JP3046749U - 取り替え刃用かみそりホルダー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】顔剃りを理想的な斜行運行で安全、容易に行う
ためのかみそりホルダーを提供するものである。 【解決手段】ハンドル１を円周線上の一片とし、替え刃
取り付け部２に角度８をつける。顔剃りをするとき、立
つ位置を変えないで行えるように、替え刃はハンドル１
方向と先端方向の両方からの２ケ所に取り付けられるよ
うにした。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、安全に、そして運行をやり易くした顔を剃るための替刃式か みそりに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

以前、理容業界では、一枚刃のかみそりを使用していたが、最近では、替 え刃式のかみそりに大きく流れが変ってきた。これは、レーザー研磨の出 来ない人、切れ味の悪いとき、時間のないときなどには便利で切れ味もよ く使いやすいため、多く用いられるようになった。しかし、業界では、顔 剃りの不慣れな理容師のためにもっと安全に簡単に顔剃りができないかと の要望があった。そこで、一定角度を保って顔剃りのできる二枚刃の替え 刃を取り付けられるかみそりホルダーが用いられるようになった。しかし、 次ぎのようなものだった。 （イ）ハンドルの部分から取り付け部の角度が少なかった。 （ロ）ハンドルの部分が直線的だった。 （ハ）先端からしか替え刃が取り付けできなかった。 （ニ）替え刃取り付け部分の厚みが厚かった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これには、継ぎのような欠点があった。 （イ）顔剃りは皮膚に対して平行で、動きに対して斜行していることが理 想的とされているが、この場合、ハンドル部が直線的でまた、ハン ドル部から取り付け部の角度が少ないため、かみそりが動きに対し てに垂直になってしまい、なめらかに剃る事ができなかった。 （ロ）替え刃に、ストッパーがついており、片側からしか挿入することが できない。そのため先端からしか替え刃が取り付けできないと２つ の替え刃が同じ方向にならない。その場合、図９のように部分的に 剃る方向が変わる場合、向きを変えないと反対側を剃ることが出来 なかった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、その欠点を除いて発明されたもので、それを図面について説明 すれば （イ）ハンドル１部分から替え刃取り付け部２に角度８をつける。 （ロ）ハンドル１を円周線上の一片となるようにする。 （ハ）替え刃４と替え刃５が同じ方向に向くように、ハンドル１方向から とホルダー先端からの両方から取り付けられるようにした。 た。 また、営業上、衛生面で消毒や保管管理が重要なため、ハンドル１の部分 に穴３をあけた。さらに、手の滑り防止のため、ハンドル部にはスベリ止 め７の網目をつけた。

【０００５】

【考案の実施の形態】

本案は、以上のような構造であるから、これを使用する時は、ハンドル１ を持ち、９部分が顔に当たるようにのせ直線運行をする。そうするだけで、 顔剃りの理想とされる斜行運動が自然にできる。図９のように方向が反対 になる場合は、手首を返すだけでよい。かみそり部分の厚みが薄いため、 細部もなめらかに剃る事ができる。

【０００６】

【発明の効果】

（イ）厚みが薄いため、細部まで剃りやすい。 （ロ）取り扱いやすく、時間短縮ができる。 （ハ）経験年数の少ない理容技術者でも容易に使用できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の正面図

【図２】本考案の上から見た図

【図３】本考案の左側面図

【図４】本考案の右側面図

【図５】本考案に替え刃を付けた正面図

【図６】本考案に替え刃をつけた上からみた図

【図７】本考案に替え刃をつけた左側面図

【図８】図５の替え刃取り付け部２部分の断面図

【図９】本考案の実施の形態の説明図

【符号の説明】

１はハンドル ２は替え刃取り付け部 ３は穴 ４は替え刃 ５は替え刃 ６は刃 ７はスベリ止め ８は角度 ９は顔にあてる面

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ハンドル１が円周線上の一片で、ハン
   ドル１から替え刃取り付け部２に角度８が付いていて、
   替え刃の取り付けが先端部からの挿入口とハンドル１部
   からの挿入口がある取り替え刃用かみそりホルダー