JP3063853U - 折畳み自転車の折畳端部継手 - Google Patents

折畳み自転車の折畳端部継手

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JP3063853U
JP3063853U JP1999003244U JP324499U JP3063853U JP 3063853 U JP3063853 U JP 3063853U JP 1999003244 U JP1999003244 U JP 1999003244U JP 324499 U JP324499 U JP 324499U JP 3063853 U JP3063853 U JP 3063853U
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Japan
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folding
modified
tenon
bicycle
mortise
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JP1999003244U
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English (en)
Inventor
バロウズ、マイク
聰▲尭▼ 楊
Original Assignee
巨大機械工業股▲分▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連結が安定強固で確実な折畳み自転車の折畳
端部継手を提供する。 【解決手段】 車体フレーム(11)をその中間部位で分割
し、その分割された両フレームを互いに折畳み可能に連
結するとともに、組立て時に分割された両フレームの結
合端部をそれぞれの当接面(13,15)で互いに衝合させ、
これにより自転車を折畳み或いは組立て得るようにした
折畳み自転車の折畳端部継手において、上記分割された
一方のフレーム(11)の結合端部(12)の当接面(13)に異形
ほぞ(131)を凸設して、他方の結合端部(14)の当接面(1
5)に上記異形ほぞ(131)と対応する異形ほぞ穴(151)を凹
設し、該異形ほぞ(131)と該異形ほぞ穴(151)との嵌合定
位により安定性を向上させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は折畳み自転車の折畳端部継手に関し、特に連結が安定牢固で確実な折 畳み自転車の折畳端部継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
「自転車」は現在最も軽便で、費用があまりかかることがなく、環境保全の要 求に応え得る交通用具であり、徒歩に代えて使われ、または中途での乗継ぎ手段 やレジャー乃至レクリエーションとして広く愛用されて、一種の流行ともなって いる。ところが、土地の高騰で十分な広さの土地の獲得が困難なために広い家屋 を建てることがなかなかできない現状から、自転車の車体フレームが強化されて 安全性を求められる一方、折畳み可能か否かの機能も重視されるようになってい る。
【0003】 しかし乍ら、従来例の折畳み自転車は、第4図に示す台湾専利公告第94747号「 野外登山用自転車の折畳装置改良(一)」の如く、車体フレーム2の結合端部3の当 接面4は車体フレームの軸線を含む平面を有する段付き部に形成され、組立て時 に両結合端部3の当接面4を相対接合するとともに、結合端部3の一方の側辺に設 けたセットの蝶番5により該両車体フレーム2を揺動可能に連結して、該自転車 の車体フレーム2を折畳み可能な状態に形成している。しかして、組立て時には 上記両結合端部3の当接面4が互いに当接するように車体フレームを揺動させ、 一方の結合端部3の底部に設けたねじロッド6を使って、両結合端部3を螺合固定 すれば、該車体フレーム2の両結合端部3を強固に一体に組立ることができる。
【0004】 上記のような構造により、自転車の車体フレームを折畳み或いは組立てること ができるのであるが、実用上、尚次のような欠点がある。即ち、従来の車体フレ ーム2の当接面4は段付き平面と段付き平面に形成されているため、車体フレーム 2を組立完成して騎乗した際、凹凸路面に差しかかると自転車が振動し、その平 面と平面が対向接合した当接面4はかなりの自由度空間が残されているため該両 結合端部3が緩む現象を生じる。この緩む現象は直ちに車体フレーム2の結合端部 3を分解させるまでには至らないが、一旦自転車が騎乗されると、その折畳端部3 の緩む現象が絶間なく生じて、該蝶番5が該両結合端部3により前後向きへ引張ら れ、振動の頻度が高い状態の下で蝶番5に螺合しているボルト7が容易く引裂かれ てアクシデントを生じる可能性がある。したがって、従来の自転車1における車 体フレーム2の平面対向衝合構造は、自由度空間があるのみならず対向接合もさ ほど確実ではないので、両結合端部3ががたつき外れ易い等の問題がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の折畳み自転車の折畳端部継手における問題点に鑑み、本考案は、連 結が安定強固な折畳み自転車の折畳端部継手を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、車体フレームをその中間部位で分割し、 その分割された両フレームを互いに折畳み可能に連結するとともに、組立て時に 、分割された両フレームの結合端部をそれぞれの当接面で互いに衝合させ、これ により自転車を折畳み或いは組立て得るようにした折畳み自転車の折畳端部継手 において、 上記分割された一方のフレームの結合端部の当接面に異形ほぞを凸設して、他方 のフレームの結合端部の当接面に上記異形ほぞと対応する異形ほぞ穴を凹設し、 組立時に該異形ほぞと該異形ほぞ穴とを互いに嵌合するようにした。
【0007】 そして、上記異形ほぞの外周面を先端に向って収斂する方向に傾斜する斜面に 形成し、上記異形ほぞ穴の内周面を、異形ほぞの斜面に対応して異形ほぞ穴の内 部に向って収斂する方向に傾斜する斜面に形成すると一層好ましくなる。
【0008】 上記のように構成された本考案は、その車体フレームにおける両結合端部の一 方の当接面の異形ほぞを他方の当接面の異形ほぞ穴内に挿着して、異形ほぞの斜 面と異形ほぞ穴の斜面を互いに衝合させることにより、両結合端部を強固確実に 一体連結することができ、組立完了した車体フレームを最も安定した一体構造に 形成できる。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を実施の形態に基づいて具体的に説明するが、本考案はこの例だ けに限定されない。 第1乃至図3に示す如く、本考案の「折畳み自転車の折畳端部継手」の比較的 好ましい実施例は、折畳み自転車10の車体フレーム11を中間部位で分割して、そ の分割部位の両フレームの結合端部12,14をそれぞれ折畳端部に形成している。
【0010】 その車体フレーム11の一方の結合端部12には、車体フレーム11の軸線に直交す る当接面13にほぼ矩形状に浮上がる異形ほぞ131が凸設され、他方の結合端部14 の当接面15には上記異形ほぞ131と対応してほぼ同じ矩形状の異形ほぞ穴151を凹 設されている。そして、該異形ほぞ131の外周面が先端に向って収斂する方向に 傾斜する斜面132に形成され、該異形ほぞ穴151の内周面が該異形ほぞ131の斜面1 32に対応して、異形ほぞ穴151の内部に向って収斂する方向に傾斜する斜面152に 形成されている。
【0011】 実際に組立て使用する場合は、図1及び図3に示すように、先ず該結合端部1 2,14の外側にセットの蝶番16を設けて、ボルト161により該蝶番16を組合せると 、車両フレーム11の両結合端部12,14を一体に枢着することができ、しかる後に 、車両フレーム11の一方の当接面13の異形ほぞ131を他方の当接面15の異形ほぞ 穴151内に挿着して、異形ほぞ131の斜面132と異形ほぞ穴151の斜面152を互いに 衝合させれば、該両結合端部12,14を強固確実に連結でき、最後に車両フレーム1 1の結合端部12,14の蝶番16と相対する側辺に設けられたセットの締付固持部材( 図示せず)を利用して、車体フレームを組立完了することができる。また、折畳 み収蔵時にはその逆の操作を行う。
【0012】 したがって、本考案の折畳み自転車10における車体フレーム11の結合端部12、1 4の当接面13,15にはそれぞれほぼ矩形状の異形ほぞ131及び異形ほぞ穴151が成型 されて、該結合端部12,14を組立てる時に、該異形ほぞ131と異形ほぞ穴151を互 いに嵌合させるので、該両当接面13,15を最も理想且つ強固確実な形態で対向連 結することができ、したがって、折畳み自転車10の騎乗途中で凹凸路面に出会っ て自転車が振動しても、該異形ほぞ131と異形ほぞ穴151が強固に嵌接して自由度 のほとんど存在しない構造を呈する故、組立完了した車体フレーム11が対応接合 の最も安定した構造を得られて、緩み動く空間がなくなり、これにより、従来の 平面と平面の対応接合に比べて、本考案は確かに強固で安定確実な緩み動きのな い対応連結構造を提供することができる。さらに、異形ほぞ131及び異形ほぞ穴1 51の外周面或いは内周面1を傾斜面とすることによって、上記連結を一層強固な ものとすることができる。
【0013】
【考案の効果】
上記のように本考案は、結合端部の両当接面にそれぞれ異形ほぞ及び異形ほぞ 穴を設けて、該結合端部を組立てる時に、異形ほぞと異形ほぞ穴を互いに衝合さ せるので、該両当接面を最も強固で確実な形態で対向連結することができる。そ れ故、自転車の騎乗中に凹凸路面に出会って振動しても、該異形ほぞと異形ほぞ 穴が強固に嵌接して自由度のほとんど存在しない構造を呈するので、対応連結の 最も安定した車両フレームを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案における比較的好ましい実施例の組立時
の立体図
【図2】上記実施例の当接面の形状を示す立体図
【図3】上記実施例の組立完了の断面図
【図4】従来の折畳み自転車における車体フレームの部
分立体図
【符号の説明】
10:折畳み自転車 11:車体フレーム 12、14:結合端部 13,15:当接面 131;異形ほぞ 132,152:斜面 151:異形ほぞ穴

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体フレームをその中間部位で分割し、そ
    の分割された両フレームを互いに折畳み可能に連結する
    とともに、組立て時に、分割された両フレームの結合端
    部をそれぞれの当接面で互いに衝合させ、これにより自
    転車を折畳み或いは組立て得るようにした折畳み自転車
    の折畳端部継手において、上記分割された一方のフレー
    ムの結合端部の当接面に異形ほぞを凸設して、他方のフ
    レームの結合端部の当接面に上記異形ほぞと対応する異
    形ほぞ穴を凹設し、組立時に該異形ほぞと該異形ほぞ穴
    とを互いに嵌合するようにしたことを特徴とする折畳み
    自転車の折畳端部継手。
  2. 【請求項2】上記異形ほぞの外周面を先端に向って収斂
    する方向に傾斜する斜面に形成し、上記異形ほぞ穴の内
    周面を、異形ほぞの斜面に対応して異形ほぞ穴の内部に
    向って収斂する方向に傾斜する斜面に形成したことを特
    徴とする請求項1に記載の折畳み自転車の折畳端部継
    手。
JP1999003244U 1999-05-12 1999-05-12 折畳み自転車の折畳端部継手 Expired - Lifetime JP3063853U (ja)

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