JP3063362B2 - 加圧流動層燃焼炉 - Google Patents

加圧流動層燃焼炉

Info

Publication number
JP3063362B2
JP3063362B2 JP4050443A JP5044392A JP3063362B2 JP 3063362 B2 JP3063362 B2 JP 3063362B2 JP 4050443 A JP4050443 A JP 4050443A JP 5044392 A JP5044392 A JP 5044392A JP 3063362 B2 JP3063362 B2 JP 3063362B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
combustion furnace
fluidized bed
air
bed combustion
medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4050443A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05248609A (ja
Inventor
進 吉岡
義則 大谷
博 武崎
勝弥 大木
太郎 坂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK filed Critical Babcock Hitachi KK
Priority to JP4050443A priority Critical patent/JP3063362B2/ja
Publication of JPH05248609A publication Critical patent/JPH05248609A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3063362B2 publication Critical patent/JP3063362B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fluidized-Bed Combustion And Resonant Combustion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加圧容器に収納した石炭
などを燃焼させ、発生したスチームでスチームタービン
を駆動し、さらに石炭などの燃焼で得られた高圧、高温
の燃焼ガスでガスタービンを駆動して高効率で電力を得
る加圧流動層ボイラ複合発電プラント等の設備に用いら
れる流動層燃焼炉に関し、特に負荷変化に対応して流動
層燃焼炉内の媒体粒子を媒体容器へ抜き出し、あるいは
媒体容器から流動層燃焼炉へ媒体粒子を供給して流動層
高を変化させる流動層高の制御装置を備えた加圧流動層
燃焼炉に関わる。
【0002】
【従来の技術】加圧流動層燃焼炉では負荷変化に対応し
て流動層高を変化させる。すなわち、負荷が減少する時
は流動層燃焼炉内の媒体粒子を抜き出して、流動層高を
低くし、抜き出した媒体粒子を該流動層燃焼炉の上方に
位置した媒体容器に輸送、貯蔵する。逆に、負荷を増加
する時には媒体容器から媒体粒子を流動層燃焼炉内に戻
して流動層高を増加する。このように加圧流動層燃焼炉
は流動層高の操作によって流動層内に埋設されている伝
熱管の埋没深さを変化させて、その伝熱面積を増減させ
スチームの発生量を調節するものである。
【0003】従来技術の加圧流動層燃焼炉として、例え
ば特開平1−217108号公報に記載されたものは、
加圧容器内に所定の圧力下に保持されている流動層燃焼
炉と媒体容器が収納され、媒体容器の底部と流動層燃焼
炉の底部とを接続する媒体粒子の戻し管が設けられてい
て、負荷に対応した層高になるように媒体容器内の流動
媒体が流動層燃焼炉に戻される構成になっている。ま
た、この加圧流動層燃焼炉には負荷に対応させるために
媒体粒子を流動層燃焼炉内から媒体容器に抜き出すため
の吸引導管が流動層燃焼炉と媒体容器間に設けられてい
る。吸引導管は、その下端部が流動層燃焼炉の底部に開
孔され、上端部は流動層燃焼炉の空塔部壁を貫通して媒
体容器の上部空間部に開孔しているので、媒体容器を減
圧状態にすることで、該吸引導管を経由して流動層燃焼
炉からの媒体粒子が媒体容器に輸送される構成になって
いる。ここで、媒体容器には圧力容器外部の大気と連通
可能な導管が設けられているので、この導管のバルブを
開くと媒体容器を減圧にすることができ、媒体容器の圧
力が流動層燃焼炉圧力により低下して、吸引導管を通っ
て流動層燃焼炉内の媒体粒子が、該燃焼炉内のガスと共
に媒体容器内に吸引、輸送されて抜出される。
【0004】しかしながら、前記特許公報記載の加圧流
動層燃焼炉において、吸引導管の吸引ガス量は大気圧下
に開孔した該導管のバルブの開度によって調節できるも
のの、媒体容器への流動層燃焼炉からの媒体粒子の吸引
量の制御は難しく、任意の量で媒体容器に流動媒体が流
入し、特に過大に流入して吸引導管の圧力損失の増加、
大幅な圧力の変動を引き起こすことがあることが判明し
た。
【0005】このことを図3を用いて、さらに説明す
る。図3には粒子を空気で輸送するときの輸送管内の輸
送空気流速Uと輸送管の圧力損失△Pの一般的な関係を
示す。輸送管内空気流速Uを減少してゆくと、輸送管の
圧力損失△Pは最小値を示した後、急速に増加する。圧
力損失△Pが最小値を示すときの空気流速Uが安定に粒
子を輸送するための限界空気流速Ulであり、限界空気
流速Ulは輸送粒子量Wsが多くなるほど高くなり、安
定な粒子輸送のために高い空気流速を必要とする。した
がって、前記特許公報記載の吸引導管内の吸引ガス流速
を一定に保持した場合、過大の媒体粒子が吸引導管に流
入すると限界空気流速Ulを超えることになり、不安定
領域に入り、圧力損失△Pが急増し、また、その変動も
激しくなる。また、媒体粒子が過大に流入した状態での
操作は吸引導管材料の摩耗も生じ易い。
【0006】一方、本発明者らは、先に媒体粒子を流動
層燃焼炉内から媒体容器に抜き出す手段として媒体粒子
の移動層下降管と気流輸送管を組合わせて構成した加圧
流動層燃焼炉の発明をして特許出願した(特願平2−2
25125号)。前記我々の発明は移動層下降管の上部
端を流動層燃焼炉の底部に開孔して設け、その下端を気
流輸送管に接続し、該気流輸送管の上端を媒体容器の上
部空間部に開孔して接続している。そして、移動層下降
管と気流輸送管の接続部の下方から気流輸送用空気とし
て加圧容器からの加圧空気が供給され、移動層下降管か
ら流下してきた媒体粒子を媒体容器に気流輸送する。こ
のとき、移動層下降管からの媒体容器に抜き出される媒
体粒子の流量は移動層下端部のいわゆるL字形部に空気
をエアレーションすることによって制御されている。ま
た、前記気流輸送用空気は粒子を輸送した後、媒体容器
から導管を介して流動層燃焼炉の上部空塔部に戻され
る。前記我々が発明した加圧流動層燃焼炉は気流輸送管
内の空気流速に見合って気流輸送管への媒体粒子流入量
を制御することができるので、過大な粒子量が気流輸送
管に流入することがなく、気流輸送管の圧力損失が増大
すること、あるいは大幅に変動することがない。しかし
ながら気流輸送管への媒体粒子流入量は媒体容器圧力に
よって決り、供給可能な気流輸送用空気量には限界があ
る。そのため、媒体粒子の輸送量によっては加圧容器内
の空気をさらに昇圧させて気流輸送用空気として供給す
る必要があることが分かった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は上記の従来技術の問題点、すなわち特開平1−217
108号公報記載の問題点である媒体粒子の気流輸送管
圧力損失の増大、変動をなくし、併せて特願平2−22
5125号公報記載の気流輸送用空気の再昇圧の要求を
排除した加圧流動層燃焼炉の提供をすることである。
【0008】本発明の上記目的は次の構成によって達成
される。すなわち、加圧容器と、該加圧容器内に収納さ
れる流動層燃焼炉と、負荷変化に対応して流動層燃焼炉
の層高を調整させるために、媒体粒子を該流動層燃焼炉
に戻すため媒体粒子の戻し手段と該流動層燃焼炉から抜
き出すための抜き出し手段とで該流動層燃焼炉と接続さ
れる媒体容器とを設けた加圧流動層燃焼炉において、前
記流動媒体の抜き出し手段が、流動燃焼炉に接続された
媒体粒子移動層下降管と該下降管の下部に設置された供
給管途中にバルブを設けたエアレーション空気供給管と
該下降管に接続し、かつ、媒体容器に開孔した気流輸送
と該気流輸送管の下端に設置された供給管途中にバル
ブを設けた気流輸送用空気供給管と媒体容器に大気と連
通可能にし、途中にバルブを設けた気流輸送空気排出導
管とからなる加圧流動層燃焼炉である本発明の上記加
圧流動層燃焼炉のエアレーション空気供給管と気流輸送
用空気供給管には加圧容器内の空気を供給する供給管を
接続した構成とすることで、媒体粒子移動層下降管に供
給するエアレーション空気、および気流輸送管に供給す
る気流輸送用空気を加圧容器から導入することができ
る。
【0009】本発明が特開平1−217108号公報記
載の発明と異なるのは流動層燃焼炉からの粒子の抜き出
し、媒体容器への粒子の輸送手段に移動層下降管と気流
輸送管をそれぞれ採用したことであり、また、特願平2
−225125号公報記載の発明と異なるのは媒体容器
を減圧して気流輸送用の空気を加圧容器から導入するよ
うにしたことである。
【0010】
【作用】本発明は上記の構成により、気流輸送用空気は
媒体容器に設けた気流輸送排空気の排出導管のバルブを
調節して開くことにより媒体容器内にバルブを経由して
開孔した気流輸送管の下端から空気を流入させることが
できる。加圧容器の空気圧力は通常、大気圧より少なく
とも数気圧高いので、前記空気流入量は排出導管のバル
ブの調節によって所望量にすることが可能となる。
【0011】また、媒体粒子移動層下降管側に設けられ
たエアレーション空気導入管に導入されるエアレーショ
ン空気の導入量を増減させることで、気流輸送管内の輸
送媒体粒子量を調節することができ、気流輸送用空気導
入管内の空気流速に見合った条件範囲で媒体粒子を媒体
容器に輸送することができる。したがって、気流輸送管
の過大な圧力損失および大きな圧力損失の変動を生じさ
せることがない。
【0012】
【実施例】次に図面をもって本発明の一実施例を詳細に
説明する。図1は本発明の一実施例であり流動層燃焼炉
1、媒体容器11、移動層下降管21、気流輸送管2
3、サイクロン41は圧力容器101に収納される。流
動層燃焼炉1には、その底部から導入される燃焼用空気
8の分散板2が設けられ、その上に媒体粒子3が充填さ
れる。媒体粒子3は分散板2を通って供給される燃焼用
空気8によって気泡7を発生して流動層5を形成する。
石炭10は給炭ノズル9から流動層5内に供給されて燃
焼する。流動層5内には伝熱管4が配列されており、石
炭の燃焼で生じる燃焼熱を吸収してスチーム51を発生
する。なお、図1は分散板2、伝熱管4、給炭ノズル9
については模式的に示したもので、これにより本発明は
限定されるものではない。
【0013】流動層燃焼炉1の底部側壁には流動媒体粒
子を媒体容器11に抜き出すための移動層下降管21が
開孔して設けられ、該移動層下降管21は上部における
傾斜状態から下方に垂直に延長されL字形導管22とな
り、気流輸送管23の下部に接続される。L字形導管2
2の垂直部に設けられた導管28からバルブ24を通っ
て圧力容器101内からの加圧エアレーション用空気2
6が供給される。L字形導管22には媒体容器11の空
塔部13に接続される気流輸送管23が設けられる。気
流輸送管23の下端からはバルブ25で調節された圧力
容器101内からの気流輸送用空気27が供給される。
【0014】媒体容器11は流動層燃焼炉1の上方に設
置され、その内部は媒体粒子12層とその上部の空塔部
13があり、その下端は円錐状に絞られた移動層下降管
14を形成し、L字形導管15となって流動層燃焼炉1
の底部側壁に開孔して接続されている。L字形導管15
にはバルブ16を通って圧力容器101内からの加圧エ
アレーション用空気17が調節されて供給される。媒体
容器11には流動層燃焼炉1から移動層下降管21、L
字形導管22および気流輸送管23を通って抜き出され
た媒体粒子12が蓄積される。媒体容器11には媒体粒
子12を流動層燃焼炉1から気流輸送した排空気33の
排出導管31が設けられている。排出導管31のバルブ
32を調節して開けることにより、気流輸送管23の下
端からの気流輸送用空気27をその量を調節して排出す
ることができる。媒体容器11の上部には、例えばフィ
ルターなどの脱塵装置30が設置されており気流輸送排
空気33の排出の前に含有される粉塵が除去される。
【0015】流動層燃焼炉1内の空塔部6上部の燃焼ガ
ス出口40にはサイクロン41が設けられ、燃焼ガス4
4は粉塵が除去されて次工程のガスタービン(図示せ
ず。)に導入される。サイクロン41で分離された粉塵
は導管42を通って排出され、適宜の処理がなされる。
圧縮空気103は導管102を通って加圧容器101内
に送り込まれ、燃焼用空気8、気流輸送用空気27、エ
アレーション用空気17、26として利用される。
【0016】流動層燃焼炉1は温度800ないし950
℃、流動層燃焼炉1の空塔基準のガス速度0.5ないし
1.5m/sの範囲で運転される。流動層燃焼炉1内の
圧力は供給される石炭量すなわち燃焼炉負荷によって変
わるが、定格運転状態では10ないし20気圧が採用さ
れる。流動層燃焼炉1内の媒体粒子3は炉内脱硫を行わ
せるために石灰石粒子を用い、最大5mm程度の粒子径
のものが一般的に用いられる。気流輸送管23内の空気
流速は媒体粒子径および媒体粒子/輸送用空気重量
あるいわゆる固気比によって変える必要があるが、10
から30m/sの範囲が採用される。
【0017】図2は移動層下降管21のL字形導管22
の垂直部に導管28からバルブ24でその流量を調節し
たエアレーションガス(空気)を供給したときの空気流
量と気流輸送管23への媒体粒子3の流入量の関係を示
す。石灰石粒子を模擬して平均径0.8mmの硅砂粒子
を用い、常温条件で試験した結果である。図2はL字形
導管22の垂直部に空気をエアレーションすることによ
って媒体粒子3の流量を調節して媒体容器11に供給で
きることを示している。本実施例における流動層燃焼炉
1からの媒体粒子3の抜き出し量、すなわち気流輸送管
23への流入量は、この図2に示す特性を応用して調節
するものである。
【0018】本実施例による負荷の変化、すなわちスチ
ーム発生量の変化は次のようにして行う。図1において
流動層燃焼炉1の流動層5が伝熱管4をすべて埋没して
いる状態であるが、たとえば、この状態から媒体粒子3
を移動層下降管21、L字形導管22、気流輸送管23
を通して媒体容器11に移送すると、流動層5の高さは
流動層5’の高さに低下し、伝熱管4の上部が流動層
5’から露出し、流動層5’内に埋没している状態にあ
る伝熱管4の面積、換言すれば熱伝達量が減少してスチ
ーム発生量が低下する。このとき温度、空気比などの燃
焼条件を一定に保持するために、この操作と並行して石
炭供給量、燃焼炉圧力も低下させる。
【0019】負荷の減少速度は流動層5の高さの低下速
度と相関するので、図2に示したようにL字形導管22
へエアレーション空気26の供給量をバルブ24で調整
して供給することによって、流動層燃焼炉1からの媒体
粒子3の抜き出し量を制御して流動層5の高さの低下速
度を規定する。
【0020】媒体粒子3を媒体容器11に揚送するため
に気流輸送管23へ供給する気流輸送用空気27は、媒
体容器11に設けた気流輸送排空気33の排出導管31
のバルブ32を調節して開き、媒体容器内11の圧力を
加圧容器101より低下させて加圧容器101からバル
ブ25を経由して気流輸送管23の下端から流入させ
る。加圧容器101の空気圧力は上記の流動層燃焼炉1
の圧力である10ないし20気圧に近いので、気流輸送
用空気27の流入量は大気圧とつながった排出導管31
のバルブ32によって所望量に調節することができる。
【0021】こうして、本実施例では負荷変化操作にと
もなって流動層燃焼炉1の流動層5の高さを低下させる
際にエアレーション空気26の供給量をバルブ24で調
整することで、気流輸送管23の圧力損失の過大な増
加、大幅な変動を引き起こすことがなく、スムーズに、
かつ安定した状態で運転ができる。そのうえ、気流輸送
用空気27の流入量は大気圧とつながった媒体容器11
の排出導管31のバルブ32によって所望量の調節がで
きるため、媒体粒子3の輸送量を多くするために気流輸
送用空気27を再昇圧する必要がなく低コストの流動層
燃焼炉1を実現することが可能となる。なお、本発明の
請求項1でいう気流輸送管は本実施例ではエアレーショ
ン空気26を供給するL字形導管22と気流輸送用空気
27を供給する気流輸送管23の両方の配管に相当す
る。
【0022】一方、流動層燃焼炉1の流動層5’の高さ
の状態からスチーム発生量を増加する場合には、媒体容
器11の媒体粒子12を移動層下降管14、L字形導管
15を通して流動層燃焼炉1に戻すことによって流動層
5の高さに復帰させ、伝熱管4を該流動層5内に埋没さ
せる。並行して石炭供給量、燃焼用空気量、燃焼炉圧力
も増加させる。このときバルブ24、25、32を閉じ
て媒体粒子3の燃焼炉1からの抜き出し、媒体容器11
への移送を停止させ、L字形導管15にバルブ16で調
節されたエアレーション用空気17を導入して媒体容器
11から流動層燃焼炉1への媒体粒子12の供給量を制
御することによって流動層5の高さの増加速度を規定す
ることができる。この場合もエアレーション空気17の
供給量をバルブ16で調整することで、L字形導管15
からスムーズに、かつ安定した状態で媒体粒子12の流
動層燃焼炉1への供給が行える。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、負荷変化操作にともな
って流動層高を低下させる際に気流輸送管の圧力損失の
過大な増加、大幅な変動を引き起こすことがないので安
定で信頼性の高い運転が可能となる。そのうえ気流輸送
用空気を再昇圧する必要がなく低コストの加圧流動層燃
焼炉を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の加圧流動層燃焼炉の一実施例を模式
的に示す図である。
【図2】 図1に示す実施例のL字形導管におけるエア
レーション空気流量と媒体粒子流量の関係を示す図であ
る。
【図3】 気流輸送管内の空気流速Uと圧力損失△Pの
一般的な関係を示す図である。
【符号の説明】
1…流動層燃焼炉、2…分散板、3、12…媒体粒子、
4…伝熱管、5…流動層、6、13…空塔部、7…気
泡、8…燃焼用空気、10…石炭、11…媒体容器、1
4、21…移動層下降管、15、22…L字形導管、1
7、26…エアレーション空気、23…気流輸送管、2
7…気流輸送用空気、30…脱塵装置、31…気流輸送
空気排出導管、101…加圧容器、102…導管、10
3…圧縮空気
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大木 勝弥 広島県呉市宝町6番9号 バブコック日 立株式会社 呉工場内 (72)発明者 坂田 太郎 広島県呉市宝町6番9号 バブコック日 立株式会社 呉工場内 (56)参考文献 特開 平5−18501(JP,A) 実開 平4−63905(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23C 10/28 F23C 10/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加圧容器と、該加圧容器内に収納される
    流動層燃焼炉と、負荷変化に対応して流動層燃焼炉の層
    高を調整させるために、媒体粒子を該流動層燃焼炉に戻
    すため媒体粒子の戻し手段と該流動層燃焼炉から抜き出
    すための抜き出し手段とで該流動層燃焼炉と接続される
    媒体容器とを設けた加圧流動層燃焼炉において、 前記流動媒体の抜き出し手段が、 流動燃焼炉に接続された媒体粒子移動層下降管と該下降
    管の下部に設置された供給管途中にバルブを設けたエア
    レーション空気供給管と該下降管に接続し、かつ、媒体
    容器に開孔した気流輸送管 該気流輸送管の下端に設置
    された供給管途中にバルブを設けた気流輸送用空気供給
    管と 媒体容器に大気と連通可能にし、途中にバルブを設
    けた気流輸送空気排出導管とからなることを特徴とする
    加圧流動層燃焼炉。
  2. 【請求項2】 エアレーション空気供給管と気流輸送用
    空気供給管には加圧容器内の空気を供給する供給管を接
    続したことを特徴とする請求項1記載の加圧流動層燃焼
    炉。
JP4050443A 1992-03-09 1992-03-09 加圧流動層燃焼炉 Expired - Lifetime JP3063362B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4050443A JP3063362B2 (ja) 1992-03-09 1992-03-09 加圧流動層燃焼炉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4050443A JP3063362B2 (ja) 1992-03-09 1992-03-09 加圧流動層燃焼炉

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05248609A JPH05248609A (ja) 1993-09-24
JP3063362B2 true JP3063362B2 (ja) 2000-07-12

Family

ID=12859007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4050443A Expired - Lifetime JP3063362B2 (ja) 1992-03-09 1992-03-09 加圧流動層燃焼炉

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3063362B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05248609A (ja) 1993-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4709663A (en) Flow control device for solid particulate material
US4106210A (en) Solids discharge system with cooling means for pressurized fluid bed reactors
US3737283A (en) Fluidized solids reactor
JP2775296B2 (ja) 通気管の放出制御装置
US4773339A (en) Process for removing nitrous oxides from a gas
JP3063362B2 (ja) 加圧流動層燃焼炉
US3463553A (en) Pneumatic conveyor
US5014632A (en) Distributor plate in a fluidized bed reactor
JP3017532B2 (ja) 粒状物質、とくに微粒状塵埃の冷却用冷却器
AU552679B2 (en) Particle entrainment combustion
US4943190A (en) Aeration tube discharge control device with variable fluidic valve
JPH06272816A (ja) 加圧流動層燃焼炉
GB2132500A (en) Classification and recycling of fluidised bed material
JP2957243B2 (ja) 加圧流動層燃焼装置
JPH06193826A (ja) 流動層ボイラー装置及び複合発電設備
JPH04260708A (ja) 加圧流動層燃焼装置の制御方法
JP2675704B2 (ja) 加圧流動床ボイラ
JPH04124505A (ja) 加圧流動層燃焼炉の層高制御方法
JPH0518501A (ja) 加圧流動層燃焼装置及びその運転方法
WO1986002912A1 (en) A particulate solid feeding device
JP3322503B2 (ja) 流動層の層高制御装置
JPH07293820A (ja) 加圧流動層燃焼装置及びその負荷制御方法
JPH11181510A (ja) 流動層還元炉および粉粒体鉱石の還元方法
JPH05187614A (ja) 流動床燃焼装置
JP2634358B2 (ja) 加圧流動床ボイラ

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term