JP3063165U - バインダ―電卓 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙を押さえてはさみ込むバインダーの作業
性と利便性を高めるバインダーと組み合わせた電卓を供
給するにある。 【解決手段】 電卓３０の電源を供給するソーラー電池
３１と、四則演算キー・イコーコールキー等の通常の機
能を有する電卓３０と、用紙を台に押さえてはさみ込む
バインダーにおいて、用紙の台となる厚紙やアルミニュ
ウムや合成樹脂より作成されたバインダー１１と、バイ
ンダー１１の必要な部分に固着して、ばね力を持ち電卓
３０を保侍固着して、電卓３０で用紙１２を押さえる保
持具２０とをバインダーの表面に配設したことでバイン
ダー電卓を構成している。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、記録用紙や回覧用紙を台に押さえて挟み込んで使用するバインダー に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、記録用紙や回覧用紙を台に挟んで使用するバインダーの、側面にある紙 をはさみ、押さえ込む部分は、長方形又は棒状の形で、金属やプラスチック等が 用いられているものが多い。紙をはさむ台は、厚紙や合成樹脂やアルミニュウム 等様々である。紙を台にはさみ押さえ込む力は、ばねを利用してしいる。持ち運 びが便利で台に挟んだ用紙に、スケッチや記録を行うには重宝している。

【０００３】 企業においては、製品や部品の仕掛かりを時期を決め一度に確認することが年 数回行われるが、例えば棚卸の様に部品や製品のある場所まで出向いて行き作業 を行うにはバインダーは大変便利な道具である。部品や製品の員数を正確に確認 して、正確な作業を行うことは、忍耐と根気を必要とした。企業の業績に係わる 員数勘定と単価との計算は誤ることは許されない。小型の電卓とバインダーとを 持参して、部品の員数勘定を行い、小型の電卓をポケットより出したり入れたり しながら計算をすることは、作業性は良くなかった。

【０００４】 棚卸用に、数値のみ打ち込んたあとコンピュータで計算させる用具はあるが大 勢が一度に棚卸しを行うには、棚卸し用具を準備することは、費用的に困難であ った。電卓をポケットから出し入れするような面倒なことをしないでバインダー 上ですぐ計算ができる作業性の良いことを必要とした。 学生が、講義を受けながら又、実験を行う際に使用されるバインダーも計算を 行うには、電卓を準備することは同様である。

【０００５】

【考案が解決しようとする課題】 用紙を押さえ、はさみ込むバインダーと、電卓を組み合わせた製品はなかった 。利便性や作業性を勘案したバインダーを必要とした。 本考案は、以上のような従来の欠点に鑑み、バインダー小型の電卓を搭載し利 便性や作業性を勘案したバインダー電卓を提供することを目的としている。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するため請求項１記載の考案は、電卓の電源を供給するソーラ ー電池と、四則演算キー・イコールキー等の通常の機能を有する電卓と、用紙を 台に押さえてはさみ込むバインダーにおいて、用紙の台となる厚紙やアルミュウ ムや合成樹脂より作成されたバインダーと、バインダーの必要な部分にに固着し て、ばね力を持ち電卓を保持固着して、電卓で用紙を押さえる保持具とをバイン ダーの表面に配設したことでバインダー電卓を構成している。

【０００７】

【考案の実施の形態】

以下、本考案を図面に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。

【０００８】 図１は本考案に係わるバインダーの一部分を省略した上部中央の電卓正面図で ある。 １１はバインダーである。バインダー１１は用紙の下敷きとなる台の部分で、 厚紙やアルミニュウムや合成樹脂より作成された。バインダー１１の台は一般的 にＡ４タイプが多い。用途に応じてバインダー１１の台の大きさを選ぶ。 １２は用紙である。用紙１２は棚卸用紙や実験用紙又は記録用紙など目的に応 して使用する使用者側で準備する。 ２０は保持具である。保持具２０はバインダー１１の上方中央に固着して、ば ねの力を持ち小型の電卓を保持固着して、小型の電卓で用紙１２を押さえる。 ３０は電卓である。電卓３０は、四則演算キー・イコールキー等の通常の電卓 機能を有する。用紙１２を押さえる電卓３０の位置をバインダーの上方中央に設 けた。 ３１はソーラー電池である。ソーラー電池３１によって電卓３０の電源を供給 する。

【０００９】 図２は本考案に係わるバインダーの一部分を省略した下方中央の電卓止面図で ある。 前記本考案の実施の形態と同一構成部分には同一符合を付して重複する説明を 省略する。 ２０は保持具である。保持具２０はバインダー１１の下方中央に固着して、ば ねの力を持ち小型の電卓を保持固着して、小型の電卓で用紙１２を押さえる。 ３０は電卓である。電卓３０は、四則演算キー・イコールキー等の通常の電卓 機能を有する。用紙１２を押さえる電卓３０の位置をバインダー１１の下方中央 に設けた。

【００１０】 図３は本考案に係わるバインダーの一部分を省略した左側中央の電卓正面図で ある。 前記本考案の実施の形態と同一構成部分には同一符合を付して重複する説明を 省略する。 ２０は保持具である。保持具２０はバインダー１１の左側中央に固着して、ば ねの力を持ち小型の電卓を保持固着して、小型の電卓で用紙１２を押さえる。 ３０は電卓である。電卓３０は、四則演算キー・イコールキー等の通常の電卓 機能を有する。用紙１２を押さえる電卓３０の位置をバインダー１１の左側中央 に設けた。

【００１１】 図４は本考案に係わるバインターの一部分を省略した右側中央の電卓正面図で ある。 前記本考案の実施の形態と同一構成部分には同一符合を付して重複する説明を 省略する。 ２０は保持具である。保持具２０はバインダー１１の右側中央に固着して、ば ねの力を持ち小型の電卓を保持固着して、小型の電卓で用紙１２を押さえる。 ３０は電卓である。電卓３０は、四則演算キー・イコールキー等の通常の電卓 機能を有する。用紙１２を押さえる電卓３０の位置をバインダー１１の右側中央 に設けた。

【００１２】

【考案の効果】

以上の説明から明らかなように、本考案にあたっては次に列挙する効果が得ら れる。

【００１３】 （１）請求項１記載の考案は、電卓の電源を供給するソーラー電池と、四則演 算キー・イコールキー等の通常の機能を有する電卓と、用紙を台に押さえてはさ み込むバインダーにおいて、用紙の台となる厚紙やアルミュウムや合成樹脂より 作成されたバインダーと、バインダーの必要な部分にに固着して、ばね力を持ち 電卓を保持固着して、電卓で用紙を押さえる保持具とをバインダーの表面に配設 したことでバインダー電卓を構成しているので、当該バインダー電卓を使用した 棚卸しの作業は、大きく改善された。学生の講義の記録や、実験用に使用して利 便性は大きく改善された。

【００１４】 （２）前記（１）によって、バインダーの必要な部分にに固着して、ばね力を 持ち電卓を保持固着して、電卓で用紙を押さえる保持具とをバインダーの表面に 配設したことでバインダー電卓を構成しているので、当該電卓の配置はバインダ ーの必要な部分へ設ければよい。使用するバインダーの大きさと、保持具の配置 は自由な作成ができる。作業にマッチングしたバインダー電卓を供給できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係わるバインダーの一部分を省略した
上部中央の電卓正面図である。

【図２】本考案に係わるバインダーの一部分を省略した
下方中央の電卓正面図である。

【図３】本考案に係わるバインダーの一部分を省略した
左側中央の電卓正面図である。

【図４】本考案に係わるバインターの一部分を省略した
右側中央の電卓正面図である。

【符号の説明】

１０ バインダー電卓 １１ バインダー １２ 用紙 ２０ 保持具 ３０ 電卓 ３１ ソーラー電池

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 電卓（３０）の電源を供給するソーラー
   電池（３１）と、四則演算キー・イコールキー等の通常
   の機能を有する電卓（３０）と、用紙（１２）を台に押
   さえてはさみ込むバインダーにおいて、用紙（１２）の
   台となる厚紙やアルミニュウムや合成樹脂より作成され
   たバインダー（１１）と、バインダー（１１）の必要な
   部分に固着して、ばね力を持ち電卓（３０）を保持固着
   して、電卓（３０）で用紙（１２）を押さえる保持具
   （２０）とをバインダーの表面に配設したことを特徴と
   するバインダー電卓。