを蒸化器17aを介して吸熱した後に吹出口18b
から冷気として流出させるようにしている。
【0022】なお、上記実施例において、収納庫10の
各部屋、特に保冷室12と保温室14に収納される容器
Rは、熱伝導率の高い金属製の罐体とすることが好まし
く、取り分け保温室14に収納される容器Rにあって
は、遠赤外線の吸収がよいステンレス製とすることが好
ましい。
【0023】又、保温室14の各加熱部14aに設けら
れる小棚fは、容器Rに対する遠赤外線の照射を促すべ
く、遠赤外線の反射率が高い材料を用いることが好まし
い。例えば、炭素を含まないアルミニウムや銅、又はそ
れらの合金を利用することが好ましく、特に鏡面加工を
施したアルミニウム板とすることが最も好ましい。
【0024】なお、上記実施例のように下段を保温室と
すると、保温室に収納される温食品の取り出しが容易と
なるため、火傷などの事故を抑制できる働きがあって安
全上非常に効果的である。
【0025】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係る給食用ワゴンによれば、収納庫内に保冷室と保温室
を設けたことにより、牛乳などの飲料類を主とする冷食
品を保冷することができ、又御飯やスープ類を主とする
温食品を保温することができるため、収納される食事を
適温にて供することができるという優れた効果を得る。
【0026】特に、常温室を介して保冷室と保温室とが
設けられていることから、それら各部屋の温度差が小さ
く、保冷室と保温室との保冷、保温効果が上がり、且つ
節電効果も上がるという効果を得る。
【0027】又、保温室には、発熱体を内蔵した仕切板
を介して複数の加熱部が設けられていることにより、各
加熱部への放熱面積を大きくとることができるため、保
温性を高められるという効果を得る。
【0028】更に、仕切板の上端に配管を貫通して該配
管の内部に発熱体に対する通電用のリーで線を通すよう
にしているため、リード線を保護できると同時に該配管
を通じて排熱を円滑に行えるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る給食用ワゴンの内部構造を示した
正面図
【図2】同給食用ワゴンの保温室に配置されるヒータパ
ネルを示した正面図
【図3】図2におけるX−X線断面図
【図4】同給食用ワゴンの内部構造を示した側面図
【符号の説明】
10 収納庫 11 棚板 12 保冷室 13 常温室 14 保温室 14a 加熱部 17 冷凍機 20 ヒータパネル 21 底板 22 仕切板 H 発熱体 E 配管 r リード線

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納庫の内部を棚板により冷凍機で冷却
    される保冷室と発熱体で加熱される保温室とを含む複数
    段の部屋に区画した給食用ワゴンであって、下段を保温
    室として其の上段に常温室を介して保冷室が設けられ、
    このうち前記保温室には仕切板を介して隣接する複数の
    加熱部が形成され、その各加熱部の両側面と底面には前
    記発熱体が内蔵されると共に、各加熱部の両側面を成す
    前記仕切板の上端には発熱体に対する通電用のリード線
    を通した配管が貫通され、更に前記仕切板はその表面に
    セラミックス層を形成して発熱体から該セラミックス層
    を通じて各加熱部に遠赤外線が放射されるようにして成
    ることを特徴とする給食用ワゴン。
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