JP3063699B2 - 多面マルチ・プロジェクションテレビ - Google Patents

多面マルチ・プロジェクションテレビ

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JP3063699B2
JP3063699B2 JP9242376A JP24237697A JP3063699B2 JP 3063699 B2 JP3063699 B2 JP 3063699B2 JP 9242376 A JP9242376 A JP 9242376A JP 24237697 A JP24237697 A JP 24237697A JP 3063699 B2 JP3063699 B2 JP 3063699B2
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projection
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貞之 西村
喜久 細江
辰巳 長谷部
晃 岡本
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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  • Projection Apparatus (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はプロジェクション
テレビを上下左右に複数台並べて、更に大画面のスクリ
ーンが得られる多面マルチ・プロジェクションテレビに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置例としては、図3に
示すものがある。図において、1A,1Bはリアプロジ
ェクタで、図3中で赤,緑,青3管並べられた投射管と
投射光を拡大集光するレンズ系や、投射管をドライブす
る電気回路等が搭載されている。16はフレネルレンズ
とレンチキュラーシートから成る透過式リアスクリー
ン、5はスクリーンを保持するための受け部材、15は
スクリーン保持機能を有するスクリーン枠、6はキャビ
ネットである。リアプロジェクタ1Aより発せられた投
射光は透過式リアスクリーン16に至って拡散されて画
像を映出し、プロジェクションテレビとして機能する。
同様に、リアプロジェクタ1Bより発せられた投射光は
透過式リアスクリーン16に至って拡散されて画像を映
出する。この組合わせのリアプロジェクタを上下左右に
4台並べれば、例えばそれぞれ42インチのプロジェク
ションテレビとすると84インチの大画面プロジェクシ
ョンテレビとなる。7は、大画面プロジェクションテレ
ビ用置台であり、8は装置を移動可能とするためのキャ
スタである。
【0003】なお、この種の装置として、例えば特開昭
63−88976号公報に記載のものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の多面マルチ
プロジェクションテレビは、スクリーンごとに枠があ
り、マルチスクリーン化によって発生するスクリーンの
継ぎ目については配慮されておらず、組合わせによる目
地の幅の分、映像や文字が欠けるという問題があった。
【0005】本発明は、スクリーン全体または端まで画
像を映出し、スクリーンの継ぎ目による映像や文字の欠
けが少ない多面マルチプロジェクションテレビを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、複数の独立したテレビ画面を平面的に
寄せ集めて形成する大画面が、該複数のテレビ画面のう
ちのいくつかを合せて構成される複数のユニット画面の
集合として形成され、該ユニット画面を形成するテレビ
群が、ユニット画面毎に分離移動可能な置台に載置され
構成とする。
【0007】
【0008】
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図に基
づき説明する。図1(A)は4面マルチプロジェクショ
ンテレビの正面図である。図中3A,3Bはそれぞれ、
例えば42インチ2枚分の大きさのレンチキュラーレン
ズであり、この2枚で1つのテレビ画像を84インチに
拡大して映すことができる。6はスクリーン保持部5を
具備したキャビネット、7はマルチプロジェクションテ
レビ用置台、8は移動、輸送等のためのキャスタ、9は
装置を定置するための高さ可変機能付足である。
【0010】図1(B)は一サイドからみた断面図であ
る。1A,1Bは赤色,緑色,青色の、図から見て奥の
方に3管並べられた投射管と投射光を拡大、集光するレ
ンズ系と投射管をドライブする電気回路等が搭載されて
いるリアプロジェクタである。投射管から投射された光
線はフレネルレンズ4A,4Bに至る。フレネルレンズ
の裏面より入射した光線は、レンズ表面のフレネル部に
て屈折し、レンチキュラーシート3Aに至って拡散され
て画像を映出する。
【0011】図2(B)はスクリーン保持部の一サイド
から見た断面図である。5はスクリーン受け部材、11
はフレネルレンズとレンチキュラーシートをスクリーン
受け部材上に保持するためのワイヤである。このワイヤ
は、レンチキュラーシートのブラックストライプ上から
フレネルレンズまで貫通した2個の穴13A,13Bに
コの字形に通る。スクリーンの端の方の穴13Bから出
たワイヤはバネ12に接続されている。14は投射管か
ら投射されたスクリーン端の画像となる光線である。こ
の光線がフレネルレンズに入射する位置の、フレネルレ
ンズ端からの距離をYとすると、スクリーン受け部材の
厚さS1とスクリーン穴13Bの位置S2はY以下の寸
法である。投射管から発せられた投射光はスクリーンの
端ではスクリーンに斜めに入射するためフレネルレンズ
のレンズ面に達するまではレンズ中を広がりながら進
む。そのため、スクリーンにおける投射光の入射面の端
ではスクリーン上の映像とならない部分が発生する。そ
こでスクリーン受け部材の厚さをスクリーン上の映像と
ならない部分以下の大きさにする。それによって受け部
材による影はスクリーン上に現われることがない。
【0012】図2(A)はスクリーン保持部の正面図で
ある。穴13A,13B、ワイヤ11はブラックストラ
イプ15より細く、かつブラックストライプ上にある。
ワイヤーはスクリーン表面のブラックストライプの幅以
下の太さでありブラックストライプ上にひっかけて引っ
ぱる。それによってワイヤは、スクリーン表面ではブラ
ックストライプとして機能するため画像に影響すること
がない。
【0013】リアプロジェクタ1Aから投射された光線
は、受け部材やワイヤに遮られることなくフレネルレン
ズ4Aの端まで達し、レンチキュラーシート3A上に画
像を映出する。同様に、他のプロジェクタ1Bから投射
された光線は、フレネルレンズ4Bの端まで達し、レン
チキュラーシート3A上に画像を映出する。またレンチ
キュラーシート3B上の画像も同様に、リアプロジェク
タにより映出される。よって、それぞれのスクリーンを
隙間なく並べることにより、画像に欠けの少ない84イ
ンチの大画面の映像を、または4個の別個の映像を映出
することができる。
【0014】また、フレネルレンズn(nは2以上の整
数)枚に対し、フレネルレンズn枚分サイズのレンチキ
ュラーシート1枚を組み合わせてn枚分サイズのスクリ
ーンを構成する。それによって外観上スクリーンの継ぎ
目がなくなり、レンチキュラーシートによる画像の欠け
が起こらない。
【0015】リアプロジェクタn(nは2以上の整数)
台とフレネルレンズn枚を縦方向に組合わせ、その組合
わせと同サイズのレンチキュラーシート1枚を搭載す
る。スクリーンサイズ以下の大きさのキャビネットによ
り構成される1ユニットは、スクリーン全体または端ま
で画像を映出する。それによって、そのユニットをm
(mは2以上の整数)ユニット横方向に隙間なく並べる
ことによりn×m面構成のマルチプロジェクションテレ
ビのスクリーンの継ぎ目による画像の欠けが小さくな
る。
【0016】
【発明の効果】本発明は、次の効果を奏する。
【0017】(a)図2に示すように、画像に影響する
ことなくスクリーンを保持しているので、スクリーン全
体または端まで画像を映出できる。
【0018】(b)キャビネットの大きさをスクリーン
の大きさ以下にできるので、スクリーンの隙間なく上下
左右に何台でもマルチ化することができる。
【0019】(c)プロジェクタn(nは2以上の整
数)台とフレネルレンズn枚に対し、レンチキュラーシ
ート1枚を使用しているのでスクリーン継ぎ目をなくす
ことができる。また、台車を使用することにより可搬性
を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の正面図及び側断面図であ
る。
【図2】図1のスクリーン取付部の構造例を示す図であ
る。
【図3】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1A,1B…リアプロジェクタ、 3A,3B…レンチキュラーシート、 4A,4B…フレネルレンズ、 5…スクリーン受け部材、 6…キャビネット、 11…ワイヤ、 12…バネ、 15…ブラックストライプ。
フロントページの続き (72)発明者 岡本 晃 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所横浜工場内 (56)参考文献 特開 平2−109032(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/74

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の独立したテレビ画面を平面的に寄せ
    集めて大画面を形成する構成の多面マルチ・プロジェク
    ションテレビにおいて、上記大画面が、上記複数のテレビ画面のうちのいくつか
    を合せて構成される複数のユニット画面の集合として形
    成され、 該ユニット画面を形成するテレビ群が、ユニット画面毎
    に分離移動可能な置台に載置 されていることを特徴とす
    る多面マルチ・プロジェクションテレビ。
  2. 【請求項2】上記ユニット画面はそれぞれが、上記独立
    したテレビ画面が上下方向に配置され、かつ、スクリー
    ンが、該ユニット画面毎に1枚のレンチキュラーシート
    で構成され、該ユニット画面単位で分離可能にされてい
    る請求項1に記載の多面マルチ・プロジェクションテレ
    ビ。
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