JPH05123460A - 直線形安全かみそり - Google Patents
直線形安全かみそりInfo
- Publication number
- JPH05123460A JPH05123460A JP3313493A JP31349391A JPH05123460A JP H05123460 A JPH05123460 A JP H05123460A JP 3313493 A JP3313493 A JP 3313493A JP 31349391 A JP31349391 A JP 31349391A JP H05123460 A JPH05123460 A JP H05123460A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- razor
- spare
- head
- safety razor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 直線形安全かみそりの頭部の両側に、タテ方
向に替刃を着脱自在に嵌着して使用する、主として理容
師向けの安全かみそりを提供する。 【構成】 頭部２と柄部３を一体に成形した直線形のか
みそり本体１に於いて、替刃７を嵌着する頭部を、長手
方向の中心線を峰として、左右の両側面を下方へ傾斜さ
せて左右の替刃嵌着面を形成し、各替刃嵌着面に替刃を
着脱自在に嵌着するための平形リベットを２ヶ宛立設し
て形成した直線形安全かみそり。
向に替刃を着脱自在に嵌着して使用する、主として理容
師向けの安全かみそりを提供する。 【構成】 頭部２と柄部３を一体に成形した直線形のか
みそり本体１に於いて、替刃７を嵌着する頭部を、長手
方向の中心線を峰として、左右の両側面を下方へ傾斜さ
せて左右の替刃嵌着面を形成し、各替刃嵌着面に替刃を
着脱自在に嵌着するための平形リベットを２ヶ宛立設し
て形成した直線形安全かみそり。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、直線形安全かみそりに
関するもので、更に詳しくは、かみそり本体の頭部に、
一対の替刃を一定角度に傾斜させてタテ方向に並列し、
着脱自在に嵌着して使用する直線形安全かみそりに関す
る。
関するもので、更に詳しくは、かみそり本体の頭部に、
一対の替刃を一定角度に傾斜させてタテ方向に並列し、
着脱自在に嵌着して使用する直線形安全かみそりに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】替刃を着脱自在に嵌着して使用する安全
かみそりは、従来、Ｔ字形のものが一般に使用されてい
る。この替刃は、図４に示すような２枚の刃を長手方向
に平行して上下２段に埋設して形成されたもので、商品
名がシック、ウィルキンソン、フェザー等と呼ばれ、い
わゆる使い捨て替刃として市販されている。一方理容師
は、今なお使い慣れたレザーや日本かみそりを使用する
向きが多い。しかしながら、さきに本発明者が提案した
直線形安全カミソリ（実開昭６３−１７１１５０号）
は、前記の替刃１ヶをタテ方向に嵌着して使用するもの
であるが、使い易く便利なこと、レザーや日本かみそり
のように始終砥石で研磨する必要が無くなったこと、加
えて替刃の価格が極めて低廉なこと等の理由で、最近理
容業界に普及しつつある。
かみそりは、従来、Ｔ字形のものが一般に使用されてい
る。この替刃は、図４に示すような２枚の刃を長手方向
に平行して上下２段に埋設して形成されたもので、商品
名がシック、ウィルキンソン、フェザー等と呼ばれ、い
わゆる使い捨て替刃として市販されている。一方理容師
は、今なお使い慣れたレザーや日本かみそりを使用する
向きが多い。しかしながら、さきに本発明者が提案した
直線形安全カミソリ（実開昭６３−１７１１５０号）
は、前記の替刃１ヶをタテ方向に嵌着して使用するもの
であるが、使い易く便利なこと、レザーや日本かみそり
のように始終砥石で研磨する必要が無くなったこと、加
えて替刃の価格が極めて低廉なこと等の理由で、最近理
容業界に普及しつつある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明者が開発した前
記直線形安全かみそりは、理容師用として業界に一層普
及させるためには、例えば右顔面から左顔面に剃り移っ
たり、或いは剃り返し（一般にプッシュと俗称する）す
る際、その都度カミソリの柄を持ち替えるか、又は替刃
を回転して刃先の方向を換えるか、何れかを必要とする
不便さがあり、更にこの種替刃では、刃の角度が定まっ
ており、かつガードと刃先との間隔が少ないため、深剃
りができない欠点があった。以上の不便さと欠点を解消
することが本発明の目的である。
記直線形安全かみそりは、理容師用として業界に一層普
及させるためには、例えば右顔面から左顔面に剃り移っ
たり、或いは剃り返し（一般にプッシュと俗称する）す
る際、その都度カミソリの柄を持ち替えるか、又は替刃
を回転して刃先の方向を換えるか、何れかを必要とする
不便さがあり、更にこの種替刃では、刃の角度が定まっ
ており、かつガードと刃先との間隔が少ないため、深剃
りができない欠点があった。以上の不便さと欠点を解消
することが本発明の目的である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】頭部２と柄部３を一体に
成形した直線形のかみそり本体１に於いて、替刃７を嵌
着する頭部１を長手方向の中心線を峰として、左右の両
側面を下方へ傾斜させて左替刃嵌着面４と右替刃嵌着面
５とを形成する。この際左右の替刃嵌着面は、それぞれ
傾斜角θを５０度乃至６０度に形成し、各替刃嵌着面に
は長手方向の両端より対象位置に、替刃７の裏側に既設
された替刃條溝８の幅と等しい平形リベット６を２ヶ宛
立設する。このように形成したかみそり本体１の頭部２
に、２枚刃を備えた一対の替刃７を、刃先を同一方向に
向け、平形リベット６を介して替刃嵌着面４、５に着脱
自在に嵌着するか、或いは互いに刃先を外方向に向けて
嵌着することにより、本発明の直線形安全かみそりとし
て使用に供することができる。
成形した直線形のかみそり本体１に於いて、替刃７を嵌
着する頭部１を長手方向の中心線を峰として、左右の両
側面を下方へ傾斜させて左替刃嵌着面４と右替刃嵌着面
５とを形成する。この際左右の替刃嵌着面は、それぞれ
傾斜角θを５０度乃至６０度に形成し、各替刃嵌着面に
は長手方向の両端より対象位置に、替刃７の裏側に既設
された替刃條溝８の幅と等しい平形リベット６を２ヶ宛
立設する。このように形成したかみそり本体１の頭部２
に、２枚刃を備えた一対の替刃７を、刃先を同一方向に
向け、平形リベット６を介して替刃嵌着面４、５に着脱
自在に嵌着するか、或いは互いに刃先を外方向に向けて
嵌着することにより、本発明の直線形安全かみそりとし
て使用に供することができる。
【０００５】
【作用】本発明の直線形安全かみそりを使用して理容師
が客の顔を剃る場合、替刃が同一方向例えば右方向に刃
先が向いている場合（左手利きの人には、刃先を左方
向）先ず右側の替刃で顔面の下方より上に向かって軽く
剃り、続いてかみそりの角度を僅かに換え、左側の替刃
で剃ると、ヒゲは根元から深く剃ることができる。ま
た、一対の替刃が互いに外側に向けた場合には、両側の
刃で上下左右何れの方向にもかみそりを持ち替えないで
自由に剃ることができるし、特にこの場合には返し剃り
に大きな効果を発揮することができる。即ち実開昭６３
−１７１１５０号公報に開示した替刃が１ヶの場合、返
し剃りをする時は、かみそりを持ち替えるか、替刃を逆
方向へ回転させなければならないが、本発明のかみそり
では、そのまま返し剃りができるので、大変便利であ
る。
が客の顔を剃る場合、替刃が同一方向例えば右方向に刃
先が向いている場合（左手利きの人には、刃先を左方
向）先ず右側の替刃で顔面の下方より上に向かって軽く
剃り、続いてかみそりの角度を僅かに換え、左側の替刃
で剃ると、ヒゲは根元から深く剃ることができる。ま
た、一対の替刃が互いに外側に向けた場合には、両側の
刃で上下左右何れの方向にもかみそりを持ち替えないで
自由に剃ることができるし、特にこの場合には返し剃り
に大きな効果を発揮することができる。即ち実開昭６３
−１７１１５０号公報に開示した替刃が１ヶの場合、返
し剃りをする時は、かみそりを持ち替えるか、替刃を逆
方向へ回転させなければならないが、本発明のかみそり
では、そのまま返し剃りができるので、大変便利であ
る。
【０００６】
【実施例】本発明の直線形安全かみそりの一実施例を図
面に基づいて説明する。図１は本発明の直線形安全かみ
そりの正面図で、図２は替刃を嵌着して使用できる状態
の斜面図である。図３はかみそり本体の頭部に平形リベ
ットを立設した部分の切断部拡大端面図であり、図４は
２枚刃を有する市販の替刃の斜面図である。かみそり本
体１は、図１に示すとおり頭部２と柄部３とを一体成型
すれば経済的である。勿論重量を調整するため、頭部と
柄部を別箇に成型して、両者を適宜の手段で連結しても
良い。
面に基づいて説明する。図１は本発明の直線形安全かみ
そりの正面図で、図２は替刃を嵌着して使用できる状態
の斜面図である。図３はかみそり本体の頭部に平形リベ
ットを立設した部分の切断部拡大端面図であり、図４は
２枚刃を有する市販の替刃の斜面図である。かみそり本
体１は、図１に示すとおり頭部２と柄部３とを一体成型
すれば経済的である。勿論重量を調整するため、頭部と
柄部を別箇に成型して、両者を適宜の手段で連結しても
良い。
【０００７】頭部は、図１及び図３に示すように替刃嵌
着面を左右両側とも例えば５２．５度の傾斜角θを形成
し、各替刃嵌着面にはそれぞれ２ヶの平形リベット６を
立設する。平形リベット６の頭は、円形にすれば替刃の
着脱は容易でその直径は、図４に示す替刃７の裏面に既
設された替刃條溝８の幅に等しく、また該平形リベット
の頭の厚さは替刃條溝８の深さに等しくして、替刃が平
形リベットに密に嵌着できるようにする。また平形リベ
ット６は、替刃嵌着面４、５の長手方向両端より対象位
置に、かつ嵌着面の両端よりタテ長さのほぼ４分の１の
位置に溶着若しくは螺着する。本発明の直線形安全かみ
そりの材料は、成型可能な金属又は合成樹脂を用い、重
量は６０瓦乃至６５瓦となるよう設計するのが、理容師
用として最も効果的である。
着面を左右両側とも例えば５２．５度の傾斜角θを形成
し、各替刃嵌着面にはそれぞれ２ヶの平形リベット６を
立設する。平形リベット６の頭は、円形にすれば替刃の
着脱は容易でその直径は、図４に示す替刃７の裏面に既
設された替刃條溝８の幅に等しく、また該平形リベット
の頭の厚さは替刃條溝８の深さに等しくして、替刃が平
形リベットに密に嵌着できるようにする。また平形リベ
ット６は、替刃嵌着面４、５の長手方向両端より対象位
置に、かつ嵌着面の両端よりタテ長さのほぼ４分の１の
位置に溶着若しくは螺着する。本発明の直線形安全かみ
そりの材料は、成型可能な金属又は合成樹脂を用い、重
量は６０瓦乃至６５瓦となるよう設計するのが、理容師
用として最も効果的である。
【０００８】
【発明の効果】本発明の直線形安全かみそりは、安全に
熟練を要せず、しかも皮膚を傷めることなく、顔面のヒ
ゲを前後左右自由方向に剃ることができるし、返し剃り
のための柄の持ち替えをしなくてもできる上、ヒゲの深
剃りができるため、従来理容師が日本かみそり、レザー
でなければ深剃りができない、と考えていた観念を変え
させることができる。なお、低廉な替刃が使用できる
し、製作費も安価なため経済効果は大きい。
熟練を要せず、しかも皮膚を傷めることなく、顔面のヒ
ゲを前後左右自由方向に剃ることができるし、返し剃り
のための柄の持ち替えをしなくてもできる上、ヒゲの深
剃りができるため、従来理容師が日本かみそり、レザー
でなければ深剃りができない、と考えていた観念を変え
させることができる。なお、低廉な替刃が使用できる
し、製作費も安価なため経済効果は大きい。
【図１】直線形安全かみそりの正面図である。
【図２】使用状態を示す斜面図である。
【図３】図１のＡ−Ａ切断部拡大端面図である。
【図４】市販の替刃の斜面図である。
１ かみそり本体 ２ 頭部 ３ 柄部 ４ 左替刃嵌着面 ５ 右替刃嵌着面 ６ 平形リベット ７ 替刃 ８ 替刃條溝 θ 傾斜角
Claims (3)
- 【請求項１】 頭部２と柄部３とを一体成型したかみそ
り本体１に於いて、前記頭部２を、長手方向中心線を峰
として両側下方に向かってそれぞれ５０度乃至６０度の
傾斜角θを有し、かつ長手方向両端より対象位置に、そ
れぞれ２ヶの平形リベット６を立設した替刃嵌着面４、
５にて形成したことを特徴とする直線形安全かみそり。 - 【請求項２】 請求項１に於いて、替刃７を頭部２の両
側の替刃嵌着面４、５に立設した平形リベット６を介し
て、刃先をそれぞれ一方向に向け、嵌着して使用するこ
とを特徴とする直線形安全かみそり。 - 【請求項３】 請求項２に於いて、替刃の刃先をそれぞ
れ外方向に向け、嵌着して使用することを特徴とする直
線形安全かみそり。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3313493A JPH05123460A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 直線形安全かみそり |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3313493A JPH05123460A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 直線形安全かみそり |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05123460A true JPH05123460A (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=18041978
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3313493A Pending JPH05123460A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 直線形安全かみそり |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05123460A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011091226A2 (en) * | 2010-01-21 | 2011-07-28 | Preston Hage, Llc | Safety razor |
| USD850723S1 (en) | 2018-01-09 | 2019-06-04 | Preston Hage, Llc | Safety razor chassis |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5380571A (en) * | 1976-12-24 | 1978-07-17 | Hitachi Ltd | Switch |
| JPS59107213A (ja) * | 1982-12-10 | 1984-06-21 | Mitsubishi Electric Corp | 液面検出装置 |
-
1991
- 1991-10-31 JP JP3313493A patent/JPH05123460A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5380571A (en) * | 1976-12-24 | 1978-07-17 | Hitachi Ltd | Switch |
| JPS59107213A (ja) * | 1982-12-10 | 1984-06-21 | Mitsubishi Electric Corp | 液面検出装置 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011091226A2 (en) * | 2010-01-21 | 2011-07-28 | Preston Hage, Llc | Safety razor |
| WO2011091226A3 (en) * | 2010-01-21 | 2011-12-22 | Preston Hage, Llc | Safety razor |
| US8745876B2 (en) | 2010-01-21 | 2014-06-10 | Preston Hage, Llc | Safety razor |
| USD850723S1 (en) | 2018-01-09 | 2019-06-04 | Preston Hage, Llc | Safety razor chassis |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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