JP3065015B2 - 光送受信導波路モジュール - Google Patents
光送受信導波路モジュールInfo
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- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/42—Coupling light guides with opto-electronic elements
- G02B6/4201—Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
- G02B6/4246—Bidirectionally operating package structures
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- Optical Communication System (AREA)
- Optical Integrated Circuits (AREA)
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
Description
な光送受信導波路モジュールに関し、特に送信モニタ用
受光素子を内蔵する光送受信導波路モジュールに関する
ものである。
97年電子情報通信学会エレクトロニクスソサイエティ
大会C−3−6(以下文献1という)に記載された技術
または特開平9−191152号公報(以下文献2とい
う)に開示された技術がある。
技術のうち本願発明に関係ある部分を示す斜視図であっ
て、図7において、101は導波路基板、102は導波
路基板101上に実装された発光素子(例えばレーザー
ダイオード)、108は導波路基板101上に実装され
た送信モニタ用受光素子(例えばフォトダイオード)、
109は導波路基板101上に実装された受信用受光素
子(例えばフォトダイオード)、104は導波路基板上
に形成された導波路の第1の部分、105は前記導波路
のY分岐部分、106は前記導波路の第2の部分、10
7は前記導波路の第3の部分である。導波路の第1の部
分104の端面は光ファイバに光学的に結合され、また
発光素子102、受光素子108、109にはそれぞれ
電極が設けられる。
106、105、104を経て光ファイバ(図示せず)
へ送出され、光ファイバからの光は導波路104、10
5、107を経て受信用受光素子109で電気信号に変
換される。発光素子102の裏面から出射する光は送信
モニタ用受光素子108で受光されて送信モニタに用い
られる。図7に示すモジュールの構造とその動作の詳細
は、上述の文献1、文献2などに記述されているので、
ここではその説明は省略するが、特に文献2で開示され
た構成によれば、発光素子102、受光素子108、1
09、導波路104、105、106、107の全てが
コア層構造になっていて、そのコア層が光伝搬方向に連
続して形成されているが、平面図内での各素子の位置配
列は図7に示す通りである。
で示される従来のモジュールには次のような問題点があ
る。すなわち、受信用受光素子109と送信モニタ用受
光素子108とを2つ並べて実装しなければならないた
め、2つの素子の間に実装が可能となるだけの充分な間
隔が必要となり、モジュールの小型化が困難になる。ま
た、実装のための工程数が多くなり、コストの低減が困
難となる。さらに、発光素子102、受信用受光素子1
09、送信モニタ用受光素子108の3個の素子を実装
するためには、融解温度が互いに異なる3種類の半田を
用意しなければならないという問題点がある。すなわち
光素子の実装には厳密な精度が要求されるため、2番目
以後に実装する素子の半田の熱伝導により既に実装済み
の素子の半田が加熱されて柔らかくなってはいけないか
らである。但し、文献2で開示されているモジュールで
は、発光素子も受光素子もコア層構造になっているの
で、この問題は生じない。
されたものであり、従来のモジュールにおける上述の問
題点を解決し、小型かつ製造コストを低減できる光送受
信導波路モジュールを提供することを目的としている。
素子と送信モニタ用受光素子とが一体化された一体型受
光素子を使用することによって2種類の受光素子の間隔
を短縮して小型化への障害を除去し、素子の数を3個か
ら2個に低減することによって製造コストを低減するこ
ととした。
ールは、導波路基板上に形成され、光ファイバの始端を
固定する溝、この光ファイバの前記導波路基板内の端面
に結合するよう前記導波路基板に形成される導波路の第
1の部分、この導波路の第1の部分から前記導波路基板
にそれぞれ形成される導波路の第2の部分と導波路の第
3の部分に分岐する導波路のY分岐部分、前記導波路基
板上に実装される発光素子、受信用受光素子と送信モニ
タ用受光素子とが一体に構成された一体型受光素子であ
って、その一体型受光素子内の前記送信モニタ用受光素
子が前記発光素子の裏面から出射される光と結合する位
置に実装される一体型受光素子、前記導波路のY分岐部
分から前記導波路の第2の部分として延長する導波路の
終端面を前記発光素子の発光面から出射する光に結合す
る位置に設ける手段、前記導波路のY分岐部分から前記
導波路の第3の部分として延長する導波路の終端面を前
記一体型受光素子内の受信用受光素子の受光面に結合す
る位置に設ける手段、を備えて構成される。
ズ変換型の発光素子であることが好適であり、ここで使
用される受光素子は導波路入射型受光素子または端面入
射型受光素子であることが好適である。
表面入射型の受光素子であり、その場合は、導波路基板
には反射ミラーを設け、前記導波路の第3の部分の終端
面から出射する光はこの反射ミラーで反射されて表面入
射型の受信用受光素子に入射され、前記発光素子の裏面
から出射する光はこの反射ミラーで反射されて表面入射
型の送信モニタ用受光素子に入射されるようにしても良
い。
age)に実装されても良く、光送受信導波路モジュー
ルはパッケージ(package)に収納されるように
しても、電気回路基板上に装着されるようにしても良
い。
を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態を示
す断面図である。なお、以下の図面において同一符号は
同一または相当部分を示し、その動作も同様であるの
で、重複した説明は省略する。
導波路基板1上に実装される発光素子、3は一体受光型
素子であり、送信モニタ用受光素子8と受信用受光素子
とが一体に形成されている。導波路基板1上には導波路
が形成されるが、4は導波路の第1の部分、5は導波路
のY分岐部分、6は導波路の第2の部分、7は導波路の
第3の部分である。10は光ファイバ、11はパッケー
ジ、12は導波路基板1に形成されたV型溝であり、こ
の部分に光ファイバ10の軸が固定される。
溝12により位置決め実装される。発光素子2は導波路
の第2の部分6と結合するよう実装されるが、結合損失
を低減できるようスポットサイズ変換型の発光素子が好
適である。一体型受光素子3は、送信モニタ用受光素子
8が発光素子の裏面から出射される光と結合するように
実装される。
光素子3の実装状況を拡大して表示した斜視図で、図2
に示す例では、導波路の第3の部分7の端面に光結合す
るための簡易構造が実現できる端面入射型受光素子が使
われている。同様に簡易構造が実現できる導波路入射型
受光素子を使用しても良い。
信号光は導波路6、5、4を経て光ファイバ10に結合
され、伝送路に送られる。発光素子2の裏面から出射さ
れた光は送信モニタ用受光素子8に入射され、発光素子
2の光出力の監視を行う。伝送路から送られてきた受信
信号光は光ファイバ10から導波路4、5、7を経て受
信用受光素子9に入射され電気信号に変換される。
で、モジュールの内の図2に相当する部分だけを示して
いる。その他の部分は図1に示す実施形態と同様であ
る。この図3に示す実施形態では、送信モニタ用受光素
子8も受信用受光素子9も共に表面入射型受光素子が使
用される。また図3に示す符号13は反射ミラーであ
る。導波路の第3の部分7の端面から出射される光は反
射ミラー13で反射されて表面入射型受光素子9に入射
され、発光素子2の裏面から出射した光は反射ミラー1
3で反射されて表面入射型受光素子8に入射されるよう
に、反射ミラー13が構成されている。
面図で、14は一体型受光素子3が実装されるキャリア
である。また図5は図4の発光素子2および一体型受光
素子3の部分を拡大表示した斜視図である。すなわちこ
の実施形態では、一体型受光素子3は導波路基板には実
装されず、別に設けたキャリア14に半田接合などによ
り実装される。一体型受光素子の受光面が導波路基板1
に向けられ、導波路の第3の部分7の終端面からの出射
光が受信用受光素子9の受光面で受光され、発光素子2
の裏面からの出射光が送信モニタ用受光素子8の受光面
で受光されるようキャリア14の位置が決定される。
部断面平面図で、15は電気回路基板である。光送受信
導波路モジュールはパッケージ11に収納される代わり
に、電気回路基板15に装着されてもよい。
ジュールを充分に小型化することができることである。
それは一体型受光素子3を使用したため、送信モニタ用
受光素子8と受信用受光素子9との間隔を最小にするこ
とができ、従って発光素子2と受信用受光素子9との間
隔を最小にすることができ、導波路のY分岐部分5を最
短にすることができて、光送受信モジュールが充分に小
型化されるからである。
ュールの製造工程において、受光素子の実装コストを低
減することができる点である。従来のものでは、送信モ
ニタ用受光素子と受信用受光素子との2個の素子を実装
したが、本発明では、一体型受光素子1個を実装すれば
よいからである。
視図である。
る。
視図である。
図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 導波路基板上に形成され、光ファイバの
始端を固定する溝、 この光ファイバの前記導波路基板内の端面に結合するよ
う前記導波路基板に形成される導波路の第1の部分、 この導波路の第1の部分から前記導波路基板にそれぞれ
形成される導波路の第2の部分と導波路の第3の部分に
分岐する導波路のY分岐部分、 前記導波路基板上に実装される発光素子、 受信用受光素子と送信モニタ用受光素子とが一体に構成
された一体型受光素子であって、その一体型受光素子内
の前記送信モニタ用受光素子が前記発光素子の裏面から
出射される光と結合する位置に実装される一体型受光素
子、 前記導波路のY分岐部分から前記導波路の第2の部分と
して延長する導波路の終端面を前記発光素子の発光面か
ら出射する光に結合する位置に設ける手段、 前記導波路のY分岐部分から前記導波路の第3の部分と
して延長する導波路の終端面を前記一体型受光素子内の
受信用受光素子の受光面に結合する位置に設ける手段、 を備えた光送受信導波路モジュール。 - 【請求項2】 請求項1記載の光送受信導波路モジュー
ルにおいて、前記発光素子はスポットサイズ変換型の発
光素子であることを特徴とする光送受信導波路モジュー
ル。 - 【請求項3】 請求項1記載の光送受信導波路モジュー
ルにおいて、前記一体型受光素子は導波路入射型受光素
子または端面入射型受光素子であることを特徴とする光
送受信導波路モジュール。 - 【請求項4】 請求項1記載の光送受信導波路モジュー
ルにおいて、前記一体型受光素子は表面入射型の受光素
子であり、前記導波路基板には反射ミラーが設けられ、
前記導波路の第3の部分の終端面から出射する光はこの
反射ミラーで反射されて表面入射型の受信用受光素子に
入射され、前記発光素子の裏面から出射する光はこの反
射ミラーで反射されて表面入射型の送信モニタ用受光素
子に入射されることを特徴とする光送受信導波路モジュ
ール。 - 【請求項5】 請求項1記載の光送受信導波路モジュー
ルにおいて、前記一体型受光素子はキャリッジ(car
riage)に実装されることを特徴とする光送受信導
波路モジュール。 - 【請求項6】 請求項1記載の光送受信導波路モジュー
ルにおいて、前記光送受信モジュールはパッケージ(p
ackage)に収納されることを特徴とする光送受信
導波路モジュール。 - 【請求項7】 請求項1記載の光送受信導波路モジュー
ルにおいて、前記光送受信モジュールは電気回路基板上
に装着されることを特徴とする光送受信導波路モジュー
ル。
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