JP3063528U - システム手帳用電卓 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 システム手帳にスケールと、テンプレートと
電卓とを設けたページシートを着脱自在にファイリング
できるシステム手帳用電卓を供給するにある。 【解決手段】 システム手帳のバインダーの用紙と同形
状とした合成樹脂、厚紙、アルミニュウム、ステンレス
等の材質からなるページシート１０を設け、ペーシート
１０に固着して設けた電卓１の電源を供給するソーラ電
池２と、四則演算キー・イコールキー等の通常の機能を
有する電卓１と、ページシート１０の周囲に配設したス
ケール１１と、テンプレート１２と、５穴、６穴のシス
テム手帳のシートホルダーに対応した着脱自在のシステ
ム手帳用のシートホルダーの穴１３とでシステム手帳用
電卓を構成している。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、システム手帳にスケールと、テンプレートと電卓とを設けたページ シートを着脱自在にファイリングできるシステム手帳用電卓に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来から、システム手帳は便利で重宝している。システム手帳に電卓を綴じ込 んだものもなく、後からシステム手帳に電卓を綴じ込むことは出来なかった。 システム手帳と電卓は別々に持参していたので、同時に使用したいときシステ ム手帳を持参してても、電卓がなく、電卓が有るときはステム手帳がないなと不 都合があった。システム手帳にポケットが存在したが、電卓を入れるとポケット がふくらむこと、いつの間にか電卓が行方不明となっていること等もあった。

【０００３】 電卓を収納する手帳は実登第３００７５００号で開示されている。 手帳の表紙部を任意の肉厚にし、その表紙部の一部にくり抜き部を設け、くり 抜き部の中に電卓を納めたものに、表紙部の外側から硬質のカバーを取り付ける 構成となっている。手帳の厚さと、電卓の保護を目的にされている手帳である。 手帳に納められている電卓を自在に出し入れするものではなかった。 ５穴、６穴のシステム手帳に後から電卓を綴じ込めできる手帳ではなく、手帳 を作成するに当たって、手帳の表紙部を任意の肉厚にし、その表紙部の一部にく り抜き部を設け、くり抜き部の中に電卓を納めるので、システム手帳に後から綴 じ込み出来るものではなかった。

【０００４】 システム手帳を使用の際、スケールとかテンプレートがあれば良いと思うこと はしばしばある。スケールとか、テンプレートのあるシステム手帳もない。 スケールと、テンプレートと、電卓と等を組み合わせ５穴、６穴のシステム手 帳にいつでも綴じ込み出来る用具を必要とした。

【０００５】

【考案が解決しようとする課題】

５穴、６穴のシステム手帳にいつでも綴じ込みできるスケールと、テンプレー トと、電卓と等を組み合わせた用具はなかった。利便性や作業性を勘案したこれ らの用具を必要とした。 本考案は、以上のような従来の欠点に鑑み、５穴、６穴のシステム手帳に、い つでも簡単に綴じ込みと、取り外しのできるシステム手帳用電卓を提供すること を目的としている。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するため請求項１記載の考案は、システム手帳のバインダーの 用紙と同形状とした合成樹脂、厚紙、アルミニュウム、ステンレス等の材質から なるページシート１０を設け、ページシート１０に固着して設けた電卓１の電源 を供給するソーラ電池２と、四則演算キー・イコールキー等の通常の機能を有す る電卓１と、ページシート１０の周囲に配設したスケール１１と、テンプレート １２と、５穴、６穴のシステム手帳のシートホルダーに対応した着脱自在となる シートホルダーの穴１３とでシステム手帳用電卓を構成している。

【０００７】

【考案の実施の形態】

以下、本考案を図面に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。

【０００８】 図１は本考案に係わるシステム手帳用電卓の正面図である。 １は電卓である。電卓１は四則演算キー・イコールキー等の通常の電卓機能を 有する（他の計算が必要ならば、その計算に適した電卓を設ければよい）。 ２はソーラー電池である。ソーラー電池２は電卓１に搭載され、電卓１に電源 を供給する。ページシートに電卓１を固着して設けた。

【０００９】 １０はページシートである。ページシート１０は合成樹脂、厚紙、アルミニュ ーム、ステンレス等のいずれかを材質とした。システム手帳と同じ形状としたペ ージート１０に電卓１を固着して設けた。 ページシート１０には５穴、６穴のシステム手帳用ホルダーに対応した着脱で きるシートホルダーの穴と、物差しとなるスケールと、図形を簡単に描く形とな るテンプレートとを配設した。 電卓１を固着したページシート１０はシステム手帳にいつでも綴じ込めること ができて、着脱は自在である。 １１はスケールである。スケール１１はページシート１０のシステム手帳用ホ ルダーとは反対側に配設した。スケール１１は直線でミリメートル（ｍｍ）単位 で、数センチメートル（ｃｍ）を設けた。（ページシート１０に配設したスケー ル１１は使用しやすい箇所に設定してよい。） 使用する場合は、システム手帳に綴じ込んだ状態で使用してもよい。システム 手帳からページシート１０は着脱自在である。

【００１０】 １２はテンプレートである。テンプレート１２はページシート１０の下方に配 設した（下方に限らずテンプレート１２を使用しやすい箇所に配設すればよい） 。使用する場合は、システム手帳より取り外して使用すれば使い勝手が良い。 テンプレート１２を設けたページシート１０はシステム手帳より着脱は自在で ある。 １３はシートホルダーの穴である。システム手帳用のシートホルダーの穴１３ はページシート１０の左側に５穴、６穴のシステム手帳のシートホルダーに対応 する箇所に配設した。 当該システム手帳用のシートホルダーの穴を設けたのでページシート１０は５ 穴、６穴のシステム手帳に着脱自在となる。

【００１１】

【考案の効果】

以上の説明から明らかなように、本考案にあたっては次に列挙する効果が得ら れる。

【００１２】 （１）請求項１記載の考案は、システム手帳のバインダーの用紙と同形状とし た合成樹脂、厚紙、アルミニュウム、ステンレス等のいずれかの材質からなるペ ージシートを設け、ページシートに固着して設けた電卓の電源を供給するソーラ 電池と、四則演算キー・イコールキー等の通常の機能を有する電卓と、ページシ ートの周囲に配設したスケールと、テンプレートと、５穴、６穴のシステム手帳 のシートホルダーに対応した着脱自在のシートホルダーの穴とでシステム手帳用 電卓を構成したので、システム手帳にシステム手帳電卓をいつでも自在にファイ リングすることができる。システム手帳と電卓が別々になることがなくなり大変 利便性が高まった。

【００１３】 （２）前記（１）によって、ページホルダーの周囲に配設したスケールと、テ ンプレートとによって、システム手帳にシステム手帳電卓がファイリングされて おれば、スケールと、テンプレートとを活用することができるので、ビジネスが スマートに行える。目の前のサンプルを目測で計測するより、具体的にスケール を活用して実測すればよい。ビジネスにおいて、システムの打合せ中にすぐテン プレートとを活用してフローチャートを描くことができる。優れたシステム手帳 用電卓である。

【００１４】 （３）前記（１）によって、電卓と、スケールと、テンプレートとを固着配設 したページシートに５穴、６穴のシステム手帳用のシートルダーの穴と対応した シートホルダーの穴を配設したのでシステム手帳の５穴、６穴のバインダーに脱 着自在にファイリング出来るので、使用されているシステム手帳にいつでもファ イリングができる。システム手帳用電卓によって、電卓とバラバラに持ち運ぶこ ともなくなりシステム手帳は手際よく能率を向上させる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係わるシステム手帳用電卓の正面図で
ある。

【符号の説明】

１ 電卓 ２ ソーラー電池 １０ ページシート １１ スケール １２ テンプレート １３ シートホルダーの穴 ２０ システム手帳用電卓

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 システム手帳のバインダーの用紙と同形
   状とした合成樹脂、厚紙、アルミニュウム、ステンレス
   等のいずれかの材質からなるページシート（１０）を設
   け、ページシート（１０）に固着して設けた電卓（１）
   の電源を供給するソーラ電池（２）と、四則演算キー・
   イコールキー等の通常の機能を有する電卓（１）と、ペ
   ージシート（１０）の周囲に配設したスケール（１１）
   と、テンプレート（１２）と、５穴、６穴のシステム手
   帳のシートホルダーに対応した着脱自在となるシートホ
   ルダーの穴（１３）とで構成したことを特徴とするシス
   テム手帳用電卓。