JP3063550U - 吊り金具 - Google Patents

吊り金具

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JP3063550U
JP3063550U JP1999002959U JP295999U JP3063550U JP 3063550 U JP3063550 U JP 3063550U JP 1999002959 U JP1999002959 U JP 1999002959U JP 295999 U JP295999 U JP 295999U JP 3063550 U JP3063550 U JP 3063550U
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JP
Japan
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hook
arm
cable
attached
hanging
Prior art date
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Application number
JP1999002959U
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English (en)
Inventor
英史 前田
勝盛 坂野
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Maeda Kosen Co Ltd
Original Assignee
Maeda Kosen Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠隔操作によって吊り金具のフックに玉掛け
されていたワイヤーなどの吊り索を自動的に取り外せる
吊り金具を提供する。 【解決手段】 吊り金具の胴部11にフック12および
索条取付け用シャックル13を揺動自在に設け、胴部に
アーム14を、フックの背面側に位置するように設ける
とともに、アームに遠隔操作索条案内部15,16を設
け、かつ、フックに遠隔操作索条固定具17を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、遠隔操作によって、吊り金具のフックに玉掛けされていたワイヤー などの吊り索を自動的に取り外すことができる吊り金具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、重量物を吊り上げたり、あるいは、吊り降ろす場合には、着地後、作業 者が、直接、吊り金具のフックに玉掛けされていたワイヤーなどの吊り索を取り 外すことが行われている。
【0003】 地上や建築中の構造物上などでは、未だ問題にならないが、水中における施工 の際には、潜水夫などの特殊作業者が必要になり、施工性が悪くなるばかりでな く、施工費用が嵩む要因になる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、係る従来の問題を解消するためになされたものであり、その目的と するところは、遠隔操作によって吊り金具のフックに玉掛けされていたワイヤー などの吊り索を自動的に取り外せる吊り金具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、吊り金具胴部にフックおよび索条取付け用シャックルを揺動自在に 設け、上記胴部にアームを、上記フックの背面側に位置するように設けるととも に、上記アームに遠隔操作索条案内部を設け、かつ、上記フックに遠隔操作索条 固定具を設けたことを特徴する吊り金具に関する。
【0006】 従って、シャックルにクレーンの索条を取り付けるとともに、遠隔操作索条案 内部に通した遠隔操作索条をフックに設けられている遠隔操作索条固定具に取り 付けてから、遠隔操作索条を引っ張ると、フックが回転し、被搬送物の吊り索が フックから自動的に抜け落ちる。そして、遠隔操作索条を弛めると、フックは、 自重によって回動し、初期位置に復帰する。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本考案の実施の形態について説明する。 なお、この実施の形態では、フックの下部にリングを設ける一方、アームに一 対の滑車を設けた場合を例にとる。
【0008】 図1に示すように、吊り金具10は、主として、胴部11、フック12、シャ ックル13、アーム14、一対の滑車15,16、およびリング17で構成され ている。
【0009】 U字状のシャックル13は、六角ボルト18によって胴部11の上端部(図で は左側)に揺動自在に取り付けられており、フック12は、軸19によって胴部 11の下端部(図では右側)に揺動自在に取り付けられている。そして、フック 12の下部に取り付けられているリング17は、フック12と一体的に形成され ている。
【0010】 胴部11は、長方形の二枚の側板21、円筒体(図示せず)および渡し板22 で形成され、二枚の側板21は、六角ボルト18を通す円筒体、および渡し板2 2によって一体化されている。
【0011】 上記の胴部11には、アーム14が取り付けられている。アーム14は、フッ ク12の背面側に位置するように胴部11に取り付けられている。換言すれば、 胴部11とアーム14は、L字形に設けられている。アーム14は、短冊状の二 枚の板23で形成され、その間に一対の滑車15,16が設けられている。これ らの滑車15,16は、軸24によって回転自在に支持されている。
【0012】 次に、吊り金具の使い方を説明する。 吊り金具10を使用する時は、図2に示すように、シャックル13にクレーン (図示せず)のワイヤー(索条)31を取り付けるとともに、一対の滑車15, 16の間を通した遠隔操作ロープ(遠隔操作索条)32の先端をフック12の下 部に設けられているリング17に取り付ける。
【0013】 そして、被搬送物40を吊り降ろす場合は、フック12に被搬送物40に取り 付けたワイヤー(吊り索)41を玉掛けしたあと、図示しないクレーンを操作し て被搬送物40を吊り降ろす。
【0014】 そして、被搬送物40が地上Gに着底したら、遠隔操作ロープ32を引っ張る 。すると、図3に示すように、フック12が軸19を中心にして時計方向に回転 し、被搬送物40のワイヤー41がフック12から自動的に抜け落ちる。 遠隔操作ロープ32を弛めると、フック12は、自重によって反時計に回動し 、初期位置に復帰する。
【0015】 上記のように、本考案によれば、遠隔操作ロープ32を引っ張るだけで、吊り 金具10のフック12から被搬送物40の吊りロープ41が自動的に取り外すこ とができる。
【0016】 以上の説明では、フック12の下部にリング17を設ける一方、アーム14に 一対の滑車15,16を設けた場合について説明したが、これに限らない。 一対の滑車15,16については、例えば、筒状体や貫通孔など遠隔操作ロー プ32をガイド可能なものであればよい。一方、フック12のリング17につい ては、例えば、U字状のものなど遠隔操作ロープ32の先端を固定できるもので あればよい。
【0017】
【考案の効果】
上記のように、本考案は、吊り金具胴部にフックおよび索条取付け用シャック ルを揺動自在に設け、上記胴部にアームを、上記フックの背面側に位置するよう に設けるとともに、上記アームに遠隔操作索条案内部を設け、かつ、上記フック に遠隔操作索条固定具を設けたため、フックに取り付けられている遠隔操作索条 を引っ張るだけでフックから被搬送物の吊り索を自動的に取り外すことができる 。 従って、水中における施工の際には、潜水夫などの特殊作業者が不要になり、 施工性が改善されるばかりでなく、施工費用の高騰を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる吊り金具の側面図である。
【図2】本考案の吊り金具を用いて被搬送物を吊り降ろ
している状態を示す説明図である。
【図3】遠隔操作ロープを引っ張ってフックから吊りロ
ープを自動的に取り外した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
11 胴部 12 フック 13 シャックル 14 アーム 15,16 遠隔操作索条案内部 17 遠隔操作索条固定具

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吊り金具胴部にフックおよび索条取付け
    用シャックルを揺動自在に設け、上記胴部にアームを、
    上記フックの背面側に位置するように設けるとともに、
    上記アームに遠隔操作索条案内部を設け、かつ、上記フ
    ックに遠隔操作索条固定具を設けたことを特徴とする吊
    り金具。
  2. 【請求項2】 吊り金具胴部にフックおよび索条取付け
    用シャックルを揺動自在に取り付け、上記胴部にアーム
    を、該アームが上記フックの背面側に位置するように取
    り付けるとともに、上記アームに遠隔操作索条案内ガイ
    ドを設け、かつ、上記フックに遠隔操作索条取付け具を
    設けたことを特徴とする吊り金具。
  3. 【請求項3】 吊り金具胴部にフックおよび索条取付け
    用シャックルを揺動自在に取り付け、上記胴部にアーム
    を、該アームが上記フックの背面側に位置するように取
    り付けるとともに、上記アームに一対の遠隔操作索条案
    内用ガイドローラを設け、かつ、上記フックの下部に遠
    隔操作索条取付け用リングを設けたことを特徴とする吊
    り金具。
JP1999002959U 1999-04-30 1999-04-30 吊り金具 Expired - Lifetime JP3063550U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117049383A (zh) * 2023-10-10 2023-11-14 河南神州精工制造股份有限公司 一种用于热冲压成型钛合金封头的多次回炉加热转运装置

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CN117049383A (zh) * 2023-10-10 2023-11-14 河南神州精工制造股份有限公司 一种用于热冲压成型钛合金封头的多次回炉加热转运装置
CN117049383B (zh) * 2023-10-10 2024-01-12 河南神州精工制造股份有限公司 一种用于热冲压成型钛合金封头的多次回炉加热转运装置

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