JP3063089U - 複合帳票 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 注文商品の梱包までの商品発送処理の作業負
担を大幅に軽減できる複合帳票を提供する。 【解決手段】 一枚の帳票用紙１中に、商品明細書部
２、ピッキングリスト部３、支払票部４、配送伝票部５
が同一紙面上に表出するように設け、この帳票用紙１中
の配送伝票部５の裏面には、粘着剤１４を塗布して剥離
紙（シリコーン剤塗布紙）２０を貼り合わせる。帳票用
紙１中の配送伝票部５は切り込み２２に沿って切り取ら
れ、かつシリコーン剤塗布紙２０から剥し取られ、この
とき、シリコーン剤塗布紙２０は、接合部２３における
粘着剤１４の粘着力により、帳票用紙１裏面側に一体に
接合したまま残り脱落しないものとする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、顧客の注文商品の配送に際して使用される複合帳票に関し、特に注 文商品の梱包までの商品発送処理の作業負担を大幅に軽減できるようにしたもの である。

【０００２】

【従来の技術】

従来、たとえば通信販売部門等では、顧客の注文商品を発送する商品発送業務 において、商品明細書部、ピッキングリスト部、支払票部が同一紙面上に表出す るように形成されている商品発送用の複合帳票と、配送伝票を利用している。

【０００３】 上記のような２つの帳票（商品発送用の複合帳票と配送伝票）を用いて顧客の 注文商品を発送する場合には、まず各帳票ごとに別々に御客様名、注文品等の 発送データを必要に応じてプリントし、次にその２つの帳票の付け合わせ（マ ッチング）を目視で行った後、注文商品のピッキング、ピッキングした注文 商品の包装、包装部材への配送伝票の添付、発送という一連の業務を行って いる。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、従来のように複合帳票と配送伝票という２つの帳票を用いた商 品発送業務においては、上記の如く、複合帳票と配送伝票とのマッチング作業が 必要であり、しかも、このような細心の注意を要するマッチング作業を発送担当 者の目視で行うものとしていたことから、マッチングミスの発生が懸念され、発 送担当者の心労がきわめて大きい。また、２つの帳票をそれぞれ個別に準備する 必要があり、帳票在庫管理や帳票発注管理等が面倒である。さらに、顧客への注 文商品の発送前に、各帳票には発送データをプリントするが、そのプリンタへの 帳票の掛け替え作業もまた各帳票ごとに個別に行わなければならない点でも面倒 であり、商品発送処理の作業負担が大きい。

【０００５】 また、従来の商品発送業務では配送伝票を用いているが、この配送伝票裏面の 粘着剤層上には剥離紙が貼り付けられており、配送伝票を商品包装箱等の包装部 材に貼り付ける際には、配送伝票の裏面から剥離紙を剥がす必要があり、その剥 がされた剥離紙がゴミとなることから、この剥離紙のゴミを回収処理（始末）し なければならず、この点でも商品発送処理の作業負担が大きい。

【０００６】 本考案は上述の事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、主と して注文商品の梱包までの商品発送処理の作業負担を大幅に軽減できる複合帳票 を提供することにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、請求項１記載の考案は、商品明細書部、ピッキン グリスト部、支払票部および配送伝票部が同一紙面上に表出するように設けた一 枚の帳票用紙からなるとともに、この帳票用紙中の配送伝票部の裏面に粘着剤が 塗布され、その粘着剤が露出しないように上記配送伝票部の裏面に剥離紙が貼り 合わされていることを特徴とするものである。

【０００８】 請求項２記載の考案は、商品明細書部、ピッキングリスト部、支払票部および 配送伝票部が同一紙面上に表出するように設けた一枚の帳票用紙からなるととも に、この帳票用紙中の配送伝票部の裏面に粘着剤が塗布され、その粘着剤が露出 しないように上記配送伝票部の裏面に剥離紙が貼り合わされてなり、上記帳票用 紙中の配送伝票部の周囲に、その配送伝票部裏面の剥離紙まで達しない切り込み を有し、かつ、上記剥離紙を帳票用紙側に一体に接合する接合部を備えることを 特徴とするものである。

【０００９】 請求項３記載の考案は、商品明細書部、ピッキングリスト部、支払票部および 配送伝票部が同一紙面上に表出するように設けた一枚の帳票用紙からなるととも に、この帳票用紙中の配送伝票部の裏面に粘着剤が塗布され、その粘着剤が露出 しないように上記配送伝票部の裏面に剥離紙が貼り合わされてなり、上記帳票用 紙中の配送伝票部の周囲に、その配送伝票部裏面の剥離紙まで達しない切り込み を有し、かつ、上記剥離紙を帳票用紙側に一体に接合する接合部を備え、上記剥 離紙が、粘着剤との貼り合わせ面側にシリコーン剤を塗布したシリコーン剤塗布 紙からなり、上記剥離紙としてのシリコーン剤塗布紙と帳票用紙側とを一体に接 合する接合部の構造が、上記シリコーン剤塗布紙の一部をシリコーン剤未塗布の シリコーン剤欠損部とし、このシリコーン剤欠損部と帳票用紙側とが粘着剤を介 して一体に接合される構造であることを特徴とするものである。

【００１０】 請求項４記載の考案は、商品明細書部、ピッキングリスト部、支払票部および 配送伝票部が同一紙面上に表出するように設けた一枚の帳票用紙からなるととも に、この帳票用紙中の配送伝票部の裏面に粘着剤が塗布され、その粘着剤が露出 しないように上記配送伝票部の裏面に剥離紙が貼り合わされてなり、上記帳票用 紙中の配送伝票部の周囲に、その配送伝票部裏面の剥離紙まで達しない切り込み を有し、かつ、上記剥離紙を帳票用紙側に一体に接合する接合部を備え、上記剥 離紙が、粘着剤との貼り合わせ面側にシリコーン剤を塗布したシリコーン剤塗布 紙からなり、上記剥離紙としてのシリコーン剤塗布紙と帳票用紙側とを一体に接 合する接合部の構造が、上記シリコーン剤塗布紙の一部をシリコーン剤未塗布の シリコーン剤欠損部とし、このシリコーン剤欠損部と帳票用紙側とが粘着剤を介 して一体に接合される構造であり、上記シリコーン剤欠損部を、シリコーン剤塗 布紙の縁部に設けたことを特徴とするものである。

【００１１】 請求項５記載の考案は、商品明細書部、ピッキングリスト部、支払票部および 配送伝票部が同一紙面上に表出するように設けた一枚の帳票用紙からなるととも に、この帳票用紙中の配送伝票部の裏面に粘着剤が塗布され、その粘着剤が露出 しないように上記配送伝票部の裏面に剥離紙が貼り合わされてなり、上記商品明 細書部の商品明細項目中に、ピッキングリスト部の商品ピッキングリスト項目を 含むことを特徴とするものである。

【００１２】

【考案の実施の形態】

以下、本考案に係る複合帳票の実施形態について図１ないし図５を基に詳細に 説明する。

【００１３】 図１に示した複合帳票Ｐは一枚の帳票用紙１からなり、その帳票用紙１の同一 紙面上には商品明細書部２、ピッキングリスト部３、支払票部４および配送伝票 部５が表出するように設けられている。

【００１４】 本実施形態では、帳票用紙１を十字状の折り曲げ切り取り線６で４つの欄１ａ 〜１ｄに仕切り、その仕切られた左上欄１ａに配送伝票部５を、左下欄１ｂに支 払票部４を、右上欄１ｃに商品明細書部２を、また、右下欄１ｄにピッキングリ スト部３をそれぞれ配置している。

【００１５】 なお、帳票用紙１の右上欄１ｃには、その欄を縦断する切り取り線７が入って おり、この切り取り線７の左半分が商品明細書部２として構成され、切り取り線 ７の右半分は返品・交換シート部８として設けられている。また、帳票用紙１の 左下欄１ｂには、その欄を途中まで縦断する二つの切り取り線９、１０が設けら れており、このうち一方の切り取り線９の左半分は振込取扱票部１１として、両 切り取り線９、１０によって挟まれた領域は振込票兼受領証部１２として、また 他方の切り取り線１０の右半分は払込受領証部１３として構成されている。

【００１６】 図２に示すように、上記帳票用紙１中の配送伝票部５の裏面には部分的に粘着 剤１４が塗布されている。すなわち、配送伝票部５には二つの切り取り線１５、 １６が入っており（図１参照）、このうち一方の切り取り線１５は配送伝票部５ の中央付近を縦断するように、また他方の切り取り線１６は配送伝票部５の右側 縁部より少し内側に入った位置を縦断するように設けられ、そして、一方の切り 取り線１５の左半分がお客様名、住所、発送元等の記載票１７として、両切り取 り線１５、１６によって挟まれた領域部分が判取票１８として、さらに他方の切 り取り線１６の右半分がのりしろ部１９として構成されている。そして、上記配 送伝票部５裏面の粘着剤１４は、上記のようなお客様名等の記載票１７の裏側と のりしろ部１９の裏側のみに塗布され、判取票１８の裏面には塗布されていない 。判取票１８の裏面に粘着剤１４を塗布しないのは、判取票１８は、配送業者が 商品を顧客に届けた後、顧客から受領印をもらって持ち帰らなければならないた めである。

【００１７】 配送伝票部５の裏面には、上記のように部分的に塗布された粘着剤１４を介し て剥離紙２０が貼り合わされており、この剥離紙２０により粘着剤１４が外部に 露出しないように構成されている。なお、本実施形態においては、粘着剤１４と の貼り合わせ面２０ａ側にシリコーン剤２１を塗布した用紙（以下「シリコーン 剤塗布紙」という。）を、剥離紙２０として用いている。

【００１８】 図３にも示すように、シリコーン剤塗布紙２０の粘着剤貼り合わせ面２０ａに は、その上部に位置する配送伝票部５が剥されたときに、コマーシャル文が表出 するように、広告や挨拶文２０ｂ等が印刷されている。

【００１９】 図３および図４に示すように、シリコーン剤塗布紙２０から帳票用紙１中の配 送伝票部５のみを容易に剥し取れるようにする観点から、図１および図２に示す ように、配送伝票部５の周囲にはシリコーン剤塗布紙２０まで達しない切り込み ２２が入っており、この切り込み２２は、配送伝票部５の輪郭に沿って該配送伝 票部５を縁取るように切り込み形成されている。

【００２０】 なお、配送伝票部５中の判取票１８裏面は粘着剤１４がなく、下部のシリコー ン剤塗布紙２０に密着していないため、この判取票１８部分の天地の切り込み２ ２については、非常に切り取り易いミシン目（たとえば、カット９．０ｍｍ、タ テ１．０ｍｍ）とすることによって、プリント時における配送伝票部５のめくれ による引っ掛りを防止し、かつ容易に剥ぎ取れるように工夫されている。

【００２１】 シリコーン剤塗布紙２０と帳票用紙１側は、接合部２３により一体に接合され ている。この接合部２３の接合構造としては、シリコーン剤塗布紙２０の一部、 具体的にはシリコーン剤塗布紙２０の外縁部をシリコーン剤未塗布のシリコーン 剤欠損部２４とし、このシリコーン剤欠損部２４と帳票用紙１裏面側とが配送伝 票部５裏面の粘着剤１４を介して一体に接合される構造を採用している。このよ うな接合構造との関係から、配送伝票部５裏面の粘着剤１４は、判取票１８の部 分をまたぎ越えてその両側（お客様名等の記載票１７とのりしろ部１９）に塗布 され、かつ、その両側において、シリコーン剤塗布紙２０のシリコーン剤欠損部 ２４と対向し得る位置まで及ぶように広く塗布されている。

【００２２】 図３および図４に示すように、帳票用紙１中の配送伝票部５は、切り込み２２ に沿って切り取られ、かつ、シリコーン剤塗布紙２０から剥し取られるが、この とき、シリコーン剤塗布紙２０は、接合部２３における粘着剤１４の粘着力によ り、帳票用紙１裏面側に一体に接合したまま残り脱落しない。また、帳票用紙１ 中から切り取り剥し取られた配送伝票部５は、その裏面側に塗布されている粘着 剤１４によって注文商品の包装部材に貼り付けることができる。

【００２３】 このように、配送伝票部５裏面の粘着剤１４は、接合部２３の部分では粘着剤 １４下部側に位置するシリコーン剤塗布紙２０が帳票用紙１から剥がれ落ちない ように接着しておく機能と目的を有し、また、接合部２３以外の部分に位置する 配送伝票部５裏面の粘着剤１４は、配送伝票部５と一緒に切り取られ、かつ配送 伝票部５を包装部材に貼り付ける手段として機能する。

【００２４】 次に、上記の如く構成された複合帳票Ｐの使用例について図１、図３および図 ４を用いて説明する。

【００２５】 本複合帳票Ｐを用いて顧客の注文商品を発送する際は、まず図１に示した帳票 用紙１をＮＩＰ機等のプリンタにセットしプリントを行う。このとき、帳票用紙 １中の商品明細書部２、ピッキングリスト部３、支払票部４および配送伝票部５ のすべてに対して同時に必要事項が印刷される。したがって、プリント作業は帳 票用紙１をＮＩＰ機に１回セットするだけで済む。

【００２６】 本複合帳票Ｐは一枚の帳票用紙１中に商品明細書２と配送伝票部５を有するも のであるから、従来のように商品明細書２と配送伝票部５の付け合わせ（マッチ ング）作業は不要であり、マッチングミスの生じる余地がなく、プリント後に直 ちに次の作業を行うことができる。

【００２７】 すなわち、プリントが完了すると、次に、注文商品のピッキングと、ピッキン グした注文商品の包装を行う。その後、図３および図４に示すように、帳票用紙 １中から配送伝票部５を切り込み２２に従って剥し取り、この剥し取った配送伝 票部５裏面の粘着材１４を利用して該配送伝票５を注文商品の包装部材に貼り付 ける。

【００２８】 このとき、配送伝票部５下部側のシリコーン剤塗布紙２０は、図４に示した通 り、接合部２４によって帳票用紙１裏面側に一体に接合され組み込まれた形態と なっている。したがって、配送伝票部５の剥離後にシリコーン剤塗布紙２０が単 体のゴミとなって出現することはない。

【００２９】 なお、帳票用紙１は注文商品と一緒に顧客に発送され、このとき、シリコーン 剤塗布紙２０も帳票用紙１に組み込み接合されたまま帳票用紙１と一体に発送さ れるが、図３に示したように、帳票用紙１中において配送伝票部５が剥された後 の面には、シリコーン剤塗布紙２０の粘着剤貼り合わせ面２０ａに印刷されてい る広告や挨拶文２０ｂ等が表出している。したがって、顧客側においては、シリ コーン剤塗布紙２０を広告の一種とみることができ、それが配送伝票部５の剥離 後の残骸であるという認識をもつこともない。

【００３０】 図５は本考案に係る複合帳票の他の実施形態を示したものであり、同図の複合 帳票Ｐが上記実施形態のものと異なるところは、商品明細書部２の商品明細項目 ２ａ中に、さらにピッキングリスト部３の商品ピッキングリスト項目３ａを含め て構成した点にある。このような構成によると、商品明細書部２とピッキングリ スト部８の兼用により、これまでピッキングリスト部８として別途確保していた 紙面領域を商品明細書部２として活用することができ、商品明細書２中に記載で きる商品数（行数）が大幅に増える等の利点を有している。

【００３１】 以上の説明したように、本実施形態の複合帳票Ｐによると、一枚の帳票用紙１ 中に、商品明細書部２、ピッキングリスト部３、支払票部４、配送伝票部５が同 一紙面上に表出するように設けたものである。このため、従来２帳票であった ときに実施していた配送伝票部２と商品明細書部２とのマッチング作業が不要と なり、その作業の手間を省くことができ、マッチングミスの生じる余地もない。 またプリント作業については帳票用紙１をプリンタに１回セットするだけで、 商品明細書部２、ピッキングリスト部３、支払票部４、配送伝票部５のすべてに 対して必要事項を同時に印刷することができる。一枚の帳票用紙１について帳 票在庫管理や帳票発注管理等を行うだけで済む等から、注文商品の梱包までの商 品発送処理の作業負担が大幅に軽減される。

【００３２】 また、本実施形態の複合帳票Ｐでは、帳票用紙１中から配送伝票部５を切り込 み２２に従って剥し取ったとき、配送伝票部５下部側のシリコーン剤塗布紙２０ が接合部２４によって帳票用紙１裏面側に一体に接合され組み込まれた形態とな っているので、配送伝票部５の剥離後にシリコーン剤塗布紙２０が単体のゴミと なって出現することはなく、シリコーン剤塗布紙２０をゴミとして回収処理する 作業を省略でき、この点でも作業負担の軽減が図られる。

【００３３】 なお、上記実施形態の帳票用紙１の寸法については、レーザープリンタ等のＮ ＩＰ機での印字用紙サイズを考慮し、ヨコ１６ｃｍ×タテ１２ｃｍとした。また 帳票用紙１としては連量７０ｋｇの上質紙を用いている。シリコーン剤塗布紙２ ０の寸法については、ヨコ８＋２／１０インチ×タテ５＋１／２インチとした。 またシリコーン剤塗布紙２０としては、給紙からトナー定着、排紙折畳みまでの ＮＩＰ機のプリンター適性を考慮し、連量４３ｋｇの薄紙を使用した。

【００３４】

【考案の効果】

本考案に係る複合帳票にあっては、上記の如く一枚の帳票用紙中に、商品明細 書部、ピッキングリスト部、支払票部、配送伝票部が同一紙面上に表出するよう に設けたものである。このため、配送伝票部と商品明細書部とのマッチング作 業が不要となり、その作業の手間を省くことができ、マッチングミスの生じる余 地がない。プリント作業については帳票用紙をプリンタに１回セットするだけ で、商品明細書部、ピッキングリスト部、支払票部、配送伝票部のすべてに対し て必要事項を同時に印刷することができる。一枚の帳票用紙について帳票在庫 管理や帳票発注管理を行うだけで済む等から、注文商品の梱包までの商品発送処 理の作業負担を大幅に軽減できる。

【００３５】 特に、請求項２記載の考案によると、配送伝票部裏面の剥離紙が接合部によっ て帳票用紙裏面に一体に接合したまま発送される構成を採用したので、包装現場 で剥離紙のゴミが発生せず、剥離紙をゴミとして回収、処理する作業が不要とな り、この点でも商品発送処理の作業負担を軽減できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係る複合帳票の一実施形態を示す平面
図。

【図２】図１のＡ−Ａ線断面図。

【図３】図１に示した複合帳票の使用方法の説明図。

【図４】図３のＢ−Ｂ線断面図。

【図５】本考案に係る複合帳票の他の実施形態を示した
ものであって、複合帳票の右半分の平面図。

【符号の説明】

Ｐ 複合帳票 １ 帳票用紙 １ａ 帳票用紙左上欄 １ｂ 帳票用紙左下欄 １ｃ 帳票用紙右上欄 １ｄ 帳票用紙右下欄 ２ 商品明細書部 ２ａ 商品明細項目 ３ ピッキングリスト部 ３ａ 商品ピッキングリスト項目 ４ 支払票部 ５ 配送伝票部 ６ 十字状の折り曲げ切り取り線 ７ 切り取り線 ８ 返品・交換シート部 ９、１０ 切り取り線 １１ 振込取扱票部 １２ 振込票兼受領証部 １３ 払込受領証部 １４ 粘着剤 １５、１６ 切り取り線 １７ お客様名等の記載票 １８ 判取票 １９ のりしろ部 ２０ 剥離紙（シリコーン剤塗布紙） ２０ａ 粘着剤貼り合わせ面 ２０ｂ 広告、挨拶文 ２１ シリコーン剤 ２２ 切り込み ２３ 接合部 ２４ シリコーン剤欠損部

Claims (5)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 商品明細書部、ピッキングリスト部、支
   払票部および配送伝票部が同一紙面上に表出するように
   設けた一枚の帳票用紙からなるとともに、この帳票用紙
   中の配送伝票部の裏面に粘着剤が塗布され、その粘着剤
   が露出しないように上記配送伝票部の裏面に剥離紙が貼
   り合わされていることを特徴とする複合帳票。
2. 【請求項２】 商品明細書部、ピッキングリスト部、支
   払票部および配送伝票部が同一紙面上に表出するように
   設けた一枚の帳票用紙からなるとともに、この帳票用紙
   中の配送伝票部の裏面に粘着剤が塗布され、その粘着剤
   が露出しないように上記配送伝票部の裏面に剥離紙が貼
   り合わされてなり、 上記帳票用紙中の配送伝票部の周囲に、その配送伝票部
   裏面の剥離紙まで達しない切り込みを有し、かつ、上記
   剥離紙を帳票用紙側に一体に接合する接合部を備えるこ
   とを特徴とする複合帳票。
3. 【請求項３】 商品明細書部、ピッキングリスト部、支
   払票部および配送伝票部が同一紙面上に表出するように
   設けた一枚の帳票用紙からなるとともに、この帳票用紙
   中の配送伝票部の裏面に粘着剤が塗布され、その粘着剤
   が露出しないように上記配送伝票部の裏面に剥離紙が貼
   り合わされてなり、 上記帳票用紙中の配送伝票部の周囲に、その配送伝票部
   裏面の剥離紙まで達しない切り込みを有し、かつ、上記
   剥離紙を帳票用紙側に一体に接合する接合部を備え、 上記剥離紙が、粘着剤との貼り合わせ面側にシリコーン
   剤を塗布したシリコーン剤塗布紙からなり、 上記剥離紙としてのシリコーン剤塗布紙と帳票用紙側と
   を一体に接合する接合部の構造が、上記シリコーン剤塗
   布紙の一部をシリコーン剤未塗布のシリコーン剤欠損部
   とし、このシリコーン剤欠損部と帳票用紙側とが粘着剤
   を介して一体に接合される構造であることを特徴とする
   複合帳票。
4. 【請求項４】 商品明細書部、ピッキングリスト部、支
   払票部および配送伝票部が同一紙面上に表出するように
   設けた一枚の帳票用紙からなるとともに、この帳票用紙
   中の配送伝票部の裏面に粘着剤が塗布され、その粘着剤
   が露出しないように上記配送伝票部の裏面に剥離紙が貼
   り合わされてなり、 上記帳票用紙中の配送伝票部の周囲に、その配送伝票部
   裏面の剥離紙まで達しない切り込みを有し、かつ、上記
   剥離紙を帳票用紙側に一体に接合する接合部を備え、 上記剥離紙が、粘着剤との貼り合わせ面側にシリコーン
   剤を塗布したシリコーン剤塗布紙からなり、 上記剥離紙としてのシリコーン剤塗布紙と帳票用紙側と
   を一体に接合する接合部の構造が、上記シリコーン剤塗
   布紙の一部をシリコーン剤未塗布のシリコーン剤欠損部
   とし、このシリコーン剤欠損部と帳票用紙側とが粘着剤
   を介して一体に接合される構造であり、 上記シリコーン剤欠損部を、シリコーン剤塗布紙の縁部
   に設けたことを特徴とする複合帳票。
5. 【請求項５】 商品明細書部、ピッキングリスト部、支
   払票部および配送伝票部が同一紙面上に表出するように
   設けた一枚の帳票用紙からなるとともに、この帳票用紙
   中の配送伝票部の裏面に粘着剤が塗布され、その粘着剤
   が露出しないように上記配送伝票部の裏面に剥離紙が貼
   り合わされてなり、 上記商品明細書部の商品明細項目中に、ピッキングリス
   ト部の商品ピッキングリスト項目を含むことを特徴とす
   る複合帳票。