JP3063843U - 自動車用ホイ―ルカバ―の拡張装置 - Google Patents

自動車用ホイ―ルカバ―の拡張装置

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JP3063843U JP1999003217U JP321799U JP3063843U JP 3063843 U JP3063843 U JP 3063843U JP 1999003217 U JP1999003217 U JP 1999003217U JP 321799 U JP321799 U JP 321799U JP 3063843 U JP3063843 U JP 3063843U
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axis
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嘉▲椋▼ 莊
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嘉▲椋▼ 莊
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車のホイールカバーにできた凹みを回復
させる自動車用ホイールカバーの拡張装置を提供する。 【解決手段】 基体20と、懸臂30と、揺臂40と、
制御部材50と、伸縮臂60と、固定部材と、押し部材
80とを備える。基体20は自動車の車輪のハブに固定
され、基体20に懸臂30が突設される。揺臂40は懸
臂30との枢接箇所を軸に枢転動作を行い、その枢軸と
軸とは90度隔てられ、かつ懸臂30の軸と垂直であ
る。制御部材50は揺臂40と懸臂30との挟み角度を
調整する。伸縮臂60は、軸が揺臂40の軸と同軸であ
って揺臂40に設けられる。固定部材は、伸縮臂60を
揺臂40に固定して伸縮動作を行わせない。押し部材8
0は、伸縮臂60に設けられて損傷したホイールカバー
の壁面に張付けられ、車輪のハブを軸として枢転し、自
動車の損傷箇所に外力を施して押付け、ホイールカバー
の凹みを回復させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、交通器具の修理技術に関し、特に自動車用ホイールカバーの拡張装 置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車が外力による衝撃を受けて車体が凹んで損傷すると、普通の自動車修理 者は適当な工具でその凹み箇所をたたき、強制的にその凹みを回復させる。従来 の補助工具としてはハンマーのほか、吸引力を利用してその凹み部分を外側へ引 き出したり、または適当な棒をその凹み箇所の内側に溶接してその棒によって力 を凹み箇所へ伝え、本体の凹み箇所を外側へ押し出したりするなどの方法がある 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のどのような技術を利用するにしても、全て点接触の方法 でもって外力が伝達され、凹み箇所全体をゆっくり外側へ押し出して凹みを回復 させなければならない。それは、能率がよくないだけでなく、品質的にも回復さ れた凹み箇所は元のように滑らかにならず、そのために充填塗料で凹み箇所の表 面に補修作業を行い、補修後はさらに塗装して全体的外観を未損傷の車体と一致 させなければならず、施工上きわめて面倒で不便である。
【0004】 したがって、本考案の主な目的は、自動車のホイールカバーに外力によってで きた凹みを回復させるための自動車用ホイールカバーの拡張装置を提供すること にある。 本考案のもう一つの目的は、自動車のホイールカバーの修理作業の能率と修理 したあとの品質とを高めることができる自動車用ホイールカバーの拡張装置を提 供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するための本考案の自動車用ホイールカバーの拡張装置は、 基体と、その基体の一側から外側へ予定された長さが伸出する懸臂と、その中段 箇所をもって懸臂に枢接し、かつその枢接箇所を軸として枢転動作を行うことが でき、その枢軸と軸とが90度隔たれ、また懸臂の軸と垂直に対応する長い揺臂 と、その揺臂および懸臂上に連接し、揺臂と懸臂との挟み角度の調整に供される 制御部材と、軸と揺臂の軸とが同軸に対応することにより、揺臂において懸臂か ら遠い一端に設けられている長い伸縮臂と、その伸縮臂を揺臂に固定して軸移動 の伸縮動作を行わせない固定部材と、伸縮臂において揺臂から遠い一端に設けら れている押し部材とを含む。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 まず、図1および図2に示すように、本考案の実施例による自動車用ホイール カバーの拡張装置10は、基体20、懸臂30、揺臂40、制御部材50、伸縮 臂60、固定部材70および押し部材80から構成される。 基体20は、環形を呈し、かつ適当な厚みのある中空の板であって、環形に配 列された複数の長い固定孔21が設けられている。
【0007】 懸臂30には平行の二枚の矩形の板31があり、その二枚の板31は軸の一端 の側辺でもってそれぞれ垂直に基体20の側板に固定され、かつ間隔を空けて設 けられ、二対の枢孔32、33がそれぞれ各板31の軸の他端の板に設けられて いる。 揺臂40は、中空の長い身部41を有し、その幅は二枚の板31の間隔より少 々狭く、二枚の板31の間で作動することができ、管状枢套42が身部41の中 段箇所の後側端面に設けられ、管軸が身部の軸と垂直に対応する。また、枢套4 2と懸臂30の二対の枢孔32、33のうちの一対とを同軸に対応するようにし 、その枢套42と懸臂30の二対の枢孔32、33のうちの一対とを軸栓によっ て連結して揺臂40がその連結箇所を軸として枢転動作ができるようにする。ね じ孔43は身部41頂端の左側壁に設けられ、二つの通孔44は互いに同軸であ って身部41底端の左右両側壁を貫通し、開口45は身部底端の前側壁に設けら れ、欠口46は身部41後側壁に設けられている。
【0008】 制御部材50は、柱状移動塊51を有し、その柱状移動塊51は両端が各通孔 44に嵌設され、ねじ孔52が移動塊51の中段箇所を貫通し、孔軸は移動塊の 柱軸と垂直に対応し、通孔54が定位置塊の中段箇所を貫通してねじ孔52と同 軸に対応し、適当な長さのある制御桿55がねじ孔52および通孔54に通され 、その制御桿55の一端末は通孔54に位置決めされるように通され、かつ中段 箇所にはねじが設けられてねじ孔52にねじ付けられている。
【0009】 伸縮臂60は、その断面形状が身部41の中空形状と互いに補い合い、適当な 長さのある中空体であり、身部41に対応して通され、身部41の中において軸 方向に伸縮動作を行うことができる。また、長形滑孔61が左側壁に設けられ、 その長形滑孔61は軸方向に沿って適当な長さに延伸され、揺臂のねじ孔43と 対応して連通し、二枚の平行耳62が伸縮臂60の頂端端末に連接されている。
【0010】 押し部材80は、図5に示すようにコ形台座81を有し、幅が二枚の耳62の 間隔と概ね等しい枢桿82が台座81の閉塞端側の外側表面に垂直に設けられ、 外部が適当な材料からなる中空転柱86をさらに有し、二つの軸受84が転柱8 3の中空内部の両端末に同軸に嵌設され、各軸受の中に軸柱85が取付けられ、 軸柱85の両端は転柱外へ適当な長さが伸出し、台座81の両開放端の側壁と垂 直に連接されている。
【0011】 以上の構造のうち、伸縮臂60は、身部41内に同軸に通されたあと、固定部 材70でねじ孔43にねじ付けられ、その固定部材70の末端は身部41内に伸 入し、滑孔61を経て伸縮臂60の内部臂面に当付けられる。そのため、押さえ の外力を施すと、伸縮臂60は固定部材70の緊密な押しによって適当な伸縮位 置に位置決めされる。このほか、押し部材80は、枢桿81を耳62の間に位置 させ、さらに末端にねじのある軸桿86を各耳62に枢接し、かつ一枚の耳のね じ孔63に軸桿86の末端のねじをねじ付けする。それにより、軸桿86とねじ 孔63とが緊密に接触すると、各耳は緊密に枢桿82を挟むことができ、そのた め枢桿は作動できず、押し部材80を位置決めさせる効果が得られる。
【0012】 以上の部材の組成により、自動車用ホイールカバーの拡張装置10は、自動車 のホイールカバーの凹みを回復させることができる。次に、図3から図6に基づ いて、その使用状態についてさらに詳しく説明する。 まず、損害した箇所の車輪を取り外し、それから基体20を車輪を固定するハ ブ1に当付け、ハブにあるボルトを対応する固定孔21に挿入して締付け、基体 20をハブ1に固定する。
【0013】 それから伸縮臂60の伸出する長さを調整し、押し部材80の枢転する角度を 調整し、さらに固定部材70および軸桿86によって伸縮臂および押し部材を調 整後の適当位置に位置決めし、転柱83を凹んだホイールカバー3の内側表面に 対応させる。 次に、制御桿55を枢転させて移動塊51が枢転動作に伴って対応する位置で 移動状態になるようにすると、揺臂40は外力を受けて移動枢転し、そのために 転柱83はホイールカバーの凹んだ箇所の内面に適当に当付けられ、外側へ押し て一部の凹みを回復させる。
【0014】 さらに、自動車用ホイールカバーの拡張装置10をハブ1の伝動軸を軸として 推移枢転させると、転柱83でホイールカバー全体に対して外側への押し当て回 復作業を行うことができ、ホイールカバー全体の凹みは上述と同程度の回復作用 を受けることができる。 そのあとは、さらに制御部材70によって転柱83をホイールカバーの内側表 面に緊密に当付け、自動車用ホイールカバーの拡張装置を回して凹みが完全に消 えるまでこの手順を繰り返す。
【0015】 このように、この自動車用ホイールカバーの拡張装置10は、ホイールカバー の凹みを迅速に回復させることができ、かつ同等の力をもって凹んだホイールカ バーに力を施す。したがって、ホイールカバーは均一な回復程度を得ることがで き、回復されたホイールカバーはきわめて滑らかになり、よい品質が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例による自動車用ホイールカバー
の拡張装置を示す分解斜視図である。
【図2】本考案の実施例による自動車用ホイールカバー
の拡張装置を示す斜視図である。
【図3】本考案の実施例による自動車のホイールカバー
の使用状態を示す断面図である。
【図4】本考案の実施例による自動車のホイールカバー
の使用状態を示す正面図である。
【図5】本考案の実施例による自動車のホイールカバー
の使用状態を示す断面図である。
【図6】本考案の実施例による自動車のホイールカバー
の使用状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 自動車用ホイールカバーの拡張装置 20 基体 30 懸臂 40 揺臂 50 制御部材 60 伸縮臂 70 固定部材 80 押し部材

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体と、前記基体の一側から外側へ予め
    決められた長さが伸出する懸臂と、 前記懸臂に中段が枢接し、その枢接箇所を軸として枢転
    動作を行うことができ、その枢軸と軸とは90度隔てら
    れ、かつ前記懸臂の軸と垂直である長い揺臂と、 前記揺臂および前記懸臂に連接され、前記揺臂と前記懸
    臂との挟み角度を調整する制御部材と、 軸が前記揺臂の軸と同軸に対応しており、前記揺臂にお
    いて前記懸臂から遠い方の一端に設けられる長い伸縮臂
    と、 前記伸縮臂を前記揺臂に固定して軸方向の伸縮動作を行
    わせないようにする固定部材と、 前記伸縮臂において前記揺臂から遠い方の一端に設けら
    れる押し部材と、 を備えることを特徴とする自動車用ホイールカバーの拡
    張装置。
  2. 【請求項2】 前記基体は、板状であって、環形に配列
    される複数の固定孔を有することを特徴とする請求項1
    記載の自動車用ホイールカバーの拡張装置。
  3. 【請求項3】 前記揺臂は、予め決められた長さの中空
    身部を有し、その中空身部は内部に前記伸縮臂が取付け
    られ、 前記伸縮臂は、軸方向に延伸する滑孔を有し、 前記固定部材は、前記揺臂の一側壁にねじ付けられるボ
    ルトを有し、そのボルトは一端が前記中空身部の中に伸
    入し、さらに前記滑孔の中に伸入しており、末端が前記
    伸縮臂の対応する箇所に当付けられることを特徴とする
    請求項1記載の自動車用ホイールカバーの拡張装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部材は、移動塊と定位置塊と予
    め決められた長さの制御桿とを有し、前記移動塊は前記
    揺臂において前記基体に近い方の一端に位置決めして設
    置され、かつねじ孔を有し、そのねじ孔の軸は前記揺臂
    の枢軸と垂直であり、前記定位置塊は前記懸臂に設けら
    れて前記移動塊と互いに対応し合い、前記制御桿は中段
    桿身にねじが設けられ、そのねじは一端が前記定位置塊
    と枢接して位置決めされ、中段が前記移動塊のねじ孔に
    ねじ付けらることを特徴とする請求項1記載の自動車用
    ホイールカバーの拡張装置。
  5. 【請求項5】 前記伸縮臂は、前記押し部材の端末に対
    応して二枚の平行の耳を有し、 前記押し部材は、転柱およびコ形の台座を有し、その転
    柱は柱軸を軸として枢転動作を行い、その柱軸は前記揺
    臂の枢軸と垂直であり、前記台座は閉塞端に枢桿が垂直
    に連結され、その枢桿は前記伸縮臂の対応する端末との
    枢接に使われ、前記転柱は前記台座の二つの開放端の側
    壁間に対応して容置され、かつ軸栓によって前記台座に
    位置決めされて枢接し、さらに前記押し部材の枢軸に前
    記耳が対応して枢接することを特徴とする請求項1記載
    の自動車用ホイールカバーの拡張装置。
JP1999003217U 1999-05-12 1999-05-12 自動車用ホイ―ルカバ―の拡張装置 Expired - Lifetime JP3063843U (ja)

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