JP3064541B2 - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
- Publication number
- JP3064541B2 JP3064541B2 JP3213483A JP21348391A JP3064541B2 JP 3064541 B2 JP3064541 B2 JP 3064541B2 JP 3213483 A JP3213483 A JP 3213483A JP 21348391 A JP21348391 A JP 21348391A JP 3064541 B2 JP3064541 B2 JP 3064541B2
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- Japan
- Prior art keywords
- vacuum cleaner
- roller
- lower body
- electric vacuum
- chamber
- Prior art date
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気掃除機の本体移動
用のローラーに関するものである。
用のローラーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除機は、特開昭63−49
117号公報に示すとうり公知であった。それを図面を
用いて説明していく。図4においてコード巻き取り装置
(図示せず)及び電動送風機(図示せず)を後方に配設
し、それらを下本体1及び上本体2により狭持して保持
すると共に下本体1と集塵蓋3により集塵室(図示せ
ず)を形成し、下本体1の前方下面に回転自在に保持し
たキャスター4と後方にローラー5を配設した電気掃除
機にあっては、ローラー5の側面6とほぼ同高さに上本
体を形成していた。
117号公報に示すとうり公知であった。それを図面を
用いて説明していく。図4においてコード巻き取り装置
(図示せず)及び電動送風機(図示せず)を後方に配設
し、それらを下本体1及び上本体2により狭持して保持
すると共に下本体1と集塵蓋3により集塵室(図示せ
ず)を形成し、下本体1の前方下面に回転自在に保持し
たキャスター4と後方にローラー5を配設した電気掃除
機にあっては、ローラー5の側面6とほぼ同高さに上本
体を形成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
造のものでは図4に示す通り、ローラーの側面と同高さ
は上本体2の一部分でしかないためローラーの前方下面
7部分はむき出しの状態となっており掃除中に家具等に
ローラーの前方下部7が接触しローラーの傷つきや破損
及び指の挟込み等を生じさせる恐れがあった。
造のものでは図4に示す通り、ローラーの側面と同高さ
は上本体2の一部分でしかないためローラーの前方下面
7部分はむき出しの状態となっており掃除中に家具等に
ローラーの前方下部7が接触しローラーの傷つきや破損
及び指の挟込み等を生じさせる恐れがあった。
【0004】本発明は上記課題を解消して安全性、使用
性に優れた電気掃除機を提供することを目的とする。
性に優れた電気掃除機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明は、前方に集塵室、後方にコード巻き取り装
置や電動送風機を内蔵する主体室を形成した下本体と、
前記主体室を覆う上蓋と、前記下本体前方底面に回転自
在に保持されたキャスターと、前記下本体後方の両側面
部に回転自在に保持されたローラーと、前記ローラー回
転軸中心より前方かつ下方でローラー外周面とほぼ均一
の間隙をおいて下本体に一体に形成された後顎部を備
え、前記後顎部に底面側から肉ぬすみ用の穴を配して、
前記後顎部を2分割構成の成型金型で形成するようにし
たものである。
めの本発明は、前方に集塵室、後方にコード巻き取り装
置や電動送風機を内蔵する主体室を形成した下本体と、
前記主体室を覆う上蓋と、前記下本体前方底面に回転自
在に保持されたキャスターと、前記下本体後方の両側面
部に回転自在に保持されたローラーと、前記ローラー回
転軸中心より前方かつ下方でローラー外周面とほぼ均一
の間隙をおいて下本体に一体に形成された後顎部を備
え、前記後顎部に底面側から肉ぬすみ用の穴を配して、
前記後顎部を2分割構成の成型金型で形成するようにし
たものである。
【0006】
【作用】上記構成の作用は次のようになる。本発明で
は、ローラー回転軸中心より前方かつ下方で、ローラー
外周面とほぼ均一の間隙をおいて下本体に一体に形成し
た後顎部により、掃除機使用中に本体が走行している
時、前記後顎部がローラーを保護し、ローラーの破損を
防止する。また、ローラーとこれを外周から囲む後顎部
との間に、指を差し入れる隙間がなくなり、誤って指を
詰めて怪我をすることを防止できる。又、後顎部に底面
より肉ぬすみ用の穴を配することにより、前記後顎部を
2分割構成の射出成形金型で容易に形成できる。
は、ローラー回転軸中心より前方かつ下方で、ローラー
外周面とほぼ均一の間隙をおいて下本体に一体に形成し
た後顎部により、掃除機使用中に本体が走行している
時、前記後顎部がローラーを保護し、ローラーの破損を
防止する。また、ローラーとこれを外周から囲む後顎部
との間に、指を差し入れる隙間がなくなり、誤って指を
詰めて怪我をすることを防止できる。又、後顎部に底面
より肉ぬすみ用の穴を配することにより、前記後顎部を
2分割構成の射出成形金型で容易に形成できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづ
いて説明する。図1〜図3において、8は上方への開口
9を有する吸塵室10を前方に、隔壁11によりこの吸
塵室10と区切られ、電動送風機12を内蔵する主体室
13を後方に形成した下本体である。
いて説明する。図1〜図3において、8は上方への開口
9を有する吸塵室10を前方に、隔壁11によりこの吸
塵室10と区切られ、電動送風機12を内蔵する主体室
13を後方に形成した下本体である。
【0008】14は下本体8に取着された1対の移動用
のローラー、15は下本体8の吸塵室10の底面に取着
されたキャスターである。電動送風機12の上方開口部
は、上蓋16により覆われ、これら上蓋16と下本体8
はネジ(図示せず)で固定されている。
のローラー、15は下本体8の吸塵室10の底面に取着
されたキャスターである。電動送風機12の上方開口部
は、上蓋16により覆われ、これら上蓋16と下本体8
はネジ(図示せず)で固定されている。
【0009】19は下部を下本体8の前方底面に設けた
ボス20に係合した前壁である。17は前蓋18に形成
されたホース接続口で、前蓋18を前壁19に固定した
とき、これらホース接続口17と逆止弁20は同軸にな
る。
ボス20に係合した前壁である。17は前蓋18に形成
されたホース接続口で、前蓋18を前壁19に固定した
とき、これらホース接続口17と逆止弁20は同軸にな
る。
【0010】21は塵埃を捕獲するためのフィルターと
しての役割を持つ集塵袋で、ボール紙等からなる吸気口
穴22を持った口枠23がその袋口に接着等により一体
化されている。
しての役割を持つ集塵袋で、ボール紙等からなる吸気口
穴22を持った口枠23がその袋口に接着等により一体
化されている。
【0011】つぎに、電気掃除機のローラー部の保持部
の形状について述べる。図2においてローラー14の前
側の走行面24に近接させて上蓋16及び下本体8を配
設させると共にその高さは、ローラーの側面25とほぼ
同一高さに形成する。
の形状について述べる。図2においてローラー14の前
側の走行面24に近接させて上蓋16及び下本体8を配
設させると共にその高さは、ローラーの側面25とほぼ
同一高さに形成する。
【0012】第2の方法は、図3に示すように下本体8
の下方をローラー14の前方下部に沿わせて形成する。
斜線で示した後鍔部26を形成するため27のような穴
を形成することにより下本体は、上下抜きで容易に形成
することができる。従ってこれにより金型が複雑になる
こともなくなるものである。
の下方をローラー14の前方下部に沿わせて形成する。
斜線で示した後鍔部26を形成するため27のような穴
を形成することにより下本体は、上下抜きで容易に形成
することができる。従ってこれにより金型が複雑になる
こともなくなるものである。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、前方に集
塵室、後方にコード巻き取り装置や電動送風機を内蔵す
る主体室を形成した下本体と、前記主体室を覆う上蓋
と、前記下本体前方底面に回転自在に保持されたキャス
ターと、前記下本体後方の両側面部に回転自在に保持さ
れたローラーと、前記ローラー回転軸中心より前方かつ
下方でローラー外周面とほぼ均一の間隙をおいて下本体
に一体に形成された後顎部を備えたので、本体が走行し
ている時、後顎部がローラーを保護し、ローラーの破損
を防止する。また、ローラーとこれを外周から囲む後顎
部との間に、指を差し入れる隙間がなくなり、誤って子
供などが指を詰めて怪我をすることを防止できる。さら
に、ローラーと本体外郭のデザイン的な一体化が図れ、
外観デザインの向上が行える。また、前記後顎部に底面
側から肉ぬすみ用の穴を配したことにより、下本体の後
顎部を2分割構成の射出成形金型で容易に形成でき、安
全性と使用性の高い製品を価格上昇を押さえて提供でき
るものである。
塵室、後方にコード巻き取り装置や電動送風機を内蔵す
る主体室を形成した下本体と、前記主体室を覆う上蓋
と、前記下本体前方底面に回転自在に保持されたキャス
ターと、前記下本体後方の両側面部に回転自在に保持さ
れたローラーと、前記ローラー回転軸中心より前方かつ
下方でローラー外周面とほぼ均一の間隙をおいて下本体
に一体に形成された後顎部を備えたので、本体が走行し
ている時、後顎部がローラーを保護し、ローラーの破損
を防止する。また、ローラーとこれを外周から囲む後顎
部との間に、指を差し入れる隙間がなくなり、誤って子
供などが指を詰めて怪我をすることを防止できる。さら
に、ローラーと本体外郭のデザイン的な一体化が図れ、
外観デザインの向上が行える。また、前記後顎部に底面
側から肉ぬすみ用の穴を配したことにより、下本体の後
顎部を2分割構成の射出成形金型で容易に形成でき、安
全性と使用性の高い製品を価格上昇を押さえて提供でき
るものである。
【図1】本発明の一実施例を示した電気掃除機の縦断面
図
図
【図2】本発明の一実施例を示した電気掃除機の側面図
【図3】本発明の他実施例を示した電気掃除機の側面図
【図4】従来例を示した電気掃除機の側面図
8 下本体 12 電動送風機 14 ローラー 15 キャスター 16 上蓋 27 穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上野 征之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−49117(JP,A) 実開 昭64−23956(JP,U) 実開 平3−947(JP,U) 実開 昭64−23956(JP,U) 特公 昭58−30045(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/00
Claims (1)
- 【請求項1】 前方に集塵室、後方にコード巻き取り装
置や電動送風機を内蔵する主体室を形成した下本体と、
前記主体室を覆う上蓋と、前記下本体前方底面に回転自
在に保持されたキャスターと、前記下本体後方の両側面
部に回転自在に保持されたローラーと、前記ローラー回
転軸中心より前方かつ下方でローラー外周面とほぼ均一
の間隙をおいて下本体に一体に形成された後顎部を備
え、前記後顎部に底面側から肉ぬすみ用の穴を配して、
前記後顎部を2分割構成の成型金型で形成するようにし
た電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3213483A JP3064541B2 (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3213483A JP3064541B2 (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | 電気掃除機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0549560A JPH0549560A (ja) | 1993-03-02 |
JP3064541B2 true JP3064541B2 (ja) | 2000-07-12 |
Family
ID=16639948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3213483A Expired - Fee Related JP3064541B2 (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3064541B2 (ja) |
-
1991
- 1991-08-26 JP JP3213483A patent/JP3064541B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0549560A (ja) | 1993-03-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090512 Year of fee payment: 9 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100512 Year of fee payment: 10 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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