JP3063731U - 椅子のバックレスト部の無段階調整装置 - Google Patents

椅子のバックレスト部の無段階調整装置

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JP3063731U
JP3063731U JP1999003155U JP315599U JP3063731U JP 3063731 U JP3063731 U JP 3063731U JP 1999003155 U JP1999003155 U JP 1999003155U JP 315599 U JP315599 U JP 315599U JP 3063731 U JP3063731 U JP 3063731U
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tube
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子 文 曹
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックレスト部の座部に対する位置を無段階
に調整可能として、使用する人が快適に座ることができ
るようにすることを課題とする。 【解決手段】 支柱8上のボトム2の上側の座部1と、
ボトム2の下側の接続部6と、水平段41を接続部6に
固定されて支持されているL字形状の支え部4と、支え
部4の垂直段42に取り付けてあるバックレスト部3と
を有する。支え部4の水平段41はボトム2のチューブ
61に前後方向に移動可能に嵌合してある。バックレス
ト部3は、背面側に支え部4の垂直段42に対応する嵌
合部31を有し、嵌合部31が支え部4の垂直段42に
上下方向に移動可能に嵌合してある。水平段41を位置
調整して調整ボルトユニット63を締めて固定すること
によって、バックレスト部3が前後方向に無段階に調整
される。嵌合部31を位置調整して調整ボルトユニット
44を締めて固定することによって、バックレスト部3
が上下方向に無段階に調整される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は椅子のバックレスト部の無段階調整装置に係り、特に、弾性の傾け仰 向け機能がついている椅子のバックレスト部の無段階調整装置に関する。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】
椅子を使用する人は、各人で年齢、体型及び身長が相違する。よって、椅子は 、使用する人が快適に座ることができるように調整が可能であることが望ましい 。 そこで、本考案は上記課題を解決した椅子のバックレスト部の無段階調整装置 を提供することを目的とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、ボトム上の座部と、ボトムに取り付けてある接続部と、一 端が接続部に固定してあるL字形状の支え部と、該L字形状の支え部の端に取り 付けてあるバックレスト部とよりなる椅子において、該接続部は、その両側に、 L字形状の支え部の水平段に対応して、中空のチューブが適宜距離の間隔離して 形成してあり、両側のチューブの少し外側に寄った部位に、チューブの壁を貫く 穴が形成してあり、この穴の個所にナットが溶接されて固定してあり、一端を手 で握ることが可能である調整ボルトユニットが、ナットに螺合してあり、チュー ブの内部に突き出している構成であり、L字形状の支え部の水平段が上記接続部 のチューブに嵌合している構成であり、L字形状の支え部の垂直段は、中央にね じ穴が形成してある張り部を有する構成であり、バックレスト部は、背面側にL 字形状の支え部の垂直段に対応する嵌合部を有し、該嵌合部は背面側の壁に、縦 向きで適当な長さのスロットを有し、一端を手で握ることが可能である調整ボル トユニットが、上記スロットを通し、張り部のねじ穴に螺合された構成であり、 上記L字形状の支え部の水平段を接続部のチューブに対して適宜移動させ、調整 ボルトユニットを締めることによってバックレスト部の座部に対する前後方向の 位置が調整され、嵌合部をL字形状の支え部の垂直段に対して適宜移動させ、調 整ボルトユニットを締めることによってバックレスト部の座部に対する上下方向 の位置が調整される構成としたものである。
【0004】
【考案の実施の形態】
以下に、本考案の一実施例になる椅子のバックレスト部の無段調整装置につい て説明する。 図1、2、3を参照するに、椅子は、座部1及びバックレスト部3を有する。 座部1はボトム2上設けてあり、ボトム2にL字形状の支え部4が取り付けてあ り、L字形状の支え部4の先端側にバックレスト部3が取り付けてある。ボトム 2は支柱8の頂部に水平に固定してある。ボトム2のうち、支柱8より後ろ側の 部位に、L字形状の支え部4が嵌合する接続部6がピン7によって接続されて設 けてあり、この接続部6には動揺スプリングセット5が取り付けられる。
【0005】 L字形状の支え部4は、適宜折り曲げて成形してある2本のパイプを組み合わ せた構成であり、水平段41及び垂直段42を有する。垂直段42は2本のパイ プが張り部43によって連結されて一体となっており、2本のパイプが接近して いる構成である。張り部43は中央にねじ穴431を有する。水平段41は2本 のパイプが桟45によって連結されて一体となっており、2本のパイプが離れて いる構成である。
【0006】 上記の接続部6の両側には、L字形状の支え部4の水平段41に対応して、中 空のチューブ61が適宜距離の間隔離して形成してある。両側のチューブ61の 少し外側に寄った部位に、チューブ61の壁を貫く穴が形成してあり、この穴の 個所にナット62が溶接されて固定してある。図2に示すように、一端を手で握 ることが可能である調整ボルトユニット63が、ナット62に螺合してあり、チ ューブ61の内部に突き出す。
【0007】 L字形状の支え部4の水平段41は、各パイプを対応するチューブ61内に挿 入されて、調整ボルトユニット63をしっかり締めて固定される。 バックレスト部3は、背面側にL字形状の支え部4の垂直段42に対応する、 楕円の筒状の嵌合部31を有する。嵌合部31は背面側の壁に、縦向きで適当な 長さのスロット32が形成してある。バックレスト部3は、図3に示すように、 嵌合部31を垂直段42に嵌合させ、一端を手で握ることが可能である調整ボル トユニット44を、上記スロット32を通し、張り部43のねじ穴431に螺合 させてしっかり締めて固定される。
【0008】 上記構成の椅子は、椅子に座る個人の身長及び体型に応じて、バックレスト部 3が座部1に対して前後方向、及び上下方向に適宜調整することが可能な構成と なっている。 子供が使用する場合には、以下のように適宜調整して図4に示す状態とする。 先ず、両側のチューブ61の外側の調整ボルトユニット63を弛め、バックレス ト部3をX2方向(前方向)に押す。これによって、L字形状の支え部4の水平 段41がチューブ61内に押し込まれる。水平段41をチューブ61内に適宜押 し込んだ後に、両側の調整ボルトユニット63をねじ込んで締める。水平段41 が接続部6に固定されて、バックレスト部3の座部1に対するX方向(前後方向 )の位置が決定される。次いで、バックレスト部3の背面側の調整ボルトユニッ ト44を弛め、バックレスト部3を垂直段42に沿ってY2方向(下方向)に適 宜位置まで下げ、調整ボルトユニット44をしっかり締める。これによって、バ ックレスト部3の座部1に対するY方向(上下方向)の位置が決定される。これ によって、背の低い子供に快適な椅子となる。
【0009】 大人が使用する場合には、以下のように適宜調整して図5に示す状態とする。 先ず、両側のチューブ61の外側の調整ボルトユニット63を弛め、バックレス ト部3をX1方向(後方向)に引く。L字形状の支え部4の水平段41がチュー ブ61から抜け出す方向に移動する。バックレスト部3を適宜位置に定めた後、 両側の調整ボルトユニット63をねじ込んで締める。水平段41が接続部6に固 定されて、バックレスト部3の座部1に対するX方向(前後方向)の位置が決定 される。次いで、バックレスト部3の背面側の調整ボルトユニット44を弛め、 バックレスト部3を垂直段42に沿ってY1方向(上方向)に適宜位置まで引上 げ、調整ボルトユニット44をしっかり締める。これによって、バックレスト部 3の座部1に対するY方向(上下方向)の位置が決定される。これによって、大 人の尻及び腿が座部1に支持され、背中をバックレスト部3にもたれかけること が出来て、快適に座れる椅子となる。
【0010】
【考案の効果】
上述の如く、請求項1記載の考案は、ボトムの上側の座部と、ボトムの下側の 接続部と、水平段を接続部に固定されて支持されているL字形状の支え部と、支 え部の垂直段に取り付けてあるバックレスト部とを有し、支え部の水平段はボト ムのチューブに前後方向に移動可能に嵌合してあり、チューブに調整ボルトユニ ットが設けてあり、バックレスト部は、背面側に支え部の垂直段に対応する嵌合 部を有し、この嵌合部が支え部の垂直段に上下方向に移動可能に嵌合してあり、 この嵌合部に調整ボルトユニットが設けてある構成であるため、水平段を位置調 整して調整ボルトユニットを締めて固定することによってバックレスト部を前後 方向に無段階に調整することが出来、且つ、嵌合部を位置調整して調整ボルトユ ニットを締めて固定することによってバックレスト部を上下方向に無段階に調整 することが出来る。これによって、バックレスト部の位置を、椅子を使用する人 の身長、体型に合わせて無段階に調整することが出来、よって、子供も大人も背 中をバックレスト部に快適にもたれかけることができて、快適に座ることが出来 る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の椅子のバックレスト部の無
段階調整装置の分解斜視図である。
【図2】バックレスト部の前後方向の無段階調整を説明
する図である。
【図3】バックレスト部の上下方向の無段階調整を説明
する図である。
【図4】バックレスト部を前方向及び下方向へ移動させ
て、子供が快適に座れるように調整した状態を示す図で
ある。
【図5】バックレスト部を後ろ方向及び上方向へ移動さ
せて、大人が快適に座れるように調整した状態を示す図
である。
【符号の説明】
1 座部 2 ボトム 3 バックレスト部 31 嵌合部 32 スロット 4 L字形状の支え部 41 水平段 42 垂直段 43 張り部 431 ねじ穴 44、63 調整ボルトユニット 5 動揺スプリングセット 6 接続部 61 チューブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボトム(2)上の座部(1)と、ボトム
    (2)に取り付けてある接続部(6)と、一端が接続部
    (6)に固定してあるL字形状の支え部(4)と、該L
    字形状の支え部の端に取り付けてあるバックレスト部
    (3)とよりなる椅子において、 該接続部(6)は、その両側に、L字形状の支え部
    (4)の水平段(41)に対応して、中空のチューブ
    (61)が適宜距離の間隔離して形成してあり、両側の
    チューブ(61)の少し外側に寄った部位に、チューブ
    (61)の壁を貫く穴が形成してあり、この穴の個所に
    ナット(62)が溶接されて固定してあり、一端を手で
    握ることが可能である調整ボルトユニット(63)が、
    ナット(62)に螺合してあり、チューブ(61)の内
    部に突き出している構成であり、 L字形状の支え部(4)の水平段(41)が上記接続部
    (6)のチューブ(61)に嵌合している構成であり、 L字形状の支え部(4)の垂直段(42)は、中央にね
    じ穴(431)が形成してある張り部(43)を有する
    構成であり、 バックレスト部(3)は、背面側にL字形状の支え部
    (4)の垂直段(42)に対応する嵌合部(31)を有
    し、該嵌合部(31)は背面側の壁に、縦向きで適当な
    長さのスロット(32)を有し、一端を手で握ることが
    可能である調整ボルトユニット(44)が、、上記スロ
    ット(32)を通し、張り部(43)のねじ穴(43
    1)に螺合された構成であり、 上記L字形状の支え部(4)の水平段(41)を接続部
    (6)のチューブ(61)に対して適宜移動させ、調整
    ボルトユニット(63)を締めることによってバックレ
    スト部(3)の座部(1)に対する前後方向の位置が調
    整され、嵌合部(31)をL字形状の支え部(4)の垂
    直段(42)に対して適宜移動させ、調整ボルトユニッ
    ト(44)を締めることによってバックレスト部(3)
    の座部(1)に対する上下方向の位置が調整される構成
    の椅子のバックレスト部の無段階調整装置。
JP1999003155U 1999-05-10 1999-05-10 椅子のバックレスト部の無段階調整装置 Expired - Lifetime JP3063731U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010011943A (ja) * 2008-07-02 2010-01-21 Okamura Corp 椅子
JP2011024750A (ja) * 2009-07-24 2011-02-10 Okamura Corp 椅子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010011943A (ja) * 2008-07-02 2010-01-21 Okamura Corp 椅子
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