JPH04260708A - 加圧流動層燃焼装置の制御方法 - Google Patents
加圧流動層燃焼装置の制御方法Info
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- JPH04260708A JPH04260708A JP4048991A JP4048991A JPH04260708A JP H04260708 A JPH04260708 A JP H04260708A JP 4048991 A JP4048991 A JP 4048991A JP 4048991 A JP4048991 A JP 4048991A JP H04260708 A JPH04260708 A JP H04260708A
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Landscapes
- Fluidized-Bed Combustion And Resonant Combustion (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスタービン、スチー
ムタービンを駆動して複合発電を行う加圧流動層に係り
、特に負荷変動に対応するための流動層高制御装置を備
えた加圧流動層に関する。
ムタービンを駆動して複合発電を行う加圧流動層に係り
、特に負荷変動に対応するための流動層高制御装置を備
えた加圧流動層に関する。
【0002】
【従来の技術】加圧流動層燃焼炉では、流動層高を増減
して負荷変化に対応するようになつている。すなわち、
負荷の減少に対しては燃焼炉内の流動媒体を炉内から抜
き出して別置きの媒体容器に貯蔵し、逆に、負荷の増加
に対しては上記の媒体容器から流動媒体を炉内に供給し
て伝熱管の埋没深さを変化し、伝熱面積を増減して蒸気
の発生量を変化している。
して負荷変化に対応するようになつている。すなわち、
負荷の減少に対しては燃焼炉内の流動媒体を炉内から抜
き出して別置きの媒体容器に貯蔵し、逆に、負荷の増加
に対しては上記の媒体容器から流動媒体を炉内に供給し
て伝熱管の埋没深さを変化し、伝熱面積を増減して蒸気
の発生量を変化している。
【0003】従来、例えば特開平1−217108号公
報には流動媒体を炉内から媒体容器に抜き出すために、
端部を流動層燃焼炉の底部に開口し、他の端部を燃焼炉
空塔部に貫通して媒体容器上部のダスト分離機に開孔し
た媒体の吸引導管を設けて流動層燃焼炉と媒体容器を連
結していた。さらにバルブを有する導管によつて媒体容
器と流動層燃焼炉より圧力の低い加圧容器外部空間とを
接続した構造が示されている。この貯蔵容器と外部空間
を結ぶ導管のバルブを調整することによつて、貯蔵容器
内の圧力が燃焼炉内より低くなり、吸引導管を通つて燃
焼炉内のガスとともに流動媒体が炉内媒体容器内へ抜き
出される。しかしながら、このものでは媒体容器内にお
いて流動媒体が溶融して、アグロメレーシヨン化すると
いう問題が発生する。これは流動媒体の燃焼炉への供給
のために設けられた媒体容器下部の導管から流動媒体が
酸素濃度の高いガス及び未燃石炭粒子を伴つて貯蔵容器
内に逆流し、未燃石炭粒子が容器内に貯蔵された状態で
断熱的に燃焼し、温度が過度に上昇して流動媒体が溶融
したものと推定される。また、燃焼炉から吸引された炉
内ガスは微細な媒体粒子を除去して加圧容器外に排出さ
れるが、除去のためのサイクロンあるいはフイルタを媒
体容器あるいは吸引導管端に設ける必要があり、設備費
が増加する問題がある。さらに、貯蔵容器と外部空間を
結ぶ導管のバルブを調整して燃焼炉内の媒体粒子を定量
的に抜き出すことは、燃焼炉内及び媒体容器内の圧力が
10kg/cm2 以上と高いことから、困難な問題も
ある。
報には流動媒体を炉内から媒体容器に抜き出すために、
端部を流動層燃焼炉の底部に開口し、他の端部を燃焼炉
空塔部に貫通して媒体容器上部のダスト分離機に開孔し
た媒体の吸引導管を設けて流動層燃焼炉と媒体容器を連
結していた。さらにバルブを有する導管によつて媒体容
器と流動層燃焼炉より圧力の低い加圧容器外部空間とを
接続した構造が示されている。この貯蔵容器と外部空間
を結ぶ導管のバルブを調整することによつて、貯蔵容器
内の圧力が燃焼炉内より低くなり、吸引導管を通つて燃
焼炉内のガスとともに流動媒体が炉内媒体容器内へ抜き
出される。しかしながら、このものでは媒体容器内にお
いて流動媒体が溶融して、アグロメレーシヨン化すると
いう問題が発生する。これは流動媒体の燃焼炉への供給
のために設けられた媒体容器下部の導管から流動媒体が
酸素濃度の高いガス及び未燃石炭粒子を伴つて貯蔵容器
内に逆流し、未燃石炭粒子が容器内に貯蔵された状態で
断熱的に燃焼し、温度が過度に上昇して流動媒体が溶融
したものと推定される。また、燃焼炉から吸引された炉
内ガスは微細な媒体粒子を除去して加圧容器外に排出さ
れるが、除去のためのサイクロンあるいはフイルタを媒
体容器あるいは吸引導管端に設ける必要があり、設備費
が増加する問題がある。さらに、貯蔵容器と外部空間を
結ぶ導管のバルブを調整して燃焼炉内の媒体粒子を定量
的に抜き出すことは、燃焼炉内及び媒体容器内の圧力が
10kg/cm2 以上と高いことから、困難な問題も
ある。
【0004】このような背景から本出願人は特願平2−
225125号に示すように、流動媒体粒子の抜き出し
、移送手段が移動層と気流相の組合わせであることを特
徴とする加圧流動層燃焼炉を先に提案した。この発明は
従来の問題点を解決するために、流動層燃焼炉内の流動
媒体粒子を媒体容器に輸送するための手段として、燃焼
炉流動層部に媒体粒子の移動層下降管を開孔して設ける
。さらに移動層下降管の下端を媒体容器の空塔部に開孔
するように接続し、媒体粒子移送のためのガス上昇流を
有する気流輸送管とし、媒体粒子を重力による下降流れ
の移動層及び気流輸送ガスによる気流相によつて移送し
ようとしたものである。この提案によつて媒体容器出口
に除塵装置が不要となつたが、流動層燃焼炉からの媒体
粒子抜き出し量及び媒体容器内からの流動層燃焼炉内の
媒体粒子移送量の把握ができないこと及び定量抜き出し
、移送ができない問題がある。これは流動層燃焼炉下部
の移動層に設けたLバルブのエアレーシヨンガス量が一
定下でも、流動層燃焼炉内の流動媒体を抜き出すことに
より燃焼炉内の流動媒体の層高が低下し、Lバルブ上部
の移動層と燃焼炉内の媒体粒子によるシール性が低下し
て、媒体粒子抜き出し量が減少するためである。ボイラ
の負荷変化速度は一般に3〜4%/minで行われるが
、負荷変化時にはこの速度を所定の値に保つことが重要
である。したがつて負荷変化時には粒子の抜き出し及び
移送速度を所定の値に保ち、燃焼炉内の媒体粒子の層高
の変化速度を所定の値に調節する必要がある。
225125号に示すように、流動媒体粒子の抜き出し
、移送手段が移動層と気流相の組合わせであることを特
徴とする加圧流動層燃焼炉を先に提案した。この発明は
従来の問題点を解決するために、流動層燃焼炉内の流動
媒体粒子を媒体容器に輸送するための手段として、燃焼
炉流動層部に媒体粒子の移動層下降管を開孔して設ける
。さらに移動層下降管の下端を媒体容器の空塔部に開孔
するように接続し、媒体粒子移送のためのガス上昇流を
有する気流輸送管とし、媒体粒子を重力による下降流れ
の移動層及び気流輸送ガスによる気流相によつて移送し
ようとしたものである。この提案によつて媒体容器出口
に除塵装置が不要となつたが、流動層燃焼炉からの媒体
粒子抜き出し量及び媒体容器内からの流動層燃焼炉内の
媒体粒子移送量の把握ができないこと及び定量抜き出し
、移送ができない問題がある。これは流動層燃焼炉下部
の移動層に設けたLバルブのエアレーシヨンガス量が一
定下でも、流動層燃焼炉内の流動媒体を抜き出すことに
より燃焼炉内の流動媒体の層高が低下し、Lバルブ上部
の移動層と燃焼炉内の媒体粒子によるシール性が低下し
て、媒体粒子抜き出し量が減少するためである。ボイラ
の負荷変化速度は一般に3〜4%/minで行われるが
、負荷変化時にはこの速度を所定の値に保つことが重要
である。したがつて負荷変化時には粒子の抜き出し及び
移送速度を所定の値に保ち、燃焼炉内の媒体粒子の層高
の変化速度を所定の値に調節する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の従来方
法の欠点を排し、流動層燃焼炉からの粒子抜き出しを負
荷変化速度に対応して精度よく調節することのできる流
動層高の制御方法を提供するものである。
法の欠点を排し、流動層燃焼炉からの粒子抜き出しを負
荷変化速度に対応して精度よく調節することのできる流
動層高の制御方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するために、燃焼炉内から媒体容器に粒子を移送す
る気流輸送管の一部に差圧計を設置し、該差圧の信号を
演算処理し、Lバルブのエアレーシヨンガスのコントロ
ールバルブを操作する。
解決するために、燃焼炉内から媒体容器に粒子を移送す
る気流輸送管の一部に差圧計を設置し、該差圧の信号を
演算処理し、Lバルブのエアレーシヨンガスのコントロ
ールバルブを操作する。
【0007】
【作用】気流輸送管の差圧は管内の輸送媒体粒子量に比
例し、かつその変動は流動層差圧に比べて極めて小さい
ため、この差圧の信号値を用いることにより輸送媒体粒
子量を精度よく検出することができる。一方、媒体粒子
量は気流輸送管上流側のLバルブのエアレーシヨンガス
量で容易に調節でき、Lバルブのエアレーシヨンガス量
を増加することで粒子流量は増加することができる。し
たがつて、気流輸送管の差圧計の信号を操作量としてエ
アレーシヨンガスのコントロールバルブを作動すること
により媒体粒子流量を所定の値に制御することができる
。
例し、かつその変動は流動層差圧に比べて極めて小さい
ため、この差圧の信号値を用いることにより輸送媒体粒
子量を精度よく検出することができる。一方、媒体粒子
量は気流輸送管上流側のLバルブのエアレーシヨンガス
量で容易に調節でき、Lバルブのエアレーシヨンガス量
を増加することで粒子流量は増加することができる。し
たがつて、気流輸送管の差圧計の信号を操作量としてエ
アレーシヨンガスのコントロールバルブを作動すること
により媒体粒子流量を所定の値に制御することができる
。
【0008】
【実施例】図1に本発明の実施例を示す。流動層燃焼炉
1、媒体容器11、サイクロン41、及び本発明の係わ
る媒体輸送管、機器は圧力容器101に収納される。流
動層燃焼炉1にはその底部に燃焼用空気8の分散板2が
設けられ、その上に流動媒体3が充填される。該流動媒
体3は分散板2を通つて供給された燃焼用空気8によつ
て気泡7を発生して流動層5を形成する。石炭10は給
炭管9によつて流動層5内に供給され燃焼される。流動
層5内には伝熱管4が配列され、燃焼熱を吸収してスチ
ームを発生する。流動層燃焼炉1の側壁底部には移動層
下降管21が設けられ、その下降管21は傾斜状態から
垂直方向に延長されLバルブ22となる。このLバルブ
22には、コントロールバルブ24を通つてエアレーシ
ヨンガス27が供給される。Lバルブ22から媒体容器
11の空塔部13に気流輸送管23が接続され、その下
端からはバルブ25を通つて気流輸送管23に輸送ガス
が供給される。気流輸送管23の垂直部には差圧計35
が設置され気流輸送管23の差圧を連続的に検知し、該
差圧の信号は制御箱36に入力される。制御箱36では
差圧の信号を演算処理して、Lバルブ22のコントロー
ルバルブ24に信号が伝送できる構成になつている。媒
体容器11はその下端が円錐状に絞られ移動層管14と
なり、さらにLバルブ15となり流動層燃焼炉1の側壁
底部に開孔するよう接続されている。媒体容器11には
、流動層燃焼炉1から抜き出された流動媒体12が収容
される。燃焼炉空塔部6と媒体容器空塔部13は、バル
ブ32を備えた導管31で接続される。また、燃焼炉空
塔部6にはサイクロン41が接続され、燃焼ガス中の微
粒子が除去されてクリーンなガス44として次工程のガ
スタービンに供給される。分離された微粒子は導管42
を通つて系外に排出される。
1、媒体容器11、サイクロン41、及び本発明の係わ
る媒体輸送管、機器は圧力容器101に収納される。流
動層燃焼炉1にはその底部に燃焼用空気8の分散板2が
設けられ、その上に流動媒体3が充填される。該流動媒
体3は分散板2を通つて供給された燃焼用空気8によつ
て気泡7を発生して流動層5を形成する。石炭10は給
炭管9によつて流動層5内に供給され燃焼される。流動
層5内には伝熱管4が配列され、燃焼熱を吸収してスチ
ームを発生する。流動層燃焼炉1の側壁底部には移動層
下降管21が設けられ、その下降管21は傾斜状態から
垂直方向に延長されLバルブ22となる。このLバルブ
22には、コントロールバルブ24を通つてエアレーシ
ヨンガス27が供給される。Lバルブ22から媒体容器
11の空塔部13に気流輸送管23が接続され、その下
端からはバルブ25を通つて気流輸送管23に輸送ガス
が供給される。気流輸送管23の垂直部には差圧計35
が設置され気流輸送管23の差圧を連続的に検知し、該
差圧の信号は制御箱36に入力される。制御箱36では
差圧の信号を演算処理して、Lバルブ22のコントロー
ルバルブ24に信号が伝送できる構成になつている。媒
体容器11はその下端が円錐状に絞られ移動層管14と
なり、さらにLバルブ15となり流動層燃焼炉1の側壁
底部に開孔するよう接続されている。媒体容器11には
、流動層燃焼炉1から抜き出された流動媒体12が収容
される。燃焼炉空塔部6と媒体容器空塔部13は、バル
ブ32を備えた導管31で接続される。また、燃焼炉空
塔部6にはサイクロン41が接続され、燃焼ガス中の微
粒子が除去されてクリーンなガス44として次工程のガ
スタービンに供給される。分離された微粒子は導管42
を通つて系外に排出される。
【0009】この装置において、燃焼炉の圧力は10〜
20気圧、燃焼温度は800〜900℃、燃焼炉の空塔
ガス速度は0.5〜1.5m/sの範囲である。流動媒
体及び層内脱硫剤として、最大径3mm程度の石灰石粒
子が用いられる。スチーム発生量の制御は次のようにし
て行うことができる。例えば流動層が伝熱管4群をすべ
て埋没させる高さにある状態から流動媒体3を移動層下
降管21、Lバルブ22、気流輸送管23を通して媒体
容器11に抜き出すと燃焼炉内の流動層高さは5′の位
置に減少し、伝熱管4群の一部が流動層5′から露出し
、流動層内に埋没した伝熱面積が低下してスチーム発生
量を減少させることができる。逆に、燃焼炉内の流動層
が5′の状態から媒体容器11内の流動媒体12を移動
層14、Lバルブ15を通して流動層燃焼炉1に戻すこ
とによつて、伝熱管4群をある水準まで流動層に埋没さ
せて伝熱面積を増加させ、スチーム発生量を所望に増加
させることができる。
20気圧、燃焼温度は800〜900℃、燃焼炉の空塔
ガス速度は0.5〜1.5m/sの範囲である。流動媒
体及び層内脱硫剤として、最大径3mm程度の石灰石粒
子が用いられる。スチーム発生量の制御は次のようにし
て行うことができる。例えば流動層が伝熱管4群をすべ
て埋没させる高さにある状態から流動媒体3を移動層下
降管21、Lバルブ22、気流輸送管23を通して媒体
容器11に抜き出すと燃焼炉内の流動層高さは5′の位
置に減少し、伝熱管4群の一部が流動層5′から露出し
、流動層内に埋没した伝熱面積が低下してスチーム発生
量を減少させることができる。逆に、燃焼炉内の流動層
が5′の状態から媒体容器11内の流動媒体12を移動
層14、Lバルブ15を通して流動層燃焼炉1に戻すこ
とによつて、伝熱管4群をある水準まで流動層に埋没さ
せて伝熱面積を増加させ、スチーム発生量を所望に増加
させることができる。
【0010】以上のようにして負荷変化を行うが本発明
によれば層高変化を一定速度で安定に行うことができる
点にある。例えば負荷を低下する際、燃焼炉1から流動
媒体3を移動層下降管21、Lバルブ22、気流輸送管
23を通つて媒体容器25に移動するが、その媒体粒子
量は気流輸送管23に設けた差圧計37の信号で推定で
きる。図2は、気流輸送管の圧力損失と気流輸送管23
を流れる媒体粒子流量の関係を示したものである。気流
輸送管23を流れる媒体粒子の流量は気流輸送管23の
圧力損失で十分推定可能である。また、抜き出す媒体粒
子流量調整は、Lバルブのエアレーシヨンガス量の調整
で行うことができる。図3にLバルブのエアレーシヨン
ガス量と媒体粒子量の関係を示す。Lバルブのエアレー
シヨンガス量を増加することで媒体粒子流量は容易に調
整できる。実際の制御方法は次の手順で行われる。負荷
変化(低下)が開始されると燃焼炉内の層高が低下し、
Lバルブ22の上部のシールゾーンが短くなるため、エ
アレーシヨンガス量27を一定にした状態では流動層燃
焼炉1からの媒体粒子抜き出し量が低下する。このとき
媒体粒子の流量は上記した気流輸送管23に設置した差
圧計35の信号から容易に判断でき、媒体粒子抜き出し
量を所定の値になるようにエアレーシヨンガス量26が
増加するような信号が制御箱36から伝送される。以上
のようにして負荷変化時に燃焼炉の層高及び媒体容器内
の粒子レベルによらず所定の速度で層高変化すなわち負
荷変化が実施される。
によれば層高変化を一定速度で安定に行うことができる
点にある。例えば負荷を低下する際、燃焼炉1から流動
媒体3を移動層下降管21、Lバルブ22、気流輸送管
23を通つて媒体容器25に移動するが、その媒体粒子
量は気流輸送管23に設けた差圧計37の信号で推定で
きる。図2は、気流輸送管の圧力損失と気流輸送管23
を流れる媒体粒子流量の関係を示したものである。気流
輸送管23を流れる媒体粒子の流量は気流輸送管23の
圧力損失で十分推定可能である。また、抜き出す媒体粒
子流量調整は、Lバルブのエアレーシヨンガス量の調整
で行うことができる。図3にLバルブのエアレーシヨン
ガス量と媒体粒子量の関係を示す。Lバルブのエアレー
シヨンガス量を増加することで媒体粒子流量は容易に調
整できる。実際の制御方法は次の手順で行われる。負荷
変化(低下)が開始されると燃焼炉内の層高が低下し、
Lバルブ22の上部のシールゾーンが短くなるため、エ
アレーシヨンガス量27を一定にした状態では流動層燃
焼炉1からの媒体粒子抜き出し量が低下する。このとき
媒体粒子の流量は上記した気流輸送管23に設置した差
圧計35の信号から容易に判断でき、媒体粒子抜き出し
量を所定の値になるようにエアレーシヨンガス量26が
増加するような信号が制御箱36から伝送される。以上
のようにして負荷変化時に燃焼炉の層高及び媒体容器内
の粒子レベルによらず所定の速度で層高変化すなわち負
荷変化が実施される。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、負荷変化時に燃焼炉内
からの媒体粒子抜き出し量及び媒体容器からの粒子移送
量を精度よく調整することができ、安定した信頼性のあ
る負荷制御が可能となる。従つて、負荷変化時にもNO
x,CO,SO2 等の有害な物質の異常発生を来すこ
となく安定した運転が可能となる。
からの媒体粒子抜き出し量及び媒体容器からの粒子移送
量を精度よく調整することができ、安定した信頼性のあ
る負荷制御が可能となる。従つて、負荷変化時にもNO
x,CO,SO2 等の有害な物質の異常発生を来すこ
となく安定した運転が可能となる。
【図1】本発明の実施例に係る加圧流動層燃焼装置の概
略構成図である。
略構成図である。
【図2】媒体流量と気流輸送管の圧力損失との関係を示
す特性図である。
す特性図である。
【図3】Lバルブエアレーシヨンガス量と媒体流量との
関係を示す特性図である。
関係を示す特性図である。
1 流動層燃焼炉
3 流動媒体
5 流動層
6 空塔部
11 媒体容器
21 移動層下降管
22 Lバルブ
23 気流輸送管
25 バルブ
27 エアレーシヨンガス
35 差圧計
36 制御部
101 圧力容器
Claims (1)
- 【請求項1】 媒体容器への流動媒体の抜き出し及び
媒体容器から燃焼炉への返送によつて流動層高を変化さ
せて負荷制御する加圧流動層燃焼装置の流動層媒体の抜
き出し手段が、燃焼炉流動層部に開孔して設けられた移
動層下降管と、この下端と媒体容器の空塔部に開孔して
接続された気流輸送管である加圧流動層燃焼装置におい
て、前記気流輸送管の差圧を検出し、該差圧を制御量と
してLバルブのエアレーシヨンガス量を増減して、媒体
抜き出し量を制御することを特徴とする加圧流動層燃焼
装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4048991A JPH04260708A (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | 加圧流動層燃焼装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4048991A JPH04260708A (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | 加圧流動層燃焼装置の制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04260708A true JPH04260708A (ja) | 1992-09-16 |
Family
ID=12582001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4048991A Pending JPH04260708A (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | 加圧流動層燃焼装置の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04260708A (ja) |
-
1991
- 1991-02-13 JP JP4048991A patent/JPH04260708A/ja active Pending
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